ルーツな日記

ルーツっぽい音楽をルーズに語るブログ。
現在、 フジロック ブログ と化しています。

サマソニ ステージ割!!

2019-06-20 23:31:05 | フェス、イベント
サマーソニックの追加アーティスト及び、お待ちかねのステージ割が発表になりました!!

今年のサマソニ、絶対に見たい!というアーティストが少ない割には、それなりに見たいアーティストがひしめいてるという、個人的にはそんな感じなので、ステージ別を待ちわびていたんですよ!!

その詳細はオフィシャルサイトを見て頂くとして、とりあえず妄想。まず初日から行ってみましょう。

まずはマリンでTHE STRUTS、メッセへ移動して ソニックでALEC BENJAMIN→SAM FENDER→PALE WAVES という流れ。マウンテンのGRACE CARTERや、SABRINA CARPENTERも観たいけど、うまくずれてくれると良いんですけどね~。夕方の時間帯はレインボーのPSYCHEDELIC PORN CRUMPETSが楽しみ。そしてマリンでTHE 1975、最後はビーチでROBERT GLASPERです!!ビルボードのBJÖRN AGAINやCHERYL LYNNも観たいけど、どうなることやら…。

2日目。なんと私、チケット買いそびれました…。もし行けたのなら、SUPERORGANISM、THE LEMON TWIGS 、CIRCA WAVES 、FOALS 、CATFISH AND THE BOTTLEMENなんかが観たかったのですが、被りまくりですね。この辺りは全部ソニックに纏まる予想だったんですけど、こうなりましたか。特に、THE LEMON TWIGS 、CIRCA WAVES 、CATFISH AND THE BOTTLEMENの3組が被りそうなのは流石に酷いと思います…。でもSUPERORGANISMとTHE LEMON TWIGSがビーチというのは、なかなか面白い取り合わせですね〜。

そして最終日。この日は個人的にNENEH CHERRYとCHVRCHESがメインなんですけど、これ、被りそうですよね? 序盤のMAHALIA に始まって、OCTAVIAN→BROCKHAMPTON→CHVRCHES→DISCLOSURE (DJ SET)と、マウンテンに居座る選択肢と、新しく決まったTOPAZ JONES、そしてNENEH CHERRYのビルボードと、PREP→Chara→FKJと続くビーチを行ったり来たりする選択肢、その2択かな?結局、CHVRCHESを選ぶか、NENEH CHERRYを選ぶか?ってことなんですけど。NENEH CHERRYは六本木の単独に行くという手もある。でも案外、タイムテーブルが発表されたら両方観れそうだったりして。どちらにしろ、この日はマリンには一歩も足を踏み入れない感じかな。


さて、これでサマソニがぐっと近くなった気がしますね。まだ深夜がほとんど発表されてませんけど。どんなサプライズがあるのか?楽しみです。あと初日のFall Out Boy前のTBAもね。ま、過度の期待は禁物ですけど。

Tedeschi Trucks Band @東京ドームシティホール

2019-06-17 08:09:34 | フェス、イベント
6月15日、東京ドームシティホールにて、テデスキ・トラックス・バンドを観てまいりました!

最新作「SIGNS」を引っさげて、3年ぶりの来日となった今回のツアー「SIGNS 2019 TOUR」。6月11日の大阪公演から始まり、東京は6月14日から週末3連チャン。私が見たのはその中日でした。

ほぼ定刻、拍手喝采に包まれるなか、メンバー達が登場。ドラム×2、ホーン×3、コーラス×3、キーボード、ベースという大所帯。中央にはエメラルドグリーンのようなワンピースが眩しいスーザン・テデスキ。膝上のミニ、胸元もセクシーな流石はスーザン姐さん!!その向かって左隣にデレク・トラックス。こちらは髪を後ろで結い、黒系の地味な出で立ち。いかにもデレクらしい。

まるでウォーミングアップのように緩く始まったその耳慣れた下降するコードはいきなりデレク&ドミノスの「Anyday」。挨拶代わりのようにデレクのスライドが絡む。もう、この時点でTTB最高だな!って感激しちゃいましたね。そしてジワジワとギアを上げていき、バーン!!とあのリフへ傾れ込む。一気にホーンやオルガンが爆発。さあ、南部の宴の始まりです。歌うはマイク・マティソン。第一声がスーザン・テデスキでは無かったのは意外でしたが、そもそもマイクはデレク・トラックス・バンド時代のリード・シンガーだった人ですからね、古くからのファンには嬉しい始まり方でしたね。もちろん途中からスーザンも歌う。サビの高揚感と2人のめちゃくちゃソウルフルな歌声に、グイグイ引き込まれていく。そしてデレクのギターが唸りを上げる!天翔るスライド!のっけから強力!!ツイン・ドラムを中心にしたふくよかなリズムも最高!!

ホーン隊が絡む後半のファンキー・ジャムに大興奮だった「Laugh About It」、カントリー・テイストと交差するゴスペル・フレイヴァーが滲みる「Hard Case」、ムーディーな「Don't Drift Away」など、芳醇なグルーヴと、ソウルフルなフィーリング溢れる演奏に、序盤から悶絶必至。スーザンの力強くもハスキーな歌声にも痺れまくり!!

そして再びマイク・マティソンがフィーチャーされての「Get What You Deserve」ですよ!デレク・トラックス・バンド時代からのレパートリーで、まるで古いデルタ・ブルースのようなステイルですが、デレクとマイク、そして盟友ドイル・ブラムホールIIによる共作曲。デレクのミシシッピ・スタイルのスライドがギンギンに炸裂!そしてマイク・マティソンが吠える!!

教会のようなオルガン・ソロに導かれるように始まった「Sweet Inspiration」。ダン・ペン&スプーナー・オールダム作のスワンプ名曲ですが、彼らのライヴを3月に観たばかりでしたので、ここに南部コネクションが繋がった感じがして、嬉しかったですね〜。コーラス隊のふくよかなハーモニーと、後半のソウルフルな掛け合いが最高でした。女性シンガーさん、良い声してましたね〜。

さらにオールマン・ブラザーズ・バンドの「Don't Keep Me Wonderin'」。これは先日亡くなられたコフィ・バーブリッジに替わって鍵盤を任されるゲイブ・ディクソンがリード・ヴォーカル。彼が若きグレック・オールマンのような瑞々しい歌声を聴かせてくれたのも印象的でしたが、何と言っても全編で炸裂するデレクのスライドですよ!今回のライヴは、本当にスライド三昧でした。これまでのライヴでは、スーザンがもっとギター・ソロを弾いていたり、デレクが弾いてもスライドを使わない曲が案外多かったりとかあったのですが、今回は、ほとんどの曲でたっぷりとスライド・ソロを弾いてくれました。そのフィーリングというか、フレージングも相変わらず神懸かってましたし、ぶっとい鳴りの音色がまた最高でしたね。なんて言いますか、ノイズの乗りに痺れました! そんなデレクの神懸かりスライドの中でもこの曲は特に格別でした。南部印でしたし。そりゃあ、オールマンですからね!!

ステージ後半で印象的だったのがスローブルース「How Blue Can You Get?」。BBキングですよ!! スーザンの力強いヴォーカルに痺れましたね。そしてギターソロ。イントロのギターソロはデレクが弾いて、中間のギターソロをスーザンが弾く。デレクの弾くブルースは彼らしくしなやかで流麗、一方のスーザンの方が無骨でプリミティヴなブルースフィーリングを感じさせてくれたりして、盛り上がりました。スーザン入魂のブルース、凄く良かったです!

そして本編ラストは「Idle Wind」。サイケっぽい雰囲気の曲ですが、ライヴでは長尺化され、まさにこの日のハイライトでした。本来ならコフィのフルートが入るんですけど、それが聴けないのがとても残念でしたが、何となくその鎮魂のようにも聞こえたスピリチュアルな演奏。中でもデレクの異国情緒漂うエギゾチックなフレージングによる、ジワジワと上げていくスライド・ギター・ソロが圧巻でしたね。まるで何処までも高く飛翔していくような。これそデレク・トラックス!!破格の高揚感にまさに昇天でした。そしてタイラー・グリーンウェル&J.J.ジョンソンによるツイン・ドラム・ソロへ。これぞジャム・バンドの真骨頂ですね。ホント、最高でした!!!

鳴り止まない拍手にアンコール。曲は「Shame」。最新作からの曲で、ホーン・リフが格好良い曲。そして待ってましたの「Space Captain」。ジョー・コッカーのスワンプ・ロック。大好きな曲です。終盤はケビ・ウィリアムズのフリーキーなサックス・ソロからデレクのスライドとエリザベス・レアのトロンボーンとの掛け合いソロがあったりと、ジャム的展開に。いやもうホント、このまま終わらないで欲しい〜!!って思いましたけど、そういう訳にも行かない訳で。

およそ2時間弱、これぞライヴ演奏!という圧巻のステージでしたね。まさに現行最高峰のライヴ・バンドですよ!また次の来日を楽しみにしています。



この日のセットリストは以下のような感じだったかな?

