ルーツな日記

ルーツっぽい音楽をルーズに語るブログ。
現在、 フジロック ブログ と化しています。

SUMMERSONIC 2011

2011-08-20 12:03:08 | フェス、イベント
一応、私が観たサマソニについて纏めておきましょうか。

という訳で、8月13日、14日、幕張で行なわれたサマーソニックに行ってまいりました!!

まず13日、私が観たアーティストは、SHARKS(マリン)→ OFWGKTA(ソニック)→ CAGE THE ELEPHANT(ソニック)→ RYE RYE(ソニック)→ MILES KANE(レインボー)→ BEADY EYE(マリン)→ ZIGGY MARLEY(ビーチ)→ 花火(マリン)

こんな感じ。SHARKS は1発目に相応しい元気の良いUKパンク。トップ・バッターですからね、まだお客さんはパラパラな感じでしたが、それでも熱いパンク魂で盛り上げてくれました。しかし晴天のマリンは暑かった。メッセへ移動し、話題騒然のヒップ・ホップ・グループ、OFWGKTAでしたが、私はこの手のラップは少々苦手…。

そして個人的にはこの日のメインの一つ、ケンタッキー州出身のロック・バンド、CAGE THE ELEPHANT 。これは文句無しに格好良かった! ヴォーカリストの狂気を孕んだ歌声が強力。衝動的でグシャッとしたいかにもアグレッシヴな歌唱ですが、独特のブルース・フィーリングのような跳ねたグルーヴがあって、とにかく爆発的な熱気に溢れてる。何せこのヴォーカリスト、2曲目でフロアにダイブしちゃいましたからね。そして最後までまったくテンション衰えず。これぞロック!痺れました! このケイジの後はちょっとマウンテン・ステージを覗いてみましたら、あのパフュームが巨大なキャパを超満員にして大盛り上がってました。ちょっと面白かった。これもサマソニ。

そしてRYE RYEですよ。あのM.I.A.のレーベルがプッシュする女性ラッパー。これが格好良かった! 女性DJと2人の男性ダンサー、そしてフロントにRYE RYEというシンプルなステージながら、この女性DJの繰り出すリズムがバウンシーで堪らんのです! なにせRYE RYEはボルチモア出身ですからね。今流行のボルチモア系のエギゾ・グルーヴが強烈でした。で、この女性DJさん、まるで「RYE RYEって、シンガーとDJの二人組なの?」って思いたくなる程の存在感でして、何せMCや煽りなど全て彼女がやるもんですから、ステージのイニシアチブは彼女が握っているのでは?と疑いたくなる程。で、彼女が喋ってる間RYE RYEはどうしてるかというと、彼女の横で休んだりお化粧直したりしているという…。ですが一旦RYE RYEがラップし、踊り始めれば、その躍動感たるや!!って感じで、あれには痺れました。ただ先のパフュームに比べると集客が寂しかったのは残念ですけどね~。

続いてMILES KANE 。ビートルズの「Hey Bulldog」のカヴァーが格好良かった! そしてマリンに戻っていよいよBEADY EYEです。リアム・ギャラガーです! バンドは変われど、あの声、あのふてぶてしさ、やはりリアムはリアムでしたね。最後はビーチでZIGGY MARLEY 。夜の砂浜で聴くレゲエ、気持ちよかったですね~。さらにZIGGY MARLEYが終わった後、マリンのトリを務めるTHE STROKESに滑り込む。最後の1曲「Take It Or Leave It」だけ観れたんですが、これがめちゃくちゃ格好良かった。流石はトリですね。っていうかCDとまるでテンション違うじゃん!!しかも盛り上がり最高潮で花火がボンボン上がるし!でまたこの曲と花火がベストマッチング!これまでに野外ロックフェスで花火という演出は何度か見ていますが、これほどロックの衝動と花火がハマった瞬間は初めてでしたね。私なんか花火に向かって両腕挙げて「ウォー!!」と叫びまくってしまいましたから。もう大興奮! ってな訳で、この日はラストの花火に全部持っていかれた感じでした。


そして2日目。この日のメインはX-JAPAN~RED HOT CHILI PEPPERSと言うことで、マリン周辺は凄い人でしたね。夕方はスタジアムに入る列がとんでもない長さに伸びてましたから。しかも会場周辺には髪を真っ赤に染めあげたXファンの方々もいらっしゃったりで、なんか独特の雰囲気でした。しかしこの日の私はチケットを持っていない、いわゆるタダソニなので、迷わずビーチへ直行。そのタダソニ状況につきましては以前にも書きましたので、ここでは詳しく触れませんが、ようはビーチ・ステージの入り口付近をうろちょろしてステージを観たり観なかったりで雰囲気を楽しむ感じ。この日はあのRYE RYEをはじめ、渋さ知らズやyanokamiなど、昼間からず~っとビーチに居ても良いぐらいだったのですが、暑そうでしたし、タダソニという負い目もあることでしたので、夕方からLITTLE BARRIE、BOOTSY COLLINS and The Funk U Band、VILLAGE PEOPLE の3組を楽しませて頂きました! 何と言ってもブーツィー・コリンズでしょう! 海辺で聴くブーツィー、強烈でした。誰が誰だかさっぱり分からないほど遠目から眺めていましたが、金ラメのコートに紫ラメのパンツを履いたブーツィーだけは一目で分かりました。「Touch」ではお約束のブーツィーによる観客フィールドへの乱入が行なわれていたようですが、私の位置からではその様子はさっぱり分かりませんでした。しかしブーツィー不在のステージで永遠にドロドロなファンクをダラダラと垂れ流している感じがいかにもディープで、なんかゾクゾクしましたね。そしてブーツィー帰還後に「P. Funk (Wants to Get Funked Up」を歌い出した流れは昇天ものでした!

そしてラストはVILLAGE PEOPLEです。タダソニ組もみんなで「YMCA」踊りましたよ!楽しかった~!でも最後の「A」が何故か“Xジャンプ!”になってしまっていたのはタダソニならではのノリですかね?

なんだかんだで楽しいサマーソニック。来年も行こうかな?


















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