ルーツな日記

フジロックが終わり、サマソニ ブログと化しておりますが、
よろしくお願いいたします。

余話:古本祭り

2006-10-29 23:46:21 | 余話
ROBERTA FLACK / SONGS OF LOVE (DVD)

10月28日、神保町で行われた古本祭に行ってまいりました。何を隠そう私は毎年行っています。といっても楽しみは古本市と併せて行われている神保町ブックフェスティヴァルなんですが。

それは「すずらん通り」にずら~っと本を安価で売るワゴンが出たり、オークションが有ったり、通り沿いの飲食店が店先で食べ物を売ったり、なかなか楽しいイヴェントなのです。

お昼前に会場入口付近でキャナルストリート・ブラス・バンドという年期の入ったおじさま達のバンドのライヴを見ました。20年代から30年代のニューオーリンズ・ジャズを演るバンドだとか。私の大好きな「Bourbon Street Parade」もやってくれたし、良い雰囲気で盛り上がりました。編成はバスドラ、スネア、チューバ、バンジョー、クラリネット、コルネット、トロンボーンだったと思います、たぶん…。

そして、ワゴン巡りです。本屋さんに交じって、CDショップDISK UNIONのワゴンがあったり、ブートレッグCD及びDVDを扱うワゴンが有ったりして、レインボーのモンスター・オブ・ロックのブートDVDに惹かれたりましたが、なんとか我慢しました。

でも結局、はずれの方のお店でロバータ・フラックとヴィッキー・ワイナンズの格安ライヴDVDをゲットしてしまったんですけどね。定価からして1,000円だったのですが、それが800円。お得ですよね! ちなみに他にも、BBキング、スティーヴィ・レイヴォーン、テンプテーションズ、ジェイムス・ブラウン、チャック・ベリーなど、色々有りました。もっと買っとけば良かったかな~。

そして昼飯は三幸園の焼そば。地元の中華料理屋が鉄板で作る焼そばです。毎年食べています。これが美味しい!また来年も食べに来ます。

その後私は上野に向いました。「ヘブンアーティストTOKYO」を見に。お目当てはもちろんストリート・サックス・アンサンブルのHIBI★Chazz-K。

公園入口付近と夕刻の噴水付近と2回見ました。キャナルストリート・ブラス・バンドの枯れたアットホームな味わいがまだ抜け切れていないせいか、HIBI★Chazz-Kのアンサンブルは、いつに無くアバンギャルドにフリーキーに感じ、各人のソロも熱く響きました。

噴水付近では終演後のナイトカーニバルということで、大道芸人やパントマイマーが入り乱れて盛り上がり、夜のサーカス的な雰囲気が浮き世場慣れしていて良かったです。


*写真はブックフェスティヴァルで手に入れたロバータ・フラックのDVD「SONG OF LOVE」。詳しいクレジットが無いので、良く分かりませんが、70年代後半のライブでしょうか?(違ってたらごめんなさい)バックも良いし、軽やかに歌うロバータ・フラックが良い感じです。私の大好きな「Reverend Lee」が入っているのがまた嬉しいです。ちなみに日本語帯には「当時の貴重なライブ映像」と書いてありますが、その当時っていつなんでしょう?



~関連過去ブログ(HIBI★Chazz-K 関連)~ お茶のお供にどうぞ。

 06. 8.25 HIBI★Chazz-K(東京国際フォーラム ネオ屋台村) 
 06.10. 8 HIBI★Chazz-K(新宿芸術天国) 
 06.10.14 北千住ブルース(千住エキゾチックフェア) 
 06.10.22 余話:三茶de大道芸 

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ソロモン・バーク

2006-10-23 16:35:53 | ソウル、ファンク
SOLOMON BURKE / NASHVILLE

ソウル・レジェンド、ソロモン・バークの新作です。ここ最近充実した作品をリリースし、健在振りを協力にアピールし続ける現役最高のシンガーの一人です。

で、近作は驚きのカントリー・アルバム。プロデューサーはソロ作の他、奥方ジュリーとの活動や数々のセッションで活躍中のギタリスト、バディ・ミラー。

バックのメンバーは、そのバディ・ミラーを中心としたカントリー界隈の名手達。そしてドリー・パートン、エミルー・ハリス、パティ・グリフィン、ギリアン・ウェルチといった女性シンガー達が花を添えています。

これはカントリーなのか?それともソウルなのか?

