興奮の10秒02

2019年06月29日 08時38分02秒 | スポーツ観戦
日本陸上男子100mのレース 最高の興奮を感じながら観戦した。スポーツ観戦好きなら皆そうだったんじゃないかな。「日本人が9秒台で走るレース」をオンタイムで見たいものね。
結果は10秒02だったが、ライブの映像では1位サニ、2位桐生までしか解らなかった。その他の選手を見る間もないレースだった。
サニーは圧巻でした。アメリカ留学で一つ二つ大きくなったんじゃないかな。しばらくは国内に敵無しなんじゃないか。中盤以降のストライドが周りと全く違うもの。余裕もあったしね。あれで多田君並のスタートを身につけたらコンスタントに9秒台なんだろうね。
日本男子陸上短距離陣 面白くなってきた。 でもさ、ここに世界トップクラスの黒人が2人、3人入るとレースの景色は全く違う物なるんだろう。世界はまだまだ大きいってことです。
日本選手権を見ててもう一つ思った事、カタカナ名の選手が活躍してることです。100mのサニー、400mのウォルシュ、800mのクレイ。これだけ読むと外国見たい。 日本選手権だから皆さん日本国籍でしょう。そういう時代になってきたってことですね。柔道界にはウルフ君もいます。「スポーツ界はグローバル化」という意味じゃなく、「人種のグローバル化」が確実に進んでるってこと。加速度がついてくる事実だね。「島国根性」なんて言われてる我々日本人がこの変化スピードに着いて行けるでしょうかね。頭を柔らかくして、より寛容さに目覚めないと・・・。
最後にちょっと。 若い人の活躍も目立ってる。特に相洋高校の陸上部凄いね。昔から陸上部は有名だったけど、名物先生もそんなに長くコーチされてるわけじゃないだろうに。 でも頑張ることはいい事。学校全体が盛り上がるよね。
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駅ピアノ・空港ピアノ

2019年06月27日 15時11分09秒 | つれづれなるままに
最近追いかけTV番組がひとつ増えた。 NHK-BS1 「駅ピアノ・空港ピアノ」という番組。
世界各地の駅、空港に置かれてる(自由にお弾きください)ピアノにカメラ、マイクを置いて、「どんな人が、どんな風に、どんな曲を弾くのか」をドキュメントで撮影したもの。弾き終わるとその人の経歴や思い、人生観なんかをインタビュー。「楽器の王様」に向かい、自分なりの演奏を自由に聞かせてくれる場がいい。どこかホンワカしてきていい。

「自由にどうぞ。みんなんと楽しんで。コミュニケーションして。」とピアノをドーンと置いておく、このおおらかさがいい。日本にこんな場所あるだろうか。置いてもいたずらされて壊されるのがおちだろうな。僕の見方が狭いかな? 
ピアノはさすがに「王様」だと思い、見てます。老若男女だれでも弾ける。上手、ミスる そんな差はあるけど「その人の演奏」として聞けるところが王様。それと「独学で習得」っていう人が案外多い。(そうか、きちんと習ってきた人はこんな場所では弾けないと考えるかもな) それだけ「ピアノ弾けるようになりたい」と思った人が多いということ。 ここも王様らしいな。
フラフラっと来て、サッと座って、ヒョロッと弾きだす。「こんな人が?」と思わせる風貌、でも映すんだから弾くんだろうと思えば、「どんな系統の曲弾くんだろう?」が次のワクワク。聞いてびっくり、「えっこんな曲弾くんだ。上手いな。」となる。曲の後で経歴や曲への思いを聞いてまたビックリ。
人生いろいろだな。 いろんな人、夢、生活が交錯してるのが社会。 「違いがある事を認める」それさえできれば生き易い世の中になるんだろうな。そんな事を毎回感じさせられる。
この番組よく再放送やってる。どこの時間帯が正式放送だか解らない。見たい聞きたい聴衆にするとこの不定期さがちょっと不便なんです。
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残念

2019年06月26日 05時54分01秒 | スポーツ観戦
1-2 惜しい、悔しい 敗戦。  う~ん、やはり取るべき時には取っておかないと勝てない が勝負かな。
でも 2-6で勝たせてもらえなかった相手をここまで追い詰めたってことはとてつもなく成長したってことでしょう。そこはちゃんと誉めないと。
「8年前の夢をもう一度」というのは虫が良すぎるよな。 さっ次に向かってまたスタートです。
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がんばれ なでしこ!

