さて、毎年恒例、私の趣味だけで決める超個人的フジロック・ベストアクトも第3位まで書き終えましたが、トップ2まではもう少し引っ張ります。今回は惜しくもベスト5圏外とさせて頂いたアクトの中で、「ルーツな日記」的にスルーは出来ないな、というあたりを纏めてドーン!と。もう順位はつけられないので、おおよそ観た順で。
THE NEW MASTERSOUNDS@WHITE STAGE 7/29
“銀河系最高のファンク・バンド”と賞されるニュー・マースター・サウンド。ここはグリーンのマヌ・チャオと完全に被ってまして、さんざん迷った挙げ句、身を切る思いでホワイトに行きました。いや~、格好良かったですよ! ソリッドなミーターズ&ジャズ・ファンクな感じ。エディ・ロバーツのギターもたっぷり堪能出来ましたしね。で、彼はブレイクの時などタンバリンを叩くんですけど、それがまた格好良いんですよ! 観客も彼がタンバリンを叩くたびに妙に盛り上がったり。 あとジョー・タットンのオルガンも素晴らしかった!もちろんリズム隊も最高! ちなみに、ニュー・マスター・サウンズは、急遽キャンセルになったバディ・ガイの代役で最終日オレンジのトリにも出演したそうですが、そちらではオーサカ=モノレールと共演したりで盛り上がったようです。残念ながら私は観てませんが…。
RON SEXSMITH@FIELD OF HEAVEN 7/29
私にとって今年の初ヘヴンがロン・セクスミスでした。後方に小さな椅子を広げてゆったりと鑑賞。まったく飾り気の無いショー、ただただ野外の空気と歌がある。でもそれがこれほどまでに素晴らしいとは!ロンがアコギを弾きながら優しい歌声で紡ぐ極上メロディーに疲れた体が癒されました。バックの演奏はアルバムで聴くより、もっと人肌の和やかさで、人間味溢れるスウィング感が心地良かったです。最新作からの「Believe It When I See It」や「Love Shines」辺りは特に滲みましたね。そして最後に歌ってくれた「Former Glory」、泣けました。セットリストはこんな感じだったようです↓。
01. Hands of Time
02. Get in Line
03. The Reason Why
04. Thinking Out Loud
05. Hard Bargain
06. Lebanon, Tennessee
07. Middle of Love
08. Just My Heart Talkin’
09. Brandy Alexander
10. Gold In Them Hills
11. Believe It When I See It
12. Whatever It Takes
13. Love Shines
14. Former Glory
WIDESPREAD PANIC@FIELD OF HEAVEN 7/29,7/30
今年の目玉の一つ、来日していないジャム・バンド最後の大物、ワイドスプレッド・パニックです! いや~、これはね、まさに天国でしたよ! サザン・ロックの雄大さとジャム・バンドならではの空気感をたっぷり味合わせて頂きました。そしてジミー・ヘリングのギター! 気持ち良い鳴りをしてましたね~!あの微妙に厭世観漂う風貌から、切れ味鋭いタッチで、イマジネイション豊かなフレーズをバンバン繰り出してました。同じジャム・バンド界隈でも、やはりフィッシュ、チーズ、モーなんかとはまた違う個性で面白い。延々ジャムを演るというより、もっと楽曲を聴かせてくれる印象。ですが全体の流れとして悠久のライヴ空間を現出させていく様はまさにジャム・バンド。何せ金曜&土曜の2日間でヘヴンのトリを務めた訳ですからね。しかもセットリストは下記のようだったそうですが、両日でダブり曲無しですからね!流石としか言いようがありません。ちなみに私は諸事情ありまして、2日間ともフルセットを観た訳ではありません。初日は途中からおよそ2時間、土曜は中盤のおよそ1時間程を堪能。それでもかなり満喫でしたよ。特に初日、「Tall Boy」からの終盤は圧巻でしたね~。ちなみに初日の「Fishwater」では、ニュー・マスター・サウンズの鍵盤奏者ジョー・タットンがジョイントしていたそうですが、気がつかなかったな…。
7/29
01.Radio Child
02.Pleas
03.Who Do You Belong To?