ゴスペルをルーツに持つソロモン・バーク。60年代のアトランティックを代表するソンル・シンガーの1人ですが、アトランティックからの最初のヒット曲、61年の「Just Out Of Reach」は甘い雰囲気のカントリー・バラードでした。

その後もカントリー・タッチの曲を歌っていますが、私はやはりソウルフルな曲が好きだったため、このカントリー・アルバムもどうなることやらと思いましたが、いやはやどうして、これが良いんです。

いきなり1曲目、アコギとベースのみをバックに歌う「That's How I Got To Memphis」。その素朴な演奏に乗る、堂々としていながら渋みが溢れ、艶やかでありながら枯れた魅力を感じるソロモン・バークのソウルフルな声を聴き、このアルバムの素晴らしさを確信しました。

曲調はスロー・ナンバーからカントリー・ロック調、サザン・ロック風までヴァラエティに富み、バックのカントリー然とした演奏も味わい深いです。

KENNY VAUGHANのドライブ感抜群のギターソロが最高な「Seems Lile You're Gonna Take Me Back」や、名手アル・パーキンスのドブロと、今年リリースされたソロ作も好評なブルー・グラッサー、サム・ブッシユのフィドルがリードする「Aint Got You」などのスピード・ナンバーも面白いですが、ソロモン・バークの歌心を味わうならやはりスロー・ナンバーです。

特に「Valley Of Tears」「Atta Way To Go」「Millionaire」「Up To The Mountain」あたりのバークの声の表情や、哀愁と郷愁を感じさせる歌いっぷりは筆舌に尽くしがたい程エモーショナルで、全体から滲み出るような南部フィーリングがまた堪りません。

そしてこれらのスロー・ナンバーを聴くと、何故かローリング・ストーンズを思い出します。「レット・イット・ブリード」から「メインストリートのならず者」の時代にストーンズが取り入れたカントリー・タッチの曲を。微妙に味わいが似ているのです。

そこからカントリーをやりたかったキース・リチャードに、黒人のソウル・ミュージックを歌いたかったミック・ジャガーという図式が見えてきたり。さらにキースの影にはあのグラム・パーソンズが。

今作に参加しているエミルー・ハリスはグラムの意志を受け継ぐアーティストですし、バディ・ミラーはそのエミルーのバックでも有名な人。アル・パーキンスもグラムと同じ空気を吸った仲間でした。

今年リリースされたグラム・パーソンズの「ザ・コンプリート・リプリーズ・セッションズ」に収録されたインタヴューで、グラムはこんなことを語っていました。「黒人ゴスペル・ミュージックとカントリー・ミュージックの違いというのがずっと分からなかった。俺にとってはどれもミュージックだった」と。

そんな言葉を思い出させる、素晴らしいアルバムです。



~関連過去ブログ~ お茶のお供にどうぞ。

 06. 9.16 グラム・パーソンズ 1 (「THE COMPLETE REPRISE SESSIONS」前編)
 06. 9.23 グラム・パーソンズ 2 (「THE COMPLETE REPRISE SESSIONS」後編)
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余話:三茶de大道芸

2006-10-22 23:26:44 | 余話
10月22日、三軒茶屋で行われた「三茶de大道芸」なるイベントを見に行っってまいりました。もちろんHIBI★Chazz-Kを目当てに行った訳ですが、一日中、大いに楽しんできました。

三軒茶屋の駅周辺の複数会場に、国内外の大道芸人が大挙出演し、さらに屋台村やアート市、青空市など街ぐるみで盛り上がるイベントです。

大道芸と一口に言っても、出演者はジャグリングからパントマイム、ミュージシャン、そして中国雑技団まで多種多様で、タイムテーブルを見てどれを観ようか迷うのも楽しいし、会場移動の途中、道で怪し気なパフォーマンスに出会ったり、とにかく一日中飽きない祭でした。

