嘘もつき通せば真実になる

2020年10月29日 06時58分18秒 | 国を憂う
昨日の国会 代表質問を聞いてて、こんな言葉が浮かんだ。
大昔上司がふと語った一言で、その時やけに響いた記憶が残ってる。それが安倍さん、菅さんの態度からよみがえってきてるのだ。
ここ5年これを見せつけられてきた。政治の、政治家の質の低下を痛感してて、なんとかならんのかと思い続けてる。
そしてこれからもただただこういう政治手法「嘘をつき通して真実にする」が覆いかぶさってくるだけかと思わせられては憤懣のやり場が無い。

国民よ この事態はあなた自身の大きな問題なんですよ。他人事じゃないんです。考えないと。こう言う政治に対して自分の考え(すばらしいと言うならそれもいい)を持たなきゃ。じわじわと自分達の、子や孫の生活を変化させていくんですよ。悪い方向に向かってると仮定してみよう。「ヤバイ」と気づいた時にはもう取り戻せない世の中になってるんですよ。恐ろしくないですか? 想像してみましょう。その「恐ろしさ」 あなたが作ってるんですよ。
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昨日からコロナ自主謹慎

2020年10月28日 11時25分23秒 | 新型コロナ雑感
昨日朝かみさんの妹さん(K)から「うちの孫(A)が小学校で濃厚接触者に指定された。お姉さんも感染の疑いがあるから謹慎してください」との連絡があって、私まで人様の中に出ないよう謹んでおります。
順を追って解説しましょう。
Aちゃんの友人が感染した。 当然Aちゃんは濃厚接触者として検査対象。 それを知らずに土曜日にAちゃんはお父さんお母さんと実家Kさん宅に泊まりに来た。 日曜日うちのかみさんがKさん宅に泊まりに行った。 月曜日に戻ってきて、僕と接触。 という巡り巡りで私も自主謹慎対象になった次第。
Kさんの旦那さんはまだ仕事してるんですが、自主謹慎で火曜日会社には行かなかったらしい。検査結果が出てないので今日も行ってないだろうな。Aちゃんのお父さんお母さんも当然の謹慎の身だろうな。
僕も市役所に行く用事があるんだが、延期してる。感染確率は低いと判断してるが、これが「コロナ謹慎」の実態なんでしょうね。動けなくなっちゃうんですよ、これくらいの「疑い」で。
こういう場合、PCR検査の費用ってどこまでが無料なんだろうか。感染者の一次濃厚接触者は無料なんだろうな。Aちゃんの検査は無料だろう。そこで陽性と出ると、お父さんお母さん、Kさん夫婦が一次接触者扱いになって無料で検査 そんな仕組みなのかな。 
ともかく、来ないでほしい。そして、速く「Aちゃん陰性」の連絡が欲しい。

追記  水曜日 16時 Kさんから「Aちゃんは陰性でした」の連絡あり。
    これで無罪放免。 丸2日の騒動でした。
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菅さんの所信表明

