memories on the sea 海の記録

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海賊操業と戦うスペインの新法

2015-02-04 00:07:53 | 海事

環境グループはスペイン国民が世界のいかなる海で海賊操業を行った場合でもより協力は罰則を課すことを新法で決めたことを歓迎している(1月19日TFSND)

環境正義基金(EJF), Oceana, The Pew Charitable Trusts および WWFはスペインの新法に拍手を送り、残る諸国も違法操業取締りのために同様の法律を設定することを呼びかけた。新しいスペイン漁業法33/2014 はEUのIUUに対する立法をスペイン語にしたもので、すべてのEUメンバー国は世界の何処であれfIUU操業の摘発に取り組むべきであるとしている。「メンバー国の意思の欠如が違法漁業で金儲けすることを生みEUの取り締りの有効性に重大な障害となっている」

欧州最大の漁業国であるスペインは国際的に有名な海賊活動に対し行動を起こすことを決定した。これについては他国も従うことを要請する」とOCEANAの漁業キャンペーン担当マネジャーのMaria José Cornax が発言した。

最近の事例では南の海での海賊操業がNZによってタイムリーな取締りが行われたがこれは新法の目的にかなうものである。捜査対象になっている複数の漁船は赤道ギニア船籍で経済的にスペインと結びついていると見られている。NZの要請により国際警察機構は Purple Noticesを発効、これら漁船の背後にある関係について捜査している。過去の事例では、これらの2隻の漁船がスペインに所在するシンジケートのVidal Armadores S.Aとつながりがあった。この北スペインの家族経営会社は40件以上の違法操業に関与していたことが申し立てられている。今回の新法によりこの会社の関与の証拠が証明されれば取締りが可能となる(以下省略)


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