Masayukiの独り言・・・

老いの手習い日記です。

茄子の花

2016-11-12 22:13:03 | Weblog

 茄子の苗を庭に隅に5本植えたのは4月下旬であった。昨年は、土の管理が悪かったのか収穫は少なかった。そこで今年は上手く育てようと肥料や虫よけの薬剤を土の中に散布したり、土の表面にはマルチシートを張るなどし毎日の水遣りも行ってきた。その実は6月~7月にかけての収穫期には毎日2~3本の大きな茄子が収穫できた。今年は成功したと云えるできであった。8月になると葉に虫にやられ、枯れたようになった。これで最後かと思ったが、ネットで調べると、茄子の木の太い3本程の幹を高さ50cm程にところで切り、土をほぐし追肥を施しておくと、秋には秋茄子が収穫できると書いてあった。

 5本あった茄子の木は、一本は葉が虫に食われ弱っていたのでそれは引き抜いたが、他の4本は上記のようなことをし秋茄子が収穫できるよう施した。しかし春と同じようにたくさんの茄子が取れるとは思わなかった。しかし剪定から、20日ほどすると、花が咲きだした。それは春に収穫した時と同じ紫色の花であったが実の成長は遅く時間がかかった。それでも少しづつ大きくなり10月に入ると、収穫できるまでになった。その茄子は夜の食卓にのぼるようになったが実が締まっていて焼いても煮ても美味しかった。秋茄子の収穫は約一ヶ月近く続き、30本近い秋茄子が取れた。

 11月に入っても紫色の花は咲きつづき、葉の色も濃緑色の大きな葉をつけ元気に見えた。その上葉を食べる虫も少なくなったのか食われたようなものは見えなくなった。今朝花の数を数えてみると、まだ12個の花が咲いていて、別に小さな実も4つほどついていた。この時期の実の成長は遅く中々大きくなれないようで実が付いてから一週間ほど経っているが長さ5cmほどしかない。実が生ってから収穫するまで春のときより3倍近く日数がかかるように思った。

 茄子は無駄花がない。すべての花は必ず実を付ける。今12個の花が付いてが、日が経つとまた花を付けるだろう。しかし収穫まで時間がかかりそうであり、そろそろ収穫は諦め、開墾して新しいものを植えようかとも思っている。しかしこの茄子の木は、未だ花を付け、濃緑色に茂った葉を見ると抜いてしまう気持ちにはなれない。取りあえず、今生っている4本の小さな実が収穫できるまでの大きさになるまで、このまま置こうと思う。茄子の特性は知らないが、このまま育てていれば12月、1月になっても花が付き実が生るような気がする。しかし収穫をあきらめる時期はもう来ているのかもしれない。