2020年10月27日 09時39分57秒 | 国を憂う
演説の最期にまとめとして
 「できるものからすぐに着手し、結果を出して、成果を実感いただきたい」
これが菅さんの全てで、これ以上は期待できないということでしょう。
今目につく事、国民が喜ぶ事、やりやすい事、自分の成果になりそうな事 をやっていくのが私の内閣ですと宣言してるようで。
官房長官時代から、それと首相に祭り上げられていく過程で「こういう人だろう」のイメージができていて、70歳でなかなかそういうイメージを修正できない老人としては演説を聞いていても「特殊補聴器、回路」を通って脳みそに入っていく感。
「列島改造論」というのがあったが、良し悪しは別にして、「国の問題はここで、ここをこう変えていきたい」という最高権力者が持つべき「理想論」が全く聞こえてこなかった。そういう理想論からブレークダウンして施策が出てくる物じゃないかなと考える。そうじゃないと部分解、部分最適に陥り、時間の経過の中で結局矛盾、ほころびが生まれてくるんじゃないだろうか。
コロナ対策、災害復興なんて当たり前。だれだってお題目にあげますよ。
2050年炭素0社会 これちょっと気になるんです。 首相になっちゃった頃、この指針は全く語ってなかった。所信表明となって追加的にでてきた話だとの印象です。「先を見た施策が無いよな」となって無難な(自分が結果ださなくていい)話を追加したんじゃないですか。これを目標にあげるなら、2030年には、40年にはの数値目標が必要でしょう。それが無い。当然です、自分の中にロードマップなんて全く無いんですよ。
その他の施策は先に書いた「部分解」です。それらが実現した時社会がどうなってるのか、自分の生活はどう変化するのか見えますか?
外交系は具体的に語るの難しいでしょうね。ただ世界の中で日本をどういう位置に置こうとするか、そこの菅スタンスが全く見えないですよね。
そして、全く語られなった事項が2つ。「原子力廃止条約批准」「学術会議6名否認」
前者は前日世界が新たなステージに入った事項、しかも唯一の被爆国ですよ。「今までの方針」を変えるのか、変えないのかは明確に語られてしかるべき事項でしょう。
後者は首相になって最初に決めた案件。「なぜこの6人は認められなかったのか」は語らないと。夜のNHKに出演してこの件の回答を求められても、「いまの学術会議は・・・」を語るのみ。現状の組織、選定方法に問題があるのなら、そこを先に議論し、制度の変更を明確にしてから、新制度で選定をやるべきでしょう。順番が違う。
「制度とは明文化されたものだけじゃなく。歴史の中で積み上げてきた知恵も制度の重要な一部。(全て明文化要では明文化が仕事になっちゃう)」と僕は考える。「明文化された基準だけで判断していい」とする菅さんは「社会の知恵、文化」というものが解らん人なんでしょうね。彼の彼らしいところでしょうか。
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改竄政治

2020年10月24日 08時35分25秒 | 国を憂う
菅さんが2012年に出版した著書「政治家の覚悟 官僚を動かせ」の中身を変更し、「改定版」と称して再出版したようですね。これが「「改定」じゃなく「改ざん」だと騒動になってる。
最初に出版したのは民主党政権時代で、当時の政権を批判する形で「公文書を正確に作成、残すことが政権の仕事」というようなことを述べてたようですね。ここの下りは当時の民主党政権を批判する一部として書かれたもので、今回の再出版にあたっては、「今更他党の批判より、これからの志を表明すべし」との思いから民主党政権批判部分は全て割愛したようです。
理由はどうあれ、「やばいものは消しておくのが一番」と考え、「改定」したと思われるのは当然じゃないですか。
政治家なら自分の弁に堂々と責任をもってほしいですね。この一件が示すように、前首相以上の「改竄へっちゃら主義者」ですよ。 怖い怖い。どんな国にしたいのやら。
ついでにですが、所信表明の前に外国に行って、いろいろ喋ってきましたね。お経のごとく同じ台詞の繰り返しで、しかも抽象論ばかり、具体的にどうしていくのかは何も聞こえてこなかったというのが印象です。周りの官僚が作った文章を読んでるだけじゃなかったでしょうか。国内向けの施策は当たり前、当然の中身ばかり、TOPの首相がお題目のように語るレベルじゃない。近々行う所信表明と質疑でどんな将来を見せてくれるのか ぼくは注目してます。
こんなクレームを毎度毎度思考するのにも疲れてきてるだけど。
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10月の天野画廊

