柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

汚染

2014-05-18 09:35:39 | Weblog
チャゲアスの飛鳥(ASKAとのクレジットだそうで)、とうとう捕まりました。新潮でしたか文春でしたか週刊誌にすっぱ抜かれてました、早晩と思ってましたが。覚醒剤事件は全然珍しいことじゃなくて、累犯王シミケン(清水健太郎)はじめシャネルズの田代、槇原なんとかもそうでしたよね。創作活動に、芸術活動と大きく拡げましょうか、トリップ薬物はつきものですか。それを許してきた土壌もありますし、仕方ないよねこういう人種は、と。特殊扱いです。事実世界的評価を受けてる画家なり芸術家で精神を病んでいる者、社会適応能力に欠けている者は多いですし、特殊感は許容されます。だからアイデアに枯渇したりした時に薬物に縋るは仕方ないかなと。潰れるのは本人なんですから勝手にすればいいのです。蔓延や安易な使用を防ぐ、若者への汚染を防ぐという意味での、社会正義的公衆衛生的な刑罰の必要性は認めます。が、実際に使って潰れるのは(体を壊す、社会的に潰れる両面で)本人以外にないのですから、勝手にすればいい。更生を図るとか保護するとかそれは行政的な手続きですから。そういう性向の者はそう傾きます。裏切られたとか信じられないとかの感想が載ってますがそういう人のファンだったんですよあなたが。それだけのことです。
 歯医者に行くのはアレが嫌で、というあのキィィンと唸る削り機械、正式名称を知りませんが、あれをキチンと消毒しないで使い回している歯医者が7割だと新聞記事です。胃内視鏡、最近は細くなって鼻から挿入するタイプが主流だそうですが、あの太いのを呑んだことのある方々も多いことでしょう、あれの消毒が不十分だと一時問題になったことがありますね、その後全国末端の医院で消毒が徹底されているのかどうかは知りませんが、少なくとも最近は沙汰やみです。当時も歯科の処置に対する注意勧告もあったことです。感染の機会として危険だということです。記事では今回調査したのはあの「削岩機」の柄の部分の消毒についてで、直截削るドリル自体を十分に消毒せずに使い回している歯科も多いとのことです。ご存知でしょうか、今は注射針は必ず一人一回一本使い捨てです。ディスポーサブルと呼ぶやつです。エイズ、C型肝炎は注射針の使い回しで感染が蔓延します。もっともこれが危ない開業医もあるとの怪談話はあちこちで未だにまことしやかではあります。出血を伴う処置はまさしく感染の機会です。注射針は直接血管の中に入りますからわかり易いでしょうが、あの削岩機で歯茎が傷ついて出血すると、それは血管が外に向いて破けた開いたということですから、そこから感染します、黴菌がビールスが容易に侵入します。ドリルはもちろんあの柄の部分に黴菌がついていたら・・の仮定話です。怖いでしょう?今回は歯科治療が話題でしたが、医療、体に出血を強いる処置は常に感染の危険がついて回ります。黴菌は見えませんからね、見た目綺麗でも・・です。いえ、我々は十分に注意して処置しています。使い捨てるべきは使い捨てています。が、そうじゃないところも中にはある、というわけで。
コメント
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