ルーツな日記

年が明けて心機一転、頑張ります!!
ルーツっぽい音楽をルーズに綴る。
よろしくお願いいたします。

フジロック第3弾!!!

2013-03-30 00:49:23 | フジロック
JURASSIC 5 / POWER IN NUMBERS

フジロック公式サイトにて出演アーティスト第3弾の発表がありましたね。今年は早いですね~。今回発表されたのは以下の6組。

THE CURE
SKRILLEX
JURASSIC 5
BRINSLEY FORDE
GENTLEMANS PISTOLS
MULATU ASTATKE

日曜のヘッドライナーにザ・キュアー! これで3日間のメインが出揃いました。とは言えね、今回はそのザ・キュアーも含めて「ルーツな日記」的にはサプライズは無かった感じ。ですがそれでも流石はフジロックですよ!なかなか侮れません。

まずはジュラシック5。ヒップホップが苦手な私でもこのグループは観てみたいです。コーチェラに続いてまさかフジに来てくれるとは! そう言えばカット・ケミストって活動休止前に脱退してましたけど、復活メンバーには入ってるんですかね? だとしたらグループ以外にも色々期待してしまいますが…。

そして元アスワドのブリンズレー・フォード。こう見えて私、昔はレゲエが大好きでして、フジが出来る前の夏フェスと言えばレゲエだったんです。アスワドも何度か観ました。あれはレゲエ・サンスプラッシュだったかな? 川崎球場で初めて観たアスワドの格好良かったこと!! 武道館に単独公演も観に行きましたっけ。懐かしい~。さて、そのアスワドの元ヴォーカリストであるブリンズレー・フォードです。ソロとなってどんなステージを見せてくれるのでしょうか? 06年に朝霧ジャムに出てますけど、その時はDJと言うかサウンドシステム的な感じだったんですかね? 出来ればフジではバンドを従えたライヴを見せて頂きたいものです。

あと70年代のハードロックを甦らしたと言われるジェントルマンズ・ピストルズ も気になりますし、エチオピアン・ジャズの巨匠というムラトゥ・アスタトゥケにもそそられます!


さて、今年のフジロック、グリーンのトリはナイン・インチ・ネイルズ、ビョーク、ザ・キュアーの3組に決定。そしてスクリレックス、ジュラシック5、ザ・エックス・エックスがホワイトのトリなのでしょうか? そこのところはまだはっきりしませんが、どちらにしろなかなか豪華じゃないですか! まあ、流石にローリング・ストーンズがヘッドライナーに決まったという英グラストンベリーには敵いませんけどね~。


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2012年 ベスト・アルバム 2位~4位

2013-03-23 16:32:32 | 2012年総括
第2位

JOHN BOUTTE / ALL ABOUT EVERYTHING
ニューオーリンズ好きの間ではアーロン・ネヴィルに並ぶ“ニューオーリンズの声”として知られるジョン・ブッテ。そのハスキーな声質が素晴らしいのはもちろんなのですが、歌い回しや音程の取り方なんかも独特で、聴けば聴く程に味が滲みてくるシンガーです。今作はジャズとリズム&ブルースの絶妙な案配により、ブッテの魅力をたっぷりと詰め込んだ1枚。もちろんニューオーリンズの空気も爽やかに運んでくれる。例えばデイヴ・バーソロミュー作「The Grass Is Greener」ではジェイムス・アンドリュース(トランペット)とトロンボーン・ショーティ(トロンボーン)の兄弟による掛け合いが楽しい!しかもここでオルガンを弾くのはジョン・クリアリー、ベースはジョージ・フレンチですよ! アル・グリーンの名曲「Take Me To The River」はレイモンド・ウェバーのドラムスにカーク・ジョセフのスーザフォンが絡む強力グルーヴ。メンフィス・ソウルをこう料理しますか! そしてハイライトはアラン・トゥーサン作の「War Is All Over」ですかね。この曲は初めて聴きましたが、誰かのカヴァーでしょうか?書き下ろしでしょうか?よく分かりませんが、重厚なメロディーラインが印象的な曲。こういった重たい雰囲気の曲でのブッテの歌唱と言うのも相当深いものがあります。そして深いと言えばレナード・コーエンのカヴァー「Hallelujah」。これなんかは素晴らしすぎて言葉になりません!!

第3位

ERIC BIBB / DEEPER IN WELL
パークタワー・ブルース・フェスティヴァルで来日した頃はまだまだ若手(ブルースの世界では)なイメージだったエリック・ビブも、もう60歳を超えてるんですね。私も彼を熱心に追いかけて来た訳ではないのですが、今作はルイジアナ録音と聞いて思わず手が伸びてしまいました。これが良い!! 冒頭の「Bayou Belle」からスワンプ臭の漂うアコースティック・ブルース。まずエリックの歌声が良いですね。フォーキーな味わいから滲みでるような、ねっとりとしたブラック・フィーリングが堪りません。バックにはダーク・パウエルやセドリック・ワトソンといったケイジャン周辺のアーティストも参加していまして、彼らのフィドルやアコーディオン等の音色が彼の地特有の湿地帯の空気を醸す。そしてハーピストのグランド・ダーモディの活躍も特筆物。この人はエリックの過去作にも名前を見るハーピストで、おそらくルイジアナの人という訳ではないと思われるのですが、その音色が醸す豊かな倍音はまるでスワンプの奥地から漂うようで、この作品を一層味わい深いものにしています。また、オリジナル曲からトラディショナル、タジ・マハールやボブ・ディランまでを並べながら一つの大きな流れとして聴かせる、エリックならではのブレンド感覚も秀逸。それもこれもエリックの静かながら説得力のある歌声こそが成せる技。そんなエリックのフォーク・ブルース・フィーリングが、スワンプの秘境に溶け込んだような素晴らしいアルバムです。

