LEVON HELM / DIRT FARMER
残念なことに、2012年も沢山のアーティストが天に召されました。仕方ないこととはいえ、とても悲しいですね。特に4月半ば、長きに渡った癌との闘病生活が最終ステージにあるとのオフィシャルサイトによる発表の後、程なくして亡くなられた元ザ・バンドのレヴォン・ヘルム。彼の死程沈痛なものはありませんでした。ここ数年来日の噂も有っただけに、本当に残念でなりません。結局、私は一度も彼の姿を生で拝むことは出来ませんでした。でも彼のドラムも歌声も、ホント大好きでした。
ETTA JAMES / THE DREAMER
1月20日、白血病の合併症により亡くなられたブルースの女王エタ・ジェイムス。享年73歳。08年の映画『キャディラック・レコーズ』でビヨンセが彼女の役を演じて話題になったのも記憶に新しいですね。写真の作品は昨年リリースされ、最後のアルバムとなった「THE DREAMER」。彼女独特のブルージーなしゃがれ声は健在。ガンズ・アンド・ローゼス「Welcome To The Jungle」など意欲的なカヴァーも印象的でした。
THE JONNY OTIS STORY VOLUME 1 1945-1957: MIDNIGHT AT THE BARRELHOUSE
エタ・ジェイムスが亡くなられる3日前に90歳で亡くなられたジョニー・オーティス。R&B勃興期にアーティスト発掘や作曲、プロデューサーとして多くのシンガーを売り出しただけでなく、自らもバンド・リーダーとして活躍し、ゴッドファーザー・オブ・リズム&ブルースと呼ばれる偉人です。実はエタ・ジェイムスを見いだしたのもオーティスでした。14歳のエタをモダン・レコードと契約させデビュー曲「The Wallflower」のヒットを演出しました。写真は英ACEからリリースされたコンピレーションで、彼自身の名義による「Harlem Nocturne」、ビッグ・ママ・ソートンの「Hound Dog」など、彼が手掛けたヒット曲も収録されたアンソロジー。
TERRY CALLIER / SPEAK YOUR PEACE
70年代のニュー・ソウル期から独特のフォーキーな質感で人気を博したテリー・キャリアー。10月28日逝去。享年67歳。90年代に入ってクラブ界隈から再評価され、ジャイルズ・ピーターソン経由で復活してからも独特の存在感を発揮していましたね。数年前までちょくちょく来日していた印象でしたが、私はいつか観に行こうと思いつつ、結局観ることが出来ませんでした。残念です…。写真はインコグニートのブルーイがプロデュースした02年作。
MEMPHIS HORNS / MEMPHIS HORNS
サザン・ソウルに無くてはならないホーン・セクション。その筆頭と言えるのがメンフィス・ホーンズ。スタックスやハイを彩った彼らの音色こそサザン・ソウルの要と言えたかもしれません。そのメンフィス・ホーンズのサックス奏者アンドリュー・ラヴが4月12日、メンフィスの 自宅で亡くなられたそうです。享年70歳。
BOOKER T.&THE MG'S / MELTING POT
5月13日、BOOKER T.&THE MG'S のベージストとして、STAXの黄金時代を築いたドナルド・ダック・ダンが亡くなられました。来日中のことでした。ブルーノート東京での素晴らしいステージを終えたその翌朝、宿泊先で亡くなられていたそうです。日本のファンにとって、彼の死は忘れられませんね。世界最高峰のベーシストの一人でした。
MICKEY BAKER / ROCK WITH A SOCK
ミッキー&シルヴィアとしての活動でも知られるケンタッキー州生まれの名セッション・ギタリスト、ミッキー・ベイカー。11月27日に亡くなられたそうです。享年87歳。
LOUISIANA RED / LOUISIANA RED SINGS THE BLUES
2月25日、ドイツの病院で亡くなられたルイジアナ・レッド。享年79歳。50年代から活動していたアラバマ州出身のブルースマン。マディ・ウォーターズに影響を受けた豪快なスタイルは、ただ荒々しいだけじゃない味がありました。72年リリースのこの「LOUISIANA RED SINGS THE BLUES」でもマディの「Rollin' Stone」をドロリとしたフィーリングで披露しています。晩年はドイツで活動していたそうです。
