ルーツな日記

フジロックが終わり、サマソニ ブログと化しておりますが、
よろしくお願いいたします。

BING JI RING @渋谷タワーレコード

2014-03-30 10:39:09 | インストアイベント
3月24日、タワーレコード渋谷店にて、ビン・ジ・リンのインストア・ライヴを観てまいりました。

北カリフォルニア生まれながら、中国語でアイスクリームを意味するという“ビン・ジ・リン”を名乗る彼、ソロとしてはもちろん、トミー・ゲレロのバンドや、フェノメナル・ハンドクラップ・ヘッド・バンド、パクワなどでの活躍でも知られるマルチ・プレイヤー。今回はダイアン・バーチのギタリストとしての来日でしたが、渋谷タワーレコードにて特別にソロでのインストア・ライヴが実現致しました。

日本でも「SO NATURAL」、「SHADOW TO SHINE」といったソロ作で、その長髪に髭というヴィジュアルとは裏腹の爽やかなグルーヴと歌声で人気を博すビン・ジ・リン。ヴィンテージな空気感やフリー・ソウル的なグルーヴを、アダルトなポップセンスで壮快に纏め上げるホワイト・ソウル。そんなビン・ジ・リンの最新作「SUNSHINE FOR YOUR MIND」は意外にもアコギ弾き語りを中心にしたカヴァー・アルバム。プリンスの「Anotherloverholenyohead」、メイズの「Twilight」、ドナ・サマーの「Love To Love You Baby」、ネット・ドヒニーの「If You Should Fall」など、70年代~80年代の香りと、彼のアコギと歌声が見事に溶け合うのはもちろん、ループやエフェクトによる実験的なセンスが不思議な心地良さを醸す。そんな中にジャズ・ピアニスト、エロル・ガーナー の「Misty」や、シカゴハウスのレジェンド、リル・ルイスの「Club Lonely」なんかが交じっているところに計り知れないセンスを感じさせられます。

おそらく今回のインストア・ライヴもこの新作からの曲を中心に披露されたと思われます。ループ・ペダルを駆使して、ベースラインや、カッティング、リフなどを次々に重ねていくスタイルは、今時特に新しくはないものの、やはりそのアレンジなどポップ・センスは流石でしたね。そして伸びやかな歌声がまた良いんですよ!! 残念ながら、曲目等はもう既に記憶の彼方なんです(一番前で観ていたのでメモを取るのもなんとなく恥ずかしかったので…)。ですがメイズの「Twilight」はやりました。これははっきり覚えています。ループ・ペダルの効果が最も鮮やかに感じられたのがこの曲で、ギターによるベース・ラインやリフのループだけではなく、自信の声による「チク、チク、チク、チー」といったパーカッション的なリズムもループさせ、最後には「トワーイライト!」というコーラスも次々に重ねていく。そのキレのあるハーモニーがまた格好良かった! 目の前で観る一人ループの現場というのは、なかなかに刺激的でした。その風貌も含め独特のビン・ジ・リンの世界、短いインストア・ライヴとは言え、たっぷりと堪能させて頂きました。





そして終わったあとはお楽しみのサイン会。私も最新作「SUNSHINE FOR YOUR MIND」を購入し、サインを頂きました。



BING JI LING / SUNSHINE FOR YOUR MIND






ちなみに、この2日後、ビルボードライヴ東京で行われたダイアン・バーチのコンサートでは、赤?紫?のパンツでドレスアップしたビン・ジ・リンは、エレキ・ギターでスウィートなフレーズを連発し存在感を発揮していました。ちなみに彼はダイアン・バーチの最新作「SPEAK A LITTLE LOUDER」にもギタリストとして参加しています。




VA / BITTER SWEET VALENTINE 2014
こちらは今年リリースされたヴァレンタイン・コンピ。ここにビン・ジ・リンがダイアン・バーチをフィーチャーした「See Me Through」が収録されています。これがまた良いんですよ!ビン・ジ・リン流メロウ・グルーヴに乗るダイアンの歌声が! もちろんビン・ジ・リンとのデュエットの相性もバッチリ!! ビン・ジ・リンが昨年リリーした「POR CADA NUBE...」にも収録されてるのかな?
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フジロック第3弾!!!

