萬戸焼 炊飯土鍋

2017年04月02日 20時50分20秒 | つれづれなるままに
ある企業からの御愛顧プレゼントで本が届き、この中からお好きな品物をどうぞというラッキーがあった。あれが欲しいなんて欲は別にない。でも捨てるわけにもいかんから、最後に「萬戸焼 三合炊飯土鍋」をお願いした。
白州で友人との飲み会で友人が混ぜご飯を作って食べさせてくれる。面白い道具だなとは思ってた。
それが一昨日届き、今日の昼ご飯で使ってみた。
炊くのは2合、洗って20分したし、10分の強火、10分のとろ火、10分の蒸らしで完成。簡単だが、時間計測だけは気を使った。白州の友人は慣れが進んで時間計測なんてしない。飲みながら炊くからいつも強いこげのごはんなんだが。
しっかり時計で計測して炊いたのでまっ理想的な炊き方になったかな。 やはり電気炊飯とは違う味のごはんが炊ける。変わってるから「これも美味しいな」と思うのは一理。
特になつかしさが湧いたのは「うっすらとしたコゲ」。僕が小学校時代の話。うちは薪の釜でごはんを炊いてた。僕もちゃんと炊けましたよ。その頃母親が仕事をしてた関係で家にはお手伝いさんがいた。彼女がこげたごはんで塩味のおにぎりを作ってくれた。これが「おやつ」だったな。でも美味かった。あの懐かしい味が今日の土鍋炊きごはんにあった。上手いごはんができる道具だな。

ところがだ、解ったことがあった。おこげのちょっとした硬さに歯が勝てないのだ。如何に美味しいおこげでもだ。歳とったんだね、美味いと思っても食べられないんだから。
お粥も米から作れるらしい。ということは水加減で「歯に合う」ごはんも作れるだろう。経験と勉強だな。10回も炊けば食えるごはんが炊けるようになるだろう。また研究材料ができたということか。
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2 コメント

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ううむ、このところ (kanou37)
2017-04-03 08:08:26
鍋関係、やかん関係、が、多いね。お焦げもそうだろうが、僕はあたりめが、スルメ、ともいうか。大好きで、歯が使えなくなってしゃぶったり、燻製で我慢していたが、酒と水でふやかして、(2昼夜か、それ以上か?)びみょうだが、aboutで、いいと思うが、これがおいしい。おこげは懐かしい。きわめて懐かしい。昔は良かった。いかは高いらしい。
横川駅の「峠の釜めし」 (sky)
2017-04-03 08:59:53
横高デパ8Fで日本放送とタッグを組んだフェアで、毎年でます。今年はプラスチック容器と、従来の益子焼と2種類を買いましたが、やはり益子焼入りの方が美味しいです。
プラスチック容器入りは、容器の内側上部に汗をかいているからで、なるほど、水分の分離があるような。崎陽軒のシュウマイ弁当は、経木でできていて水分を吸うからおいしいとTVでオンエアーされてました。
話しは飛びますが、この益子焼の釜は家庭でもが家では一人分のご飯が炊けるそうです。我が家では花瓶になっていますが。
この釜飯には思い出がたくさんあります。古くは、いつもアルペンルートの帰りに、父と駅に近づくと、はくたかという特急列車の中を移動して、おじさんたちが駅のホームで売っているのを家族の分だけ買いに行ったことです。短い停車時間でスリル満点でした。新しいところでは、おっととさんと清里駅とか軽井沢駅で買いましたね。別所温泉から松本方面の移動中にも買ったような。まあ、お気に入り駅弁の上位です。
電気釜から装ったご飯と、焼き物の釜からよそったご飯の違い、素朴なおいしさを感じますね。。

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