2019年06月26日 05時22分40秒 | スポーツ観戦
女子Wカップ サッカー オランダ戦をLIVE観戦中。 後半20分 1-1 同点。
なでしこ 頑張ってる。前半の開始20分ほどを観た段階では「体力差」が大きく、男と女の闘い、大人と高校生の闘いを観てるようだった。事前の対戦では2-6で負けてるオランダ。 さすがに強い。 「これは勝てん」が印象。
最初の1失点、8年前のアメリカ戦の澤さんのゴールを見るよう。 この取り方、ひとつのパターンなんだね。 やられた。
このまま押されっぱなしになると思ったら、ここからがんばってるね。ジワジワと自分達のサッカーを組み立ててって、なでしこの形で同点。 やるじゃん。
そして後半、今40分経過、ほとんどなでしこのペース。 行けるぞ。 こんなに流れが変わるもんかね。 いいシュートの連発。おしい。
勝てるぞ、頑張れっ!  今日は朝散歩なしだ。
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懇親会 兼 勉強会

2019年06月24日 07時08分34秒 | オペラに挑戦
昨日トスカ合唱団の懇親会と勉強会をやった。場所はいつもの、団員が住むマンションの宴会ルームと視聴覚室。いつもいつもだけど、こんな場所を無料で使わせてもらえる我々は実に恵まれてると思う。話は飛ぶが日頃の練習だって、公演会場の練習室だったり、本番の舞台だったりを使わせて頂いてる。「場所」には日本一恵まれてる歌団体じゃないだろうか。
昨日は10時半からトスカのDVDを観ながら、先生の講義。ここで書ききれる量じゃない。オペラになる前の原作が史実にもとずいた緻密な作品だったこと、それをプッチーニがオペラ用にアレンジしたこと、聞いてみると実に奥深い作品だということがわかった。「ここまで解ってもらったうえで歌って欲しい」というのが先生の願望。「ハイ、わかりました。」
一番印象に残ってる話。極悪人スカルピアが何としてもものにしたいトスカを思って腹の中を吐露する場面。先生が「今スカルピアはトスカの『残り香』を感じてるんだ」と解説。後で「どうして解るんですか」と質問したら、「ここでトスカのメロディーが短いけど演奏されるんだ」との解。
オペラってその役のメロディーが設定さてることが多い。そのメロディーを効果的に使ってることを知ってはいたが、この場面ではスカルピアの歌に引き込まれてしまう場面なので、まさかトスカがチラッとでてるのは気が付かなかった。こんな事知っちゃうとますますこの作品に、プッチーニの魅力に引っ張られるじゃないですかね。
ついでにもう一つ。最後にカヴァラドッシが射殺される場面。トスカは陰から「上手く死んで!」って叫んでるんだけど、その時のトスカの心情は如何に?でみんなが議論。いろんな見方、感じ方があるのも面白かったね。
いい勉強になりました。最後に「トスカの公演前に解説をした方がいいか、やらない方がいいか?」の討論。「奥が深すぎてやるだけの時間がない」というのが結論でした。時代背景、トスカの生い立ち、カヴァラドッシの本質、スカルピアのおかれた状況、等々舞台では説明しきれてない(割愛せざるをえない)本質 それは語り尽くせんもののようです。
だから舞台では「情感表現の世界(歌、演技、表情、しぐさ等々)」でそこをしっかり表現して欲しいというのが今回の演出家(先生)の「途轍もなく高度な」要求ということでした。
1時頃一通り講義が終わり、参加者がドーっと重くなったところで懇親会。持ち寄り一品、アルコールで雑談。各自のトスカヘの想いを話したり。ここでも驚きが。今回初参加の女性でお住まいが大磯という方がいらっしゃるという事。平塚の友人と参加されてるんだそうです。今回参加した特別ないきさつがあったのですが、こんな遠い所からでもやりたいとう人だったら来るんだと感心しました。
ここは3時半頃にお開きになったんですが、そこから数人でカラオケ。 歌好きですね。 2時間位ガッツリ歌ったかな。最後は第九の「歓喜」をドイツ語で合唱してお開き。アルトとバスしかいなくて、いいハモリにはならなかったです。酔ってたし。 昨日の僕は「ちあきなおみ」メドレーで染めてみました。
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大人でも気持ち悪い