EARL SCRUGGS WITH FAMILY & FRIENDS / THE ULTIMATE COLLECTION LIVE AT THE RYMAN
今やブルーグラスの代名詞、5弦バンジョーにおける3フィンガー奏法を確立し、ビル・モンローと共にブルーグラスの基礎を築いた偉大なるバンジョー奏者。3月28日、老衰にて亡くなられたそうです。88歳でした。一つの歴史の終演を感じさせられます。
DOC WATSON / DOC WATSON
5月29日、89歳で亡くなられたドク・ワトソン。フラット・ピッキング・ギターの第1人者として、ブルーグラス/カントリー・シーンに偉大な足跡を残し、後続ギタリストにも多大な影響を与えました。
TREME BRASS BAND & MARDI GRAS INDIANS / TREME TRADITIONS
ニューオーリンズのブラス・バンド文化における、象徴的な存在でもあったライオネル・バティストが7月8日に亡くなられました。81歳だったそうです。バスドラを担ぐ彼の勇姿、忘れられません。2003年にはトレメ・ブラス・バンドの一員として来日もしました。増上寺周辺をパレードもしましたし、虎ノ門 JTアフィニス・ホールでのコンサートも素晴らしいものでした。バスドラを担ぐ彼の勇姿、忘れられません…。
VA / CHESS NEW ORLEANS
9月15日、ニューオーリンズのシンガー、ジェイムズ"シュガー・ボーイ"クロフォードが亡くなられました。享年77歳。ディキシー・カップスやドクター・ジョンからシンディー・ローパーまで、数えきれないアーティストにカヴァーされ、今やニューオーリンズ・クラシックとなった「アイコ・アイコ」のオリジナルはこの人の「Jock-A-Mo」でした。写真はその「Jock-A-Mo」を含む彼のチェス録音を数曲収録したコンピレーション盤。
FRANK FROST & JERRY McCAIN / SOUTHERN HARP ATTACK
アラバマが生んだ名サザン・ハーピスト、ジェリー・マッケインが3月28日に亡くなられたそうです。81歳でした。50年代から活躍しトランペット、エクセロ、レックス等に録音を残しました。「She's Tough」「Steady」などはサザン・ハープ・クラシックとして有名。写真のアルバムはアーカンソー出身のフランク・フロストとの「SOUTHERN HARP ATTACK」。と言っても両者の60年代、ジュウェル録音を纏めたコンピ盤で、共演盤ではありません。とは言え、極上の南部ブルースとハープの魅力が味わえます。
RAVI SHANKAL / FULL CIRCLE
ジョージ・ハリスンが師と仰ぎ「ワールド・ミュージックのゴッド・ファーザー」と讃えた、シタールの世界的奏者ラヴィ・シャンカールが、12月11日、カリフォルニア州の病院にて亡くなられました。享年92歳。ノラ・ジョーンズのお父さんでもあります。
MAJOR HARRIS / THE BEST OF MAJOR HARRIS NOW AND THEN
70年代にデルフォニックスのメンバーとして活躍し、ソロ転向後も「Love Won’t Let Me Wait」などのヒットを出したフィリー・ソウルの名シンガー、メイジャー・ハリス。11月9日、心不全及び肺不全のため亡くなられました。65歳でした。
FONTELLA BASS / FREE
65年の大ヒット「Rescue Me」で知られる女性ソウル・シンガー、フォンテラ・バスが12月26日に亡くなられました。心臓発作から生じた合併症のためだそうです。写真は72年作「FREE」。ニューソウル的な深みを感じさせる作品で、後にフリー・ソウル界隈でも再評価された名作です。エリカ・バドゥにも影響を与えたと言われる名シンガーでした。
TERRY HUFF AND SPECIAL DELIVERY / THE LONELY ONE