HIBI★Chazz-Kは12時のあい・あい・ロード、14時半のゴリラビル前、17時のパブリックシアターでの「三茶でヴァラエティ-」、19時のプラザと計4ステージ、追っかけ回してたっぷり堪能させて頂きました。

特に「三茶でヴァラエティ-」は、パブリックシアターというホールでの公演だったため、それまでストリートでしか見たことがなかった私には、屋内の響きと、スポットライトが当ったHIBI★Chazz-Kが新鮮でした。ただ出演時間が短かったのが残念。

また、この「三茶でヴァラエティ-」はHIBI★Chazz-Kの演奏を含めて一つのショーになっていて、数人のパントマイムとジャグリングを堪能出来ました。特にBooly Oooly Companyのジャグリングはその技と笑いと、エンターテイメント性に溢れ、かなり楽しめました。

そして19時の回、最後のHIBI★Chazz-Kは終了後、バーバラ村田、サンキュー手塚、加納真美、アントレマイム和、un-paといったパントマイマー?(違ってたらゴメンナサイ)を引き連れ、先頭に立ってプラザを練り歩きました。

このパントマイマー達が、十人十色で、それぞれ個性的。しかもみんな日本的なアングラ感を持った人達なので、彼等がパレードでもするようにぞろぞろ連なる様はなかなか奇怪で、それを引っ張るHIBI★Chazz-Kに違和感を感じながらも、ここにストリート・バンドの神髄を見せられたようでもあり、来年も「三茶de大道芸」に行くぞ!と、妙な気分にさせられました。



~関連過去ブログ~ お茶のお供にどうぞ。

 06.10.14 北千住ブルース(千住エキゾチックフェア) 
 06.10. 8 HIBI★Chazz-K(新宿芸術天国) 
 06. 8.25 HIBI★Chazz-K(東京国際フォーラム ネオ屋台村) 
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ダーティ・ダズン・ブラス・バンド

2006-10-20 23:02:47 | ソウル、ファンク
THE DIRTY DOZEN BRASS BAND / WHAT'S GOING ON

ニューオーリンズの老舗ブラス・バンド、ダーティ・ダズン・ブラス・バンドの新作です。なんとあのマーヴィン・ゲイの名作「ホワッツ・ゴーイング・オン」を曲順通りに丸ごとカヴァーした作品です。

初めてこれの輸入盤をCDショップで見つけたときは驚きました。あのダーティ・ダズン・ブラス・バンド(以下DDBB)が私の大好きな「ホワッツ・ゴーイング・オン」を!これは即買いだ!と。でも一応視聴してみたんです。そしたらアレ?ヒップホップになっちゃてる…。

そんなこんなでその時は買わなかったんです。でも結局国内盤が出たのをきっかけにこうして手にしているわけですけどね。で、じっくり聴いてみるとこれがかなり良いのです。しかもヒップホップと言うよりはジャジーですし。

私がヒップホップ的に感じたのはCHUK Dのラップも強烈な1曲目「What's Going On」のアレンジが全体の印象を決定付けているせいかもしれませんし、妙にクールに聴こえるドラムの音処理のせいかもしれません。でも一番の原因は、サウンド全体がカトリーナ被災に対する悲しみと政府に対する憤りという厳しく、シビアなメッセージに包まれているからだと思います。

DDBBと言えば、と言うよりニューオーリンズのブラスバンドと言えば、その根幹は葬儀におけるマーチングバンドにあるそうです。ニューオーリンズの伝統的な葬儀では、ブラスバンドと共に行きは厳粛に、帰りは陽気に行進するのが慣わしだとか。

この伝統的なブラスバンド・スタイルにDDBBはジャズやファンクを貪欲に取り入れ、最近では、ジャム・バンド的アプローチに触手を伸ばしたり、楽器編成も90年代後半以降、マーチングバンドの象徴でもあるバスドラとスネアのコンビを廃し、普通のドラムセットに変え、さらにキーボーディストを加え、ギタリストも加えと、ブラスバンドの枠組みにとらわれない意欲的な活動をしてきました。