04.Diner
05.Ribs and Whiskey
06.Cotton Was King
07.Climb To Safety
08.Shut Up and Drive
09.Fishwater
10.Rebirtha
11.Driving Song
12.Porch Song
13.City Of Dreams
14.Driving Song
15.Tall Boy
16.Protein Drink
17.Sewing Machine
18.Ain’t Life Grand
19.Action Man
7/30
01.Chilly Water
02.Bust It Big
03.Chilly Water
04.Pilgrims
05.Airplane
06.Goin’ Out West
07.Blackout Blues
08.North
09.Saint Ex
10.You Should Be Glad
11.Pigeons
12.Jack
13.Henry Parsons Died
14.All Time Low
15.Papa’s Home
16.Imitation Leather Shoes
17.Love Tractor
――――――――――――
18.Surprise Valley
19.Blue Indian
G.LOVE&SPECIAL SAUCE@GREEN STAGE 7/30
「Milk And Sugar」から始まったG. ラヴ&スペシャル・ソース。「Fixin' To Die」、「50 Ways To Leave Your Lover」と、最新作から3曲立て続けに披露。そしてここまでアコギを弾いていたG.ラヴがエレキ・ギターに持ち替えて「Sweet Sugar Mama」。ファンキーなリズムにG.ラヴのダルなラップが絡む。やはりスペシャル・ソースはカントリー&フォーキーな最新作からの曲よりこっちの方が良く似合う。と思っていたらなんと、ギター・スリムのヴァージョンで「 The Things That I Used To Do」。ストレートにブルースを演るG.ラヴ、格好良かったですね~。そして自身のヴァージョンの「The Things That I Used To Do」へ繋げるという粋な展開。ハーモニカ・ソロも最高だった「Booty Call」ではビートルズの「Why Don't We Do It In The Road?」が飛び出す。ここでのG.ラヴのスライド・ギターにはやられました!! さらに「Cold Beverage」、ラストは「Just a Friend」(ビズ・マーキーのカヴァー)で締め。やっぱりこの男、野外が似合いますよ!途中、沢山のビーチボールが投げこまれたり、コール&レスポンスで盛り上がったり、G. ラヴらしい開放感溢れるステージでした!!
まだ、土曜日の折り返し地点ですが、長くなったので、次回につづきます。
*曲目等、間違ってましたらごめんなさいね。
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THE NEW MASTERSOUNDS@WHITE STAGE 7/29
“銀河系最高のファンク・バンド”と賞されるニュー・マースター・サウンド。ここはグリーンのマヌ・チャオと完全に被ってまして、さんざん迷った挙げ句、身を切る思いでホワイトに行きました。いや~、格好良かったですよ! ソリッドなミーターズ&ジャズ・ファンクな感じ。エディ・ロバーツのギターもたっぷり堪能出来ましたしね。で、彼はブレイクの時などタンバリンを叩くんですけど、それがまた格好良いんですよ! 観客も彼がタンバリンを叩くたびに妙に盛り上がったり。 あとジョー・タットンのオルガンも素晴らしかった!もちろんリズム隊も最高! ちなみに、ニュー・マスター・サウンズは、急遽キャンセルになったバディ・ガイの代役で最終日オレンジのトリにも出演したそうですが、そちらではオーサカ=モノレールと共演したりで盛り上がったようです。残念ながら私は観てませんが…。
RON SEXSMITH@FIELD OF HEAVEN 7/29
私にとって今年の初ヘヴンがロン・セクスミスでした。後方に小さな椅子を広げてゆったりと鑑賞。まったく飾り気の無いショー、ただただ野外の空気と歌がある。でもそれがこれほどまでに素晴らしいとは!ロンがアコギを弾きながら優しい歌声で紡ぐ極上メロディーに疲れた体が癒されました。バックの演奏はアルバムで聴くより、もっと人肌の和やかさで、人間味溢れるスウィング感が心地良かったです。最新作からの「Believe It When I See It」や「Love Shines」辺りは特に滲みましたね。そして最後に歌ってくれた「Former Glory」、泣けました。セットリストはこんな感じだったようです↓。
01. Hands of Time
02. Get in Line
03. The Reason Why
04. Thinking Out Loud
05. Hard Bargain
06. Lebanon, Tennessee
07. Middle of Love
08. Just My Heart Talkin’
09. Brandy Alexander