第4位

BUDDY MILLER & JIM LAUDERDALE / BUDDY AND JIM
私の大好きなバディ・ミラーとジム・ローダーデイルの共演作。タワレコでこのジャケを観た瞬間に即買いでしたね。両者共オルタナ・カントリー/アメリカーナ系の重要人物ですが、バディ・ミラーは近年ロバート・プラントのプロデュースを手掛けたことで日本のロック・ファンの間でも知名度が随分と上がったのではないでしょうか? ジム・ローダーデイルもグラミーの受賞歴もある大物ですからね、もう少し日本でも人気が出ると良いんですけど…。ま、それはさておき、この共演作ですよ。もちろん共演は初めてではありませんし、ほとんど盟友と言った雰囲気ですが、二人名義での正式作と言うのは多分これが初めて。逆に今までなんで無かったんだろう?と思ってしまいます。二人の共作「I Lost My Job Of Loving You」から始まる男臭いカントリー・ロックに、まるでこれまで二人の歩んで来た道のりと、現在の立ち位置までもがくっきりと描かれているよう。スチュアート・ダンカン(フィドル&マンドリン)、デニス・クロウチ(ベース)を始めとするバックの演奏も素朴なやさぐれ感があって良い。これぞアウトロー・カントリー!! 痺れます!
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2012年 ベスト・アルバム 5位~10位

2013-03-17 01:13:33 | 2012年総括
第5位

RUTHIE FOSTER / LET IT BURN
リズム隊にラッセル・バティステ(ds)&ジョージ・ポーター・ジュニア(b)を向かえたニューオーリンズ録音。かの地の空気を吸いつつ南部のソウル/ゴスペル/フォーク/ブルースを彼女流にブレンドさせたようなルーツ・サウンドがことの外心地良い。土っぽくも昂揚感のあるデイヴ・イーズリーのペダル・スティール・ギターが特に印象的。ルーシーの歌声もジワジワとブラック・フィーリングが染み出るようで素晴らしい。ブラインド・ボーイズ・オブ・アラバマをゲストに招いた「The Titanic」でのスピリチュアルなゴスペル・フィーリングはまさに本領発揮の味わい。黒人シンガーとしてはユニークな立ち位置に居るように感じる彼女ですが、このソウルフルな歌声はまさに本物! 聴けば聴く程コクが深まります。



第6位

OLD CROW MEDICINE SHOW / CARRY ME BACK
これは格好良い!! オルタナ・ブルーグラス!こういうのを待っていたんです。やはりドン・ウォズがプロデュースした前作は奇麗に纏まり過ぎでした。今作は1曲目「Carry Me Back To Virginia」から血湧き肉踊るリズムに思わず踊り出したくなってしまいます。やはりメディシン・ショウを名乗るからにはこういった猥雑な空気がないとね。この曲のようなアップテンポ曲における、プリミティヴなオールド・スタイルに現代的なエッジを効かせたようなグルーヴはある意味パンキッシュと言えるかも。それもそのはず、プロデュースを務めたのはフロッギング・モリーの元ギタリスト、テッド・ハット。彼はフロッギング・モリーはもちろんドロップキック・マーフィーズなんかも手掛けてますからね。とは言え、スロー・ナンバーも味わい深く秀逸で、ひなびたカントリー/ブルーグラスなフィーリング豊かな作品です。


第7位

THE LITTLE WILLIES / FOR THE GOOD TIMES
なんだかんだ言って、カントリーを歌うノラ・ジョーンズが大好きなんです!! 私が彼女の新作「LITTLE BROKEN HEARTS」を好意的に受け入れられたのも、その直前にこのアルバムがリリースされていたからかもしれません。特にハンク・ウィリアムス曲「Lovesick Blues」の味わいは格別。もちろんジム・カンピロンゴのギターも相変わらず強力。気心知れた仲間が寄り集まって大好きなカントリーを演る。そんな肩の力の抜けた楽しげな親密感も素敵。それでも単なる趣味で終わらないのは、やはりノラ・ジョーンズの歌声が醸すマジックなのかもしれません。


第8位

ALICIA KEYS / GIRL ON FIRE
私がビヨンセと並んで大好きなアリシア・キーズですが、どうしても前作「THE ELEMENT OF FREEDOM」は好きになれませんでした。なので今作もさほど期待はしていなかったんですけどね。そんな気持ちで聴いたこの作品、第1印象は前作の延長線上というイメージであまり良くなかったのですが、何故か後を引く。そしてまた聴きたくなってしまう。また聴くとさらにもう一度聴きたくなって、結局毎日のように聴き続けてしまうと言う始末。しかも聴けば聴く程、好きになっていくというスルメ作品。アリシア・キーズならではのしっとりした昂揚感が素晴らしい!! 前作には希薄だったねっとりとした黒さが感じられる。特に後半に固められた「Tears Always Win」、「Not Even The King」、「That's When I Knew」、「One Thing」辺りのミドル/スローは至福。


