ルーツな日記

ルーツっぽい音楽をルーズに語るブログ。
現在、 フジロック ブログ と化しています。

フジロック第1弾!!!

2015-01-31 18:41:24 | フジロック
TODD RUNDGREN / A CAPPELLA

遂に、今年もフジロック出演アーティスト第1弾がオフィシャルサイトにて発表になりました!! まずは以下の9組。

FOO FIGHTERS
MUSE
THE BOHICAS
cero
FKA twigs
HAPPY MONDAYS
OF MONSTERS AND MEN
椎名林檎
TODD RUNDGREN


今年は例年より1ヶ月も早い発表、さらにその2日前に「発表まで48時間!」みたいな煽りを入れるなど、これまでのフジとは何か違う感じでワクワクさせられたものですが、蓋を開けてみれば、いかにもフジらしい、サプライズの少ない発表だったかな、なんて思ったり。ま、個人的な印象ですけど。

とは言え、フー・ファイターズにミューズですからね。豪華ですよ!! フー・ファイターズなんてフジ常連なイメージですが、意外と来日公演自体が6年振り、フジは10年振りだそうです。ファンにとってはまさに待望の!って感じでしょうね。一方のミューズは2010年にヘッドライナーを務めて以来5年振りのフジロック。その間にサマソニのヘッドライナーを務めたり、単独来日もありました。で、この2組はグリーンのヘッドライナーでしょうね。残りの1枠にはまた少し雰囲気の違う、アッ!と驚くアクトを期待したいところですが、どうでしょうか?

そしてフジらしいと言えば、ハッピー・マンデーズ。もうしょっちゅう苗場に来ている印象ですが、実はフジロックは07年以来だそうですね。意外と開いてるもんですね~。まあ、それはともかくとして、ハピマンのようなバンドはやはりフジに必要ですよね。なんだかんだでベズ見たいですもん!

他では、「未来から来たR&B」「新世代のビョーク」などと新時代感横溢な賛辞が舞うFKAツイッグスや、ドミノ・レコードが送りだしたUK期待の新人ザ・ボヒカズなんかは、流石フジロック!!と拍手を送りたいですね。特にFKAツイッグスは観たいですね~。去年のロードのようにレッドのトリですかね?

あとこの中で一際目立っている椎名林檎さん。昨年末の「ミュージックステーションスーパーライヴ」でのパフォーマンスは鳥肌が立つ程格好良かったので、あれぐらいなテンションで歌ってくれるのなら観てみたいです。

今回の発表は9組と少なかったこともあり、奥の方はまだまだこれからって感じですね。必然的に「ルーツな日記」的にもテンション低めな訳ですが、そんな中、気になるアクトと言えば、まずはオブ・モンスター・アンド・メンでしょうか。想像力を掻き立てられるようなフォーク・ロックを聴かせてくれるアイスランドのバンド。フジロックには一昨年にも出演していますが、私は観そびれてしまってるので、今回はなんとか観たいものです。そしてトッド・ラングレン!! 前回出たのは2011年でしたっけ?ヘヴンで少しだけしか観れなかったのですが、エヴァーグリーンな楽曲群と溌剌としたトッドの姿はとても印象的でした。こちらも今回はなんとかがっつりと観たいものですね~。



さてさて、今年もいよいよ本格的にフジロックが動き出しましたね。ワクワクしますね~。しかしまだ始まったばかり。早くも第2弾が楽しみでなりません!!


あと、今年から岩盤が始めたウェブサイト「富士祭電子瓦版」がかなり面白い。


*写真はトッド・ラングレン、85年のソロアルバム「A CAPPELLA」。一人多重録音による魔法のようなサウンドメイキングにトッドの鬼才振りが伺われる彼流のアカペラ作品。まさにポップ職人の面目躍如な作品なれど、何よりも彼のソウルフルな歌声が印象的。

ポール・マッカートニー来日決定!!

2015-01-31 16:26:01 | ルーツ・ロック
ポール・マッカートニーの来日公演が決まったようですね。題して「ポール・マッカートニー アウト・ゼアー ジャパン・ツアー2015」。昨年5月の来日公演中止から1年もしないうちにリベンジ公演決定ですからね、これは素直に「ありがとう!」と叫びたい。なにせ御年72歳、ロック界随一の大御所ですからね。これ程に律儀と言いますか、ファン思いな大御所はなかなかいらっしゃらないのではないでしょうか? そして完全復活なされて、本当に良かったと思います。


現在発表されているツアー日程は以下の通り。

2015年4月21日(火) 京セラドーム大阪
2015年4月23日(木) 東京ドーム
2015年4月25日(土) 東京ドーム
2015年4月27日(月) 東京ドーム

「ポール・マッカートニー アウト・ゼアー ジャパン・ツアー2015」オフィシャル・サイト→http://outthere-japantour.com/


追加公演に去年流れた武道館を期待する声も多いようですが、私はどちらかと言うと野外公演の方をなんとかリベンジして欲しいな~、と思ったり。


*写真はタワーレコードで貰った号外。





 13.11.11 私の好きなポール・マッカートニー ビートルズ編 その1
 13.11.16 私の好きなポール・マッカートニー ビートルズ編 その2

雪ジャケ

2015-01-30 09:25:03 | ジャズ
THE ORNETTE COLEMAN / AT THE "GOLDEN CIRCLE" STOCKHOLM VOL.1

東京は雪が降っております。ぼちぼち積もり始めています。という訳で、ここ数年の我がブログ恒例「雪ジャケ」です。今回はジャズ。オーネット・コールマンがチャールス・モフェット(ds)、デヴィッド・アイゼンソン(b)と共に繰り広げる至極のライヴ。65年ストックホルムにて録音された大名盤です。瑞々しく昂揚感溢れるオーネットのアルト・サックス、そしてその音色に絡み付くようなな、表情豊かなリズムがまた素晴らしい!

雪景色のなかコートを着た3人が並ぶジャケも秀逸。今日のような雪の日に、このジャケを眺めながら素晴らしき演奏に耳を傾けるのもまた一興。





ちなみに私は今日、雪の降るなか、森山直太朗さんのツアー初日を観に埼玉県の戸田まで行ってまいります。ま、妻の付き合いなんですけどね…。とは言え、それなりに楽しみだったり。雪、止むと良いな~。


 14.02.08 雪ジャケ BRUCE COCKBOURN / HIGH WINDS, WHITE SKY
 13.01.14 雪ジャケ MUD ACRES / WOODSTOCK MOUNTAINS/a>
 12.01.23 雪ジャケ STEPHEN STILLS / STEPHEN STILLS

ボ・ドリス、安らかに

2015-01-22 20:21:55 | ニューオーリンズ
BO DOLLIS & THE WILD MAGNOLIAS / 30 YEARS AND STILL WILD!

1月20日、ザ・ワイルド・マグノリアスのビッグ・チーフ、ボ・ドリスが亡くなられたそうです。ニューオーリンズの自宅にて。71歳。

ニューオーリンズの地に脈々と受け継がれるマルディグラ・インディアンの伝統。そのマルディグラ・インディアンにつきましてはWIKIに詳しいのでそちらを見て頂ければ幸いですが、我々ニューオーリンズ音楽ファンにとって、マルディグラ・インディアンと言えば、やはりワイルド・マグノリアスであり、そのビッグ・チーフであるボ・ドリスなのであります。

彼らは、マルディグラ・インディアン独特のパレードを彩るリズムと掛け声と、それにファンク・グルーヴを結びつけたような、まさにニューオーリンズならではのインディアン・ファンクの草分けであり、かの地を代表する一つの文化の象徴とも言える存在でした。私も数年前にブルーノート東京で彼らのライヴを観ましたが、その時の熱い熱いステージと、ボ・ドリスの強烈な存在感は今も脳裏に焼き付いております。

ニューオーリンズの音楽シーンに欠かせない存在だっただけに残念でなりません…。





上の写真はワイルド・マグノリアス、2002年の結成30周年記念作品。新録6曲にレア音源などをプラスした変則的なアルバム。全編で土っぽくも迫力満点なボ・ドリスの歌声と、ファンキーなインディアン・グルーヴが楽しめます。新録には山岸潤史、ラッセル・バティステ、ドナルド・ハリソン・Jr などが参加。ジャジーなフィーリングを注入するドナルド・ハリソン・Jrは異色ですが、彼もマルディグラ・インディアンの血を引くビッグ・チーフだったり。そしてレア音源の方は、年代的にもデビュー・アルバム発表前のものがゴロゴロ収録されていたりしますが、もう少し詳細なデータが欲しいというのが正直なところ。70年の「Ho Na Nae」は、その後のデビュー・アルバムで中心的な役割を果たしたウィリー・ティーとの初共演ライヴからだとか、3ヴァージョン入った「Handa Wanda」の一つは、デビューシングルのパーカッションリハーサルだとか、その他もろもろ、かなり興味深いです。