2014-03-28 07:50:00 | フジロック
TRAVIS / WHERE YOU STAND

フジロックの出演アーティスト第3弾がオフィシャルサイトにて発表されました。今回は8組。

RBARELLA’S BANG BANG
BIFFY CLYRO
CYRIL HAHN
THE LUMINEERS
ザ・ルースターズ
SLOWDIVE
TRAVIS
WHITE LUNG

個人的にトラヴィスは好きなので嬉しいですね!昨年リリースされた新作「WHERE YOU STAND」はこれまで以上に情緒豊か且つキャッチーな美メロ曲がぎっしり詰まったなかなかの傑作。フラン・ヒーリィの歌も良い! ま、だからといってフジで観るかどうかは分かりませんけどね…。「ルーツな日記」的にはやはりルミニアーズでしょうか。今年のUNCLEOWEN枠、バーバレラス・バン・バンも気になります。




http://www.youtube.com/watch?v=GlTM_zMYoxE
デビュー当時、マムフォード&サンズに対する米国からの返答などと評されたルミニアーズ。グラミー賞にノミネートもされる大物だけに、やはりグリーンですかね?出来ればヘヴンで観たいんですけど~。


http://www.youtube.com/watch?v=lHKDCG9RpEc
スキニー・リスター、オンダ・ヴァガ、レーベンなどをフジに送り込んだアイリッシュ/フォーク・パンク専門レーベル、UNCLEOWEN。彼らの次なる刺客がバーバレラス・バン・バン。これはフジを席巻すること間違いないでしょう。女性シンガーの毒々しいキュートさが良いですね~。


http://www.youtube.com/watch?v=IA39P3sLImk
トラヴィスの「Turn」、大好きです。01年だったかな?グリーンでこの曲聴いて本当に感動しました。また聴きたいですね~。
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ロベルト・フォンセカ@ブルーノート東京

2014-03-26 18:11:17 | ジャズ
3月19日、ブルーノート東京にてロベルト・フォンセカのライヴを観てまいりました。私が観たのは2ndショー。ブルーノート東京公演の最終ステージでした。

キューバとアフリカのリズムをヒップな現代的ジャズ感覚で融合したような最新作「YO」が、今年のグラミー賞にノミネートされるなど各方面で絶賛されるキューバ・ジャズの最先端、ロベルト・フォンセカ。私もジャイルズ・ピーターソンの「Havana Cultura」以来、一度は生で観てみたいと思っていたのですが、実際に生で観るのはこの日が初めて。これが凄いのなんの!! ロベルト・フォンセカのピアノが強力なのはもちろんですが、彼が率いるバンドがまた素晴らしかった! その圧倒的なグルーヴと鋭利な音空間に、ただただ打ちのめされるばかりでした。

メンバーは、ロベルト・フォンセカ(p,key,vo)、ジョエル・イエレスエロ(cuban per,coros)、ヤンディ・マルティネス(b)、ラムセス・ロドリゲス(ds)という4人のキューバ戦士に西アフリカはマリ出身のシェリフ・ソウマノ(kora,tama)が加わるクインテット。

拍手歓声に包まれながらステージに上がるメンバー達。ロベルト・フォンセカの弾くキーボードのスピリチュアルな音色が静かに場内に浸透し、どこからか女性の歌声が聴こえてくる。これはロベルト・フォンセカの母でありシンガーでもあるMercedes Cortes Alfaroの歌声のサンプリング。いきなり歌をサンプリングで聴かせるあたり、単なるジャズやワールドミュージックではない現代的な感覚をひしひしと感じさせてくれます。そしてシェリフ・ソウマノによる流麗なるコラの調べが更なる風景を描き出し、ヤンディ・マルティネスのエレキ・ベースが加わると、最新作「YO」のなかでもヒップなリズムが印象的な「7 Rayos」へと導かれていく。もうこの導入部分から痺れまくりでした!そしてロベルト・フォンセカのピアノと、シェリフ・ソウマノのコラ、二人の美しくもスリリングな掛け合いに心を奪われつつ、身体はヤンディ・マルティネスが繰り出す催眠的反復グルーヴに揺らされる。ラムセス・ロドリゲスのドラムスが激しく熱を帯び、そのサウンドの緊張感が最高潮に達し頃、曲は静かに終演を迎える。格好良い~!!!