第9位

HIROMI THE TORIO PROJECT FEATURING ANTHONY JACKSON & SIMON PHILLIPS / MOVE
いや~、上原ひろみは素晴らしい!! もちろんアンソニー・ジャクソンもサイモン・フィリップスも凄い訳ですけど、これの青写真を描いた上原ひろみの凄まじさっていうのは筆舌に尽くし難いものがあります。トリオというスタイルでのこの密度!! 堪りませんね~! 朝起きてからの1日の流れを表現した作品だそうですが、目覚めの曲である1曲目「Move」からもの凄いテンションで駆け巡っていく。これが目覚めの曲ですか?っていうねじれ具合に上原ひろみの脳の中っていったいどうなってんの?と、ちょっと覗いてみたい気分に。


第10位

THE LIFE & TIMES OF ... / HOT 8 BRASS BAND
07年のデビュー・アルバム「ROCK WITH THE HOT 8」も最高だったニューオーリンズのブラス・バンド、ホット8ブラス・バンドによる待望の2作目。スネア、バスドラ、スーザフォンが絡み合う、ストリート/パレード仕様のリズムはこれぞブラス・バンド!! ギラついた音色で切れ込んでくるホーン隊は若さに溢れる瑞々しさですが、そのアンサンブルには独特のルーズさがあり、それこそニューオーリンズそのもの。しかもそんな伝統的なスタイルを踏襲しつつも、現代に響くヒップな感覚に溢れてる。ベースメント・ジャックスの「Bingo Bango」をカヴァーするセンスにもやられます。
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フジロック第2弾!!!

2013-03-14 12:22:15 | フジロック
AIMEE MANN / THE FORGOTTEN ARM

フジロックの出演アーティスト第2弾が発表になりました。今回は19組。

AIMEE MANN
THE BAWDIES
DANIEL LANOIS
EDDIE ROBERTS' WEST COAST SOUNDS
FERMIN MUGURUZA KONTRAKANTXA
GARY CLARK JR.
JAZZANOVA
KEMURI
KENDRICK LAMAR
LETTUCE
LOTUS
MUMFORD & SONS
奥田民生
RON SEXSMITH
SPARKS
SUZANNE VEGA
TAHITI 80
TOWER OF POWER
YELLOWCARD


来ましたね~。今回は「ルーツな日記」的にもかなり濃い面子です。 もう観たいのばっかりでホント被りが心配な感じ。まずはマムフォード&サンズですね。グラミー賞で最優秀アルバムを受賞しちゃいましたから、名実共にグリーンのトリでも良い感じですが、表記の仕方からどうやらそうでは無い模様。となるとグリーンのトリ前か、もしくはホワイトのトリか? 個人的にはビョークの前に来てくれたら嬉しいんですけど~。

そして奥の方のトリを務めそうな強力ファンク軍団が2組。ブラス・ファンクの代名詞的存在タワー・オブ・パワーと、ソウライヴのエリック・クライズノー率いるレタス。これは新旧ファンク対決でしょうか? 続けざまに観たい感じですが、レタスは過去にヘヴンのトリを務めていますし、そのジャムバンド的気質から今年もヘヴン以外想像出来ない感じなのに対し、タワー・オブ・パワーは大御所ということもあり、どちらかというとオレンジの方が似合いそうだったり。さらにファンクと言えばニュー・マスターサウンズの中心人物エディ・ロバーツのニュー・プロジェクトもありますからね、今年は早くもそっち系が充実してきました。

奥の方のトリ候補と言えばもう一組、エレクトロニカ/ライヴトロニカの旗手ロータス。ミラーボールが揺れる夜のヘヴンでただただそのトランス・グルーヴに身を任せたい。あ、あとフェルミン・ムグルサはオレンジのトリですかね。

さらにロン・セクスミス、エイミー・マン、スザンヌ・ヴェガといったシンガー・ソング・ライター達の決定も嬉しいところ。特にスザンヌ・ヴェガはね~、デビュー当時「Luka」という曲をよく聴きました。懐かしい、と言ったら失礼ですかね。現役シンガーですからね。

まだまだありますよ、“ニュー・ジャズ”、“フューチャー・ジャズ”とも評されるベルリン発のジャザノヴァ、話題の大型新人ゲイリー・クラーク・ジュニア、ヒップ・ホップ界の超新星ケンドリック・ラマー、などなど。今年のフジロックもヴァラエティ豊かに楽しませてくれそうです。

あ、あと忘れてならないのがダニエル・ラノワ! 言わずと知れた大物プロデューサーですが、ミュージシャン/ギタリストとしても超一流。昨年のビルボードでの来日公演も素晴らしかったですからね。またブライアン・ブレイド(ds)を連れて来てくれますかね~。(フジ直後にまたしてもビルボードライヴ公演が決定したようですが、そちらの詳細によりますと、残念ながら今回のドラマーはブライアン・ブレイドではない模様…。)


*写真のアルバムはジョー・ヘンリーがプロデュースしたエイミー・マンの05年作。名盤です。


最後に動画を少しご紹介。


http://www.youtube.com/watch?v=rGKfrgqWcv0
まずはマムフォード&サンズの「I Will Wait」。フジでもこんなライヴが見れちゃうんですかね? グリーンのトリじゃないのが勿体ない!!


http://www.youtube.com/watch?v=v2XENExCUTE
タワー・オブ・タワー、2011年のライヴ・パフォーマンス。ヤバいぐらいファンキー!!