THE WILD MAGNOLIAS / THE WILD MAGNOLIAS
そしてこちらはワイルド・マグノリアス、74年のデビュー・アルバム(もちろんデビュー作+αの再発盤ですけどね)。ウィリー・ティーやスヌークス・イーグリンがバックを務めたことでも知られますが、このファンク、もしくはバンド化されたマルディグラ・インディアンというのが当時どれだけ衝撃的だったのか?今となっては想像しづらいですが、これがニューオーリンズの新しいファンクの形へ一石を投じたことは間違いないでしょう。何せ、ネヴィル・ブラザーズの前身、ワイルド・チョピトゥーラスより2年も早いんですから。


ボ・ドリスさん、安らかに。

早割当選!

2015-01-21 19:45:10 | フジロック
とりあえず、フジロックの早割、当選いたしました!! やったー!

宿も確保してありますし、もう準備万端です。



果たして、今年はどんなメンツが集まるんでしょうね。

第1弾発表が待ち遠しいです。

チケット発売が例年より早い分、アーティストの発表も早まるんですかね?

2014年 ブライテストホープ

2015-01-16 20:20:37 | 2014年総括
ST. PAUL & THE BROKEN BONES / HALF THE CITY

2014年総括企画、今回はブライテストホープ、いわゆる新人賞です。

昨年も沢山の新人さんがデビューして、私もおそらく色々聴いているんだとは思いますが、あまりにも各ジャンルから続々とニューフェイスが登場するもんですから、いまさら頭の整理がつかない状況で、かえって昨年のブライテストホープ?誰が居たっけ?っていう感じだったりするなか、このグループだけは、圧倒的な衝撃度で脳裏にこびりついております。

その名もセイント・ポール&ザ・ブロークン・ボーンズ。

まあ、なんて言いますかこのジャケットのインパクトですよ!ちょっぴり太めで、眼鏡に蝶ネクタイ、そしていかにもシャウト絞ってますって感じのこのヴォーカリスト、なんかラヴリーですよね。対照的に、楽器も持たずにただ微笑んでるバンドメンバーもなんか不思議。

米アラバマ州から登場した6人組(7人組?)のサザン・ソウル・バンド。初めてその音を聴いたとき、今時こんなバンドが居るなんて!と驚愕したものです。フロントマンのポール・ジェインウェイは幼い頃から教会でゴスペルを学び、牧師になることを目標にしていたとか。流石にその鍛え上げられた喉はまさに本格派。塩辛いシャウトから滲み出るようなスイートなソウルフィーリングが堪りません。このルックスにしてこの声ありです。期待を裏切りません。

そしてバンドがまたいい音を出すんです。1曲目「I'm Torn Up」からタメの効いたスローグルーヴにやられます。そしてジワジワと寄せては引くようなホーンアレンジはまさに南部マナー。さすがアラバマ出身だけありサザン・ソウルのツボを心得ています。「Call Me」や「Like A Mighty River」のようなリズムの立った曲も格好良いですし、まるでモータウンのような「Sugar Dyed」も面白い。この曲でのはち切れんばかりなポール・ジェインウェイの歌唱も最高ですが、彼の魅力が際立つのはやはり「Broken Bones & Pocket Chnage」や「Grass Is Greener」、「Let It Be So」、「Dixie Rothko」などのスローナンバーです。ホント、昨今珍しい個性ですよ!!

ちなみにこのアルバム、録音はマッスルショールズのナットハウス、そしてミックスはFAMEで行われたそうです。さらにプロデューサーは、あのアラバマ・シェイクスの鍵盤奏者ベン・ターナーですからね。アラバマ・シェイクスもそうですけど、伝統的な古き良き南部のサウンドを、現代にどう鳴らすか?というところで、単なる焼き直しではない、これからに向けての勢いを感じさせてくれます。とは言え、アラバマ・シェクスなんかに比べると、断然オーソドックスな雰囲気ですけどね。



https://www.youtube.com/watch?v=v4ubJZWPqKY
「I'm Torn Up」。いやはや、ライヴも凄そう!

https://www.youtube.com/watch?v=z7s9A3s8iv8
「Call Me」。土っぽいグルーヴが最高!ポール・ジェインウェイのダンスにも注目。

GREENROOM FESTIVAL‘15 第1弾!

