ルーツな日記

ルーツっぽい音楽をルーズに語るブログ。
現在、 フジロック ブログ と化しています。

フジロック 第7弾&ステージ割り!!

2017-06-02 19:55:21 | フジロック
戸川純 / 好き好き大好き

フジロックの出演アーティスト第7弾、及びお待ちかねのステージ割が発表になりました!!! 今回は、アヴァロン、木道亭、苗場食堂、カフェドパリなど、魅惑の小ステージも一気に発表されましたので、追加アーティストはなんと95組。もう全部は書いていられませんので、詳細はオフィシャルサイトをチェックして頂くといたしまして、ここでは「ルーツな日記」的と言いますか、私の個人的な趣味で気になるところをいくつか。

とりあえず、主要ステージのヘッドライナーは以下のような感じ。

GREEN STAGE
(金)GORILLAZ (土)APHEX TWIN (日)BJÖRK
WHITE STAGE
(金)QUEENS OF THE STONE AGE (土)LCD SOUNDSYSTEM (日)MAJOR LAZER
RED MARQUEE
(金)SAMPHA (土)TEMPLES (日)THE STRYPES
FIELD OF HEAVEN
(金)RHYE (土)くるり (日)THUNDERCAT

一番意外だったのは、金曜日のヘヴン。RHYE ですか〜。そういう発想はありませんでしたね〜。てっきりホワイトかレッドかと思っていましたが、そのレッドのトリにはSAMPHA が入りました。これも意外。いや、SAMPHA がレッドのトリを務めるのに何の不満もありませんよ。ですがSAMPHA はこれまで太字表示ではなく、その他大勢の中に表示されてましたからね。ここへ来て太字に昇格ですか〜。もしかしたら1組、ブッキングがポシャったのかもしれませんね? あと、他はまあ、全て予想の範疇といったところでしょうか。それにしてもBJÖRK とTHUNDERCAT の被りが痛過ぎる…。

さて、ではステージ別に見ていきましょう。まずはグリーンステージ。初日のトップが、まったくフジらしくないグループ魂から始まるという衝撃。これは思い切りましたね〜。お馴染みのROUTE 17 Rock'n'Roll ORCHESTRA にELVIN BISHOPが入ってるのにもびっくり。最後のTHE XX〜GORILLAZ の流れも良いですね。2日目土曜日は邦楽勢が多いものの、THE AVALANCHES〜CORNELIUS〜APHEX TWINというバトンリレーは尖ってますよね〜。メインステージでこれですからね。流石はフジロック!! そして最終日、この日はYUKI も含めて、RON SEXSMITH からBJÖRK まで、ず〜っとグリーンに居ても良いぐらいです。それぐらい魅力的な並び。って言いますか、朝一からグリーンでRON SEXSMITHって結構意外でしたね。そしてBJÖRK の前がLORDE になるのか、MAJOR LAZER になるのか、ここが注目どころでしたが、LORDE でしたね〜。YUKI から個性派女性シンガーの3連チャン、良いじゃないですか〜!! そしてスペシャルゲスト枠にG&G Miller Orchestra plays Elvis Presley なるアクトが。名前の通りエルビス・プレスリーの曲を演るそうですが、「アメリカでものまね役者として活動するIrby Gascon扮するElvis Presleyが鉄壁ビッグバンドをバックに珠玉の名曲群を歌い上げる。」そうで、またなんか物議を醸しそうなのを持ってきますね〜。なんて言いながら、フジロックのそういうところが大好きなんですけどね。

そしてホワイトステージ。初日はロックな感じで良いですね。ですがトリとトリ前が過去にキャンセル前科有りの2組なのが気になりますが…。2日目は、小沢健二がトリ前に入りました。これ、CORNELIUS と被るんですかね? なんか被りそうですよね? フジロックってこういうことするんですよね〜。それと小沢健二の前がDEATH GRIPSって大丈夫なんですかね? 場所取りしているオザケン・ファンさん達にとっては結構な悲劇かも。この日、「ルーツな日記」的に注目なのはCHRONIXX です。ジャマイカのレゲエ・シンガーで今一番観たいのがこの人ですからね、楽しみです。そして最終日。 BONOBO (Live)〜ÁSGEIR〜 MAJOR LAZER というのも、今年のフジロックの鋭利さを物語る並びですよね〜。序盤に出るREAL ESTATE も観たい。あとレキシも!!