http://www.youtube.com/watch?v=Va3eqsO_ErA
ドラムスのアダム・ダイチや、ソウライヴ組のエリック・クラズノー&ニール・エヴァンスに注目が集まるレタスですが、私は以外とベーシストのエリック・クームスが好きです。この低音、堪りません!


http://www.youtube.com/watch?v=Abu6eTwTXWQ
ロータスの「Spiritualize」。こんなグルーヴだったら永遠に続いてもらって構いません。気持ち良い~。


http://www.youtube.com/watch?v=P0E3R1cSfIM
ダニエル・ラノワとブライアン・ブレイドのトリオによる「The Maker」。ラノワが弾くギターの魔術的な音色が素晴らしい。


http://www.youtube.com/watch?v=VZt7J0iaUD0
最後はスザンヌ・ヴェガの「Luka」。87年ですか? あの当時は女性シンガーのポップソングとして愛聴してましたが、実はルカという子供が語る児童虐待をテーマにした歌だったんですね。あらためて今聴くと、やっぱり名曲です。
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2012年 ベスト・アルバム 11位~20位

2013-03-10 15:21:45 | 2012年総括
第11位

CODY CHESNUTT / TIL I MET THEE
コディ・チェスナットの10年振りとなる2ndアルバム。宅録&ローファイな前作とは打って変わって、今作はまるでマーヴィン・ゲイが乗り移ったかのようなピュア・ソウル。1曲目から声の響きとそのフィーリングにやられます。録音はメンフィス・ソウル雄、ハイ・レコードが誇るロイヤル・スタジオ。オールド・ソウルへの深いリスペクトと、しかしそれだけでは終わらない彼自身の真摯なソウルを現行シーンに投げかけた快作。


第12位

BOB DYLAN / TEMPEST
近年のボブ・ディランの充実振りには恐れ入ります。この「TEMPEST」がリリースされた2012年はデビュー50周年、72歳ですよ!しかも今作10曲中、14分弱のタイトル曲を始め半数の5曲が7分を越える大作ですからね、その気合いの程が伺い知れます。ボブの歌声は相変わらずボブにしか成し得ない境地に達した味わいですし、バックの渋いスウィング感がまた堪らない!


第13位

NORAH JONES / LITTLE BROKEN HEARTS
ナチュラルな癒しの代名詞のようだったノラ・ジョーンズが、お化粧を濃くして若干の妖気すら感じさせるあちら側の住人に変貌したような今作。とは言え、前作、いや前々作辺りからその兆候は見え隠れしていましたし、それ故に何処か不安定な印象も受けていたところでしたので、この振り切れ方は逆にノラらしくて私は歓迎しています。デンジャー・マウスとの共同作業も確実にノラの世界観をより深いところからくみ上げるのに成功しているのではないでしょうか。


第14位

DIRTY DOZEN BRASS BAND / TWENTY DOZEN
カトリーナ直後に発表された前作はその痛みを伴った「WHAT'S GOING ON」でしたが、結成35周年を飾るこのアルバムは祝祭感に溢れたもの。特に「Paul Barbarin's Second Line」~「E-Flat Blues」~「When The Saints Go Marching In」のメドレーはこれぞニューオーリンズな素晴らしさ!


第15位

JOHN FULLBRIGHT / FROM THE GROUND UP
オクラホマ出身のシンガー・ソング・ライター、JOHN FULLBRIGHT(ジョン・フルブライトと読むのでしょうか?)。ライヴ盤に続いて、スタジオ作としてはこれがデビュー作となる期待の若手。瑞々しくも塩辛さと苦みのある歌声が芳醇なアメリカーナを紡ぐ。ギラついたブルース感覚や、アメリカン・ロックな一面も見せますが、スローナンバーも相当に味わい深い。グラミー賞にもノミネートされましたし、今後もっともっとクローズアップされてくるのではないでしょうか?


第16位

ME'SHELL NDEGEOCELLO / POUR UNE AME SOUVERAINE A DEDICATION TO NINA SIMONE
生誕80周年を迎えるニーナ・シモンをトリビュートしたミシェル・ンデゲオチェロのアルバム。ジャズやR&Bを静かに包み込むようなスピリチュアルな空気感が素晴らしい! 暖かい昂揚感の滲みるミシェルの歌声に耳を奪われます。シネイド・オコーナーのゲスト参加も特筆もの。


第17位

CEDRIC WATSON & BIJOU CREOLE / LE SOLEIL EST LEVE
ケイジャン/ザディコ界の王子ことセドリック・ワトスン。アコーディオン、フィドル、ラヴボード等からなる土臭いザディコのリズムとメロディーに思わず踊り出したくなってしまいます。そしてローカル色濃厚なポップさが返ってディープです。何よりも鄙びた伝統的なスタイルと、それだけでは終わらない創造性豊かなミクスチャー感格とのバランスも見事。


第18位

GALACTIC / CARNIVALE ELECTRICOS
前作「YA-KA-MAY」に続いてまたしても傑作を送り出したギャラクティック。カーニバルをテーマに、マルディグラはもちろん、サンバも飲み込み、バイレファンキ辺りも視野に入れてそうな、ヒップ感覚横溢この上ない彼らならではのガンボ・ファンク祭!