10. Gold In Them Hills
11. Believe It When I See It
12. Whatever It Takes
13. Love Shines
14. Former Glory
WIDESPREAD PANIC@FIELD OF HEAVEN 7/29,7/30
今年の目玉の一つ、来日していないジャム・バンド最後の大物、ワイドスプレッド・パニックです! いや~、これはね、まさに天国でしたよ! サザン・ロックの雄大さとジャム・バンドならではの空気感をたっぷり味合わせて頂きました。そしてジミー・ヘリングのギター! 気持ち良い鳴りをしてましたね~!あの微妙に厭世観漂う風貌から、切れ味鋭いタッチで、イマジネイション豊かなフレーズをバンバン繰り出してました。同じジャム・バンド界隈でも、やはりフィッシュ、チーズ、モーなんかとはまた違う個性で面白い。延々ジャムを演るというより、もっと楽曲を聴かせてくれる印象。ですが全体の流れとして悠久のライヴ空間を現出させていく様はまさにジャム・バンド。何せ金曜&土曜の2日間でヘヴンのトリを務めた訳ですからね。しかもセットリストは下記のようだったそうですが、両日でダブり曲無しですからね!流石としか言いようがありません。ちなみに私は諸事情ありまして、2日間ともフルセットを観た訳ではありません。初日は途中からおよそ2時間、土曜は中盤のおよそ1時間程を堪能。それでもかなり満喫でしたよ。特に初日、「Tall Boy」からの終盤は圧巻でしたね~。ちなみに初日の「Fishwater」では、ニュー・マスター・サウンズの鍵盤奏者ジョー・タットンがジョイントしていたそうですが、気がつかなかったな…。
7/29
01.Radio Child
02.Pleas
03.Who Do You Belong To?
04.Diner
05.Ribs and Whiskey
06.Cotton Was King
07.Climb To Safety
08.Shut Up and Drive
09.Fishwater
10.Rebirtha
11.Driving Song
12.Porch Song
13.City Of Dreams
14.Driving Song
15.Tall Boy
16.Protein Drink
17.Sewing Machine
18.Ain’t Life Grand
19.Action Man
7/30
01.Chilly Water
02.Bust It Big
03.Chilly Water
04.Pilgrims
05.Airplane
06.Goin’ Out West
07.Blackout Blues
08.North
09.Saint Ex
10.You Should Be Glad
11.Pigeons
12.Jack
13.Henry Parsons Died
14.All Time Low
15.Papa’s Home
16.Imitation Leather Shoes
17.Love Tractor
――――――――――――
18.Surprise Valley
19.Blue Indian
G.LOVE&SPECIAL SAUCE@GREEN STAGE 7/30
「Milk And Sugar」から始まったG. ラヴ&スペシャル・ソース。「Fixin' To Die」、「50 Ways To Leave Your Lover」と、最新作から3曲立て続けに披露。そしてここまでアコギを弾いていたG.ラヴがエレキ・ギターに持ち替えて「Sweet Sugar Mama」。ファンキーなリズムにG.ラヴのダルなラップが絡む。やはりスペシャル・ソースはカントリー&フォーキーな最新作からの曲よりこっちの方が良く似合う。と思っていたらなんと、ギター・スリムのヴァージョンで「 The Things That I Used To Do」。ストレートにブルースを演るG.ラヴ、格好良かったですね~。そして自身のヴァージョンの「The Things That I Used To Do」へ繋げるという粋な展開。ハーモニカ・ソロも最高だった「Booty Call」ではビートルズの「Why Don't We Do It In The Road?」が飛び出す。ここでのG.ラヴのスライド・ギターにはやられました!! さらに「Cold Beverage」、ラストは「Just a Friend」(ビズ・マーキーのカヴァー)で締め。やっぱりこの男、野外が似合いますよ!途中、沢山のビーチボールが投げこまれたり、コール&レスポンスで盛り上がったり、G. ラヴらしい開放感溢れるステージでした!!
まだ、土曜日の折り返し地点ですが、長くなったので、次回につづきます。
*曲目等、間違ってましたらごめんなさいね。
~関連過去ブログ~ お時間有ったらぜひ!
11.09.23 フジロック・ベストアクト第3位! アマドゥ&マリアム
11.09.19 フジロック・ベストアクト第4位! ウィルコ
11.09.17 フジロック・ベストアクト第5位! マーク・リボーと偽キューバ人達
11.08.05 フジロックの10曲!
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