熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

オードリー・タンは凄い

2020-11-15 18:08:56 | 研修
NHKで落合陽一さんがコロナ対策を成功に導いた台湾の「天才」IT担当閣僚オードリー・タンとの緊急対談を放送していました。

混迷の経済、揺れる民主主義…コロナ禍の世界の「半歩先」を未来予想するものです。

ココシャネル、ケインズ…偉人から学ぶ未来へのヒント、混迷の経済、でも“10年後GDPは不要”に?、最新データが示すデジタル空間の無限の可能性、1人1票じゃない?新しい民主主義…コロナ禍の世界の「半歩先」を未来予想していましたが、その内容の新しさが凄かったですね。

私が印象に残ったのは、民主主義とデジタル技術の関係に対するオードリー・タンさんの見解。

デジタル技術は民主主義を進歩させることができる例として、選挙制度や国民の要望を把握する方法としてデジタル技術を利用する。

台湾では、国民の半数である1000万人にデジタル技術を利用した意見表明を実施したという実績があるとのことでした。

1000万人といえば東京都とほぼ同じ人数ですね。

台湾でできることは全ての都道府県でも実施できるということですね。

オードリー。タン氏によれば、4年に一度の選挙は古い時代の名残で、デジタル技術を利用すればもっと費用や手間がかからずに年に何回でも実施できるとのことでした。

住民投票などに利用する価値はありますね。

政策の効果を確認して対策を実施するスピードが格段に速まります。

PDCAのサイクルを早く回すことができるので、感染症対策などに活用できます。

日本で利用する際に障害となるのは、政治家や官僚の抵抗ですね。

彼らの立場がなくなり、利益も失われるからです。

これからの台湾の変化に注目していきたいですね。

日本にもオードリー・タン氏のような大臣が出現するといいのですが、当選回数や派閥の都合で大臣を選んでいるようでは難しいですね。




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