塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ランパード、遂にチェルシーとの契約を終える

2014-06-03 23:43:18 | 日記
 ランパードが遂にチェルシーを退団します。

 彼はウエストハムからの移籍組でキャリアの全てをチェルシーで過ごしてきたわけではありませんが、マルディーニやバレージ同様に、全てのキャリアをひとつのクラブに捧げたと同じだけの賞賛を得られるでしょうね。

 2009シーズン、モウリーニョがドログバを並び、彼をインテルに呼び寄せようとしましたが、彼はミラノでの戦いよりも、スタンフォード・ブリッジでの敬意を粋んい感じていたのでしょうか。

 僕はこの移籍金0で獲得できるイングランド代表を、J1クラブが獲得できないものかと感じます。

 デルピエロの39歳と比較した際、ランパードの35歳はフォルランと同い年になり、年齢は問題ないでしょう。

 大相撲が東西で横綱が存在することで興味を集めるように、西にフォルランがいるならば、東にランパード、もしくはデルピエロがいるならば、両者の対決は大きな関心を集めるでしょう。

 フォルランひとりだけというのは

 「白鵬ひとりで大相撲を支えてきた」

 のと同じ印象を受けます。

 セレッソはフォルラン獲得のために、シンプリシオやクルピ監督との契約を延長せず、お金を工面することで彼の獲得に成功しました。

 つまり、綿密な準備があったわけですが、例えばシティと業務提携を結ぶF・マリノスが、ランパードに限らず優れた外国籍選手を獲得できるだけの予算があるならば、是非交渉して欲しいものです。

 ランパードが窓口になれば、ファンの拡大は随分望めると思いますしね。

 
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コロンビア、ファルカオの離脱が決定するも

2014-06-03 23:21:26 | 日記
 NHKが中継したコスタリカ戦を20分程度観戦しましたが、終了後に感じた清々しさの理由はどこにあるのでしょうか?

 それは劣勢から鮮やかな形で3点を奪い、快勝したと言う事実、つまり逆転勝利にあるわけで、古くは1996年のキリンカップでメキシコに0-2から3-2で勝利した点がそうですね。

 でも、このコスタリカ戦の勝利を鵜呑みにするのは避けないといけません。

 この対戦はコロンビアを迎える対策の位置づけですが、ファルカオが離脱したことは日本優位にならないでしょうし、むしろコロンビアの団結を呼ぶことが予想されます。

 ペケルマンは十八番である

 「4-3-1-2」

 を敷いてくると予想され、従来の4-4-2よりもこちらの方が日本には厳しいのではないでしょうか?

 「1」にはハメス・ロドリゲス、2トップはポルトのふたり、キンテーロとマルチネスという機動力に溢れた選手が指名されると思いますが、ロドリゲスのドリブル、そしてスルーパスの精度は本当に警戒すべきです。

 また、2トップの場合、日本のセンターバックはそのままでの対峙、つまりイーブンになりますから、ボックスエリアでの振る舞いには十分気をつけねばなりません。

 ペケルマンがアルゼンチン代表を率いた2006年、予選では3-3-2-2を用いるも本戦では4-3-1-2で戦いましたね。

 南米予選ではアイマールとリケルメを両立できる3-3-2-2が効果を発揮しましたが、ドイツでは

 1・リケルメを最大限に活かす形での4-3-1-2
 2・3バックでは相手に自陣の幅を奥行を活用されてしまう

 という現実を直視した形での4バック導入となりましたが、今回も同様の展開を考えているように思えます。

 ファルカオとしては本当に残念な形になりましたが。
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サッカー。ダイジェスト、毎年恒例のアレを発売

2014-06-03 02:05:00 | 日記
 ワールド・サッカーダイジェストの恒例行事である

 「欧州サッカー・トゥディ 完結編」

 が発売されました。

 この時期を迎えますと、時の移り変わりを感じますが、年を追うごとにその流れが早く感じるのは、僕が30代半ばにたどり着いたからかもしれません。

 当然バリューとして

 1・レアルがたどり着いた10度目の欧州王者
 2・アトレティコが2強の牙城を崩す
 3・リバプールの復権とシティの強さ
 4・ベンフィカの国内3冠達成

 が見受けられます。

 一方で近年は「古豪」と揶揄される事が多かったフェイエノールトとスポルティングがリーグ2位で終え、足がかりをつかんだシーズンでもあったのですね。

 編集部としては2足のわらじでは無く
 
 「通常のワールド・サッカーダイジェストとこの完結編、そしてワールドカップ・ガイド」

 という3足のわらじでさぞかし疲労困憊かと思いますが、そのおかげでシーズンと振り返りながら、視線をブラジルへ送ることができるというわけです。

 既にレバンドフスキがバイエルンへ移籍し、インモービレがトリノからそのドルトムントの一員になります。

 降格したニュルンベルクは長谷部をフランクフルトへ放出し、人件費を下げることで経営の刷新をはかりました。

 ワールドカップに目線が向く中で、移籍市場も注視なくてはいけませんから、専門誌としては書き入れ時でしょうが、体調に気を付けて頂きたいものです。

 またレッズの原口がブンデスリーガに挑戦する一方で、エスパルスは大前を完全移籍で復帰させました。

 日本市場も絶えず動きを見せています。
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監督の見極めで故障者の命運が変化

2014-06-03 01:53:07 | 日記
 語弊のある言い方ですが、代表監督からすれば故障で当落線上の選手がいるか否かで

 「回復が間に合わなければ頭を悩ます必要が無いのだが」

 と思うものでしょうか。

 例えばイタリアはモントリーボのように、もう確実に間に合わない選手がいる反面、ロッシのように最後まで回復を期待させる選手もいましたが、結局落選しました。

 一方でスペインはジエゴ・コスタを招集し、同時にトーレスも名を連ねたことで、ジョレンテを支持するファンが失望しています。

 つまり、監督のさじ加減ひとつで、故障者、とくに間に合うか否かの選手は今夏のすごし方が異なるわけですが。コロンビアもファルカオの招集で悩んでいますが、ペケルマンの判断はどうなるでしょうか?

 日本の場合、もし長谷部の回復が思わしくなくとも、ザッケローニ監督は招集したように思います。

 それは例え23名枠のひとつと潰したとしても

 「主将がいてくれてよかった」

 と仲間たちが感じてくれたならば、それは代表にとって勝ち点3を得る、貴重な材料になる為です。

 僕たちはこの行為を日頃「精神的支柱」と呼びますが、その選手がいるだけで仲間たちが安堵し、前向きな気持ちになれる、そんな存在は非常に大きいと言えます。

 コートジボワールで言えば、それは当然ドログバでラムシ監督も、彼の離脱だけは避けたい所でしょうね。

 ドログバをみていますと、94年アメリカ大会に42歳で出場したカメルーン代表のロジェ・ミラを思い出します。

 仮に彼がロシア大会にエントリーすれば、その時は40歳ですからさすがに国民からも、若手に道を譲るべきだと言う声が聞こえると思いますが、ベンチに座っているだけでも、大きな圧力を相手にかけられるように思います。

 さすがに現状と保つことは難しいでしょう。

 しかし、アフリカの英雄は4年後も健在のように思えます。
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