塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

サッカーを手頃で観戦したい方に

2013-07-16 23:36:55 | 日記
 マイナーリーグというのは「ハンバーガー・リーグ」と呼ばれるように、報酬面では到底大リーグにはかないません。

 「ステーキリーグ」と呼ばれる大リーグには、世界中の猛者が集まる文字通り地球最高の野球が繰り広げられる舞台です
から、皆いつかここに来たいと思うのは当然です。

 一方でマイナーリーグは、選手たちとファンの垣根が少なく、ファミリー層にとって出費がさほどでないことが大きな魅
力です。

 これ、日本で言うJFLや地域リーグ、なでしこリーグに相当すると思えませんか。

 パルセイロは地域リーグ時代、将来のJ参加を見込んで無料観戦から500円の入場料を取る形に移行しました。

 これはプロ契約を結ぶ選手、例えばFW要田のように選手に対しての報酬だけでなく、入場料金を得ることで選手たちに
新しい緊張感を与えたいと考えたためでしょう。

 今パルセイロは基本1000円、僕のようにしなの鉄道利用ですと800円で入場できますが、J1とJ2と比較すれば
格安でサッカーを体験できます。

 それは

 「観戦無料」

 で運営しているなでしこもそうで、地元に根差すクラブと選手を一度見たいと思う方は、今絶好のチャンスが転がっている
と言えます。

 確かに入場料とシーズンチケットが安ければ、ファンは有難いと思うでしょう。

 しかしこれら収入の柱があってこそ、クラブ運営が成立する点も事実です。

 前回お話したように、ファンはクラブとサッカーすべてにお金と時間をささげるわけではありませんし、心のどこかで高い
と思う事があります。

 だからこそクラブは僕たちから得たお金を有意義に使って欲しいですし、適切な運営にあたって欲しい物です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お金と相談する昨今のサッカーファン

2013-07-16 23:27:30 | 日記
 アーセナルとユナイテッドが来日するにあたり、サッカーキングが別冊でユナイテッドのガイドブックを発売しました。

 この中には香川加入と同時に新規スポンサーとなったカゴメの広告も掲載されており、Jのスポンサーよりも海外リーグ
のスポンサーになる方が、よほど旨味があると思えてきます。

 Jも東南アジア市場で新規ファンを開拓しようと躍起です。

 中国で右肩上がりで経済が上昇した際、それまで考えらずにいた「ペット」の需要が格段に増したのは、それだけ衣食住
が満足できるまでになったことが背景にあります。

 サッカーが東南アジアで人気があるのは、娯楽の側面だけではなく、日々の生活にサッカーにお金を費やしても困らない
家庭が多い証拠になります。

 しかしファンはこう思うのではないでしょうか?

 「お金を使うことは良い。でも使いすぎるのは嫌だ。」

 アメリカでは今も昔も野球は熱心なファンが支えているスポーツです。

 しかし大リーグの観戦は食事と入場料だけでもかなりの出費で、一般家庭が大リーグ観戦で1日過ごすことは消費ではな
く、むしろ浪費に近いものかもしれません。

 ですから

 「マイナーリーグ」

 という格段に出費が少なく、選手とマスコットが気さくに接してくれる野球ならば、観戦しても良いという家庭は随分ふ
えるのです。

 近年のサッカーも

 1・毎年変わる新作ジャージ、記念ジャージの数々
 2・ポロシャツ、Tシャツ、ショルダーバックなど、様々な商品の新規企画
 3・値上がりするチケット

 という形でファンはお金と常に相談する形になっています。

 だからこしサミア・ナスリのように、働きぶりが給料と見合っていないと思われる選手に罵声が飛ぶのは、金銭が大きく
ものを言う、昨今のサッカーを示している形になります。 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ザッケローニ、代表選手23名を発表し韓国へ

2013-07-16 02:03:27 | 日記
 言いたいことが山ほどあるファンも多いでし
 
 広島ファンなら佐藤を招集して欲しいと考えて当然ですし、FC東京のファンなら長谷川、米本、東に渡邊が当確と思って
いたかもしれません。

 アルディージャからの選出は今回もありませんでしたし。

 でも僕は帰宅してこの一報を聞いた際に監督の選出に満足できましたし、大変有意義な選手選考になったと感じます。

 ただ間違っていけないのは

 「招集されることと実戦で起用されることは全くの別物」

 と言う事です。

 2006年ワールドカップ、フィールド・プレイヤーとしてただ一人出場の無かった遠藤保仁が、7年後の今でも度々当時
の心境を聞かれるのは、それだけ白線の内と外が違うと意味合いを持ちます。

 少なくとも攻撃陣にとって

 「香川と本田、そして岡崎」

 に割って入るのは覚悟が要りますし、体調、精神、そして気力のいずれかが欠けてしまえば、簡単に脱落してしまうに違い
ありません。

 僕の希望はオーバー30の、時に「バカになれる」選手が必要と言う点です。

 過去、日本代表が高密度のまとまりを見せる際には、懸命に汗を流すサブの選手が存在しました。

 例えばドーハの時は故障で出場すら叶わない都並が、ハンディ・マイクをもって選手を訪問し、カラオケをさせて気分転換
を促しました。

 2002年の時は中山と秋田、両選手が練習からしこたま汗を流して、集中力の大切さを改めて説いたものです。

 2010年も直前までは

 「戦術の要」

 と認識されていた中村が、先発をはく奪されても皆にタオルと飲料を率先して配ったことに、同僚が胸をうたれたと聞きま
した。

 今のザッケローニ体制では主将の長谷部がうまく舵取りをしていますが、彼の負担を減らす

 「朗らかな先輩」

 が見たいものです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする