ルーツな日記

ルーツっぽい音楽をルーズに語るブログ。
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私の好きなポール・マッカートニー ビートルズ編 その1

2013-11-11 23:22:17 | ルーツ・ロック
始めに正直な話を致しますと、私は「ビートルズのメンバーで誰が一番好きか?」と問われれば、迷わず「ジョン・レノン!」と答えるジョン・ファンです。そんな私が独断と偏見と今の気分で選んだ「ポール・マッカートニーの名曲10選」、そのビートルズ編。ポールの作、もしくはジョンとの共作でもポール色の濃い楽曲から選びました。それではどうぞ!!


1位 Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band
2位 Hey Jude
3位 Golden Slumbers~Carry That Weight~The End
4位 Let It Be
5位 Paperback Writer
6位 Magical Mystery Tour
7位 Eleanor Rigby
8位 I'll Follow The Sun
9位 I've Got A Feeling
10位 Got To Get You Into My Life


第1位はサージェントペパーです。あくまでも楽曲単位で選んだんですが、ある意味この曲は反則。だってこの曲を聴くだけであのアルバムの凄みを思い出しちゃうんですよ。コンセプトとか、ジャケットのイメージとか、そういったもの全て。最後にリプライズがあることも含めて。やっぱりあのアルバムを象徴する曲ですし、ある意味、あの時代のビートルズを象徴する曲でもある。リリース3日後にはジミヘンがライヴでカヴァーしていたと言う時代の空気。そういった背景を含み、この曲を聴くとどうにもワクワクしてしまうんです。もちろん単純に格好良い曲ですしね!

ちなみに私がこの曲を初めて聴いたのは小学生の頃で、姉が貸レコード屋からサージェントペパーのアルバムを借りてきたんです。正直、1曲目のこの曲しか良いと思えませんでした~。あとはなんか気持ち悪くて…。「A Day in the Life」なんて恐かったですし…。赤盤しか知らない小学生にはショックでした。もちろん今ではアルバムぐるみで大好きですけど!

そして第2位は名曲「Hey Jude」。純粋に楽曲単位で選んだならこの曲が文句無しに1番好きです。曲自体が良いのはもちろんですが、ポップソングにはあるまじき曲の長さや、後半にコーラスが繰り返される展開にやられました。私が初めてこの曲を聴いたのはやはり小学生の頃、姉が借りてきたレコードでした。多分「The Beatles Ballads 20 Original Tracks」というバラードばかり集めたコンピ盤。姉と一緒に聴いたんですけど、終盤になると例のコーラスの合間にやたら叫んでるじゃないですか、“ジュッジュ~ラ!ジュラ!ジュラ!”みたいな。あれが妙に可笑しくて、シャウトのテンションが上がる度に姉と二人で大笑いでしたね。で、曲が長いでしょ。「いつまでやってんのこれ?(笑)」みたいな。やっと終わってレコード盤を手に取ると、その溝の幅が明らかに「Hey Jude」だけやたら大きくて、それを見てまた大笑い、みたいな。とにかく可笑しかった。でも子供の頃って“可笑しい”のと“格好良い”のって紙一重で、その初めて聴いたときの衝撃以来、この曲はず~と好きですね。

第3位はすいません。楽曲単位とか言っといて、メドレーです。やっぱりね、ポールと言えばこのメドレーは欠かせませんよ。もちろん前半部分も含めたメドレー全てで一つの作品と思っています。ですが、今回は“ポールの作った曲”ということで、特にそのハイライトとなる後半部分を選びました。もちろん3曲ともポールの作。これは感動的ですよね~。

第4位も名曲です。「Let It Be」。え?この歴史的名曲が4位ですか? いや正直、ここまでの4曲は全て1位で良いぐらい。まさに今日の気分ではこうなりましたって感じで、明日は「Let It Be」が1位かもしれない。そんな第4位。この曲も子供の頃から大好きでした。ジョージのギター・ソロも大好きです!! シングル・ヴァージョンより、アルバム・ヴァージョンの方が好みかな?

第5位は「Paperback Writer」。この曲を初めて聴いた時、そのスピード感とコーラスの斬新さに痺れました。この曲は赤盤青盤にも、オリジナルアルバムにも入っていなかったので、聴いたのは結構遅かったんです。ラジオかなにかで偶然聴いて、え!何この曲?って感じでした。

第6位の「 Magical Mystery Tour」は映画のイメージが一瞬で脳内に流れ込んできますよね~。

第7位の「 Eleanor Rigby」はもしかしたら曲と言うよりストリングスが格好良いのかも?

第8位の「 I'll Follow The Sun」、この曲聴くとなんか落ち着くんですよね。最初期の曲ですけど、これぞポール!!

第9位は「I've Got A Feeling」。ジョン派の私ですが、この曲はポールの作った部分が格好良い!

第10位は「 Got To Get You Into My Life」。確かエディ”タンタン”ソーントンがトランペットで参加してるんですよね~。


とまあ、こんな感じです。いかがですか? あ、ホワイト・アルバムから1曲も選んでないな。あと「Yesterday」はそれ程好きじゃなかったり。ま、あくまでも個人的な趣味による余興ですからね~。


なんて書いてるうちに、ポール・マッカートニーの来日公演は始まってるんですよね~。私の好きな曲もやってくれるかな?



追記: 申し訳ありません。「Paperback Writer」の件、一つ勘違いをしていました。このヒット曲が赤盤に入ってないっておかしいよな?と思い調べてみましたら、ちゃんと入ってましたね、しっかりと。私が初めて聴いたビートルズは赤盤なので、その時ちゃんと聴いてるんですね。でもそこそこビートルズ音源は聴きつくした(と自分が勝手に思っていた)後に、ラジオで流れてきた「Paperback Writer」を聴いて、まだこんな格好いい曲があったのか!と驚いた記憶が鮮明に残っているんです。う~ん、つじつまが合いません。人の記憶なんていい加減なもんですね。

しかし想像するに、私が赤盤を聴いた子供の頃は「HELP!」までのポップでキャッチーなビートルズが好きだったので、おそらく、「Paperback Writer」が入っている「RUBBER SOUL」~「REVOLVER」期を収めた赤盤のD面はほとんど聴いてなかったのかもしれません(当時はもちろんアナログ盤)。 で、中期から後期のビートルズの良さが分かってきた頃にはオリジナル・アルバムを中心に聴いていて、既に赤盤や青盤はお役御免になっていた…。なので「Paperback Writer」は記憶に残らなかった…。って感じかも。ま、私の子供の頃の話なんてホントどうでも良いですよね~。重ね重ね申し訳ありません…。


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