塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

すこぶる真面目な日本のサッカー雑誌

2013-06-13 00:47:10 | 日記
 日本のサッカー雑誌がつくづく凄いと思うのは、既に店頭にはふたつの臨時増刊
 
 1・ベッカム引退特集号
 2・日本代表ワールドカップ予選突破記念号

 が並んでいる為です。

 勿論サッカー・マガジンもサッカー・ダイジェストも、本誌と並行して記事の作成と写真の準備、そして表紙のカバーを誰に
するかは決めていると思います。

 それでもこの素早い作業。

 やはり日本人がその仕事に手を抜かないと、海外の人間が讃えながらも半ば呆れ果ている姿が目に浮かびます。

 今後も各編集部は移籍市場の動向に注意し、選手名鑑の作成に着手するのでしょうが、日本語のわかる海外の方には是非とも
読んで頂いて、その品質を確認して欲しいと思います。

 「サッカーで飯を食う」

 という範疇には、当然出版社も含まれますが、新卒の扱いはどうなのでしょうか?

 文芸春秋に職を求める学生は、その多くが

 「いつかナンバーで」

 という希望を持つと聞きます。

 ベースボール・マガジンも日本スポーツ企画出版も、サッカー以外の出版物が充実していますし、仮に採用になったとしても
いきなりサッカーと出会えるわけではありません。

 逆に野球やテニス、バスケットなど他の競技に関心を持っても、配属の関係でサッカーになってしまう場合もあるでしょう。

 月刊と週刊、隔週刊では締切も異なりますし、海外と国内で取材の対象も変わりますから、編集作業は本当に難しいと思いま
す。

 僕たち読者はその品質の敬意を表しますが、同時に誤字、脱字はやはり批判せねばなりません。

 ただ日本のスポーツ誌の実直な作りは世界でも評価されるべきだと感じます。
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今日本サッカーにとって最も大切な議論

2013-06-13 00:28:22 | 日記
 日本代表がワールドカッ。プ出場権を獲得し、そしてイラクに勝利したことで僕たちは今考えるべきある事柄を忘れていま
す。

 それは早ければ2014シーズンから導入される可能性のある

 「2ステージ制の採用」

 であり、クラブもファンもこの議題がどのような形で浮上し、既に可決の方向で進んでいることを改めて吟味しないといけ
ません。

 僕は以前にもお話したように、2ステージ制の導入に異議があります。

 その内容を示すと以下の形になります。

 1・2ステージ制とチャンピオン・シップは過去の例からも後期リーグ優勝クラブが有利である
 2・天皇杯とナビスコカップはともかく、リーグ戦はシーズン通じて戦うからこそ戴冠に意味がある
 3・チャンピオンズ・リーグ出場クラブはどう選出するのか
 4・J2以下の戦いはどうするのか

 「3」に関しては前期と後期の勝ち点を足して算出するつもりなのでしょうが、この2ステージ制の採用は明らかに野球の
文脈です。

 プレイオフを勝ち抜いた両リーグの覇者が日本シリーズを戦う。

 これはワールドシーリーズも同様ですし、アメフトとバスケも変わりません。

 ゴール・コムもこの2ステージ制をコラムに採用しましたが、パラグアイやアルゼンチンなど南米で2ステージ制を行うリ
ーグは日本のように年間王者を決めず、王者は前期と後期でそれぞれ独立しています。

 本当に2ステージ制の採用が

 「リーグ戦の起爆剤」
 「観客動員の増加」

 に繋がるようには思えないのですが。

 J3導入も考慮すれば、2ステージせはなくJ1のクラブを減少させ、トップを少数精鋭にして底辺拡大の方がよほど良い
と思うのですがどうでしょうか。
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