鈍想愚感

何にでも興味を持つ一介の市井人。40年間をサラリーマンとして過ごしてきた経験を元に身の回りの出来事を勝手気ままに切る

ハクビシンか、猫のとんだおみやげに悩まされ、花火見物、および百万ドルの夜景を台無しにしてしてしまいかなねい

2022-08-31 | Weblog

  つい2,3日前のことである。いつも朝に掃除している北側ベランダの中央の明らかな動物の置いていった糞が発見されたのである。我が家であるマンション最上階にはほぼ住居面積と同じくらいの広いベランダが付いていて、築26年目の昨年、初めて防水塗装工事が施され、それまでのコンクリート剥き出しの床からきれいなブルー一色となった。置いてあった金属製の応接セットも足の部分に床の塗装を傷めないようにゴムの装着をしたし、毎日掃除をするようになった。で、問題の動物の糞が置かれたのは初めてのことで、一体どこの犬、もしくは猫の仕業なのか、としばし思案にくれた。

 というのは当マンションは入居した1995年以来、ずっと「人に危害を加える犬猫の飼育禁止」となっており、新規には犬猫は飼えないこととなっている。従って、仮に今回の動物の糞が犬猫のものであれば、その飼い主は規則違反ということになる。我が家は9階になるため、外部の犬猫が昇ってくることは考えられないので、ベランダを伝って侵入してくるのは同じマンションの飼い主のもの、ということになる。ここは飼い主を突き止めて、即刻に対応を決めてもらわなくてはならないことになる。

 そう思って、管理人に申し出たところ、なんと「犬猫ではなくて、ハクビシンでないか」ということだった。ハクビシンは電線をも伝って移動することから、マンションを上から下へ移動するのは難なくできるとのことで、実際にハクビシンを目撃した住人がいる、とのことだった。ハクビシンならそれなりの対策を求めなければならないし、専門家の力を得なければ駆除できない可能性が強い。このあたりにハクビシンが生息しているのなら、それこそ街を挙げて駆除に取り組まない、と効果は出ないことになる。

 そう思っていたら、昨晩になって再び、ベランダにハクビシンらしき動物が出てきて、窓ガラスを開けて対面したところ、とっさにベランダの手摺をよじ登り、手摺りを走って隣の方へ逃げ去って行ってしまった。直接対面して相手と向き合った際の印象からして、どう見てもハクビシンでなく、やはり猫のような印象が強かった。となると、同じ階の住人が飼っている可能性が強い、と思われる。

 で、今朝になって再度、マンションの管理人に申し出て、問題の生物はハクビシンでなく猫のようだった、と強調しておいた。いずれにしろ、マンションの理事会でハクビシン、猫のいずれかを退治することで、対策を講じることとあいなった。で、今夕になって、再びベランダを見たところ、再度、糞が残されていた。すっかり、ハクビシンなり、猫のトイレと化してしまったようで、そんな毎日、糞のお見舞いが来るようなことはなんとしても御免蒙りたい思いで一杯である。我が家のベランダからは毎年、二子玉川の川崎市花火大会が見られる絶好の場所であり、百万ドルの夜景が毎晩楽しめるのであり、そんな楽しみをも台無しにしてしまうハクビシン、猫の騒動は一刻も早く解消してほしいものだ。

追記(9月12日)その後、ハクビシン、あるいは猫のベランダへの侵入を食い止めるため、隣との境のベランダの手摺りの上に木片を積み上げて、針金で縛って通れないようにし、さらに隣戸との境の溝脇の隙間にも木をあてがい、小動物が我が家のベランダに侵入できないよう施した。そのおかげで先週2日続けてベランダに糞が放置された事件の再発はいまのところ、起きていない。ところが、一昨日外出から帰宅し、エントランスに入ったところ、なんと先日の小動物が目の前を闊歩しているのを目撃した。向こうもこちらに気がついて、即座に逃げ去ったが、間違いなく先日のハクビシンか、猫であった。素早い身のこなしからみて、どうやらハクビシンのようであった。でも一体、我がマンションのどこを通って1階から9階まで登って来るのか見当もつかない。これは退治には相当に時間がかかるとおもわなければならない、と思った。