6月15日(土) 東京ドームシティホール
01. Anyday
02. Laugh About It
03. Hard Case
04. Don't Drift Away
05. Get What You Deserve
06. I'm Gonna Be There
07. Sweet Inspiration
08. Don't Keep Me Wonderin'
09. Let Me Get By
10. Just As Strange
11. How Blue Can You Get?
12. Idle Wind
Encore
13. Shame
14. Space Captain

既に記憶が曖昧ですので、間違っていましたらごめんなさいね。





ちなみに、その前の3公演のセットリストをネットから拾ってみましたところ、以下のような感じだったようです。


6月11日(火)大阪 あましんアルカイックホール
01. Shame
02. Part of Me
03. Don’t Know What It Means
04. The Letter (The Box Tops / Joe Cocker cover)
05. Down in the Flood (Bob Dylan cover)
06. Somebody Pick Up My Pieces (Willie Nelson cover)
07. High & Mighty
08. Laugh About It
09. Hard Case
10. Get Out of My Life, Woman (Allen Toussaint cover)
11. Midnight in Harlem
12. I Want More
13. How Blue Can You Get? (B.B.King cover)
Encore
14.Bound for Glory

やっぱりカヴァーに目がいきますが、ボブ・ディランにウィリー・ネルソンですか!?


6月12日(水)名古屋 Zepp Nagoya
01. Signs, High Times
02. Do I Look Worried
03. I'm Gonna Be There
04. When Will I Begin
05. Keep On Growing(Derek and the Dominos cover)
06. All the World
07. Leaving Trunk(Sleepy John Estes cover)
08. The Sky Is Crying(Elmore James cover)
09. I Walk on Guilded Splinters(Dr. John cover)
10. Let Me Get By
11. Show Me(Joe Tex cover)
Encore:
12. Don't Keep Me Wonderin'(The Allman Brothers Band cover)
13. Made Up Mind

この日は7〜8の3連チャンが凄い!そして本編ラストの「Show Me」ですよ。これもライヴならではの展開が期待出来る曲なので、生で聴きたかったですね〜。



6月14日(金)東京 東京ドームシティホール
01. Signs, High Times
02. Do I Look Worried
03. Don't Know What It Means
04. The Letter (The Box Tops / Joe Cocker cover)
05. Down in the Flood (Bob Dylan cover)
06. Somebody Pick Up My Pieces (Willie Nelson cover)
07. High & Mighty
08. Part of Me
09. Shame
10. Midnight in Harlem
11. I Pity the Fool (Bobby “Blue” Bland cover)
12. I Want More
Encore
13. Statesboro Blues (Blind Willie McTell cover) (with Don Was)
14. Made Up Mind

東京初日のこの日は何と言ってもデュアン・オールマンの名演で知られる「Statesboro Blues」に、来日中だったドン・ウォズがベースで参加というサプライズ。今回の来日ツアーを通じて、これがハイライトだったでしょうね。観たかった〜!!





いやはや、ステージごとにこれだけセットリストが違うんですから、流石としか言いようがありませんね。私は1ステージしか観れませんでしたが、複数回観てこそ、本当のTTBの凄さが分かるのかもしれません。次回は是非、2回、3回、観に行ってみたいものです。


さて、6月16日のツアー最終日はどんな感じだったのでしょうか?セットリストが分かりましたら、また比べてみたいと思います。

ドクター・ジョン 安らかに

2019-06-07 23:33:42 | ニューオーリンズ
6月6日、ニューオーリンズ・ミュージックの象徴的存在、ドクター・ジョンが亡くなられました。77歳でした。

最近は、ライヴはもちろん公の場に姿を現すことが無く、体調が心配されていただけに、訃報の覚悟はしていたとは言え、やはりその喪失感は計り知れません。

ドクター・ジョンの「GUMBO」でニューオーリンズ音楽の洗礼を受けたという人は数えきれない程いらっしゃるでしょう。かく言う私もその一人な訳ですから。

「GUMBO」でセカンドラインのリズムに目覚め、「GRIS-GRIS」でヴードゥーの妖しさに洗脳されたのです。


実はこれらの作品、故郷ニューオーリンズに帰れなかったドクター・ジョンが、変わりゆくかの地を悲しく思い、音楽やコンセプトを通じ、一部だけでも残しておきたいという思いで制作された作品だとか。

