ズワイガニの漁期始まるも高値

日本海で漁獲されたズワイガニの第一陣が11月初めに築地市場に到着、しかし荒天のため量が少なかった（11月28日SfS)

供給不足により通常の価格より高値となった。築地の卸売価格は昨年比で20％アップした。兵庫水揚げの活メスガニの価格はキロあたり25,000 円(USD 234.50, EUR 215.92) を付けた、一方、小型のメスガニは一杯あたり800 ～ 1,500円 yen (USD 7.51 to 14.07, EUR 6.91 to 12.96)であった。

大阪中央卸売市場では兵庫県産の活メスガニはカニ一杯あたりが20,000 から80,000円であった(USD 187.52 to 749.92, EUR 172.72 to 690.88) しかしこの値も漁が出回ればたちまち下がるであろう。島根、鳥取、兵庫県はズワイガニ漁で有名である。漁獲の多くは活の状態で販売され地元の伝統的な旅館で提供され、これによりグルメツアーが模様される。これは大阪では人気があるのは列車で数時間の距離にあるためである。

ところが10月21日鳥取県でマグニチュード6.6 の地震が発生したために観光客のキャンセルがでた。（以下省略）

Fedjefjordが座礁 ノルウエー

11月22日64m長さの旅客フェリーFedjefjordがSævrøyで座礁した。スケジュールどおりのルートで運航していた本船はSævrøyの桟橋から数メートルのところで座礁した（11月23日SWL)

フェリーのキールとプロペラが損傷し油圧作動油が流出した。乗客5人と乗り組み7人に被害はなく、乗客全員が救助艇により陸にあがった。当局は油拡散防止のためFedjefjordの周りにブームを展開した。

翌日本船はタグボートで Laksevågに曳航され、修理にベルゲンに向かう前に車両を下した。報告によればプロペラは損傷し本船から外れ海底にあるという。