ルーツな日記

ルーツっぽい音楽をルーズに語るブログ。
現在、 フジロック ブログ と化しています。

メリー・クリスマス!!

2014-12-24 22:55:20 | 余話
 

メリー・クリスマス!!

今夜はクリスマスイブですね。皆様いかがお過ごしですか? 私はと言いますと、ここしばらく風邪をひいてまして、なかなかにグロッキーな毎日を送っていたのですが、昨日辺りから気分もすっきりとしてまいりまして、今日は美味しくケーキを頂くことが出来ました~。

今年は銀座三越で予約しておいた赤と白といちごが鮮やかなブッシュドノエル。甘酸っぱくてクリーミーで最高に美味しかったです!!


なんか久々の更新だと言うのに音楽に関係ない話ですいません…。

プリシラ・アーン@めぐろパーシモンホール

2014-12-23 23:09:01 | SSW
プリシラ・アーン / あなたのことが大すき。

2014年12月3日、めぐろパーシモンホールにてプリシラ・アーンを見てまいりました。ジブリ映画「思い出のマーニー」の主題歌を歌い、新しいファンも沢山掴んだであろうプリシラ・アーン。過去に何度も来日していますが、今回は初の単独ホール公演ということで、一回り大きくなったプリシラ・アーンを堪能してまいりました。


ユーミンのカヴァー「やさしさに包まれたなら」で始まったステージ。プリシラの温かみのあるナチュラル・ヴォイスが会場に染みわたっていく。 昨年の「THIS IS WHERE WE ARE」リリース直後にフジロックで見せた新モードは一旦封印した印象で、オーガニックなバンドアンサンブルによるフォーキーなサウンドが心地よい。バンドメンバーも、ウェンディ・ウォン(b)、ジェイク・ブラントン(g)、オリヴァー・クラウス(cello)、ルーク・アダムス(ds)、サーシャ・スミス(key)という、これまでの彼女の諸作品や来日時のバックバンドに名前を見ることができる、プリシラ・アーン・オールスターズ的な面々。そんな面々による、「In A Tree」、「Wallflower」、「When You Grow Up」といった初期の曲が嬉しい!

でも序盤の白眉は「THIS IS WHERE WE ARE」からの「In a Closet in the Middle of the Night」でした。新モードを封印したかと思いきや、この曲ではテノリオンを使うという新しさ!しかもプリシラが一人でテノリオンをピコピコ操りながら歌うという。イントロでループ操作をミスし、「オー!ノー!」とか言ってやり直す場面があったりで冷や冷やもしましたが、仕切りなおした後は素晴らしかった。テノリオンの人工的な電子音とプリシラのピュア・ヴォイス。それをフットスイッチで多重的に重ねていくその広がりの美しさ!!アルバムのエレクトロニカ的側面をこういう形でライヴ表現するというセンスは、ただフォーキーなだけではないプリシラのポップセンスならではですよね~。元々この曲は09年に配信オンリーでリリースされたライヴ音源に収録されていた曲で、当初はアコギ弾き語りを基調にした幻想的な曲だったのですが、それが「THIS IS WHERE WE ARE」を経て、テノリオンへ進化した、面白いですね~。

あと個人的に嬉しかったのは「Stop, Look, Lie」でプリシラがバンジョーを弾いてくれたこと。そもそも私がプリシラを好きになったきっかけは、デビュー当時、何処かでたまたま彼女がバンジョーを持った写真か映像を見たからだったんです。今どきのシンガーソングライターがバンジョー!?そして歌声を聴いて大ファンになりました。それ以来、何度もプリシラのライヴを見ていますが、しかし彼女の生バンジョーを聴けることはなかったんですよね~。なのでこの日初めて彼女のバンジョーを生で聴けて、彼女がバンジョーを弾く姿を間近に見れて、感無量でした!!

