ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)

映画、旅、その他について語らせていただきます。
タイトルの由来は、ライプツィヒが私の1番好きな街だからです。

やはり観光親善大使のたぐいは、先細りなのかもしれない

2019-06-18 00:00:00 | Weblog

前にこんな記事を書きました。

地域ミスコンも、将来性はあまりないと思う(特に地方発は)

そこでは、「長浜きもの親善大使」が1人の応募者もなく中止に追い込まれたという話と、あと「ミスはこだて」が例年応募者が数人にとどまっているということをご紹介しました。

それで、ちょっと私が気になったのが、このブログでも何回か紹介している「宮崎サンシャインレディ」について、そのFBに次のような告知があったことです。

>宮崎サンシャインレディ
5月10日 ·
宮崎サンシャインレディ事務局より、お知らせです。
第35代宮崎サンシャインレディの募集締切は5月13日(月)です。
締め切りまで、ご応募まだまだお待ちしております。

宮崎サンシャインレディになると…
●様々な都道府県に訪れ、様々な方に出会い交流し、人脈が広がる。また様々な方に出会うことで自分を客観的に見ることができ、それまでにはなかった自己成長につながる。
●他県から見た宮崎を知ることができ、より宮崎の魅力に気づくことができる。
●テレビ出演やラジオ出演などもあり、プロのアナウンサーの方々や制作の方と一緒に仕事ができるため、情報発信のプロの技術を間近でみることができる。
●立ち振る舞いの研修や、レディの活動経験を積み重ねることで、人前に立つこと、話をすることに対する苦手意識がなくなる。

といった声が宮崎サンシャインレディ本人たちより届いています。

応募を迷われている方々、ぜひ2年に1度のこの機会に挑戦してください!

https://sunshinelady-audition.miyazaki-city.tourism.or.jp/

これを見たとき、やっぱり応募者が少ないんだろうなと思いました。応募者数に苦労しなければ、こんな告知出さないでしょう。理由はいろいろでしょうが、やっぱり前の記事でも書いたように、

>少子化が進み、また時代背景が変わったので、なかなか地域の観光親善大使のたぐいに若い女性が魅力を感じるというのは厳しそう

ということになるのでしょうね。ほかにもいろいろな理由があるのでしょう。3日前というぎりぎりの段階でこのような告知を出すのですから、危機感があったのでしょう。九州は、わりと地域特性として、こういうものが盛んなように思えますが、九州でこうなのだから、他も推して知るべしのたぐいだと思います。

それで一昨日本番がありました。「宮崎市広報」のツイートより。

>本日、第35代宮崎サンシャインレディが決定!
総応募数20名の中から小山桜さん(写真左)、中山真紀さん(写真中央)、藤﨑愛さん(写真右)の3名が選ばれました。
7/13(土)の「まつりえれこっちゃみやざき」でデビューします。
これから宮崎市の観光の顔として頑張ってくださいね😉

正直今までの方たちのほうがレベルが高いような気がしますが、ここはこれからに期待しましょう。

それで、やはり応募者の減少も目立ちますね。2015年は35名応募、2017年は25名、今回は上のツイートにもあるように20名ですから、実に4年で6割弱の応募者になってしまったわけです。けっこう厳しそうです。なおこの応募者数の出典は、2015年につきましてはこちらです。17年については、より。

今年は、下の動画によると、11人が最終選考に残っていました。1人少ないというのは、やはり12人には厳しいのですかね。

第35代 宮﨑サンシャインレディ最終選考会(2019-0616)

動画を見たうえで個人的な好みを書くと、8番の女性が美人かなと思いますが、ただ観光親善大使向きの顔かなと考えるとちょっと「?」かもです。

余談ですが、新しい「サンシャインレディ」となった小山桜さん(上の黒い服を着た人)は、お子さんがいるとのこと。ステージでのPRでもそう話していたし、ここでURLははりつけませんが、彼女のFBと思われるサイトにも、娘さんと一緒の写真がありました。彼女はホテル勤務とのことで、彼女が既婚者なのかシングルマザーなのかは知りませんが、そのような話を堂々として、それで観光親善大使に選ばれるというのも時代ですね。彼女が、最初の子持ちの「サンシャインレディ」なのかは知りませんが、過去そんなにたくさんはいなかったでしょう。この「宮崎サンシャインレディ」になる資格は、宮崎市に在住在学在勤の18歳以上の女性というものだけであり、別に未婚であることは要求されていないわけです。「ミスはこだて」は、現段階未婚であることを要求されていますが、こちらはそうではない。いや、「宮崎サンシャインレディ」は女性であることを要求しますが、「福岡親善大使」や「かごしま親善大使」などは性も不問です。主催者は、若い未婚女性(そして可能なら、地元の名門大学に在学する学生あたり)を期待しているのかもですが、しかしたとえば今年度の「ロマン長崎」などは3人のうち1人は男性です(苑田 大誠さん)。今年度だけか今後もそうなるかはわかりませんが、やはりだんだんそういうふうになっていくのだと思います。今年の「宮崎サンシャインレディ」も、学生は1人もいません。

どうでもいい話ですが、新しい「サンシャインレディ」になる小山さんという女性は、九州沖縄らしいかなり強い顔をした女性ですね。縄文系統の顔といっていいのかもです。真ん中の中山さんは、リポーターか何かをやっているようですので、素人さんではありません。「ミスはこだて」の伊藤さんという人(先日某所でちょっと話すことができました。その話は後日)も本業はフリーアナウンサーらしいですから、やっぱり素人さんではありません。そういうプロ、あるいはセミプロの人が、このような地方の親善大使にも起用されるという構図が今後はより顕著になるのかもです。

またどっかで、「宮崎サンシャインレディ」の人たちと話をする機会もあるでしょうから、そうしたら記事にします。乞うご期待。

参考動画(過去の「宮崎サンシャインレディ」選考会の模様です。興味のある方は是非ご覧になってください)

第32代 宮崎サンシャインレディ最終選考会(2013-0622)

第33代 宮崎サンシャインレディ最終選考会 (2015-0606)

第34代 宮崎サンシャインレディ最終選考会 (2017 0617)

『綾の歴史展』 『高鍋湿原 カキラン見頃』 『第34代 宮崎サンシャインレディ最終選考会』宮崎の町情報をお届け!!「わが町レポート」

2018年の「博多どんたく」での、九州の観光親善大使たちの動画もはりつけておきます。

九州の親善大使たち@博多どんたく2018

正直言って、過去の選考会の女性のほうが今回の候補者の人たちよりレベルが高いですね。また、どう考えても見た目はずば抜けている人も必ずしも選ばれていません。総合的に選んでいるからですが、なかなか難しいなと思います。

コメント
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