聴く者の胸を鷲掴みにするほど甘く切ないファルセットと、ぴょんとカールしたナマズ髭で愛されたテリー・ハフ。12月14日に65歳で亡くなられました。大腸がんを患っていたそうです。76年発表の「THE LONELY ONE」は『70年代スウィート・ソウルの至宝』とまで謳われた名作中の名作。ファルセットがシャウトのように感極まっていく様は何度聴いてもゾクゾクさせられます。プロデュースはアル・ジョンソン。
MARVA WHITNEY / I AM WHAT I AM
ジェイムス・ブラウン一座のディーヴァにして『ソウルシスターNO.1』と呼ばれたマーヴァ・ホイットニーが12月22日、肺炎の合併症で亡くなられたそうです。68歳。写真は06年の復活作「I AM WHAT I AM」。全面バックアップをしたのは日本が誇るオーサカ=モノレール。翌年にこの組み合わせでフジロックに出演したのも記憶に新しいですね。あの時の貫禄のステージは本当に素晴らしかったです。
CHUCK BROWN / WE'RE ABOUT THE BUSINESS
5月16日、ゴッドファーザー・オブ・ゴーゴーとして知られるチャック・ブラウンが亡くなられました。享年75歳(76歳という説も)。
他にも、ジョン・ロード(ディープパープルのキーボード奏者)、ピート・コージー(マディ・ウォーターズやマイルス・デイヴィスの電化作品でも知られるギタリスト)、クリス・エスリッジ(ザ・フライング・ブリトウ・ブラザースのベーシスト)、デイヴ・ブルーベック(名曲「Take Five」でも知られるジャズ・ジャイアント)、ビッグ・ジム・サリヴァン(ジミー・ペイジ、リッチー・ブラックモアの師匠格でもあるギタリスト)、デイビー・ジョーンズ(モンキーズ)、ウィンストン・ライリー(ジャマイカの音楽プロデューサー)、ジム・マーシャル(ギターアンプ「マーシャル」の生みの親)、ドナ・サマー、ホイットニー・ヒューストン…。
ああ、2012年も本当に沢山の方々が亡くなられましたね。残念でなりません。
みなさま、安らかに。
残念なことに、2012年も沢山のアーティストが天に召されました。仕方ないこととはいえ、とても悲しいですね。特に4月半ば、長きに渡った癌との闘病生活が最終ステージにあるとのオフィシャルサイトによる発表の後、程なくして亡くなられた元ザ・バンドのレヴォン・ヘルム。彼の死程沈痛なものはありませんでした。ここ数年来日の噂も有っただけに、本当に残念でなりません。結局、私は一度も彼の姿を生で拝むことは出来ませんでした。でも彼のドラムも歌声も、ホント大好きでした。
ETTA JAMES / THE DREAMER
1月20日、白血病の合併症により亡くなられたブルースの女王エタ・ジェイムス。享年73歳。08年の映画『キャディラック・レコーズ』でビヨンセが彼女の役を演じて話題になったのも記憶に新しいですね。写真の作品は昨年リリースされ、最後のアルバムとなった「THE DREAMER」。彼女独特のブルージーなしゃがれ声は健在。ガンズ・アンド・ローゼス「Welcome To The Jungle」など意欲的なカヴァーも印象的でした。
THE JONNY OTIS STORY VOLUME 1 1945-1957: MIDNIGHT AT THE BARRELHOUSE
エタ・ジェイムスが亡くなられる3日前に90歳で亡くなられたジョニー・オーティス。R&B勃興期にアーティスト発掘や作曲、プロデューサーとして多くのシンガーを売り出しただけでなく、自らもバンド・リーダーとして活躍し、ゴッドファーザー・オブ・リズム&ブルースと呼ばれる偉人です。実はエタ・ジェイムスを見いだしたのもオーティスでした。14歳のエタをモダン・レコードと契約させデビュー曲「The Wallflower」のヒットを演出しました。写真は英ACEからリリースされたコンピレーションで、彼自身の名義による「Harlem Nocturne」、ビッグ・ママ・ソートンの「Hound Dog」など、彼が手掛けたヒット曲も収録されたアンソロジー。
TERRY CALLIER / SPEAK YOUR PEACE
