ルーツな日記

ルーツっぽい音楽をルーズに語るブログ。
現在、 フジロック ブログ と化しています。

@東京JAZZ(上原ひろみ at 丸ビル)

2008-08-25 18:25:19 | ジャズ
丸ビルで行われる東京JAZZの関連イベント、上原ひろみの「東京JAZZ MUSIC SCOOL」に来ています。ミーハー魂を炸裂させて前から2列めのかなり見やすい席をゲットしました。これが東京JAZZのスタートって感じでワクワクしています!


帰宅後追記:

いや~、上原ひろみさん、素晴らしかったですよ! 演奏はピアノソロでの2曲だけでしたけどね。抜群のリズム感に乗せて熱いパッションが爆発するかのような「I've Got Rhythm」。エモーショナルの極致のような「Green Tea Farm」。2曲とも時折スキャットを交えながら表情はもちろん体全体で音楽を表現するかのような演奏でした。と言うより、あれが上原さんの自然な演奏スタイルなんでしょうね。それと音に対する集中力と言うか、音に感情を込めることに対する集中力が凄いですね。近くで見ていてビシビシ伝わってきました。やっぱりこの人はソウルフルですよ!

そしてこの2曲の間にトーク・コーナーがあったんですけど、進行役のルーシー・ケントさんの仕切りで、お客さんの質問に上原さんが答えるというもの。上原さんのコメントで印象深かったのは、自分は“壁マニア”だという話。つまり音楽をやっていくうえで壁にぶち当たることが大好きだと言うこと。なんか上原さんらしいですよね。他には筋肉痛に対するストレッチのあれこれとか、四六時中ライヴを観に行っている話とか、ツアー先で何故かカニ漁に連れて行かれた話とか、普段はほとんどMCをしないと語る上原さんにしては饒舌に、そして楽しそうに話していました。またピアノの練習法などについて答える真剣な表情も印象的でした。

演奏とトークで約1時間でしたかね。フリー・ライヴとはいえ4階まで立ち見客に溢れ、上原さんは感激している様子で最後に何度もお礼を言っていました。


ちなみに丸ビルでは『TOKYO JAZZ CIRCUIT 2008』と題して連日8月31日までフリー・ライヴが楽しめるようです。注目は29日のエリック・ダリウスとダニエル・パウターですかね。これも凄い人が集まりそう。

ちなみにこのイベントのキックオフとも言えたのが今日の上原ひろみさんでした。そしてこの日、彼女の後には、ドンキー・モンキーという、フランス人ピアニストと日本人ドラマーの女性二人組みによるユニットのライヴが行われました。即興をベースにしたアヴァンギャルドな演奏でかなり楽しめました。

さらに『TOKYO JAZZ CIRCUIT 2008』は丸ビル以外でも銀座アップル・ストアーや国際フォーラムの地上広場などでも行われるので、興味の有る方は東京JAZZのオフィシャル・サイトをチェックしてみては?

*写真は朝、整理券を取りに行ったときの会場風景。


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