第19位

CAROLINA CHOCOLATE DROPS / LEAVING EDEN
バディ・ミラーをプロデューサーに向かえたキャロライナ・チョコレート・ドロッップス。 前作からメンバーが一人変わっていますがサウンド的にはさほど変化は無い印象。って言うか変わってもらっては困りますよ!この現代にいにしえの黒人ストリングス・バンドが甦る奇跡のサウンドが! 素朴な弦楽器の音色とプリミティヴこの上ないリズム、その上を踊る野趣溢れるヴォーカル。それらをイマジネイティヴに聴かせる現代的な解釈も光ります。


第20位

ALAN EVANS TRIO / DROP HOP
2012年、ソウライヴやレタスの新作もありましたが、私はアラン・エヴァンス(ds)のトリオ作品に興奮させられました。敢えてオルガン・トリオですからね、ソウライヴを一度リセットしたかったのかな?なんて思ったり。特にミーターズのファンクネスを現代的なキレでアップデートしたようなインスト・ファンクがめちゃくちゃ格好良いです。低音を効かせた荒々しい音質も最高! もちろんアランのドラミングも超ファンキー!
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2012年 ベスト・アルバム 21位~30位

2013-03-07 21:31:22 | 2012年総括
第21位

KELLY JOE PHELPS / BROTHER SINNER & THE WHALE
じっくりと聴きたいフォーク・ブルース。土っぽくも鮮やかなスライド使いも素晴らしいく、穏やかながらある種の境地を感じさせる孤高の歌声にも痺れます。

第22位

BOBBY WOMACK / THE BRAVEST MAN IN THE UNIVERSE
ラスト・ソウルマン、18年振りの復活作となったこのアルバム。プロデューサーとしてデーモン・アルバーンが関わっていることも話題になりましたが、何よりもボビーのソウル・ヴォイスが凄まじい程に魔力的。

第23位

DR. JOHN / LOCKED DOWN
ブラック・キーズのダン・オーバックがプロデュースしたドクター・ジョンの新作。現代的に歪んだレトロ・ソウル&ブルースにドクターのドロドロしたフォンク感が映える。ダン・オーバックの手腕以前に、その目の付けどころがお見事。

第24位

RICKIE LEE JONES / DEVIL YOU KNOW
リッキー・リー・ジョーンズの妖気めいた才気にやられるカヴァー・アルバム。ストーンズ曲「Sympathy For The Devil」からその世界観に引き込まれます。プロデューサーはベン・ハーパー。

第25位

HERITAGE BLUES ORCHESTRA / AND STILL RISE
いにしえのブラック・ミュージックに敬意を表しながら、豊かなブレンド感覚で現代のブルースとして鳴らしたようなこのトリオの作品は面白かった!

第26位

GRACE POTTER & THE NOCTURNALS / THE LION THE BEAST THE BEAT
相変わらずグレイス・ポッターの気合いの入った歌声には痺れます。楽曲も粒ぞろいですし、骨のあるバンドグルーヴを感じさせてくれるます。前作に比べると若干躍動感に欠ける感はありますが、流石のクオリティーですね!

第27位

JON CLEARY / OCCAPELLA!
ジョン・クリアリーによるアラン・トゥーサンのトリビュート作。一部を除いてほぼ一人多重録音で制作された、ジョンのミュージシャンシップとセンスが伺われる好盤。

第28位

MICHAEL KIWANUKA / HOME AGAIN
今後の活躍も楽しみなマイケル・キワヌカのデビュー作。オーガニックな黒さが深い味わいを醸すこの歌声は、まるで現代に産み落とされた突然変異のような魅力。

第29位

AVETT BROTHERS / CARPENTER
新感覚のフォーク/ブルーグラス・バンドとして知られるアヴェット・ブラザーズですが、基本的に良い曲を書き、歌心を大切にしているバンドですよね。

第30位

ROYAL SOUTHERN BROTHERHOOD / ROYAL SOUTHERN BROTHERHOOD
デヴォン・オールマン、マイク・ジトという次代を担うサザン/ブルース・ロッカーにネヴィル・ブラザーズのシリル・ネヴィルが加わるという強力グループ。ですがシリル・ネヴィルらしさを求めるとちょっと物足りないかな…。



もう3月になってしまい、今さら感が半端ありませんがめげずにやらせて頂きます。「ルーツな日記」的2012年、年間ベストアルバム30選です!! 毎年の通り、特に何かのデータを集計した順位ではありません。単なる私自身の個人的な趣味と気分で選んだベスト30です。一種の余興みたいなものですので、気楽な気持ちで楽しんで頂ければ幸いです。では、2~3日かけて順次発表してまいりますのでお楽しみに!
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マリア・マッキー@ビルボードライヴ東京

2013-03-05 20:34:48 | SSW
MARIA McKEE / MARIA McKEE

3月2日、ビルボードライヴ東京にて、マリア・マッキーのライヴを観てまいりました。17年振りの来日公演です。正直な話、私の青春時代を彩った最愛のアーティストなので、とても平常心で観ることが出来なかったのですが、(まあ、概ねライヴというものは平常心で観れるものではありませんが…)、そんな興奮を抑えつつも、その興奮が冷めないうちにレポを書いておこうと思います。私が観たのはこの日の2ndショー。今来日の最終公演です。

“最愛”とか言っておきながら、チケ予約初日を失念すると言うあり得ないミスを犯し、私の整理番号は14番。もうかぶり付きは無理だなと諦めていましたが、案内されたのは席で数えて前から3列目、ステージ向かって右寄りの席。もう少し真ん中で観たかったと思ったりもしましたが、実はここがかなりの良席。ステージを見ると、中央にマリアが座る椅子が用意され、その右側に大きなグランドピアノが鎮座している。そしてその鍵盤はステージの右端になるんです。中央でギターを弾き語るマリアと右端でピアノを弾きながら歌うマリア、どちらも障害物無しでを観れる席となると、私が案内された席あたりがちょうど良い場所だったかもしれません。そんなポジティヴ指向でマリアとの17年振りの再会を待つことに。

