ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)

映画、旅、その他について語らせていただきます。
タイトルの由来は、ライプツィヒが私の1番好きな街だからです。

シアヌークの手のひらはものすごくやわらかかったそうだ

2012-10-16 00:00:00 | Weblog
カンボジア前国王のシアヌーク氏が亡くなりました。国王自体はすでに退位していましたが、まさに独立後のカンボジアを象徴する人物だったといえましょう。記事はこちら

>カンボジアのシアヌーク前国王が死去、国民の間で高い人気
AFP=時事 10月15日(月)11時6分配信

【AFP=時事】カンボジアのノロドム・シアヌーク(Norodom Sihanouk)前国王が15日午前2時、滞在先の北京(Beijing)で病気のため死去した。89歳だった。中国国営の新華社(Xinhua)通信が報じた。

 今月31日に90歳の誕生日を迎えるはずだったシアヌーク前国王は近年、がんや糖尿病、高血圧、心臓病など幾つかの病気の治療のためしばしば中国を訪れ、今回も1月から北京に滞在していた。

 カンボジアのニャク・ブンチャイ(Nhek Bunchhay)副首相は新華社に対し、ノロドム・シハモニ(Norodom Sihamoni)国王とフン・セン(Hun Sen)首相が15日、前国王の遺体を引き取るため北京に飛び、葬儀はカンボジア国内で伝統に沿って行われる予定だと述べた。

■国民の人気を集めた波乱に満ちた生涯
 
 シアヌーク前国王は、カンボジアの歴史のように波乱に満ちた生涯を送った。1941年に18歳で即位し、12年後の1953年にフランスからの完全独立を達成した。それから間もなく父のノロドム・スラマリット(Norodom Suramarit)殿下に王位を譲って政界に入り、首相に就任した。ささいに思えることに怒って辞任を繰り返し、1960年のスラマリット国王死去後に「国家元首」に就任するまで首相を6度務めた。

 1970年に親米派のロン・ノル(Lon Nol)将軍がクーデターを起こすとシアヌーク前国王は北京に亡命した。後にクメール・ルージュ(Khmer Rouge)となる共産ゲリラと協調したが、ポル・ポト(Pol Pot)政権下の1975~79年は家族と共に王宮に幽閉された。内戦終結に尽力し、1993年に王位に復帰した。

 アジアで最も在位期間が長い君主の1人だったシアヌーク前国王は2004年10月、高齢と健康問題を理由に退位したが、今でも公共施設や多くの家庭に肖像画が飾られるなど国民の間での人気は高い。【翻訳編集】 AFPBB News



で、私ではないのですが、私の母(「いいじゃなーい!! 自分のことを名前でよぶくらい!!! 」と言った人)が、シアヌークとちょっと想い出があるので、今日はその話を書きます。

1990年代、私の母がカンボジアを旅しました。で、シェムリアップにあるシアヌークの邸宅に行ったところ、シアヌークが門から出てきたというのです。

で、よせばいいものを母がシアヌークに近づいたら(そんなにガチガチにセキュリティがついているわけではなかったみたいです)、シアヌークが「Nice to meet you.」といって母の手を握ったそうなんです。

母によると、母がシアヌークに近づいたら、かなりセキュリティがあせったそうです。よかった、母が撃たれなくて(冷汗)。

で・・・母によると、シアヌークの手のひらというのは、ものすごくやわらかかったそうです。

母「あの人肉体労働したことないわね」

シアヌークは1922年生まれですので、母の手を握ったときはもう70を超えていたと考えられますが、それでもやっぱりやわらかい手のひらだったというのです。王の手ってのは、そういうものなんですかね。

それにしても、外国の王から手を握られた経験のある私の母という人間もなかなかへんてこな経験をしていると思います。私もさすがにそんな経験はありません。日本の皇太子とほんの1メートル以内の場所にいたことはあります。

私もけっこうたくさんの「有名人」(て、タレントですけど)と握手した経験があり、たしかに手のやわらかい人っていました。川原亜矢子そうですジェーン・バーキンの手についてはそんな印象はなかったな。ジェーンと握手した人って世界中にたくさんいるでしょうから、そのせいで手のひらが固くなったのかも。そんなこともないか。私が握手したことのある女性で、いちばん知名度の高い人はたぶん彼女です。

個人的には、シアヌークよりジェーン・バーキンと握手したほうがうれしい気はします。

すいません、ともかくシアヌーク氏のご冥福をお祈りいたします。
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