ルーツな日記

フジロックが終わり、サマソニ ブログと化しておりますが、
よろしくお願いいたします。

野外シネマ

2006-07-28 23:41:10 | フェス、イベント
今日は恵比須ガーデンプレイスへ、「STAR LIGHT CINEMA」という野外映画に行って来ました。
ガーデンプレイスのセンター広場で無料で映画が楽しめると言うイベントで、
なんと今年で7回目を数えるそうです。知らなかったー!

7月21日から8月13日までの週末に行われているようですが、今晩の上映作品は
「ライトニング・イン・ア・ボトル」でした!

これはブルース生誕100年を記念して、03年2月7日、ニューヨークの
ラジオシティ・ミュージックホールで行われたコンサート「サルート・トゥ・
ザ・ブルース」の模様を、バックステージと今は亡きレジェンドの映像を交えて綴った、
音楽ドキュメンタリーです。

ブルースが好きだ好きだと言っておきながら、実は私、この映画観るの初めてだったんです。
もちろん観たいとは思っていたのですが、なかなかその機会がないまま
現在に至っていたのです。そこに今回無料で、しかも野外で見られるとのことで、
大喜びで行ってまいりました。

いや~、良かったですよ!
野外という解放的な空間で見るブルース映画。野外っぽい音の響きがまた良い感じでした。

映画の内容もコンサート中心で、編集、カメラワーク、どれも見事といった感じでした。
そして何より出演アーティストが豪華!
B.B.キングにバディ・ガイ、今は亡きゲイトマウス・ブラウンといったブルース・
レジェンドをはじめ、ソウル界からはソロモン・バークにメイヴィス・ステイプルズ、
さらには現代の歌姫インディア・アリーとメイシー・グレイ。
ニューオーリンズからネヴィル・ブラザーズとドクター・ジョン。
ロック勢ではスティーブン・タイラー&ジョー・ペリーにジョン・フォガティ。
などなどなどなど…。次から次へと出てくる出てくる。

そしてそれぞれが愛情たっぷりにブルースを披露します。
ブルースという音楽の懐の広さと、暖かさが感じられる映画です。

マーティン・スコセッシが製作総指、監督はアントワン・フークア。
きっとブルースが大好きな人達なのでしょうね?

それにしても恵比須ガーデンプレイス、良い企画してくれました。
今後も色々な映画を上映するようです。
残念ながら「ライトニング・イン・ア・ボトル」はもうやらないようですが、
野外映画に興味が有る方はぜひ!

ただ、恵比須ガーデンプレイスが営業中ですので、ちょっと明るいです。
ちなみに写真は終わった後の会場です。本番中は満員でしたよ。

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ブルース&ソウル・カーニバル

2006-07-24 23:25:11 | ソウル、ファンク
OTIS CLAY / RESPECT YOURSELF

オーティス・クレイ一人勝ち! 男は喉!

7月23日、日比谷野音へ「ブルース&ソウル・カーニバル」を観に行って来ました!
いきなり「オーティス・クレイ一人勝ち!」なんて書くと誤解を産みそうですが、
私はそれぐらい、初めて観たオーティス・クレイに感動してしまったのです!

もちろん近藤房之助も、ヴァン・ハントも、エディー・クリアウォーターも良かったですよ。
司会進行の後藤ゆうぞう&静沢真紀さんもね。

ヴァン・ハントはファンキーな曲中心に、このメンツではアウェーであったであろう客席を
盛り上げ、スローではファルセットを交えたエモーショナルな歌で聴かせました。
そして一見クールで悪そうなイメージでしたが、意外とサービス精神旺盛な人でした。
そして妖艶な2人の女性を含めたバックも良い感じでした。

エディ・クリアウォーターはいきなりの「メッシン・ウィズ・ザ・キッド」から
噂通りのブルース有り、ロックン・ロール有りで、黒人特有のアクとエンターテイメントに
溢れた、ディ-プなイナタさに痺れました。カッコ良かったです!