そしてほぼ、開演予定時刻、麗しのマリア・マッキーが登場。近年の「PEDDLLIN' DEAMS」や「LATE DECEMBER」での写真よりはるかに若返ってる印象! 想像していたより全然スレンダーで美しい! もう間近に生のマリア・マッキーを見れただけで17年待ったかいがありましたっていう感じ。今回のバックはスーザン・オッテンという女性一人だけ。しかも彼女はバック・ヴォーカルのみなので、ほぼマリアの弾き語りステージ。

まずはギターを持って「 I Can't Make It Alone」からスタート。2ndソロ作「YOU GOTTA SIN TO GET SAVED」収録曲。マリアの歌声はマリア以外の何者でもない響き。当たり前ですけどね。でも彼女の歌声を聞いた瞬間、目の前にマリア・マッキーが居ることをあらためて実感しましたね。なんか1曲目から目がウルウルしちゃいました。それぐらいマリアの歌声っていうのは私にとって特別なものなのです。そして早くも私が一番聴きたかった曲「Am I The Only One (Who's Ever Felt This Way?)」。1stソロ作「MARIA McKEE」収録の麗らかなカントリー・ナンバー。これ本当に良い曲ですよ。暖かくも憂いの含んだメロディー・ラインに心が包み込まれる。マリアの声もよく出ていて最高でした。ディクシー・チックスがカヴァーしたことでも知られる曲ですが、マリアもMCでディクシー・チックスがどうのこうのと語ってました。(すいません、私、英語がまったくダメなんで話の内容についてはちょっと…)。

続いてソロ5作目「PEDDLLIN' DEAMS」からのタイトル曲ではアメリカーナの渋みをじっくりと聴かせてくれる。さらにまさかの「Don't Toss Us Away」!! きましたね~、ローン・ジャズティス時代の曲。まあ、何曲かは歌ってくれるだろうと思ってはいましたが、実際に聴かされると堪らないものがありますね。特にこの曲はスウィートなカントリー・バラードですから、マリアの歌声にうっとりでした。それにしても序盤から選曲が良い!こういうマリアが観たかったんです!! この後、MCの流れで何か余興的に1曲やりかけたんですけど、躓きながら直ぐ止めちゃいました。あの曲何だったんでしょう?そしてそそくさとギターを置き、ピアノの前へ移動。さ~て、ピアノ弾き語りの始まりです。

ステージ右奥のピアノの前へ座るマリア。私の位置からは若干こちらの方が近いので、なんかドキドキしちゃいましたね。ソロ4作目のタイトル曲「High Dive」から始まったこのセクション、何と言ってもローン・ジャスティス時代の名スロー「Wheels」でしょう! 私にとってマリアが鍵盤を弾きながら歌う曲と言えばこの曲なんです。マリアは相変わらずまるでCDのようには歌いません。それこそ若い頃は衝動まかせに溢れんばかりのエネルギーをまき散らしていたものですが、現在のマリアはそれに比べればもっと落ち着いています。とは言え感情の赴くまま自由にメロディを紡いでいくかのようなその歌唱は、彼女の一瞬一瞬移ろい行く感情そのもののようであり、だからこそマリアの歌は胸に響くのです。

「Wheels」と切れ目無しで歌われた「Breathe」も良かったです。1stソロ作に収録されたマリアの代表作ともいえる1曲で、「Wheels」と続けて演奏されたというのも贅沢。続いて「Has He Got A Friend For Me?」。これはリチャード・トンプソンの曲ですね。彼はこの曲が収録されたマリアの1stソロ作「MARIA McKEE」にギターで参加しているんですが、そんなことをマリアはMCで話していたのかな? そして「PEDDLLIN' DEAMS」からニール・ヤングのカヴァー「Barstool Blues」。この辺りの流れは今回のハイライトだったかもしれませんね。ちなみにこの曲の前にはMCでニール・ヤングについて語り、ほんの1節ですが「Sugar Mountain」を口ずさむなんて場面もありました。

それにしてもマリアはよく喋ってましたね。1曲終わるごとに観客に語りかけるように。前日のライヴではうっかりギターを倒しまいネックが折れてしまうというハプニングがあったそうですが、そんな話も面白可笑しく話してくれました。そんなマリアの話を暖かく見守るように聞く観客達の空気も良かったです。なんかまるでマリア・マッキーを囲む会のような、そんな親密な空気感に満たされてました。おそらく熱心なマリア・マッキー・ファンという方達が多かったのではないでしょうか。

さて、ステージも終盤。マリアはピアノの前を軽やかに通り過ぎ、再び中央に腰掛けギターを手にする。歌い始めた曲は若干耳馴染みの薄い曲でしたが、トラディショナルでゴスペルっぽい雰囲気もある曲調と、ハリのある伸びやかなマリアの歌声に聴き惚れました。多分「Blessed Salvation」ですね。おそらくこの日のステージで最もレアな曲だったのでは無いでしょうか? 06年にリリースされたアコースティック・ライヴ盤に収録されてる曲で、マリアの兄ブライアン・マクリーンが書いた曲。ブライアン・マクリーンはLAの伝説的なサイケデリック・バンド、ラヴの主要メンバーだった人で、マリアとは18歳も年の離れた片親違いのお兄さんだそう。もちろんマリアに多大な影響を与えたことでしょうが、残念ながら98年に亡くなられています。ちなみに先の「Don't Toss Us Away」もブライアン・マクリーン作の曲です。