そんな常に変化を求めてきたDDBBですが、そのサウンドには常にブラスバンドらしい祝祭的な雰囲気に溢れていました。しかし今作ではそれがほとんど感じられず、さらにニューオーリンズらしさも薄めなのです。しかし聴けば聴くほど、音楽の持つ普遍的な力が感じられ、DDBBならではと感じるダイナミズムが耳に残るようになってきました。

マーヴィンの「ホワッツ・ゴーイング・オン」は71年のリリースで、ヴェトナム戦争や貧困などを取り上げた、政治的で内省的な作品です。それに対し音楽は今までのR&Bやソウルをさらに発展させた、ジャジーでスピリチュアルで高揚感溢れる、新しいソウル・ミュージックでした。

そして35年後、DDBBは「ホワッツ・ゴーイング・オン」のメッセージ性をカトリーナ被災に重ね合わせました。しかもただ古き良きニューオーリンズを振り返るのでもなく、今までのDDBBとも違う、ある意味斬新な音楽スタイルで。

ソウルのみかポップス史上に残る大名盤「ホワッツ・ゴーイング・オン」を大胆にも全曲カヴァーし、あらたな息吹を吹き込んだDDBBにまず拍手です。そして35年を経た現在でもそのメッセージ性とメロディーの美しさが色褪せない名盤「ホワッツ・ゴーイング・オン」の魅力にもあらためて感動です。
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アーロン・ネヴィル

2006-10-17 20:28:13 | ソウル、ファンク
AARON NEVILLE / BRING IT ON HOME...THE SOUL CLASSICS

先日大阪で行われた「中之島Music Carnival'06」のためシリル・ネヴィルが来日し、コンサートも大成功に終わったことと思われますが、そのシリルのお兄さん、アーロン・ネヴィルの新作です。

最近はゴスペル・アルバム、ジャズ・スタンダード・アルバムと、意欲的に充実したアルバムをリリースいているアーロンですが、今度はソウル・クラッシク集です。

とにかく曲目を見てください。もう、名曲ど真ん中です。ベタベタです。でもそれがベタに聴こえないところがアーロンの凄いところ。全ての曲が魅惑のアーロン・ヴォイスで、甘くまろやかな新たな息吹を吹き込まれています。

バックはJames gadson(ds)、Neil Larsen(p&organ)、Ray Parker Jr.(g)、Heitor Pereira(g)、Freddie Washington(b)、Joe Sample(p)といった凄腕ミュージシャン達。さらにやりすぎにならない程度に豪華なゲスト達も参加しています。

では気になるゲスト達も含めて曲目を追ってみましょう!

まずはブルックベントンの1(オリジナルは生粋のスワンプ・ロッカー、トニー・ジョー・ホワイトですが)。この曲は冒頭の低音が魅力でもあるのですが、高音ヴォイスが売りのアーロンがそこをどう歌うか?いやはやどうして、男もウットリなバス・ヴォイスを披露。いい声です。クリス・ボッティのトランペットも哀愁たっぷり。

ビル・ウィザースの2は、ネヴィル・ブラザーズでも取り上げていた曲。ファンクっぽいアレンジだったネヴィルズですが、こちらは重厚なアーロンの歌が素晴らしいです。

ベン・E・キングの4、サム・クックの5は、アーロン節炸裂でメロメロのトロトロです。特に4!こういう曲でこういう風に歌われちゃうと、誰も太刀打ちできません。

ステイプル・シンガーズの6では、ご本人メイヴィス・ステイプルズとデュエット。ファンキーに決めています。

そしてアル・グリーンの8ではチャカ・カーンとデュエット。原曲をさらにゆったりとさせ、官能的なデュエットに仕立て上げています。アーロンの歌はもちろんですが、チャカ・カーンも艶っぽくて良いです。熱くなり過ぎないのがかえって大人っぽい雰囲気を演出しています。

