ルーツな日記

ルーツっぽい音楽をルーズに語るブログ。
現在、 フジロック ブログ と化しています。

サム・ムーアに大興奮!

2006-11-17 23:52:19 | ソウル、ファンク
サム・ムーアのブルーノート東京最終日に行ってまいりました!
最高でした。素晴らしかったです。流石に若くはないかもしれません。ですがとんでもない声とソウルの持ち主でした。まだまだ元気です。やっぱりソウルは良いですね。

サザン・ソウル・クラシックと新作のナンバーを中心に緩急織りまぜた素晴らしいショーでした。バックのバンドも良いし、サムのステージ運びも流石で、彼の意外な程お茶目なキャラと相まってアットホーム且つ暖かい雰囲気で進み、でも目の前にいるのは正真正銘のあの、サム・ムーア!という極上の時間を過ごしました。

白眉はやっぱり「When Something Is Wrong With My Baby」ですね。これはホントに目が潤む程に素晴らしかったです。サム・ムーアは突き抜けるようなテナー・ヴォイスが魅力ですが、歌そのものにはずっしりとした重みを感じました。私の貧困な表現力では到底書き記すことが出来ない、心に響くソウルでした!

その他では観客に歌わせて沸せた「Blame It On The Rain」や女性ヴォーカリストとの熱いデュエット「Don't Play That Song (You Lied)」、なかなか終わらない「I Can’t Turn You Loose」辺りはとても楽しく、ライブならではの盛り上がりで印象に残りました。

そして終盤にはまさかの忌野清志郎さんの登場に場内騒然となり、その後サムと共に「I Thank You」を歌って盛り上げました。ちょっと可愛い雰囲気の清志郎さんでしたが、それでもキヨシローらしさを見せる元気な声を聴かせてくれました。

さらにゴスペラーズが乱入し大盛り上がりで終演と思ったら、最後は感動的な「You Are So Beautiful」。この曲でのサムの歌も神がかっていました。

とりあえず今日はこの辺で、明日にでももうちょっと詳しく書くつもりです。
それにしてもホットな夜でした。まだ興奮の余韻に包まれています。