続いてローン・ジャスティス時代の名スロー「You Are The Light」。ですがスローと言うより若干スピードを上げたカントリーらしい朗らかさが気持ち良かったです。続いて「PEDDLLIN' DEAMS」から「 Sullen Sou」、さらに「HIGH DIVE」から「In Your Constellation」と続き、本編ラストはまたしてもローン・ジャスティス時代からの曲「Shelter」。ギター弾き語りということを考えれば、最後を締めるのはこれしか無いのでは?という選曲ですね。最後には「Yeah! Yeah!」と声を張り上げ、ロックな片鱗も見せてくれました。

そしてアンコールはソロ3作目からタイトル曲「Life Is Sweet」。これで最後と思い、噛みしめるようにマリアの歌に聴き入りました。それにしても今回のライヴ、弾き語りライヴならではの素晴らしい選曲でした。ローン・ジャスティス時代、1stソロ作「MARIA McKEE」、ソロ5作目「PEDDLLIN' DEAMS」が中心という、つまり、カントリー/アメリカーナ色の濃いセット・リスト。およそ1時間15分。個人的にはド真ん中でしたよ!

ステージで歌うマリア・マッキーの歌声は、来る日も来る日もローン・ジャスティスを繰り返し聴いていたあの頃の自分や、マリア・マッキーのソロ作が出る度に驚喜していた昔の熱い気持を甦らせてくれました。しかもそれは聴けば聴く程、現在のマリア・マッキーの歌心を浮かび上がらせてくる。それがまた堪らなく素敵なんです。私にとって、昔と変わらないマリア・マッキーでありながら、昔とはまた違うマリア・マッキー。昔のマリアも良いけど、今のマリアも凄く良い!

結局、今も昔も。マリア・マッキーは私にとって最愛の女性シンガー・ソング・ライターなのでありました。



さて、終演後はお楽しみのサイン会。私もサインを頂き、一緒に写真も撮ってもらいました。写真を撮るためにペアシートでマリアの隣に座った時はホント緊張しました。そんなガチガチな私を余所にマリアはBGM(ニール・ヤングだったかな?)に合わせて鼻歌まじりだったり。可愛らしい人でした。また来日してください!!


この日のセットリスト↓

01. I Can't Make It Alone
02. Am I The Only One (Who's Ever Felt This Way?)
03. Peddlin' Dreams
04. Don't Toss Us Away
05. High Dive
06. Wheels
07. Breathe
08. Has He Got A Friend For Me?
09. Barstool Blues
10. Blessed Salvation
11. You Are The Light
12. Sullen Soul
13. In Your Constellation
14. Shelter
------------------------------------
15. Life Is Sweet


メモを取りながら観てはいたんですが、間違ってましたらごめんなさいね。




~関連過去ブログ~ お時間有ったらぜひ!

 12.2.26 マリア・マッキーに愛を込めて その1
 12.2.28 マリア・マッキーに愛を込めて その2
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そそるライヴ 3月編

2013-03-01 21:47:53 | そそるライヴ
関東近辺にて3月に行われるライヴ、フェス、イベントのなかで、気になるものをピックアップしてみました。

3/01(金)Maria McKee @ビルボードライヴ東京
3/01(金)JAMES COTTON ‘SUPER HARP’ BAND @丸の内コットンクラブ
3/04(月)Jimmy Cliff @ビルボードライヴ東京
3/06(水)GREGORY PORTER @ブルーノート東京
3/08(金)Paul Brady @吉祥寺 STAR PINE'S CAFE
3/10(日)Kaki King @ビルボードライヴ東京
3/10(日)Peace On Earth @日比谷公園 入場フリー!
3/11(月)Peace On Earth @日比谷公園 入場フリー!
3/11(月)Kurt Carr and the Kurt Carr Singers @ビルボードライヴ東京
3/12(火)SANTANA @日本武道館
3/14(木)Julie Doiron @ 渋谷 O-NEST
3/17(日)HUGH MASEKELA  @ブルーノート東京
3/18(月)GARY CLARK JR. @Daikanyama UNIT
3/19(火)RUFUS WAINWRIGHT @渋谷公会堂
3/19(火)Esperanza Spalding @渋谷 Bunkamuraオーチャードホール
3/19(火)MOUNT SUGAR  @恵比寿カチャトラ
3/22(金)HIROMI UEHARA SOLO @ブルーノート東京
3/23(土)Zydeco Kicks @渋谷 7th FLOOR
3/23(土)Steve Kimock @Daikanyama UNIT
3/29(金)Steve Forbert with Tim Easton @横浜 Thumbs Up
3/29(金)Eddi Reader @ビルボードライヴ東京
3/30(土)Kamakura Jungle Blues, vol. 2 @鎌倉 招山由比ケ浜
3/30(土)春風 @代々木公園 入場フリー!
3/31(日)春風 @代々木公園 入場フリー!
3/31(日)St.Patrick's Day THE WILD ROVER @渋谷O-WEST 他
3/31(日)Shuggie Otis @ビルボードライヴ東京



お出かけの際は事前のご確認をお願いいたしま~す!
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フジロック第1弾!!!