ドクター・ジョンのその思いは、ニューオーリンズも、その土地の音楽も知らない我々にも、色々なことを教えてくれました。

街や音楽は、時と共に進歩し変わっていくものです。だからこそ驚きに溢れ、新鮮味を感じさせてくれるのでしょう。ですが同時に失われるものも多く、寂しくもあります。

ドクター・ジョンが亡くなられ、また一つ、とても大きな、ニューオーリンズの音楽が失われてしまったように思います。残念でなりません。

でもきっと、彼の長い音楽人生は、色々なところに種を蒔いていることでしょう。


ドクター・ジョンさん、これまで沢山の素晴らしい演奏を、ありがとうございました。

安らかに。

ローリングストーンズ展

2019-06-03 19:41:45 | フェス、イベント
TOC五反田メッセで開催中の、「Exhibitionism-ザ・ローリング・ストーンズ展」に行ってきました!

6月5日までですからね。まさに駆け込みです…。

でも終了間近の平日と言うこともあってか、とっても空いてました〜。



まだ駆け出しの頃、メンバーが共同生活していたアパートの再現とか、

メンバーが使っていたギターの数々とか、

レコーディングスタジオの再現とか、

ステージセットの模型とか。

あとアルバム・ジャケットの、アート作品としての変遷も興味深かったですね。

そしてミックの衣装。特に69年のツアー時の、「Ω」のシャツにスカーフというあれを拝めたのはドキドキしましたね。本物ですよね?よく取っておいたものです。


あとキースの日記帳。自伝本に出てきたあれですよね?違うのかな?あんなに小さいものだと思わなかったです。何とも言えない雰囲気でしたね。でもあれにせっせと書き込んでいるキースの姿は想像できない…。



そして最後の3D映像を見て、年を重ねてもロックンロールし続ける姿に感動しました。本当に凄いバンドだなと。まさに唯一無比、世界最高のロックンロール・バンドですよ。

いやはや、ローリング・ストーンズがいてくれて良かった! と、つくづく思いましたね。


あとはミックに完全復活して頂いて、また日本の地を踏んで頂きたいものです。














こういう展覧会で、館内写真撮影OKって最高ですね!!










そそるライヴ 6月編

2019-06-02 13:18:16 | そそるライヴ
関東近辺にて6月に行われるライヴ、フェス、イベントのなかで、気になるものをピックアップしてみました。


6/01(土)FFKT @長野県木曽郡木祖村 こだまの森
6/02(日)FFKT @長野県木曽郡木祖村 こだまの森
6/02(日)Joe Armon-Jones @ビルボードライヴ東京
6/02(日)Bruce Hughes & Jim Boggia @鎌倉 Cafe Goatee
6/04(火)XAVI SARRIA @下北沢 BASEMENT BAR
6/08(土)BILL FRISELL TRIO  @ブルーノート東京
6/08(土)Maria Muldaur  @ビルボードライヴ東京
6/11(火)THE HOT SARDINES @ブルーノート東京
6/13(木)Christian Scott  @ビルボードライヴ東京
6/14(金)TEDESCHI TRUCKS BAND  @東京ドームシティホール
6/20(木)ABA SHANTI-I @代官山UNIT
6/21(金)Morris Day & The Time  @ビルボードライヴ東京
6/26(水)The Pharcyde with LIVE BAND  @ビルボードライヴ東京
6/29(土)Fanfare Ciocarlia @船橋市民文化ホール


お出かけの際は事前のご確認をお願いいたしま~す!

クリストファー・スティアネ(H.E.R.O)@渋谷タワレコ

2019-06-01 23:54:09 | インストアイベント
今日、6月1日の夕方、たまたま訪れた渋谷タワレコで、インストアライヴに遭遇しました。

デンマークからの新鋭ロックバンド、H.E.R.O です。

まったくルーツ系ではなくてすみません。どちらかと言うとラウド寄りのバンドです。でも今回はインストアということもあって、フロントマンのクリストファー・スティアネによるアコースティック・ライヴでしたので、フォーキーな歌心をじっくり味わえて、なかなか良かったですよ。

本来はトリオのバンドですが、現在クリストファー・スティアネ(vo&g)がプロモ来日中のようで、彼が一人、アコギの弾き語りを披露してくれました。

デビューアルバム「HUMANIC」から、「This Means War」、「Dangerous」、「Human」など。本来はラウドロックなギター・リフが炸裂する曲なんですけど、アコースティク曲としても完成度が高く、ファルセットも交えたエモーショナルな歌声と共に、とても聴き応えがありました。でまた曲がメロディアスで良いんですよ! バラード調の「Fall Apart Together」も良かったですね〜。

メロディを主体とした楽曲がしっかりしていますし、歌も良いですし、これから大きくなりそう。