お次ぎはレッド・マーキー。まず初日は何と言ってもGALLANT とSAMPHA ですよ。これでこの2組が被ることは無くなったので、一安心です。DÉ DÉ MOUSE が深夜じゃないのにちょっと驚いたり。2日目は、THE RAMONA FLOWERS、DAY WAVE、THE AMAZONS、THE LEMON TWIGS といったフレッシュなインディー・ロック/インディー・ポップ系が集まり、トリはTEMPLES ですよ! 良いですね〜。この日はこれぞレッド・マーキー!!って感じですね。そして最終日。大人になったTHE STRYPES がトリ。 個人的にはMAGGIE ROGERS が気になります。水曜日のカンパネラは深夜枠ですか〜。

そして「ルーツな日記」的に最重要ステージとなる、フィールド・オブ・ヘヴンです。まず初日は、先程も触れたRHYE がトリ。その前にFATHER JOHN MISTY が入りました。2日目には南部系ジャム・バンドのニュー・フェイス、THE MARCUS KING BAND が予想通りのヘヴンでしたね。「ルーツな日記」的に今年最も楽しみなバンドの一つ。これはがっつり観ますよ。WESTERN CARAVAN、ELVIN BISHOP も楽しみ。そして最終日、STURGILL SIMPSON〜TROMBONE SHORTY & ORLEANS AVENUE〜THUNDERCATって流れ、最高じゃないですか!! カントリー&南部ソウルからニューオーリンズ・ファンク、そしてブラックミュージックの新しい夜明け。いやもうフジロック万歳ですよ!! っていうか日曜の夜って、グリーン、ホワイト、ヘヴンと充実し過ぎじゃありません? 今から頭が痛いです…。




さて、上記の主要ステージだけでもこんなに頭が痛いのに、これに魅惑の小ステージが絡んでくるから混沌としてくるのです。情報量が多過ぎて、全てを語っていたら夜が開けてしまいそうですので、気になるところを駆け足で。

まず小ステージの中でも、近年最も熱いのがクリスタル・パレス・テント。何せ深夜なので、私のように夜更かしが苦手な人間にはハードルが高いのですが…。初日はなんと、ELVIN BISHOP’S BIG FUN TRIO と、THE MARCUS KING BAND が!! 開放感溢れるヘヴンで観るのも良いですが、熱気ムンムンなパレスで観るのもまた違った良さがありますよね。しかもELVIN BISHOP は、ヘヴンとは敢えて表記の違うELVIN BISHOP’S BIG FUN TRIO になってますけど、なんか違うんですかね? あと2日目のMIMI MAURA も要注目。ラテン音楽界では世界三大女性ヴォーカリストに数えられる歌姫だそう。2012年にもフロックに出ていまして、私もカフェドパリで観て凄く良かったのを覚えているので、今回もチャンスがあったら観たいと思っております。あと、追加組では、邦スカ/ロック・ステディのMATT SOUNDS や、日本が誇るJBファンクのオーサカ=モノレール、元SUPER BUTTER DOG のギタリストが率いる竹内朋康カルテットなども気になります。


木道亭には、Rei が決定。kirim も森の中が似合いそう。そして個人的に気になるのはSUGEE feat.小嶋さちほ。この小嶋さちほさんが昔やっていたバンドがゼルダと言うんですけど、私、高校生の頃、そのゼルダの大ファンでして、足しげくコンサートに通ったものです。あの頃は日本のアングラなインディーズが大好きで、中でもゼルダには入れ込んでました。多分、あの当時、世界で2番目に好きなアーティストがゼルダでしたね。じゃあ1番は? それは戸川純さんでした!!!

その戸川純さんがカフェドパリに出るんです。びっくりしましたね〜。一瞬、自身の目を疑いましたよ。本当に。高校生の頃の私にとって、戸川純さんこそアイドルでした。「好き好き大好き」の頃です。ただ戸川純さんを追いかけなくなって久しいので、最近の戸川純さんについては全く疎いんですよね〜。なので一緒にやるVampillia についてもよく知らないんです…。そしてもう一人、要注目なのが、カナダ出身のシンガー・ソングライター、Declan O’Donovanです。実は「ルーツな日記」的に今回一番嬉しい追加だったのがこの人。トムス・キャビンの「聴かずに死ねるか」シリーズで2015年に来日して話題になっていたシンガーですね。今回も先に単独公演がトムス・キャビンから告知されていたので、その日程的にフジもあるかも?と期待していただけに、これは嬉しい予想的中でした。他にも、MIMI MAURA や、お馴染みのBIG WILLIE'S BURLESQUE など、相変わらず濃いメンツが揃っているようです。

さらに、苗場食堂、ジプシー・アヴァロン、ピラミッドガーデンなど、多種多彩なアーティストがエントリーしていますので、把握するだけで目が回りそうです。

とりあえず、今回のところはこれにて一旦、一区切りといたします。恒例の、「ルーツな日記」的妄想スケジュールに付いては、また仕切り直したいと思います。


と言う訳で、つづく。