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岸田首相がコロナウイルス感染で、このまま総理の座を滑り落ちていくのはまず間違いないところだろう

2022-08-22 | Weblog

  岸田首相が21日、コロナウイルスに感染して10日間の隔離となった。統一教会問題でその対応が注目されていた矢先、その矛先をどう躱そうか、思案しているうちに思わぬ落とし穴に嵌ってしまった感が強い。今日配信された毎日新聞がこの16,17日行った世論調査で岸田政権に対する支持率が前回の」52%から36%へと16%も低下し、政権発足以来最低の数字となったことが伝わり、岸田首相はその第一報を耳にし、がっくりときて、コロナ感染ということになったのではないか、とも勘繰られる。岸田政権発足以来まもなく1年を迎えることになるが、思いの他政権の舵取りが進まず、このまま退陣となる可能性が強まってきた。

 岸田政権は昨年の衆院選に続き、先回の参院選でも予想を上回る圧勝となり、この先黄金の3年間を迎えるものとの見方が多かった。ところが、参院選投票日直前に岸田首相の宿敵とも言える安倍元首相に対する襲撃事件が勃発し、安倍元首相は死亡してしまうということとあいなったが、犯人の山上徹也が母親を追い込んだ統一教会への恨みが大きな要因であることが判明し、その統一教会と自民党とのつながりが改めて世間の注目を集めることとなり、参院選後の岸田内閣の改造人事で、次から次へと自民党と統一教会がズブズブの関係にあることが次から次へと明るみに出るに至り、これに対して岸田首相がどう対応していくかに世論の注目が集まっていた。

 ところが、肝心の岸田首相は今週は一週間ぴっちりと夏休みを取り、保養地で家族とゴルフに興じる姿をマスコミの前に明らかにし、野党が統一教会問題や安倍元首相の国葬などについて臨時国会の開催を求めているのも知らんぷりを通していた。臨時国会の開催については議員の総数の4分の1以上の要請があれば開催しなければならない規定となっているにも関わらず、一向にその姿勢を見せてこなかった。岸田首相は就任前から「新しい資本主義」なるものを掲げてその座に就いたにも拘わらず、いまだにその具体策はもちろん、道筋も明らかにしていない。コロナウイルス感染症についても今後どう防止対策を取っていくのか、はっきりとしていない。

 おまけに夏休みを終えて公務に復帰した途端に27日からは北アフリカ・チュニジアで開かれるアフリカ開発会議(TICAD8)に出席し、そのあとは中東諸国を訪問する予定であった。安倍元首相と同じように国内の諸課題そっちのけで、専ら外遊に勤しんでいると言われても仕方がない状況でもあった。もちろん、今回のコロナ感染でこうした外遊計画は棚上げとなるが、その他にも平成5年度予算はじめ取り決めておかなければならない諸課題は山積している。なかでも来月27日に予定している安倍元首相の国葬については、毎日新聞の世論調査によれば、「反対」は53%で、「賛成」の30%を大きく上回っている。岸田首相はいまだになぜ安倍元首相の葬儀を「国葬」として行うのか、きちんと説明していない。

 昨年の菅政権のあとを争った4人のなかでは岸田首相が確かに抜きんでていたが、発足して1年経って、成してきたことを振り返ってみると、一体何を成し遂げたのか、と思うと何もないのが現状である。「聞く力」を掲げて総理の座に就いたものの、聞くのは自民党内部の一部だけで、あとは知らんぷりで通してしまっている。国会などで質問されても一応もっともらしい受け答えはするが、さて具体的にどう対応するのか、をよく見ると何も具体策はないことが多い。何を聞かれれても官僚の作成した答弁集を読んで、最後は「‥‥検討します」としめくることが多い。だから野党議員からは「検討司」と揶揄されているほどである。

 こんな総理など要らない。コロナウイルスから復帰してもきちんと首相の業務をこなしてくれる、とはとても期待できないのが正直なところである。支持率36%はいずれ10%台に落ちて、自らその座を失うことになるのはもう間違いとこおrだろう。

 

 

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