2013-03-01 00:37:07 | フジロック
BJÖRK / BIOPHILIA

やったー!!!ビョーク!!ビョーーク!!!!ビョーーーーーク!!!!!

今年もこの季節がやってまいりました。フジロックの出演アーティスト第1弾発表です。例年なら3月1日午前0時の発表なんですが、今年はい1日早く2月28日に発表になったようです。おそらくロッキンオン誌が2月28日に店頭に並んでしまうことによる“すっぱ抜き”を防ぐためでしょうね。私はてっきり3月1日発表だと思っていたので、少々出遅れてしまいました。で、気になる第1弾発表アーティストは以下の通り。

NINE INCH NAILS(7/26)
BJORK(7/27)

THE XX

BASSEKOU KOUYATE & NGONI BA
CJ RAMONE
COHEED AND CAMBRIA
DAUGHTER
DEATH GRIPS
DJ SHADOW
FEED ME
FLYING LOTUS
FOALS
FUN.
THE HOT 8 BRASS BAND
HURTS
JACK BEATS(DJ SET)
JULIO BASHMORE
KILLSWITCH ENGAGE
KYTE
MAYA JANE COLES
MODESELEKTOR
OF MONSTERS AND MEN
PORTER ROBINSON
ROCKET FROM THE CRYPT
TAME IMPALA
TOM ODELL
TORO Y MOI
YO LA TENGO


まずはビョークですよ。「ルーツな日記」的にはあれですけど、実は私、ビョークの大ファンなんです。私のそこそこなライヴ観戦歴の中で生涯ベスト・ライヴは?と問われれば、迷わず03年にフジロックで観たビョークと答えます。あの山と森に囲まれた広い闇の中に浮かぶグリーン・ステージ、そこでめちゃくちゃ音の良い爆音で体験するビョークの素晴らしさと言うのはちょっと筆舌に尽くし難いものがあります。確実にあの場所でしか味わえない至福の時間を見せてくれることでしょう。そのビョークは7月27日、土曜のヘッドライナーとして登場です。

今回、もう一組ヘッドライナーが発表されています。7月26日金曜日に出演するナイン・インチ・ネイルズ。実は私、このバンドも以前は単独公演に足を運ぶ程大好きだったのですが、多分今回はパスですね。なぜならグリーンのトリを観ようと思うと、その時間帯のヘヴンやオレンジを全部諦めなくてはならないからです。そういう意味では、土曜のトリにビョークを見るというのは辛い選択なんですよね~。

その他で気になるのは、何と言ってもホット 8 ブラス・バンドですよ。最新作も最高に格好良いニューオーリンズのブラスバンドです。過去にフジロックにはダーティ・ダズン・ブラス・バンドが2回出演していますが、彼らはドラムセットを使った進化系のスタイルです。これに対してホット 8 ブラス・バンドはバスドラム奏者とスネア奏者のコンビでリズムを作る昔ながらのマーチングスタイル。ですが若いバンドなので感覚的にはヒップなものを持っているという、今の時代にぴったりなブラス・バンドなのであります。これは流石フジロック!!

そしてバセク・クヤーテ&ンゴーニ・バ。凄い人が来ますね~。バセク・クヤーテは西アフリカはマリ出身で、ンゴーニ(バンジョーの原型などと言われる西アフリカ伝統の弦楽器)奏者の最高峰と言われる人。こういう人を呼ぶのはフジロックならでは。間違いなくオレンジですね。

あと個人的にはロケット・フロムザ・クリプトですね。初めて苗場でフジロックが開催された99年、グリーンステージの1発目はこのロケット・フロムザ・クリプトだったんです。いまだにこのバンドが音を出した瞬間の音圧は忘れられませんね。ロックを聴きにわざわざ苗場くんだりまで泊まりがけで来て、いよいよ始まるぞというあの瞬間!! まさに苗場のフジロックの歴史はこのバンドから始まったんです。ぜひ、また初日グリーン1発目でお願いします。

その他はどうでしょう? ヨ・ラ・テンゴは観たいですね。あとオーストラリア産サイケデリック・バンドのテーム・インパラとか、グラミー受賞で話題騒然のFUN.だって気になります。あとCJラモーンって元ラモーンズのベーシストですよね? それと第1弾にしてはクラブ系というか、夜中のレッド辺りに出そうな感じのアクトが多いように感じますが、そんなこと無いんですかね? どうなんでしょう? まあ、どちらにしろ奥の方はまだまだですね。



http://www.youtube.com/watch?v=u6J9eY5r718
ビョークの「Hyperballad」。こんなのが観れちゃうんですかね?今からワクワクですよ!


http://www.youtube.com/watch?v=pXcad_Qx7aM
ホット 8 ブラス・バンド、前作「ROCK WITH THE HOT 8 BRASS BAND」が出た時にマーヴィン・ゲイの素晴らしいカヴァー「Sexual Healing」が話題になりましたが、そのライヴ映像。最高です!


http://www.youtube.com/watch?v=WxFrDshQBAY
バセク・クヤーテ&ンゴーニ・バ、英国の有名音楽番組から。やはりアフリカ! ライヴはかなり中毒性がありそう。


http://www.youtube.com/watch?v=iCHipHsE34E
昔ながらのサイケデリックが格好良い、テーム・インパラのスタジオ・セッション。


http://www.youtube.com/watch?v=sxNEzMdmJm0
チルウェイブ/エレクトロ寄りのTORO Y MOIですが、生バンドでライヴを演ってくれるならかなり観たいです。
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