Masayukiの独り言・・・

老いの手習い日記です。

マジックで慰問

2016-11-09 22:12:56 | Weblog

 「あすなろ会」は、静岡市にあるマジック愛好者の会である。現在会員は5人であるが全て70歳代と高齢になり細々と活動している。3年ぐらい前までは会員10人ぐらいで必ず月に1~2回は介護施設等に慰問し披露してきたが、最近では3ヶ月に一回程度行なっている。前回は私は都合で欠席したので半年ぶりの参加となる。今回は11月9日午後2時からでD介護施設で一時間ほどで披露することになった。参加するメンバーは4人で、リーダーのT さんから事前に「貴方の分は20分ぐらいを予定しているのでそれにあった出し物を考えて来るように」と言われていた。

 昨夜2時間ほどかけ予習を行ってみた。20分間のマジック演技は、少なくとも4つほどの出し物が必要であり慣れている3つの演技と1つは新しい演技をしようと取り組んだ。しかし、この新しい演技は、おぼろにしか覚えていないため、いざやってみると中々思い出せない。その演技を収めたビデオがあるが探したが見つからなかった。そこで2時間は慣れた3つのマジックの段取りに充てた。今日午前中にビデオを見つけ新しいいマジックを覚えることに充てた。これは「メキシカンロープ」と云ったが、一本のロープが3本になったり、短くなったりするもので高度な指のテクニックが必要であり3時間近くかかった。

 午後1時までにD介護施設に行くと、既に3人のメンバーは来ていた。男性2人、女性2人の4人で3人は先輩にあたる。リーダーのTさんから私に4番目に行い、そこで時間を調整するよう云われた。先輩たち3人が前座で行ない、私が真打と言うことになるので辞退したが最終的にはそれに従った。時間になると介護利用者が20人近くと、それ以外に介護士や、保護者の人なども見え30人近くの人が集まった。Dさんの挨拶に続きマジックの演技を披露した。3人は慣れているのか上手な手裁きでマジックを披露していた。そして私の番となった。

 最初の演技は、概ね上手くいったが、2番目に出した水を扱うマジックで、道具の故障で水をこぼしてしまった。この演技は水、新聞紙、花吹雪と連続するマジックであるが、アクシデントで内容を変更しなければならなかった。以前はこうしたことがあっても、話術など入れ後に影響させないようにできたが今回はスムースに行かなかった。その後も盛り上げるべきところが平凡なマジックになってしまった。そして20分近いマジックは終わった。気を取り直し明るく振舞い演技したつもりだが、反応は今一であったようだ。3人のメンバーは、よくできたと云ってくれたが、6ヶ月のブランクは大きいと感じた。