カーティス・メイフィールドの9、10。特に大名曲10は感動的。デヴィッド・サンボーンのブロウがメロウネスをさらに演出。オルガンはアート・ネヴィル。どちらもインプレッションズ時代の曲。

マーヴィン・ゲイの12は、私が最も異色に感じた選曲。原曲はいかにもノーザン・ダンサーな軽快な曲ですが、ここでは流石にスピード感は押さえ気味ながら、歯切れのよいリズムが心地よいです。アーロンの歌もイイ!さらに特筆すべきはタンバリン。かのファンク・ブラザーズのジャック・アシュフォードです!なんか泣けてきますね。

最後は得意のサム・クックの13。ネヴィルズ時代も、先のゴスペル・アルバムでも取り上げている、アーロンの十八番。何度聴いても良いです。それぞれでのアレンジの違いも面白いです。

他にもオーティス・レディングの3、パーシー・スレッジの7、テンプテーションズの11など、もうサザンからシカゴからモータウンまで、名曲揃い。

LAの爽やかな風の中から、南部の匂いが香ってくるような、そんな味のアルバム。そして何でも歌いこなし、何でも自分の世界に引き入れてしまう、アーロンの凄さと、その魅力にはひれ伏すしかありません。


01. Rainy Night In Georgia (featuring Chris Botti)
02. Ain't No Sunshine
03. (Sittin' On) The Dock Of The Bay
04. Stand By Me
05. You Send Me
06. Respect Yourself (featuring Mavis Staples)
07. When A Man Loves A Woman
08. Let's Stay Together (featuring Chaka Khan)
09. It's All Right
10. People Get Ready (featuring David Sanborn and Art Neville)
11. My Girl
12. Ain't That Peculiar
13. A Change Is Gonna Come





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北千住ブルース

2006-10-14 22:43:22 | フェス、イベント
10月14日、北千住で行われた「千住エキゾチックフェア」なるものに行ってきました。

北千住の町中で様々なイベントが行われ、あちらこちらで大道芸人達が芸を披露する、そんなアットホームな雰囲気のイベントでした。で、何故私がそんなイベントに足を運んだかというと、HIBI★Chazz-Kが出演したからなのです。

HIBI★Chazz-Kとは、最近私が気に入っている、工事現場作業員風のいでたちで、パーカッションと4本のサックスでジャズを聴かせる、ストリート・バンドです。

この日は11:00~、14:00~、17:00~、の3ステージだったのですが、さすがに7時間近く北千住にいるのは辛いと思い、最初の回は諦め、2時の回と5時の回を見てまいりました。

いやはや、HIBI★Chazz-K。良いですね~。今回の現場は宿場通りという商店街だったので、そのストリート感と言うか、妙な下町風な雰囲気とジャズ、そして工事現場作業服のコントラストが抜群で、堪りませんでした。

まず2時の回、前回の新宿よりさらにスリリングに感じたアンサンブルとアレンジの深さに心を奪われながらも、テナーのソロがカッコ良さにしびれました!曲は「ウォーターメロン・マン」だったかな?既に記憶が曖昧です。そして随所で聴かせるパーカッションの、手数より間を活かしたようなブレイクがまたカッコ良かったです。

約30分のステージが終わり、次の回まで2時間以上をどう過ごすか?

とりあえず他の大道芸をチラチラ見ながら宿場通り周辺をうろちょろ。ついに一番外れに近づいた頃、何やら馴染みのある刺激的で心踊るギター・リフが聴こえてきたんです。それはミーターズの名曲「ピープル・セイ」でした。え~!って感じでその音の聴こえる方へ近づいてみると、そこには何やら年期を感じさせるバンドが演奏していました。日本のブルース・シーンに疎い私は、失礼ながら初めて聴く人でしたが、播東和彦さんというシンガーのステージでした。

その喉と歌い回しは、なかなか味の有るソウルフルなもので、途中からだったこともあり、ほんの数曲でしたが、最後まで堪能させて頂きました。そして驚いたのはギタリストの方。何処かで見たことがあると思ったら、松川純一郎さんではありませんか!(たぶん)。