続いてこのバンドの凄まじさを最も物語った「80's」。アルバム「YO」のオープニングを飾るまさにラテンvsアフリカンなトライバル・ビート。生で聴くこの曲の凄まじさは半端無かったです!! ラムセス・ロドリゲスのドラムス、そしてジョエル・イエレスエロのパーカッションが鳴り響き、シェリフ・ソウマノはタマと呼ばれるいわゆるトーキングドラムを叩いてる。まるで大地からマグマが湧き出るかのようなリズム。これにロベルト・フォンセカの鋭利なピアノが踊る。こんなエッジの立ったトライバル・グルーヴはなかなか体験出来ませんよ! で、案外そのグルーヴの肝はベースのヤンディ・マルティネスだったり。彼がエレキ・ベースで繰り出す低音フレーズは、そのグルーヴをさらにロールさせていく加速力を伴っている。まさにリズムとグルーヴの饗宴。とにかく5人全員がとんでもないリズム職人でありグルーズ・マスター。その5人5様が一丸となって押し寄せてくる快感。堪りませんでしたね~。

冒頭2曲でクロスオーバーなキューバ・ジャズを見せつけた後は、ここで一旦シェリフ・ソウマノがステージを去り、ヤンディ・マルティネスがウッド・ベースに持ち替えてのキューバ・カルテットとなる。変則的な拍子と一風変わったブレイクが醸す異国情緒が秀逸な「Quien Soy Yo」や、フォンセカの繊細且つ表情豊かなピアノタッチに聴き惚れた「Así Es La Vida」など、メンバー各々のソロを交えながらクール且つ熱い演奏が繰り広げられる。特にラムセス・ロドリゲスのドラム・ソロは圧巻でしたね。彼のプレイは終始素晴らしかったですが、まるで一人ポリリズムのようなドラム・ソロにはただただ興奮させられるばかりでした。ドラムソロにあんなに興奮させられたのは久しぶり!!

このドラムソロの時も思ったんですけど、今回のライヴは音が凄く良かったですね。ドラムスとパーカッション、そしてピアノが激しく折り重なっても、リズムのニュアンスがはっきりと耳に入ってくる。繊細且つ鋭利なピアノのタッチはもちろん、例えばパーカッションの叩き方やミュートの感じなどによる多彩な音色とか、ドラムスの一音一音の粒立ちやアクセントの付け方とか、様々な音が立体的に聴こえてくる感じ。ロベルト・フォンセカ自身が信頼を寄せるミキサーの方を連れてこられてるそうなので、その辺のこだわりも感じさせられました。

再びシェリフ・ソウマノが戻っての本編ラストは「Bibisa」。サビの「ビビサー、ビビサー」を観客に合唱させたりというクラブならではの親密感もあったりで、バンドと観客が一体となって最後に相応しい濃密な雰囲気にクラブが包まれる。恐るべしキューバ&アフリカ。恐るべしロベルト・フォンセカ!!もちろんこれで終わりではありません。観客達のスタンディング・オベーションに応えるようなアンコール曲「Triste Alegria」によって、熱い熱い夜がふけっていきました。アンコール含め計9曲、およそ1時間45分くらい?の熱演でした。

いやもう、今年のベストライヴか!?ってぐらい、衝撃的に格好良かったです!!




ROBERTO FONSECA / YO
ライヴの後はお楽しみのサイン会。一緒に写真を撮ってくれたりなナイスガイでした!!
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ローリング・ストーンズ@東京ドーム

2014-03-22 19:43:52 | ルーツ・ロック
ローリング・ストーンズ、行ってきました!! 「14オン・ファイアー・ジャパン・ツアー」と題された、8年振り6度目の来日ツアー。私が観たのは2日目、3月4日の東京ドームです。

席は2階スタンド席ながら、ど真ん中で、しかも目の前が通路だったこともあり、まったく視界を遮ることなく、巨大スケールなストーンズの姿をたっぷり堪能してまいりました。ま、巨大と言ってもその姿自体は豆粒以上に小さいものでしたけどね…。