でも私にとっては、やっぱりオーティス・クレイです! 本当に素晴らしかったです。
バック・バンドは3人のホーン隊と、2人の女性コーラスを含めた10人編成。
このバックの大所帯ぶりから、オーティスがいかに本気モードかが伺われます。
もちろん実際に本気印の熱くディープな歌の数々に酔いしれました。

さらに演奏された曲がまた良い曲ばかり! 
とくにスローな曲での暖かいメロディーと、オーティスのソウルフルな声が、
何故か日比谷の森と夏の空気に妙にマッチし、しみじみと今ここに居る幸せを味わいました。
また、いかにもライブ的な長尺アレンジをカチッと決めるバックも最高でした。

「I Can Take You To Heaven Tonight」は、バックと一体の自由自在な緩急が
ドラマチックで素晴らしく、オーティスの表情豊かな歌がまた極上の味わいでした。

「When Hearts Grow Cold」は南部的なメロディーが心に染みる素晴らしい曲。
それにしてもオーティス・クレイ、良い喉しています。

そして一際しっとりと歌われた「For The Good Times」。
クリス・クリストファーソンの曲ですが、も~美しすぎて厳かですらありました。
これも極上。

そして静謐な雰囲気の「For The Good Times」から一変して、彼の代表曲であり、
アップテンポの「Trying To Live My Life Without You」を始めるあたりの、
ドラマティックなステージ展開もまた、圧巻でした。

最後は出演者総出のセッション。曲は「Knock On Wood」。
オーティス・クレイの滋味溢れるヴァイブの名残りも有り、
めちゃくちゃ良い雰囲気で盛り上がりました。いや~最高でした!

ただ一つ残念だったのは、とても短かったこと。いや短く感じただけなのでしょうか?
でもたぶん7~8曲しかやってないと思います。もっとたっぷり観たかったです。
また来日してくださいね。 

*写真は05年に発表されたオーティス・クレイのライブ盤です。
03年のLUCERNE BLUES FESTIVALの模様を収めたもので、今回のライブでも演奏された
曲がかなり収録されているので、コレを聴くと、野音のあの感動と興奮が甦ります。
でも、生とCDの差はもちろん有ります。っていうか、野音の方が絶対良かったです!
とは言え、もちろんこのアルバムも最高ですよ!



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 06. 5.24 オーティス・クレイ 
 06. 7.22 ヴァン・ハント 
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ヘンリー・バトラー・ライブ!

2006-07-16 19:03:22 | ソウル、ファンク
HENRY BUTLER / HOMELAND

7月15日、丸の内コットンクラブ、午後9時半頃。
開演前、ステージ中央に静かに鎮座していた大きなグランドピアノは
ヘンリー・バトラーが鍵盤を叩くと同時に生命を吹き込まれたかのように
芳醇なニューオーリンズ・フィーリングと弾力抜群のリズムを奏で始めました…。


昨日、ニューオーリンズの盲目のピアニスト、ヘンリー・バトラーのライブを観に、
丸の内のコットンクラブへ行ってきました。私が観たのは2ndショー、つまり最終公演でした。
今回はピアノ・ソロでの来日でしたが、いや~、最高のピアノでした。

まるで重戦車のような迫力の左手、いかにもニューオーリンズな右手と、
ある意味ピアノの魔術師のように、彼の指は鍵盤の上で踊り続けていました。

そして特筆すべきは、そこここで飛び出す、まるで聴き手を翻弄するかのような
遊び心に溢れた、ある意味前衛的な展開とフレージング。カッコ良いです!
バック・バンドが居ない分、ピアノの面白さが際立っていました。

もちろん彼の魅力はピアノだけではありません。それはコクと艶のある声です。
黒人特有のまろやかな響きが素晴らしかったです。ホント良い声してました。

演奏曲は既にうる覚えですが、「Jump To The Music」他、アップテンポの曲での
ノリとバネは格別でしたし、スロー・ナンバーも絶品。
メロウな歌に、美しいピアノ、聴き惚れました。

MCで先月亡くなったビリー・プレストンについて触れ、続いて演奏されたのはビリーの
「Will It Go Round in Circles 」。これは嬉しかったですね~。

そしてプロフェッサー・ロングヘアの「Tipitina」に「Mardi Gras In New Orleans」。
これには客席も湧きました。

ピアノソロとは言え、曲によっては客席に手拍子を促したり、「ハリハリハリホー」と
歌わせたり、なかなか盛り上げてくれました。

なりやまない拍手にアンコールは「You Are My Sunshine」。
お馴染みJIMMIE DAVISの超有名曲です。ヘンリー・バトラーは02年のソロ作
「THE GAME HAS JUST BEGUN」でこの曲を取り上げていますが、
私はヘンリーの歌うこの曲、ソウルフルで大好きです。
この曲で締めてくれたのはホントに幸せでした。

