聞いたこともなかった言葉がある日
一人歩きを始めると世界はその言葉を
当然のものとして受け入れ、外側から
形作っていく。
定義が曖昧なものを曖昧なままに
それっぽいもの、こととして
いつの間にか共通認知されたものとし
新聞にまで使われるようになる。
harassment(ハラスメント)
「いじめ」「嫌がらせ」という昔から
存在している人の行動。
そこに形容詞を一つ付けることで
〇〇ハラスメントという種類が作られ
世の中のありとあらゆるものに
当てはめることが可能になる。
ハラスメント加害者側の問題と
される要因として言われるのが
「アンコンシャス・バイアス」。
アンコンシャス・バイアスとは、
自分が意識していない先入観や
固定観念により、偏った視点を
持って相手に接してしまうこと。
一言でいえば、無自覚な偏見が
ハラスメントの原因になり得る
そういう時代と言ってしまえば
そこまでですが、この先に起きる
であろう大きな問題を考えると
白黒をつけると言うのは危ないよ
と遠くから言いたい。
民事不介入の一番先にあるもの。
養老先生が言ってることとは別な
話ですが「名前をつける」という
ことの重みを感じます。
養老孟司 『身体と言葉』
一人歩きを始めると世界はその言葉を
当然のものとして受け入れ、外側から
形作っていく。
定義が曖昧なものを曖昧なままに
それっぽいもの、こととして
いつの間にか共通認知されたものとし
新聞にまで使われるようになる。
harassment(ハラスメント)
「いじめ」「嫌がらせ」という昔から
存在している人の行動。
そこに形容詞を一つ付けることで
〇〇ハラスメントという種類が作られ
世の中のありとあらゆるものに
当てはめることが可能になる。
ハラスメント加害者側の問題と
される要因として言われるのが
「アンコンシャス・バイアス」。
アンコンシャス・バイアスとは、
自分が意識していない先入観や
固定観念により、偏った視点を
持って相手に接してしまうこと。
一言でいえば、無自覚な偏見が
ハラスメントの原因になり得る
そういう時代と言ってしまえば
そこまでですが、この先に起きる
であろう大きな問題を考えると
白黒をつけると言うのは危ないよ
と遠くから言いたい。
民事不介入の一番先にあるもの。
養老先生が言ってることとは別な
話ですが「名前をつける」という
ことの重みを感じます。
養老孟司 『身体と言葉』