「Start Me Up」で幕を開けた最強のロックン・ロール・ショー。8年ぶりに見るストーンズ達の勇姿に2階スタンド席までいきなり総立状態。スリムな体で踊りまくるミック・ジャガー。スタジャンを着たキース・リチャーズも見える。「You Got Me Rocking」で一気にタイトなグルーヴを加速し、「It's Only Rock 'N Roll (But I Like It)」、「Tumbling Dice」という70年代の名ロックン・ロールで東京ドームという巨大空間をストーンズ色に染め上げていく。ミックのヴォーカルはソウルフルに弾みまくり、キース&ロニーのギターがルーズに絡み合う。チャーリーのドラムスも相変わらずタイトこの上ない! そんなバンドの演奏はもちろん、バック・コーラスもホーン隊もこれぞストーンズ!! さらにミックが「東京ドームで27回目のショーだ!」と日本語で語った後に始まった「Angie」。毎回注目のスロー・ナンバー、この夜は「Angie」でした。ミックの歌声が味わい深かったですね~。名曲!!

そして新曲「Doom And Gloom」で新鮮な風を吹き込んだ後のまさかの「Silver Train」。73年の名作「GOATS HEAD SOUP」収録曲ですが、この曲、その73年以来41年ぶりにこの日パフォーマンスされたとか。レアですよね~。しかもここでゲストのミック・テイラーが紹介され、ロニーとのダブル・スライドギターでビュンビュン弾きまくり、さらにミック・ジャガーがブルース・ハープで絡む。こんなストーンズが観れるなんて!! 感無量ですよ! 50年という長いストーンズの歴史の中で、私もミック・テイラー在籍時が一番好きですからね。ホントこの共演は夢のようでした。実はこの曲、いくつかの候補曲の中から事前にファンの人気投票によって選ばれた曲だったのです。いやはや、よくぞ選んでくれましたよ! (ちなみにこの曲以外の候補曲は「All Down The Line」、「Respectable」、「When The Whip Comes Down」、「You Got Me Rocking」、「If You Can’t Rock Me」でした。選ばれなかった「You Got Me Rocking」も2曲目に演っちゃているいい加減さがストーンズらしい?)

もうこのまま出ずっぱりで良いんじゃない?と思ったミック・テイラーは残念ながらここで一旦ステージを去り、前半のハイライト曲「Honky Tonk Women」。もう最高でしたね! この緩いのにエッジの立った独特のノリはやっぱりキースのギターですよね。キース節をたっぷり堪能いたしました。もちろんサビでは大合唱。チャック・リーベルのホンキー・トンクなピアノも良かったです。そしてミックによるメンバー紹介。まず真っ先に日本語で「アカデミー賞受賞おめどとう!リサ・フィッシャー!!」と“バック・コーラスの歌姫”ことリサ・フィッシャーが紹介される。映画で俄然注目を浴びるリサの存在感もさることながら、色々と日本語を覚えてくるミックが微笑ましかったり。ロニーを紹介する時なんて、「ロニーのスニーカー……、スニーカー、ダサ!!」と言ったような?いや、言いました、確かに。まあ、そんな日本語で頭がいっぱいだったのか、ベースのダリル・ジョーンズを紹介する時には思わず「チャック!…」と危うく鍵盤奏者の名前を言いかけてましたけどね。あとチャーリーが紹介されたときの盛り上がりも印象的でした。やはり大黒柱。彼あってのストーンズというのはみんな分ってるんです。

そして最後にキースが紹介され、大歓声に包まれる中そのままキース・コーナーとなり「Slipping Away」、続いて「Happy」。初日のキースは元気が無かったなんて声も聞きましたが、この日は絶好調でしたね。ギターはもちろん、ハスキーなハイ・トーン・ヴォイスもまさしくキース・リチャーズ! あと「Happy」でのロニーのスティール・ギターにも痺れました!

さて、1曲目「Start Me Up」から名曲名場面の目白押しで、まるで全てがハイライトのようなストーンズのライヴでしたが、正真正銘のハイライトと言えるのが「Midnight Rambler」。ここで再びミック・テイラーが登場。いや、再びではなく三度目なんですけどね。実はキースの「Slipping Away」でもミック・テイラーはギターを弾いていたらしいのですが、私、まったく気がつきませんでした…。すいません…。2階スタンドからず~っと望遠鏡でキースを追いかけてたもんで…。ま、それはいいとして、この曲こそ、ミック・テイラーの本来の出番なのです! 東京ドームを埋め尽くした観客達もそのことは百も承知のようで、始まるや否や歓喜の盛り上がり。この曲のようなブルージーなブギのリスムで5万人が盛り上がるって、流石にストーンズですよね。60年代末~70年代全盛期の魔力を感じさせられました。もちろん弾きまくるミック・テイラーも最高でした!!