70年代のニュー・ソウル期から独特のフォーキーな質感で人気を博したテリー・キャリアー。10月28日逝去。享年67歳。90年代に入ってクラブ界隈から再評価され、ジャイルズ・ピーターソン経由で復活してからも独特の存在感を発揮していましたね。数年前までちょくちょく来日していた印象でしたが、私はいつか観に行こうと思いつつ、結局観ることが出来ませんでした。残念です…。写真はインコグニートのブルーイがプロデュースした02年作。
MEMPHIS HORNS / MEMPHIS HORNS
サザン・ソウルに無くてはならないホーン・セクション。その筆頭と言えるのがメンフィス・ホーンズ。スタックスやハイを彩った彼らの音色こそサザン・ソウルの要と言えたかもしれません。そのメンフィス・ホーンズのサックス奏者アンドリュー・ラヴが4月12日、メンフィスの 自宅で亡くなられたそうです。享年70歳。
BOOKER T.&THE MG'S / MELTING POT
5月13日、BOOKER T.&THE MG'S のベージストとして、STAXの黄金時代を築いたドナルド・ダック・ダンが亡くなられました。来日中のことでした。ブルーノート東京での素晴らしいステージを終えたその翌朝、宿泊先で亡くなられていたそうです。日本のファンにとって、彼の死は忘れられませんね。世界最高峰のベーシストの一人でした。
MICKEY BAKER / ROCK WITH A SOCK
ミッキー&シルヴィアとしての活動でも知られるケンタッキー州生まれの名セッション・ギタリスト、ミッキー・ベイカー。11月27日に亡くなられたそうです。享年87歳。
LOUISIANA RED / LOUISIANA RED SINGS THE BLUES
2月25日、ドイツの病院で亡くなられたルイジアナ・レッド。享年79歳。50年代から活動していたアラバマ州出身のブルースマン。マディ・ウォーターズに影響を受けた豪快なスタイルは、ただ荒々しいだけじゃない味がありました。72年リリースのこの「LOUISIANA RED SINGS THE BLUES」でもマディの「Rollin' Stone」をドロリとしたフィーリングで披露しています。晩年はドイツで活動していたそうです。
EARL SCRUGGS WITH FAMILY & FRIENDS / THE ULTIMATE COLLECTION LIVE AT THE RYMAN
今やブルーグラスの代名詞、5弦バンジョーにおける3フィンガー奏法を確立し、ビル・モンローと共にブルーグラスの基礎を築いた偉大なるバンジョー奏者。3月28日、老衰にて亡くなられたそうです。88歳でした。一つの歴史の終演を感じさせられます。
DOC WATSON / DOC WATSON
5月29日、89歳で亡くなられたドク・ワトソン。フラット・ピッキング・ギターの第1人者として、ブルーグラス/カントリー・シーンに偉大な足跡を残し、後続ギタリストにも多大な影響を与えました。
TREME BRASS BAND & MARDI GRAS INDIANS / TREME TRADITIONS
ニューオーリンズのブラス・バンド文化における、象徴的な存在でもあったライオネル・バティストが7月8日に亡くなられました。81歳だったそうです。バスドラを担ぐ彼の勇姿、忘れられません。2003年にはトレメ・ブラス・バンドの一員として来日もしました。増上寺周辺をパレードもしましたし、虎ノ門 JTアフィニス・ホールでのコンサートも素晴らしいものでした。バスドラを担ぐ彼の勇姿、忘れられません…。
VA / CHESS NEW ORLEANS
9月15日、ニューオーリンズのシンガー、ジェイムズ"シュガー・ボーイ"クロフォードが亡くなられました。享年77歳。ディキシー・カップスやドクター・ジョンからシンディー・ローパーまで、数えきれないアーティストにカヴァーされ、今やニューオーリンズ・クラシックとなった「アイコ・アイコ」のオリジナルはこの人の「Jock-A-Mo」でした。写真はその「Jock-A-Mo」を含む彼のチェス録音を数曲収録したコンピレーション盤。
FRANK FROST & JERRY McCAIN / SOUTHERN HARP ATTACK
