柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

安全

2011-03-23 08:15:30 | Weblog
国の制定する基準許容放射線量が厳しすぎるから無用な風評が起こされるんだという恨み声が出ています。確かに基準値を何百倍も超えているのに、直ちに健康被害はないとか、このまま一年間食べ続けたり浴び続けても年間の自然被曝と変わらないとかCT検査一回分に満たないとかの解説ばかりです。なら、そんなに低く(厳しく)設定しなければいいじゃないか!ではあります、確かに。でも安全基準とはこういうものなんでしょう。実際に健康被害(検査値上でも)の出る数値の半分のそのまた十分の一といった低い数値を閾値にする。それが「安全」ですから。何重にも慎重に決めた値です。これはきっと国によって違うんでしょう。そしてきっと日本が一番厳しいんでしょうね、これは容易に想像がつきます。特に放射能については特別の慎重さですから。つまり平時と非常時との区別をつけてないのがこの混乱の原因なんでしょう。平時、こんな事故のない、目の前の原発が通常運転している時にはうんと厳しい規制してこれでもか!というくらいの安全値を維持するよう努力する。でも今回のような非常時には(実際に大事故です)ここまでは安全だという「本当の」閾値を示すべきなんです。でも学者の常で、いつもいつも例外を重要視します、中には少量の被曝でも被害が出たり、将来癌になったりする人がいると言う。学者の性なんです、あの場合この場合をズラズラ羅列せねば気が済まないのです。今は非常時だからより現実的に対応する、とやればいいんです。そうじゃないんですかね。
 蓮舫さん、久しぶりにTVに流れました、プロ野球の爺さん達相手にやってます、どうしてセもパも一緒にできないのか、ナイターはよくないでしょうと。強い口調です。誰か知らない文科相も同じこと言ってます。どうしてここで文科相なのよ、ですが、大相撲も文科省の管轄ですからね、スポーツはここなんです。一斉停電しなければならなくなるかもしれない状況下にナイターだ?という叱責です。蓮舫さんも可哀想なことです、こういう場面だけ、しかもきっちり切り取られた画像だけが流れて。都知事選はどうなったのよ?なんですがこれも大震災に消えてしまったし。ついてない。この人の限界でしたか。
 アンドリアノフの死亡記事です。ソ連の体操の第一人者でした、体操日本の前に立ちふさがった大きな壁でした。日本で言えば加藤沢男の時代の人です。遠藤幸吉、加藤沢男、具志堅浩二(名前はこれでよかったですか)と続く個人総合金メダリストです。吊り輪の中山とかの時代でしょう。名前がいかにもロシア的で、語呂も良く覚えやすく、でしたね。北野たけしがよくやってました、あの格好しながらコマネチ!そしてアンドリアノフ!って。合掌。
 
コメント
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