2020年10月23日 20時26分39秒 | 絵画鑑賞
今日金曜日 雨の中でしたが、大和に戻りました。昨日木曜日小淵沢 天野画廊で「末永理恵」さんの現代美術個展を観に行きました。彼女の作品は6年程前に同じ天野画廊で見たのが最初。その時から凄く印象に残ってて、気になってる作家さん。4年前に2回目の個展をやり、今回が3回目。一段と印象に残る作品をだしてるので驚きつつ、嬉しくなる気分で見てきました。月並みですが「ひっかかりがなく、自由奔放に描きたいものを楽しく描いてるな」と見ました。
開場に末永さんが来てて、絵を前にして絵の話、この5,6年の活動秘話なども聞かせてもらえました。最近ふとしたことからワルシャワで活動する話が舞い込み、2回現地行ってきたとのこと。じわじわと活動の質も上がってきてるようだった。
すみません、昨日カメラを持参しなかったのです。彼女の作品を写真ででもアップできればどんな絵を描く作家さんだか理解しやすかったんですが。
下世話な話ですが、作品に付いてるお値段も6年前の3倍になってました。ほんとに惚れた1枚があったら買ってもいいと思ってでかけたんですよ。これいいな、家で毎日見てても飽きんぞ という絵がありました。でも予想以上の値段になってて、躊躇したという オレも小さいなを思う変な流れになったのですが。
もうひとつ面白かった、いい経験をしたんです。それを書く前に状況を説明しておかないと。 画廊のオーナー天野さんと作家の末永さんは今では師弟関係といっていい間がらです。天野さんが5年前短期間指導したし、今も相談役らしいのです。
それを踏まえたうえで。 僕を入れて3人で「ああだこうだ」と絵談義をしてた時、天野さんが「この絵にちょっと細工してもいい? もっと良くなると思うよ」と持ち出した。普通は完全に失礼なことですよね。でも彼女、「試してみたいな」というんです。天野さんがその1枚を持って、アトリエに行き、1,2分で戻ってきたときに絵が変ってるんです。僕でもその変化が解りました。より深みが、ほりが増したような。強さが増して、訴えてくるイメージが明確になってきたような。これには驚きました。末永さんも驚いてました。でも彼女には何となく結果が想定されてたようですね。納得感が顔に出てました。そこが師弟ですかね。師のいってることが理解できてるんですね。そこのテクと絵の質については僕は聞いてるだけ。そういうもんですかね でした。この変化には彼女が多いに興味を持ち、「じゃこれもやってみよう」となり、師も「教えるから自分でやってみな」とテクを伝授。3枚目には僕もそのテクを見せてもらいました。結局僕がその場にいる間に5作品にマジックをかけました。ぼくには画廊の中の雰囲気がかわったと見えました。絵を描くことの奥深さを見てしまったようです。
後で温泉で天野さんとごいっしょし、その話になったのですが「あんまり教えたくないんだけどな」とおっしゃるのに対し、僕は「もういい歳ですよ。自分が見つけてきたテクを後輩に伝授し、さらに育ててもらう立場じゃないですか」とかえしたら、「そうだよな」と笑顔でした。
「この͡娘になら教えられる、受け取ってもらえる」の勘があったんだろうと想像しました。
「末永理恵」 ちょっと記憶しておいてください。
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倒木&薪準備

2020年10月21日 13時34分49秒 | 白州の四季
秋晴れ、快適な作業環境で木を切り倒し、薪に整理して、積み上げるところまでやった。当然ですが、今年の薪じゃないです。今切って、1年積んで乾燥させ、来年の薪にします。山&薪ストーブを楽しむ生活では必須作業です。重労働ですがね。

  まず生きてる木を倒します。普通はこんなことはしません。切られた丸太を買ってくるか、貰ってくるかです。僕の場合は庭に木があるのと、庭を自分の思いで作っていく一環として木を切ってます。高い木を切るテクは昔この地で林業屋さんでバイトして教えてもらったもの。ロープで引っ張りながら、ほぼコントロールして倒せます。写真も見事に狙った方向に倒せた後です。