この後も「Miss You」(ダリル・ジョーンズのベースソロも格好良かった!)、「Paint It Black」、「Gimme Shelter」、と名曲オン・パレード。序盤から代表曲を惜しみなく披露してきたストーンズでしたが、まだまだあるんです。さすがトップ・バンドに50年間君臨してきた歴史がものを言います。この次から次へと名曲が繰り出されるカタルシスはホント圧巻でしたね。このシンプルこの上ないロックン・ロールの数々!!もうそれだけでいいんです。それがストーンズなんです。これがロックン・ロールなんです。今回のステージでは特に、ローリング・ストーンズというバンドとしての底力と言いますか、彼らが50年間闘ってきた生身のロックン・ロールのパワーというのを、まざまざと見せつけられた思いですね。

ステージ・セットもライティングもいたってシンプル。バルーンも膨らみませんし、Bステージに向かって橋が架かったり、フロートに乗って演奏しながら移動とかいうギミックもありません。あるのは3つの大型ヴィジョンと、太陽を象ったようなステージセットと、花道だけ。その花道もミックは何回も行ったり来たりするものの、他のメンバーはほとんど通らない。ロニーは一度だけ通ったかな?(「Miss You」でしたっけ?記憶が曖昧…)。キースにいたっては、最後まで花道へ行かないのかな~?とやきもきしちゃいましたけどね。でもそのシンプルさが、かえって良かったんですよ。それだけストーンズの演奏は最高でしたし、演奏以外何もいらないと言わんばかりの自信にみなぎる彼らの姿こそ、ロックン・ロールそのものでした。

あと花道と言えば、軽やかにスキップしながらそこを行ったり来たりするミックの元気さには、本当に驚愕でしたね。あのしなやかな身のこなしは70歳のそれじゃないですよ。あんまり元気過ぎて化け物じみてましたね。ホント凄い!! ですがその花道で最も存在感を発揮したのは、ミックではなく、以外にもリサ・フィッシャーだったり。「Gimme Shelter」こそ彼女の見せ場であり、花道をまるで自分のステージの如くゆっくりと歩きながら歌う彼女の姿はまさにディーヴァ! そしてブラック・フィーリングたっぷりな歌声で、シャウトを繰り返すその歌声の凄まじかったこと! まるで彼女の生き様を感じさせてくれるような歌唱でしたね。その熱演に観客達も大歓声で応える。後半はミックも合流し、デュエットとなる。花道がまさしく花道となった瞬間。それにしてもリサのオーラは半端なかったです。リサ押しの私としては、なんか涙が出る程嬉しかった!

ライヴはいよいよ終盤。まずは泣く子も黙る「Jumpin' Jack Flash」。キター!!って感じですよね。リフが刻まれた瞬間からまさにロックン・ロールの磁場に会場が支配されたかのよう。またキースのテレキャスが良い音してるんですよ。もうコード一発で痺れまくりでしたね。そして続いて「Sympathy For The Devil」ですから。もうどうにでもしてくれ!って感じ。ただただそのエネルギーに飲み込まれる快感。しかもこの曲ではついにキースが花道を駆け足で進み、満面の笑みで観客達に応えてくれましたから、場内の盛り上がりも最高潮ですよ。しかも畳み掛けるように「Brown Sugar」!! ボビー・キーズのサックス・ソロにも痺れましたし、お馴染みの「イエー!イエー!イエー!フー!!」の掛け声も盛り上がりました。いや~もう本当に、ストーンズ最高!!

洗足フレッシュマン・シンガーズの合唱で始まったアンコールは「You Can't Always Get What You Want」。先の英米ツアーから、この曲では現地の合唱団を起用するのが呼び物になっていたそうですが、東京で選ばれたこちらの合唱団の皆様も、この曲の崇高な雰囲気を高める大役を見事に果たされていました。合唱付きのこの曲、格好良かった~!! そして最後はミック・テイラーも加わっての「(I Can't Get No) Satisfaction」。この曲のイントロが鳴った瞬間、待ってましたの歓喜と同時にこれで終わりという、何とも言えない複雑な感情が込み上げる。桃源郷のような幸福感と、その夢のような儚さ。それもまたロックン・ロール!