2015-01-16 09:47:39 | フェス、イベント
OZOMATLI / PLACE IN THE SUN

5月に横浜で開催されるGREENROOM FESTIVALの、第1弾出演アーティストが発表されました。以下の11組。

Ozomatli
Mamas Gun
The Growlers
Tommy Guerrero
Ray Barbee
PUSHIM
怒髪天
FIRE BALL
KEMURI
ペトロールズ
BAGDAD CAFÉ THE trench town

グリーンルームらしいハッピーな面子が集まりましたね。特にオゾマトリ。昨年のフジロックでは、強力ラテンミクスチャーなサウンドで相変わらずの最強ライヴバンド振りを見せつけただけでなく、終演後もフィールドに降り立ち、延々と練り歩きながら演奏を続けるという、まさに野外フェスの魅力を凝縮したようなパフォーマンスに圧倒されました。グリーンルームでも最高のステージを見せてくれることでしょう。



オゾマトリ、まさに鉄板のライヴ。最高ですね。
https://www.youtube.com/watch?v=UxN_NeWOwbQ


昨年は新作をリリースし来日公演も好評だった新世代ホワイト・ソウルの一翼、ママズ・ガン。
https://www.youtube.com/watch?v=gm4XvgCUF5E


スケートボーダーとミュージシャンを股にかける、西海岸ストリートカルチャーのカリスマ的存在トミー・ゲレロ。
https://www.youtube.com/watch?v=9AFfBsUycGg


そのトミー・ゲレロの盟友レイ・バービー。このギターのフィーリング、気持ちいいですね~。
https://www.youtube.com/watch?v=dNrMUlVFQgI


06年カリフォルニアで結成。翳りのあるビーチ・サウンドと、どこかシアトリカルな雰囲気漂うザ・グラウラーズ。
https://www.youtube.com/watch?v=vhUGodkrE_c



GREENROOM FESTIVAL‘15 @横浜赤レンガ地区野外特設会場
2015年5月23日(土)、24日(日)

詳しくはこちら→http://greenroom.jp/

ニューオーリンズ・ジャズ・フェスティヴァル

2015-01-14 09:44:23 | ニューオーリンズ
THE METERS / LOOK-KA PY PY

今年もニューオーリンズ・ジャズ・フェスティヴァル(正式名称はNew Orleans Jazz & Heritage Festival)、通称ジャズフェスのラインナップが発表になりました。遠いニューオーリンズで行われるフェスですが、我々ニューオーリンズ音楽ファンにとっては聖地と言っても良い、伝統のフェスティヴァル。私は行ったことがありませんし、今年も行けませんが、毎年ラインナップを眺めながら彼の地に思いを馳せるのが楽しみなのです。

詳しいラインナップはこちら→http://lineup.nojazzfest.com


まずはオリジナルメンバーでの出演となるザ・ミーターズの名に目が奪われますね。アート・ネヴィルの体調が心配されますが、アートは息子のイアンも参加するダンプスタファンクにもゲスト出演するようなので、意外と元気なんでしょうね。

あとは、トロンボーン・ショーティ、アラン・トゥーサン、アーマ・トーマス、アーロン・ネヴィル、プリザヴェーション・ホール・ジャズ・バンド、ワイルド・マグノリアス、バックウィート・ザディコ、ジョン・クリアリー、ダーティ・ダズン・ブラス・バンド、マーシャ・ボールなどなど、ルイジアナ/ニューオーリンズを彩るお馴染みのアーティストがずらりと並んでいます。

さらにルイ・アームストロング、ファッツ・ドミノをそれぞれトリビュートするドクター・ジョン、ダヴェル・クロフォードや、メイシー・グレイをゲストに迎えるギャラクティックなど、彼の地ならではのステージも羨ましい限り。

ですがどこを探してもネヴィル・ブラザーズはもちろん、アーロン抜きのネヴィルズの名前すら見つけられないのはとても寂しいですね。アーロンはソロで出演しますし、アートはミーターズで出ます。チャールズはアーロンをサポートするのかな? そしてシリル・ネヴィルはヴォイス・オブ・ザ・ウェットランド・オールスターズ、ロイヤル・サザン・ブラザーフッド、そしてソロと大活躍。ですがやっぱり兄弟揃ってジャズフェスの舞台に立つ姿が観れないのはなんとも寂しいですよね~。ま、仕方ないですけど。



そしてこのジャズフェスは、ニューオーリンズ意外からのゲストが年々豪華になっていくところも注目。今年も、エルトン・ジョン、ザ・フー、トニー・ベネット&レディ・ガガ、ジミー・クリフ、ノーダウト、シカゴ、アンソニー・ハミルトン、ピットブル、スティーヴ・ウィンウッド、ウィルコ、アリソン・クラウス、バディ・ガイ、ジェリー・リー・ルイス、テデスキ・トラックス・バンドなどなど。ホント豪華。このメンツの中にピットブルが居るって言うのが凄いですよね。まさにガンボ!!


