柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

排除

2012-02-13 08:22:08 | Weblog
禁煙啓発(という名の煙草吸い排除)運動について昨日書きましたが、承前。健康被害がこんなにありますよというデータを学者が(大概は厚労相とかWHOとかが金を出しての調査ですから、いわゆる御用学者です。最近学会論文には利益相反のないことを明記するのが義務化されてますが、お上の金でお上の都合のいいようなデータを出すんですからこんな癒着はないんですがね)どんどん出します。素人はへぇ~と見る聞くばかりです。眉唾モノが多いのですよ。先日朝日に載った記事はこうでした、喫煙が原因でがんなどで亡くなった人は2007年に12万9千人いた、高血圧のそれは約10万人、運動不足が約5万人といった具合。そう聞けばへぇ~ですわね。でも喫煙が原因でがんになるとか肺癌になるとか心筋梗塞になるとか脳卒中になるとかどうして決めつけられるんでしょうね。こういうデータを見るたびに思うことです、データを採る第一歩から想像なんでしょうに、それじゃぁと。例えば肺癌はタバコと関連がありそうですよね、これは素人目にもそう思います、で、肺癌で亡くなった人を集めてタバコ吸いと吸わない人の数を比べる、するとタバコ吸いが多い。だから肺癌になるには喫煙が悪いんだろうというわけです。とってもわかり易い、これ以上ない単純比較。でもどうしてそう決められる?です。単にタバコ吸いの数が多かっただけです。個人的事情を全く無視してます。いつもこういう時に出しているもう一つのデータ、こっちは肺癌になった人(肺癌で死んだ人)を集めてのものですが、タバコ吸いをたくさん集めてその中で肺癌になる人がどれくらいいるか。どれくらいと思います?たった5%ですよ。この5%の中でのデータを、国民全員にあてはめようとするわけです。だからタバコを吸うな!違うでしょう?タバコ吸っても肺癌にならない人の方がうんと多いんですよ。ここを隠してこういうデータばかりを強調するんです。煙草は所詮嗜好品です。その人の勝手に任せればいいんですよね、TPOを弁えていれば。そうですよね。
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