いや~、ヘンリー・バトラー最高でした! 
やっぱりニューオーリンズって素晴らしいですね。

*写真は現在の彼の最新作である、04年のアルバム「HOMELAND」。
ニューオーリンズの魅力に溢れながら、ヴァラエティに富んだヘンリーの魅力を味わえ、
ライブでもやったノリノリの「Jump To The Music」を収録しています。
残念ながら、少なくとも私が見た日にはやらなかった「CASINO」では、
迫力満点にブルースを唸ってます。贅沢を言えば、ライブでこんなブルースも聴きたかったです。



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 06. 6.22 ヘンリー・バトラー 


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アンドリュース兄弟

2006-07-07 15:13:08 | ソウル、ファンク
JAMES & TROY ANDREWS / 12 & SHOTY

先日タワーレコード渋谷店でCDを物色中、店内に超カッコ良いニューオーリンズ音楽がかかってまして、しかもヴォーカルがどう聴いてもシリル・ネヴィル! で、店員さんに聞いてみたところ、このCDを手渡されました。

元ニューバース・ブラスバンドのトランペッターのジェイムズ・アンドリュースと、その弟で、トロンボーン・ショーティーとしても有名なトロイ・アンドリュース。この二人の名義によるアルバム「12&SHOTY」です。

タワーのニューオーリンズ・コーナーでもプッシュされていましたが、おそらく04年の作品だと思われます。何故今頃04年の作品がプッシュされているのか分かりませんが、これが良いのです。最高なのです。

セカンド・ラインな曲とスウィンギーな曲と半々ぐらいですが、やっぱり私はセカンドラインのリズムに血が騒ぎますね。

私はニューオーリンズに行ったことはありませんが、かの町ではこういう音楽がいたるところから聞こえてくるんだろうな、というイメージそのものの音が鳴っています。

二人の管の絡みは、トラディショナルな雰囲気をかもし出しながら、さすがにブラスバンド出身の兄と、彼に育てられた弟だけあり、ブラバン的グルーヴに溢れています。

そしてバックバンドが凄い! ギターはご存知山岸潤史、ベースはMARK BROOKS、ドラムはギャラクティックのスタントン・ムーア、さらにはドクター・ジョンがフェンダー・ローズで参加と、それぞれが暖かいプレイで二人を守り立てます。特にスタントン・ムーアのドラムの跳ね具合が最高です。

曲目はジェムスのサッチモそっくりのヴォーカルが楽しい「Bourbon Street Parade」。ゲストのシリル・ネヴィルがリード・ヴォーカルをとる「Just A Closer Wark With Thee」。トロイの吹くスーザフォンがドロドロした雰囲気を演出する中、ゲストのビッグ・チーフ・モンク・ボードルーの歌と、ドナルド・ハリソンのサックスがカッコ良い「Zulu King」。そしてドクター・ジョン~シリル・ネヴィル~ジェイムズと、豪華ヴォーカル・リレーが楽しめる「Lil' Liza Jane」等、純度100%のニューオーリンズ音楽が心を躍らせてくれます。

こういう音楽を聴くと、ニューオーリンズの現況に心が痛むと同時に、音楽の根っこの力強さと、それがきっとニューオーリンズの支えになってくれるはずと、元気な気持ちにもなります。

頑張れ!ニューオーリンズ!
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アーマ・トーマス

2006-07-03 08:17:06 | ソウル、ファンク
IRMA THOMAS / AFTER THE RAIN

ニューオーリンズを代表する歌姫アーマ・トーマスの新作です。
ゆったりと、そしてジワ~っと南部フィーリングが染みてくる、素晴らしいアルバムです。

1941年ルイジアナ州生まれ。60年代にアラン・トゥーサンのプロデュースで
「ルーラ-・オブ・マイ・ハート」等名曲を録音して以来、名実共に現在まで
ニューオーリンズ・ソウル・クイーンとして君臨しています。

私のアーマ・トーマスとの出合いは、ローリング・ストーンズの「タイム・イズ・オン・
マイ・サイド」が彼女のカバーであるということを知った時だったかもしれません。
この曲での若きア-マ・トーマスを聴くと、そのパンチの有る攻撃的な歌声には
ミック・ジャガーが生温く感じてしまう程です。

最近はラウンダーからダン・ペンの作品集等、秀逸なアルバムをコンスタントに出し続け、
近年のニューオーリンズ系のオムニバス盤でも美声を聴かせる等、精力的に活躍しています。