そして、NHKのドラマ『そこをなんとか2』の主題歌「Best I Can」や『みんなのうた』での放送曲「見えない羽根」、さらには「サヨナラCOLOR」や「風の谷のナウシカ」のカヴァーなど、ここ数年で音楽活動的にも日本に急接近しているプリシラらしい選曲も楽しませてくれました。あ、そう言えば、バンジョーを弾いた「Stop, Look, Lie」はマツモトキヨシのCM曲でしたね。もちろん映画『思い出のマーニー』の主題歌「Fine On The Outside」もやりましたよ。こちらは続けて「With You」、「This Old House」とマーニー関連の曲を披露し、旬という意味でも後半のハイライトとなりました。

また、プリシラは日本語を駆使したMCもたくさん話してくれました。『日本語を勉強しています』と言って『ダメヨ、ダメ、ダメ』という最新ギャグで笑いをとってみたり。あと『「思い出のマーニー」の主題歌を歌えたことが人生で最も大きな出来事』と語った後に、慌てて『一番大きな出来事は「結婚」、二番が「思い出のマーニー」』と言い直したり。とても幸せそうで可愛かったです。とは言え、日本のファンの前なんですから敢えて言い直さなくても良いのに…、と思ったり。でもそんな素直なところも素敵なんです。なんて言いますか、プリシラは少し天然なところもありますよね。最近はライヴでちょっと歌詞を忘れたり、躓いたりするのが、なんだかお約束になってしまっていますし。この日もカヴァー曲でちょっと間違えちゃってましたけど、笑顔で謝る仕草がまた可愛かったり。正直な話、こういう瞬間に見せる彼女の素の笑顔や笑い声をちょっぴり楽しみにしている私もいる。ごめんなさい…。


さて、夢心地なコンサートも終盤。ラストは「Leave the Light On」、「Dream」というデビュー時の曲を続けて。まさか「Leave the Light On」をやってくれると思わなかったので嬉しかったですね。そして代表曲「Dream」ですよ。何が凄いってオリヴァー・クラウスがいますからね。この方はクリスティーナ・アギレラ、ベス・オートン、レイチェル・ヤマガタ、ミーコ等々、数々の作品に参加しているチェロ奏者で、プリシラが08年にデビューした際の「Dream」で印象的なチェロを弾いているのもこのオリヴァー・クラウスなんです。ですがこれまでのプリシラの来日にはさすがにオリヴァー・クラウスまでは一緒に来ていなかったんです。なので今回はまさかでしたよ!まさかオリヴァー・クラウスのチェロが入った「Dream」を生で聴けるとは!これは貴重でしたよ!もちろんオリヴァー・クラウスのチェロはコンサート全編に渡って素晴らしかったですけどね。


そしてアンコールは邦ロックバンド、くるりのカヴァー「ばらの花」。最後らしいアップテンポな盛り上がり。そして待ってましたの「カントリーロード」。プリシラの歌うこの曲が好き、という方も案外多いのでは?もちろん私もその一人。これで終わりと思いきや、最後にもう一曲。アコギ弾き語りでユーミンの「ひこうき雲」。これも染みましたね~。

なぜかユーミンで始まりユーミンで終わったコンサート。アンコール含めて、およそ1時間20分程でしたでしょうか。ホール公演にしては短いかな?と思ったりもしましたが、いつもよりちょっぴりゴージャスなバンドアレンジで聴くプリシラの素敵な歌声をたっぷり堪能いたしました。そしてプリシラは相変わらず可愛かった!


終演後はサイン会があったのですが、開演ギリギリに現地に到着した私は参加券をゲットできなかったんです…。まさかホール公演でサイン会があるとは思わなくて。そこは日本のファン思いのプリシラならではですね~。



この日のセットリスト↓

01. やさしさに包まれたなら
02. In A Tree
03. Best I Can
04. Wallflower
05. When You Grow Up
06. In a Closet in the Middle of the Night
07. 見えない羽根
08. Stop, Look, Lie
09. サヨナラCOLOR
10. 風の谷のナウシカ
11. Fine on the Outside
12. With You
13. This Old House
14. Leave the Light On
15. Dream
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16. ばらの花
17. Take Me Home, Country Roads
18. ひこうき雲

(メモを取りながら見たとはいえ、既に記憶があいまいです。間違っていましたらごめんなさいね。)