ありがとう!ローリング・ストーンズ!!!

また来てくれますよね?





この日のセットリスト↓

01. Start Me Up
02. You Got Me Rocking
03. It's Only Rock 'N Roll (But I Like It)
04. Tumbling Dice
05. Angie
06. Doom And Gloom
07. Silver Train
08. Honky Tonk Women
09. Slipping Away
10. Happy
11. Midnight Rambler
12. Miss You
13. Paint It Black
14. Gimme Shelter
15. Jumpin' Jack Flash
16. Sympathy For The Devil
17. Brown Sugar

ENCORE
18. You Can't Always Get What You Want
19. (I Can't Get No) Satisfaction





ちなみに、初日2月26日のセットリストはこんな感じだったそうです↓

01. Get Off Of My Cloud
02. It's Only Rock 'N Roll (But I Like It)
03. Tumbling Dice
04. Wild Horses
05. Emotional Rescue
06. Doom And Gloom
07. Bitch
08. Honky Tonk Women
09. Slipping Away
10. Before They Make Me Run
11. Midnight Rambler
12. Miss You
13. Paint It Black
14. Gimme Shelter
15. Start Me Up
16. Brown Sugar
17. Jumpin' Jack Flash
18. Sympathy For The Devil

ENCORE
19. You Can't Always Get What You Want
20. (I Can't Get No) Satisfaction

1曲目「Get Off Of My Cloud」は個人的にはかなり意外なんですけど、この曲ってオープニングの定番なんですかね? スローの「Wild Horses」、これ聴きたかった~。あと「Emotional Rescue」も良いな~。終盤、曲順が若干入れ替わってますね。




そして最終日3月6日はこんな感じだったとか↓

01. Jumpin' Jack Flash
02. You Got Me Rocking
03. It's Only Rock 'N Roll (But I Like It)
04. Tumbling Dice
05. Ruby Tuesday
06. Doom And Gloom
07. Respectable
08. Honky Tonk Women
09. Slipping Away
10. Before They Make Me Run
11. Midnight Rambler
12. Miss You
13. Paint It Black
14. Gimme Shelter
15. Start Me Up
16. Sympathy For The Devil
17. Brown Sugar

ENCORE
18. You Can't Always Get What You Want
19. (I Can't Get No) Satisfaction

いきなり「Jumpin' Jack Flash」で始まる衝撃。そして「Respectable」ではゲストに布袋寅泰が登場したとか。って言うか「Respectable」って人気投票曲ですから、布袋さんはこの大舞台で自分が何を弾くか直前まで分らなかったってことですかね? あとキース枠の「Before They Make Me Run」も聴きたかったですね~。初日もこの曲を演ったようなので、逆に「Happy」を演ったのは2日目だけだったんですね。





会場で買った14ON FIREツアーのTシャツ。






*3月17日、ミック・ジャガーの恋人ローレン・スコット(ファッション・ブランド「ローレン・スコット」のオーナー・デザイナー)さんが亡くなられ、3月19日より始まる予定だったローリング・ストーンズのオーストラリア&ニュージーランド公演の全日程が延期されたそうです。近年のミックのステージ衣装もほとんど彼女が手掛けていたそうです。R.I.P.
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JAPAN JAM 第1弾!

2014-03-19 07:39:42 | フェス、イベント
VINTAGE TROUBLE / BOMB SHELTER SESSIONS

次から次へとフェス出演アーティストが発表される楽しい時期になってまいりました。今度は「JAPAN JAM」です!