さて、この「AFTER THE RAIN」です。さすがに「タイム・イズ~」の頃と比べると、
まろやかで円熟した味わいですが、それがまた素敵です。

さらにシンプルながら芳醇な演奏でサポートするバック・バンドがまた素晴らしい!
特に随所でルイジアナ・スワンプ臭を放出するサニー・ランドレスのスライド・ギター!
ある意味このアルバムのもう一人の主役と言っても良いかも知れません。

ドラムはギャラクティックのスタントン・ムーアが堅実なプレイで聴かせます。
そしてキーボードには、ニューオーリンズ産の作品の至る所で名前を見つける名手、
DAVID TORKANOWSKY(いまだにどう読むのか分かりません…)が。などなど。
いや~、このバンドを率いてアーマ・トーマス来日してくれませんかね~。

曲調は、軽やかなゴスペル・フィーリングが素晴らしい「I Wish I Knew How
It Would Feel To Be Free」、ジャジーな「These Honey Dos」、カントリー的な
「Another Lonely Heart」、ロッキッシュな「Stone Survivor」、
コーリー・ハリスがアコギを弾くブラインド・ウィリー・ジョンソンのブルース
「Soul Of Man」など、ヴァラエティ豊かながら、バックとア-マの一体感が、
そしてなによりアーマの芯の通った歌声が一つのアルバムに纏め上げています。

アルバムラストはスティーヴィー・ワンダーの「Shelter In The Rain」。
この曲はスティーヴィーの去年の新作の中でも私が最も好きな曲で、
カトリーナ被災のチャリティー・ソングとしてリリースされた曲です。

DAVID TORKANOWSKYの美しいピアノをバックに浪々と歌うアーマの歌が感動的です。
アルバム・タイトルの「AFTER THE RAIN」と併せて、彼女のニューオーリーンズに
対する強い気持ちが感じられます。

それにしても良いアルバムです。なんでもっと早く買わなかったんだろう…。
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フジロックのタイムテーブル!

2006-07-01 23:50:50 | フジロック
フジロックのタイムテーブルが発表されましたね~。

同時にアヴァロンなどちっちゃいステージの出演者も発表になりました。
その中で気になるのは、アヴァロンのマルコス・スザーノ!。
そしてパレス・オブ・ワンダーのリコ・ロドリゲスとBARRENCE WHITFIELD。
苗場食堂のマダムギターにザ・たこさん。さらにうめ吉って何者ですか?

そして待ちに待ったタイムテーブルです!
毎年コレを見て一喜一憂してるんです。被りに悩むんです。それも楽しいんです。
今年は私はフジロックには行きませんが、タイムテーブルとにらめっこはします。

まず一日目。
ストリング・チーズ~フロッギング・モリー~テリー・アダムス~ブラッカリシャス
~ノース・ミシシッピ~ドノヴァン~マッドネス

と言った感じですね。せっかく発表になったマルコス・スザーノがドノヴァンと被ってる
のが痛いです。どっち見るか迷います。この日のメインはブラッカリシャスかな?

2日目。
ウルフ・マザー~FIELDS~THE RIFLES~ビッグ・ウィリーズ~ザ・デュオ~木村光輝
~トリスタン~UA~ストリング・チーズ~マダムギター~BARRENCE WHITFIELD

この日は新人ロックバンドが並ぶレッドが熱いのですが、それは前半で諦め、
やっぱり奥の方へ行きます。チーズとUAの被りも痛い。さらにこの時間帯には
ヤーヤーヤーズとクーラも被ってる…。リコは遅すぎて断念。この日のメインはUA。

最終日。
らぞく~KT~ドラゴンドラに乗る~THE REFUGEE ALL STARS~TOBY FOYEH~
アンフリーズ~モグワイ~ハッピー・マンデーズ~ザ・たこさん。

この日は昼間、オルソンも見たいけど、ドラゴンドラに乗っちゃいます。
夜は被りまくりです。スーパー・ファリーとジェニー・ルイスが見れない…。
特にジェニー・ルイスは残念。アンフリーズの出来次第ではモグワイも諦めて、
とっととレッドまで降りてきちゃうかも。でもこの日のメインはアンフリーズ。

メンツが悪いだなんだ言ってる割にはカチカチなスケジュールだし、
かなり楽しめそうだし、行けないのが寂しいです。来年は絶対行くぞー!
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