  幹から枝部を切り離して、棒状にします。これもサッサとチェーンソー作業です。さらに30~40cmで丸太状に玉切りします。枝の方は鋸と鋏で処理し、着火用の細材、中細材に作ります。先端の極細部は廃棄です。

  玉切りした木をストックヤードに一輪車で運び、縦割りするものは斧で細くします。写真奥に積んであるのは前回処理したもの。手前でゴロゴロしてるのが今日切った12,3mのコナラ2本分です。太いのはここで斧処理します。

  乾燥させるべく積み上げます。僕は積み上げる両側を生きてる木を利用してます。これがいいんですよ。強いというのが一番。木の方は傷むんですがね。

1シーズン ストーブ利用5.5カ月 5.5カ月で滞在日数が35日と計算した時、準備できた量ではちょっと少ないかなと思うのですが、今年の分があまりそうなので、これで来シーズンは行けそうと見てます。
今年初めて薪の消費量を計算してるんですが、今回の量で1シーズン行けるとすると高さ15m、根周りの径が20cmほどのクヌギ、コナラが4本あれば1シーズン賄えるということになります。定住してる人の消費量って半端ないのが解りますか。
チェーンソーがバリバリに機能してくれ、斧作業もすんなりいって、今日の作業は4時間ほどだったかな。まだ体力ありそうなのでちょっと自信になった。
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豆を主にしたスープ

2020年10月21日 07時33分38秒 | 僕のレシピ
   

今回の白州では「豆が主のスープ」を作ってみようともくろんできた。 豆は「白いんげん」にしたかったのだが、売ってないんですよ。しょうがないから「紫花豆」にしました。どっちがどういう豆なんて知識無いからとりあえず「大粒」ならいいでこれを選びました。
写真1 まずストーブで豆を弱火煮する。 ちょっと硬さが残る程度まで。
写真2 他の具材をゴマ油でいためる。ベーコン、ジャガイモ、ニンジン、タマネギ、キノコ など
写真3 2に1を入れ、味付け。 ストーブの上でゆっくり煮る。
ここまで昨日の日中の作業。一晩寝せて、今朝の食事に。
写真4 バターでコクを、小麦粉で少々のとろみをつけ、パセリを乗せていただく。

一つ抜け。最後に粉チーズをかけるんだった。これは明日わすれずに。
さて、できあがりは? ちょっとワイルド感があるのはイメージ。西部劇の「野宿に豆スープ」が今回の原点だから。白いんげんだとこの濁った色にはならんかったかも知れない。豆はちょっと硬かった。明日はもう少し柔らかくなるかな。イメージとちょっと違うのは具材とスープがしっとりと一体感を出してないところ。もっとこう何というか全体の味が一つのまとまりを持ってるイメージなんだがな。
まっ豆を使った料理というのもこういう感じかは見えたぞ。
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秋の入口だけど、寒い

2020年10月20日 09時06分44秒 | 白州の四季
昨日白州に帰って来た。12月上旬という冷え込みの中のドライブだった。
白州は冷たい雨。外気12℃、ストーブを点けたくなった。実際は点けなかったのだが、今朝は10℃でつけました。今年のストーブ初めです。やはり暖かい。
ビーンズを使ったスープを作りたいと思って来たので早速紫花豆を煮てます。柔らかくなったらベーコン、ジャガイモ、タマネギなどとあわせ、ホールトマトで味付けして美味しいスープができる予定。

     

八ヶ岳と甲斐駒、栗沢山、アサヨ峰からの早川尾根  2500m以上には雪がありますね。
3,4日前に初冠雪だったらしい。山はもう冬です。

       

シラキの紅葉が綺麗。 まだまだ緑 残ってるな。

こんなに冷え込んで気分が暗いというのに、朝6時頃から停電しました。止めてくれよでした。当然ですが、電気こないといろんなものが動かんのですね。上水の出が悪い。そうか、ポンプ動いてないんだ。ますます落ち込む気分なのでストーブを点けました。周りにいろいろゴミが落ちたので掃除機で と思ったら、これも動かない。結局ラジオ体操も出来ない、朝食のパンも焼けない。湯沸し器もだめ。PCはバッテリーがあるから動くが、NETにはモデムが動かないから出れない。 ただただストーブの前で「早く復旧してよ」と願い続けるだけ。
8時に復旧して、やっと朝飯にありつけました。
今日明日は秋晴れらしい。表仕事ができるぞ。 
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元首相葬儀に2億円?