5月3日、4日、5日の3日間、新木場スタジオコーストにて開催される「JAPAN JAM」。元々は邦楽アーティストがジャムやセッションを繰り広げるフェスでしたが、今年からはその企画制作にこれまでのロッキング・オン・ジャパンに加え、クリエイティヴマンが参加することになり、「邦楽アーティストと洋楽アーティストが競演」するフェスに生まれ変わるそうです。その気になる第1弾アーティストが先日オフィシャルサイトにて発表されました。

ACIDMAN
androp
CHILDHOOD
THE ROYAL CONCEPT
SUEDE
TELEGRAM
VINTAGE TROUBLE
ZAZEN BOYS
エレファント・カシマシ


なかなか豪華じゃありませんか!! ヴィンテージ・トラブルは観たいですね~! あとテレグラムも。この2組が同じ日だったらかなりにそそられるんですが…。でも前からこのフェスについては多少の疑問も感じてはいたんです。それは無理に“競演”させなくても良いんじゃない?という。邦楽同士ならまだしも、今年のような洋&邦はどうなんだろう?みたいな。なんて思ってましたら、小さな字で「今年はジャム・セッションは行いません」と記されてまして、ちょっとホッとしました。でもやらないならやらないで、なんか普通のフェスになっちゃったな…、みたいな複雑な心境です。

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フジロック第2弾!

2014-03-14 07:35:31 | フジロック
OUTKAST / SPEAKERBOXXX/THE LOVE BELOW

フジロック出演アーティスト第2弾がオフィシャルサイトにて発表されました! 今回は16組。

DAMON ALBARN
OUTKAST
ASGEIR
ザ・クロマニヨンズ
FOSTER THE PEOPLE
THE HEARTBREAKS
HUNTER HAYES
THE INSPECTOR CLUZO
JAKE SHIMABUKURO
JUNGLE BY NIGHT
KELIS
LORDE
THE PAINS OF BEING PURE AT HEART
佐野元春&THE HOBO KING BAND
TOKYO SKA PARADISE ORCHESTRA
ウルフルズ


デーモン・アルバーンにアウトキャストですか!! 豪華ですね~。しかもこの2組はヘッドライナーじゃないんですからね。今年のフジは凄い!! さらにロードにハンター・ヘイズ! この明快な振り幅はなんとなくサマソニっぽい?とか思ったり。とは言えね、「ルーツな日記」的には結構微妙だったりするんですよ…。第1弾が熱かったゆえにその反動ですかね。


もちろん気になるアーティストもいくつかいらっしゃいます。

例えばJUNGLE BY NIGHTというオランダの若きアフロ・ファンク/ジャズ・バンド。
http://www.youtube.com/watch?v=ArJajNARUJo


カニエ・ウェストやアウトキャスト、そしてケリス。今年のフジはエッジの立ったコンテンポラリーなブラック・ミュージックが充実。「ルーツな日記」的には新作「FOOD」が楽しみなケリス嬢に注目。つい先日のBBC Radio 6 Music Festivalにおける彼女のライヴが格好良い!この編成でフジに来てくれるなら必見でしょう!!
http://www.youtube.com/watch?v=vtcvdCD3ydk

アイスランドから現れた若きシンガー・ソング・ライター、アウスゲイル。アイスランドらしいこの空気感には引き込まれますね。
http://www.youtube.com/watch?v=HH6WQBsG8BI


*写真はアウトキャストの03年リリース作「SPEAKERBOXXX/THE LOVE BELOW」。ケリスをフィーチャリングした「Dracula's Wedding」も収録。
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サマソニ第4弾

2014-03-09 10:48:06 | フェス、イベント
JAMAICA / NO PROBLEM

先日、サマーソニック出演アーティストの第4弾が発表されました。今回は3組。

ELLIE GOULDING
JAMAICA
LITTLE MIX


フジロックは第1弾でいきなり27組発表してきましたが、サマソニは小出しですね~。現在第4弾まで来ているとはいえ、これでまだ計13組ですからね~。しかも例年に比べ鮮烈さに欠ける印象がありますがどうなんでしょう?ま、まだこれからでしょうけどね。とは言え現段階で観たいアーティストは結構多かったりするんですけどね。今回発表されたジャマイカもそんな一組。ま、ジャマイカと言ってもフランスのインディー・ロック・バンドですけどね。フランスらしいポップセンスとシャープなグルーヴが気持ち良いんですよ。2010年にはフジロックにも出演してて、その時は観そびれてるので、今回は見たいですね~。
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フジロック全券種先行発売開始!