グラミー賞 ノミネート

2014-12-09 08:24:53 | R&B、HIPHOP
今年もいよいよ、グラミー賞のノミネートが発表されましたね。毎年この時期はなんともそわそわしてしまう私ですが、今年は特にビヨンセの強力アルバム「Beyoncé」がどう評価されるのか?期待と不安でいっぱいでした。そして蓋を開けてみれば、ファレル・ウィリアムス、サム・スミスと並んで最多6部門のノミネートと、万々歳の結果でした!いや~、これは楽しみですね。特に『ALBUM OF THE YEAR 』はビヨンセが受賞して欲しい~。

ですが、世間的には主要4部門を含む計6部門にノミネートされた弱冠22歳のサム・スミスに注目が集まっているようですし、現音楽シーンのトップをひた走るファレル・ウィリアムスが受賞を逃す場面というのも想像しずらいんですよね~。なのでこのサム・スミス、ファレル・ウィリアムス、そしてビヨンセが顔を揃える『ALBUM OF THE YEAR 』は本当に大注目ですね。個人的にはビヨンセ以外あり得ないと思っているんですけど…。

ちなみにビヨンセ作品がノミネートされたのは、アルバム「Beyoncé」で『ALBUM OF THE YEAR』、『BEST URBAN CONTEMPORARY ALBUM』、『BEST SURROUND SOUND ALBUM』、ジェイZとの「Drunk In Love」で『BEST R&B PERFORMANCE』、『BEST R&B SONG』、そしてビデオ作品「Beyoncé & Jay Z: On The Run Tour」で『BEST MUSIC FILM』の計6部門。最後の「Beyoncé & Jay Z: On The Run Tour」についてはよくわからないのですが、今年9月にHBOで放送されたというドキュメンタリーのことでしょうか?



そして恒例のルーツ系につきましては、また追々。

そそるライヴ 12月編

2014-12-03 08:13:41 | そそるライヴ
関東近辺にて12月に行われるライヴ、フェス、イベントのなかで、気になるものをピックアップしてみました。

12/03(水)Priscilla Ahn @めぐろパーシモンホール
12/05(金)上原ひろみ ザ・トリオ・プロジェクト @東京国際フォーラム ホールA
12/05(金)CHICO & THE GYPSIES @ブルーノート東京
12/05(金)FLYING LOTUS – AFTER PARTY @恵比寿 LIQUIDROOM
12/05(金)FLYING LOTUS @品川プリンス ステラボール
12/06(土)James Wallace @立川 GALLERY SEPTIMA
12/09(火)TAHITI 80 @恵比寿 LIQUIDROOM
12/10(水)Sam Lee & Friends, Liam Ó Maonlaí  @渋谷 CLUB QUATTRO
12/10(水)RAUL MIDON @ブルーノート東京
12/13(土)Tom Freund @鎌倉 Cafe Goatee
12/17(水)TITO JACKSON of JACKSON 5 @ブルーノート東京
12/18(木)MOUNT SUGAR @恵比寿 Cacciatora
12/18(木)The Stylistics  @ビルボードライヴ東京
12/20(土)GOLDIE x DOC SCOTT @代官山UNIT
12/24(水)DEE DEE BRIDGEWATER & THE LEGENDARY COUNT BASIE ORCHESTRA @ブルーノート東京
12/26(金)KOOL & THE GANG  @ブルーノート東京
12/27(土)SIR JOE QUARTERMAN @代官山UNIT
12/27(土)Zydeco Kicks @池袋 FREE FLOW RANCH
12/27(土)THE PERSUASIONS @丸の内コットンクラブ
12/28(日)Jody Watley featuring Shalamar  @ビルボードライヴ東京
12/28(日)レキシ対オシャレキシ @豊洲PIT
12/31(水)MICHEL CAMILO "Three + Three" @ブルーノート東京
12/31(水)TONY MONACO, YOSUKE ONUMA & GENE JACKSON @丸の内コットンクラブ
12/31(水)The Original James Brown Band  @ビルボードライヴ東京



お出かけの際は事前のご確認をお願いいたしま~す!