2020年10月18日 14時30分55秒 | 国を憂う
中曽根元首相の内閣、自民党の合同葬儀に2億円をかけた と報道されてる。
「なんで今2億円が使えるの?」の思いは国民の7割が持つんじゃないのかな。そうでもないの? コロナで苦しんでる人が大勢いるんですよ。コロナが落ち着いてからでもいいと思うのですが。 僕個人的には後で書くけど、「元首相の合同葬が必要ですか?」の思いがあります。
もう一つ。文科省が全国の教育委員会、国立大学に「弔意表明」を要望した点です。これはやっちゃいかんでしょう。学術委員会の任命問題と同じです。功績のあった個人だとしても中曽根さんは「政治家」じゃないですか。教育の世界に政治的案件を持ち込むのは暗黙の威圧を生むものだと思います。
以上2点 安倍さん時代から続く政権の「強権的、独善的」施策には「何とかしてよ」です。

そして僕が言いたい点はここ。元首相の国葬的「合同葬」が必要かという点。自民党葬として党で経費を負担してやるならまだしも、内閣が主催となると国費を使うわけでしょう。これまで亡くなられた元首相って皆さん合同葬をやってきたんですかね? だれはやって、だれはやってないということになってませんか? やる、やらないの基準って聞いたことないですよ。今回こんなに盛大にやったというのが得意の「前例」になりますよ。「あの人がやったんだからこの人も」となるんじゃないかと心配します。前首相なんて早速「僕もやってもらわなくちゃ」と後輩に指揮してるんじゃないですかね。
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汚染水の海洋投棄

2020年10月17日 08時45分12秒 | つれづれなるままに
福島原発事故で溜り続ける「汚染水」を「薄めて海洋投棄」の方向で政権側が動きだした。
 トリチウム: 三重水素。 陽子1個、中性子2個、電子1個でできてる。
          (一般の水素は陽子1個、電子1個)
        よって水素とよく似た性質。酸素とくっついて水の形で存在。
        故に放射能除去装置「アルプス」でも除去できず。
        普通に自然界に存在。人間の体内にも一定量存在してる。
どうも調べてみると「そんなに危険な物質ではなさそうな」「薄めればさしたる危険はないのでは」と考えるようになってる。
今後もああして地上にタンクを増やし、溜め続けていくわけにもいかない。
そろそろ先々の方針をきちんと決め、対処していかないと。
僕は「希釈で海洋投棄」案に反対はしない。ただそれを決めていくのにもっと広く気を遣う必要があるのではないかと考える。
新聞を読む限りでは、「国内の調整」はやってるようだが、「国際的意見徴収、調整」をやってるとは聞かない。「海は地球レベルの財産」と考えれば、投棄はそこを汚すことであり、国際的了解が必要なのではないか。そういう活動を通して、広く違った知識も得られ、しいては国内の一部の漁民への説得力も増加するというもの。
もう一歩進めてこんなことも想定しちゃうのだが。
国際的理解、協力を促す中で「じゃ、何%以下に希釈した汚染水を太平洋のこの海域に月何トン投棄するとしましょう」なんていう国際協調が生まれるかもしれない。
福島沖に投棄して問題ないというものなら、こんな方法だって国際的に認めてもらえるでしょう。なぜそういう努力をしないのか? その点にまた「胡散臭いぞ」を考えてしまうのです。
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