あと気になるのは最終日の大トリを誰が飾るのか?っていうところ。ジャズフェスの新しい顔となりつつあるトロンボーン・ショーティが最終日にエントリーされているのでやはり彼なのか? ちなみにオリジナルのミーターズも最終日。ですがこの日のみ、ヘッドライナーと思われる位置がTBAになってるんですよね~。それが果たして誰なのか?とても気になります。


しかし、なんて言いますか、ニューオーリンズ行きたいですね!!

ポプシー・ディクソン、安らかに

2015-01-12 23:09:15 | ソウル、ファンク
THE HOLMES BROTHERS / SIMPLE TRUTHS

1月9日、ザ・ホームズ・ブラザーズのドラマー、ポプシー・ディクソンが亡くなられたそうです。享年72歳。膀胱癌だったそうです。昨年4月に最新作「BROTHERHOOD」をリリースしたばかりでした。

2002年のパークタワー・ブルース・フェスティヴァルで初来日したザ・ホームズ・ブラザーズ、私もそのステージを観て大ファンになりました。ウェンデル・ホームズ(g)、シャーマン・ホームズ(b)、ポプシー・ディクソン(ds)のトリオが織りなすグルーヴとハーモニー。ブルースに根ざしたソウル感覚に土っぽいゴスペル・フィーリングを纏ったような彼らのサウンドに痺れまくったものです。

彼らのアルバム・デビューは1990年の「IN THE SPIRIT」ですが、結成自体は1978年にまで遡るそうです。それから35年以上、メンバーを変えずにオリジナルなトリオで活動を続けてきたと言うのも凄いことだと思います。なのでなおさらポプシーの死は残念でなりません。

ポプシー・ディクソンはドラマーとしてはもちろん、美しくも暖かい高音ヴォイスでホームズ・ブラザーズ独特のブラック・フィーリングに欠かせない存在でした。


*写真はザ・ホームズ・ブラザーズの04年作。プロデューサーのクレイグ・ストリートが見事にホームズ・ブラザーズの魅力と可能性を引き出した傑作。自転車に乗るポプシー・ディクソンのジャケ写も印象的ですが、「Everything Is Free」、「Concrete Jungle」の2曲で聴けるポプシーのリード・ヴォーカルがまた味わい深い。3人のコーラスワークが心に染みる「He'll Have To Go」も素晴らしい。(ゲスト参加のグレック・リーズのスティール・ギターがまた良い案配なのです。)


ポプシー・ディクソンさん、安らかに。

フジロック早割

2015-01-10 23:15:36 | フジロック
今日はフジロック早割チケットの申し込み開始日でしたね。私ももちろん申し込みましたよ。何せ通常39,800円の3日通し券が34,800円で買えるんですから。5千円は大きいですよね。とは言え抽選ですから、当たればラッキーって感じですけどね。ちなみに去年は当たりました。そしてその前は2年連続でハズレています。で、ここでハズレると、1月24日、オフィシャルショップ岩盤の店頭販売に、早朝から並びにいかなくてはならないのです。ま、それはそれでフジロックらしい味わいがあるんですけどね。

さて、今年のフジロック、例年とは何やら違う感じになっています。そもそも開催発表が昨年のフジロック終了と同時になされているのも異例でしたし、チケット発売も昨年より1ヶ月程早くなっています。そしてそのお値段はなんと値下げされてるんです。昨年は早割35,700円、先行40,900円、通常44,000円だったようですが、今年は先ほど書いた通り、早割34,800円、通常39,800円ですからね。なかなかの値下げですよ。そのかわり、これまで無料だったシャトルバスが、往路のみ500円かかるそうですけどね。これ、越後湯沢とかに宿泊する人は毎朝500円払うんですかね?

この他にも細かい変更点がありそうなので、注意事項をよく読んでおかないといけませんね。



って言うかフジロック、まだ半年以上先の話なんですけどね…。でもチケットを確保したら、近々第1弾ラインナップの発表があるでしょうし、その内容に一喜一憂しているうちにあっという間に日割り、ステージ割り、そしてタイムテーブルが発表され、気がつけば新幹線乗って苗場へレッツゴーな感じですよ!ワクワクしてきますね~。


何はともあれ、早割当たりますように。