ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

ミモロのちょこっと山歩き。「京都一周トレイル」で、紅葉の名所「日向大神宮」から「南禅寺」へ

2014-09-23 | 歴史・史跡

9月は、東京にいて、自然に接する機会が少なかったミモロ。「なんかストレス感じる…」と、ある日、朝のお散歩に蹴上にある「日向大神宮(ひむかいだいじんぐう)」へと出かけました。
神社の参道は、三条通から山へと、長い階段を上がります。
「ここ琵琶湖からのインクラインだ~」
 古いレンガ造りの建物は、「旧九条山浄水場」のポンプ室。「なんかおしゃれな感じの建物…ポンプ室なのに…レストランにしたいくらい…」とミモロ。確かに、どこかに移築して、レストランにしたら流行りそうな素敵な建物です。

「日向大神宮」は、京都のお伊勢さんといわれる由緒ある神社。小高い山にあるので、三条通からは、ずっと上り坂が続きます。
「あ、崖崩れ…」先ごろの大雨で、斜面が崩れ、一時は、通行止めになっていたそう。今もブルーシートが、斜面を覆っています。
ミモロ、気を付けて…「うん…」そばを慎重に静かに通過…。

以前もここ「日向大神宮」には、ミモロは、なんどか訪れています。山の斜面を切り開いた境内には、伊勢神宮と同じ、外宮・内宮があり、伊勢までいけない人たちが、ここに参拝したのだとか。山頂には、東を向き、伊勢を拝む「遥拝所」があり、かつては、遠くまで見渡せたそうですが、今は、木が茂って、遠くまで見ることができません。

境内には、さまざまな社があります。ミモロは、まず縁結びの神、大国主命を祀る「福土神社」へ参拝。
「いいご縁をよろしく…」

「あ、猿田彦さまもいらっしゃる…」芸能などの上達にご利益がある猿田彦を祀った社も。


さて、いよいよ伊勢神宮の外宮に進みます。
 
そして、内宮に…
   
社殿は、もちろん伊勢神宮を同じ神明造。境内には、静かさが漂います。境内には、楓の木が多く、秋の紅葉の美しさは、地元の人に知られています。
「もっとすごいところがあるんだよ~」と。さらに奥へ。
「ここ…」大きな岩の隙間に入ってゆきます。そう、「天の岩戸」です。中には、戸隠神社が祀られています。「この中を通過するち、厄除け、開運になるんだって…」

「今日は、もっと歩くんだ~」と、このところ運動不足気味のミモロは、山の中を「南禅寺」目指して歩くことに・・・。ミモロ大丈夫…「うん、へっちゃら~」と、張り切って山道へと入ります。
「う~思ったより厳しい…」ミモロが想像していた散歩道より、かなり険しい道です。でも、そこをトレーニングなのでしょうか、走り抜けてゆくランナーがいます。
「大文字山にも行けるんだ~」
ミモロが、進む山道は、盆地の京都の町をぐるりと囲む山の峯を歩く「京都一周トレイル」のコースの一部です。
「このままずっと歩くと、鞍馬や周山の方向にも行けるんだって…」でも、ミモロは、今いるとこから一番近い「南禅寺」を目指します。「だって、お腹空いちゃうもの…お弁当持ってないし…」ということで…。
標識もあるので、素直に道に沿って歩けば、迷うことはなさそうです。トコトコトコ…ミモロは、ひたすら歩きます。

「あ、大きな木~」と上を見ると、空を覆う大木が…。時々休憩しながら、山道を進むミモロです。
「もうすぐ南禅寺…ふ~」
すでに日向大神宮をスタートしてから30分以上歩いています。「お弁当、もってくれば良かった…」と、時折鳴りだしたお腹を押さえて、がんばるミモロ。

「あ、南禅寺の建物…」道は、南禅寺の敷地内へ。「ここまでくれば、もう少し…」さぁ、ミモロ、もうひとがんばり…。

さて、「京都一周トレイル」は、京都の南、伏見稲荷の山から、清水寺、南禅寺、銀閣寺、延暦寺、三千院、鞍馬寺、神護寺、苔寺などを巡る全70キロのコースと京都の北、京北を巡る全40キロのコースからなっています。とても1日で、回るのは無理なので、みんな少しずつコースを区切って挑戦しています。「これトレッキングが好きなヨーロッパからの観光客に受けると思う…」とミモロ。コースにもう少し、英語の表示などがあると、外国人観光客も安心して楽しめます。




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