アラバマが生んだ名サザン・ハーピスト、ジェリー・マッケインが3月28日に亡くなられたそうです。81歳でした。50年代から活躍しトランペット、エクセロ、レックス等に録音を残しました。「She's Tough」「Steady」などはサザン・ハープ・クラシックとして有名。写真のアルバムはアーカンソー出身のフランク・フロストとの「SOUTHERN HARP ATTACK」。と言っても両者の60年代、ジュウェル録音を纏めたコンピ盤で、共演盤ではありません。とは言え、極上の南部ブルースとハープの魅力が味わえます。
RAVI SHANKAL / FULL CIRCLE
ジョージ・ハリスンが師と仰ぎ「ワールド・ミュージックのゴッド・ファーザー」と讃えた、シタールの世界的奏者ラヴィ・シャンカールが、12月11日、カリフォルニア州の病院にて亡くなられました。享年92歳。ノラ・ジョーンズのお父さんでもあります。
MAJOR HARRIS / THE BEST OF MAJOR HARRIS NOW AND THEN
70年代にデルフォニックスのメンバーとして活躍し、ソロ転向後も「Love Won’t Let Me Wait」などのヒットを出したフィリー・ソウルの名シンガー、メイジャー・ハリス。11月9日、心不全及び肺不全のため亡くなられました。65歳でした。
FONTELLA BASS / FREE
65年の大ヒット「Rescue Me」で知られる女性ソウル・シンガー、フォンテラ・バスが12月26日に亡くなられました。心臓発作から生じた合併症のためだそうです。写真は72年作「FREE」。ニューソウル的な深みを感じさせる作品で、後にフリー・ソウル界隈でも再評価された名作です。エリカ・バドゥにも影響を与えたと言われる名シンガーでした。
TERRY HUFF AND SPECIAL DELIVERY / THE LONELY ONE
聴く者の胸を鷲掴みにするほど甘く切ないファルセットと、ぴょんとカールしたナマズ髭で愛されたテリー・ハフ。12月14日に65歳で亡くなられました。大腸がんを患っていたそうです。76年発表の「THE LONELY ONE」は『70年代スウィート・ソウルの至宝』とまで謳われた名作中の名作。ファルセットがシャウトのように感極まっていく様は何度聴いてもゾクゾクさせられます。プロデュースはアル・ジョンソン。
MARVA WHITNEY / I AM WHAT I AM
ジェイムス・ブラウン一座のディーヴァにして『ソウルシスターNO.1』と呼ばれたマーヴァ・ホイットニーが12月22日、肺炎の合併症で亡くなられたそうです。68歳。写真は06年の復活作「I AM WHAT I AM」。全面バックアップをしたのは日本が誇るオーサカ=モノレール。翌年にこの組み合わせでフジロックに出演したのも記憶に新しいですね。あの時の貫禄のステージは本当に素晴らしかったです。
CHUCK BROWN / WE'RE ABOUT THE BUSINESS
5月16日、ゴッドファーザー・オブ・ゴーゴーとして知られるチャック・ブラウンが亡くなられました。享年75歳(76歳という説も)。
他にも、ジョン・ロード(ディープパープルのキーボード奏者)、ピート・コージー(マディ・ウォーターズやマイルス・デイヴィスの電化作品でも知られるギタリスト)、クリス・エスリッジ(ザ・フライング・ブリトウ・ブラザースのベーシスト)、デイヴ・ブルーベック(名曲「Take Five」でも知られるジャズ・ジャイアント)、ビッグ・ジム・サリヴァン(ジミー・ペイジ、リッチー・ブラックモアの師匠格でもあるギタリスト)、デイビー・ジョーンズ(モンキーズ)、ウィンストン・ライリー(ジャマイカの音楽プロデューサー)、ジム・マーシャル(ギターアンプ「マーシャル」の生みの親)、ドナ・サマー、ホイットニー・ヒューストン…。
ああ、2012年も本当に沢山の方々が亡くなられましたね。残念でなりません。
みなさま、安らかに。
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