松川純一郎さんは過去にパークタワー・ブルース・フェスにも出演されていて、そこではスティーヴィー・レイヴォーンばりに弾き倒していた印象があるのですが、ここではかなり、渋めに、ブルージ-でありながらソウルフルなプレイを聴かせてくれました。でも音色はテキサス的なキレのある音で、ミーターズのリフはかなりソリッドでカッコ良かったです。

どうやらこのバンド、北千住で行われている「ミュージックライン千住」というイベントを代表して登場したらしいのです。このイベントは04年に始まり、今年の9月に第4回目が行われたようで、その内容は、数件のライブ会場(ライブハウス、バー、飲み屋?)をハシゴしながら音楽を楽しむという、ちょっと楽しそうなもの。

過去の出演者には、吾妻光良、妹尾隆一郎、永井"ホトケ"隆、近藤房之助、金子マリ、長見順など私でも知っている有名ブルース・ミュージシャンもいます。もちろんブルースだけではななく、渋さ知らズオーケストラで大活躍の片山広明や、あの南佳孝やなぎら健壱の名前もあります。

なんかちょっと面白そうですね~。次回は来年の3月だそうです。

で、そんなこんなで5時となり、夕方の空気の中、HIBI★Chazz-Kの演奏が始まりました。やはり2時の回とはセットを変えての熱演。今回はアルト・サックスのソロが印象に残りました。いや~、何度見ても良いです!次回は10月21、22日に三軒茶屋。また行ってしまいそう。追っかけか?



~関連過去ブログ~ お茶のお供にどうぞ。

 06.10. 8 HIBI★Chazz-K(新宿芸術天国) 
 06. 8.25 HIBI★Chazz-K(東京国際フォーラム ネオ屋台村) 
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HIBI★Chazz-K

2006-10-09 23:15:01 | ジャズ
HIBI★Chazz-K / クレオパトラの夢

10月8日、「新宿芸術天国」というイベントでHIBI★Chazz-Kを見てきました。

HIBI★Chazz-Kとは、工事現場作業員風のいでたちで、パーカッションと4本のサックスでジャズを聴かせる、ストリート・バンドです。

私はこれで彼等を観るのは3度目なのですが、何度観ても心躍らせてくれます。と言うより、観れば観るほど楽しさが増してくる感じです。

最初の2回は、肩肘張らずにジャズの楽しさを伝える演奏スタイル、そして生音の素朴さ、動き回りながら演奏する機動力など、ストリート感たっぷな雰囲気に魅力を感じました。

ですが3回目ともなると、アレンジの妙や、アンサンブルの深さが耳に入るようになり、同じ曲でも前とは違う楽しみ方が出来たんです。彼等の持ち味は、気軽に楽しめるジャズ、だと思うのですが、やってることは案外濃いのかもしれません。そこがジャズの奥深いところでもあるのでしょうね。HIBI★Chazz-K、面白いですね~。それと、今回2ステージ見たのですが、しっかりセットを変えて楽しませてくれたのも流石です。

曲目は、ジャズに疎い私でも知っているジャズの名曲ばかり、特にリー・モーガンの「ザ・サイドワインダー」はカッコ良いですね~!

どうでもいい話ですが、リーダーでもある、ソプラノサックスを吹くひびさんの内股ぶりにロックを感じるのは私だけですかね?

来週末(10/14、15)は北千住で演るそうなので、また見に行っちゃおうかな~。



*写真のアルバムは投げ銭1,000円で頂いた彼等の6曲入りCD(CD-R)。これは彼等の3rdアルバムになるそうです。ストリートではそれぞれ4方に拡散されてしまう4本のサックスの音が、本来あるべきバランスで聞くことが出来ますし、おそらくストリートではあまりやらないのでは、と思われる、味わい深いスローな曲もあり、かなり楽しめます。



~関連過去ブログ~ お茶のお供にどうぞ。

 06. 8.25 HIBI★Chazz-K(東京国際フォーラム ネオ屋台村) 
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