2014-03-08 15:45:14 | フェス、イベント

本日、3月8日。いよいよフジロック・フェスティヴァルのチケット全券種先行発売の開始日です。早割よりは少し高いですが、一般発売よりは安いようですね。第1弾発表を終え、チケットの先行発売が始まり、着実にフジロックが近づいています! あ、オフィシャルツアーの第1次受付も3月7日から始まっているようです。ちなみに私は、既にチケも宿も押さえてあるので、余裕をかましておりますが、なんとなくソワソワしています。

一度はキャンプとか、ムーンキャラバンもやってみたいですけどね…。


http://www.fujirockfestival.com/ticket/index.html
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ストーンズ、行ってきました!!

2014-03-04 23:56:47 | ルーツ・ロック
ローリーング・ストーンズ!!


3月4日、東京ドームに行ってまいりました!もちろんローリング・ストーンズを観に!

まったくもって最高でした。正直、さすがにもうどうだろう?という不安もあったりしたのですが、そんな懸念はあっさり吹っ飛ばされましたね。まさに現役!これぞロックンロールでしたよ!特にミック・ジャガーの若々しさにはホントたまげました。あれは70歳の身のこなしじゃないですよ。あのエネルギーは半端無かった。そしてキースのテレキャスが良い音してましたね。ジャカジャーン!!っていうコード一発で痺れちゃいました。あと忘れてならないのがミック・テイラー!! まさか今になってミック・テイラーのいるストーンズが見れるなんて!まったくもって夢のようでした。書きたいことはまだまだ沢山ありますが、それはまた後日ゆっくりしたためたいと思います。

あ~、いまだに終盤の祝祭感が脳裏から離れません。幸せ~。
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高田漣&森山直太朗@青山CAY

2014-03-03 23:09:49 | 邦アーティスト
2月27日、青山CAYにて、高田漣さんと森山直太朗さんによる「Acoustic Ensemble」というイベントを観てまいりました。こちらはアコースティック・ギター・マガジン主催のイベントで、高田漣さんが毎回ゲストを向かえて、トーク&ライヴを繰り広げるという趣向だそうですが、今回はその記念すべき第1回目でして、森山直太朗さんはゲストとして招かれていました。

実は私の妻は森山直太朗さんの大ファンでして、私は妻の付き合いで見に行っただけなんですけど、なかなか楽しいイベントでした。

前半はトーク、休憩を挟んだ後半にアコースティック・ライヴ。前半のトークはユーストリーム中継されているということで、何となくかしこまった感じで盛り上がりに欠けた感はありましたけど、岐阜の「まるふく」という楽器屋さんの話が面白かったです。

後半のライヴは、まず始めに高田漣さんがお一人で「コーヒーブルース」を歌い、2曲目以降は森山直太朗さんがメインに。ビートルズの「Blackbird」やニール・ヤングの「Buffalo Springfield Again」など、意外なカヴァーが聴けて面白かったです。「Buffalo Springfield Again」のブレイク部分を森山さんが手こずってる感じも微笑ましかったですね~。ハナレグミの「家族の風景」も良かった! 一方の高田さんは曲によってアコギを弾いたり、スティール・ギターを弾いたり、マンドリンを弾いたりと、絶妙のサポートぶりでした。また前半に喋り足りなかったのか、後半も曲間にかなり喋ってましたね。ユーストが終わってかえってエンジンかかってきた感じ。特に高田さんのお父さんの話が面白かった!もちろんお父さんとは高田渡さんのことで、高田漣さんが最初に歌った「コーヒーブルース」もお父さんの曲。


アンコールでは森山直太朗さんの新曲「どこもかしこも駐車場」をやったんですが、この曲、良い曲ですよね~。高田さんのスティール・ギターも素晴らしかった! 本来は多分、このアンコール1曲で終わりのはずだったんだろうと思うのですが、鳴り止まない拍手にまさかのダブル・アンコール。曲は「さくら」。やっぱりこれをやらないとね。森山さんのアコギ弾き語り+高田さんのスティールギターで聴く「さくら」、素晴らしかったです。



普段のライヴとはまた違う、暖かい手作り感が感じられる素敵なデュオでした。



↓セットリストは多分こんな感じだったかと。↓

01. コーヒーブルース
02. Blackbird
03. 家族の風景
04. Buffalo Springfield Again
05. かまくら
-----------------------
06. どこもかしこも駐車場
07. さくら


*写真は会場で買ったTシャツ。(もちろん買ったのは妻ですけどね。)
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