2019年06月22日 16時53分47秒 | つれづれなるままに
有罪確定、収監に来た検察を刃物で威嚇して逃走。うちの近所でだ。小林誠君 やめてよ。
厚木で逃げて、友人の援助を受けながら近くを逃げ回ってるらしい。財布、携帯は持っていないとのこと。となると近々金に困るだろう。逃げ延びるんだと決めてたら方法は2つ。ひとつは友人から借りる、もう一つは強盗ということになるのでは。
最新の情報では「友人の女性が大和まで車で運んだ」らしい。「近所をうろうろしてるの?」。 友人も助けちゃいかんよ。「自首」を説得して、聞き入れなかったら警察に即座に通告。これ義務ですよ。
ここんとこ防犯カメラの映像で、無縁の犯罪者でも即刻逮捕される事件が続いている。「防犯カメラの威力」を思いつつ、「これでは逃げ通すなんてできないだろう」と考えるようになってた矢先にこの事態だ。防犯カメラも変装には弱いのかな。
ともかく、早く解決してほしい。幼稚園、小学校も気が気でないだろう。大人だってなんとなく怖い感じでいるんだから。
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党首討論

2019年06月19日 16時30分02秒 | 国を憂う
1年ぶりで、かつ「2000万円問題」が出、政府がバタバタしてる最中だけに、しっかり1時間観戦させてもらった。
当然だが、「安倍さんの論旨では国民は決して納得できないだろうな」が感想。

・ システムとしては「百年安心」
 野党は「国民が不安、疑問、政府への不満を思うのは『年金で老後の生活資金は大丈夫?』に回答がないことだ」と生活目線で疑問をぶつけるのに対して、安倍さんは「年金のシステムは『マクロスライド』で百年安心なんです」という。
 もうズレてる。僕だって「システムの安心」をしっかり保証されたって、受け取る年金で生活が立ち行かなくなるんじゃ「安心の年金」とは思えない。
 しかも「年金だけじゃやっていけないだろう」を国民は薄々解ってる。なのに、「システムは安心」と言われたって「何言ってるの?」じゃないですか。

・ 「百年安心」にしたって
 これは玉木さん(国民民主)の理論だったのですが、「百年安心」というが、「36年で資金がなくなるのでは?」と問うた。真偽のほどは解らないが、こんな試算があるとしたら、「システムの百年安心」だって怪しいの?
 この質問への安倍さんの論は聞けなかった。「運用して増やす」みたいな事を言ってたな。

こうなることは解ってたし、期待もしてたが、一つ「良かったな」と思うことは、「国の将来の形」を議論した事。(本質としてつっこんではいないです。その方向があったというだけですが)
せっかくの党首討論なんだから喫緊の時事問題じゃなく、「先々の国の形をどうするの」を語りあって欲しい。そこで一致する事と一致できない所を明確にしていって、不一致な点をさらにつめる討論を期待するのだが。

補足 経済同友会の櫻田代表幹事が真っ当な意見を語られてる。全くその通りだと賛同する。
安倍さんも年金問題はまじめに扱わないと国民はもちろん、頼みの経済界にも反発が広がるよ。
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これでも怒らないの

2019年06月12日 07時07分54秒 | 国を憂う
自分が諮問した審議会の報告書、一旦公表しておいて、世の中の反応に反応して、「あれはかってに公開した物、私は認知してない。受け取れませんよ。」とやる。 こんな茶番劇を見せられても、この国民をバカにした態度 これでも国民は怒らないのですか?
この報告書が出た時「国もやっと実態を知らしめ、国民もまじめに考えてください」と丁重に出てきたか、「うん、これを機に国の将来の形を議論できるかな」と思ったのもつかの間、一転してこの事態。
麻生さんは「不安や誤解を招く」と言ってるが、「不安」は以前からあり、「大丈夫」と思ってる人がいるの? すでに期待しない方向で動いてる人が多いんじゃないの? 「誤解を招く」ってどんな誤解なの?
今回の報告書 その中味は政府も内心認めてることじゃないの? ひょっとすると「そろそろ実態をチラッと見せて、失敗だったこれまでの施策を反省することなく、次の施策に転換する」ことを狙ったんじゃないの? でもちょっと甘かった。近々選挙もあることだし。そこであわてて「無視する」方向で意思統一。 口をひん曲げて、人を食ったような上から目線の会見。  いい加減にしてもらいたい。
みんなしっかり怒れよ。 口にしなきゃ変わらんよ。
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昼神温泉1泊

2019年06月10日 14時05分39秒 | 旅紀行
土日(6/08、09)で長野県阿智村昼神温泉に行ってきた。ここ数年恒例になってる長女と3人で行く温泉旅行の今年分。忙しい日々を送ってる娘があわてて取ったバス旅行。旅行日になってみたら「梅雨入り」宣言の直後。しかもこのツアーの売りが「星空鑑賞」、「こりゃあかんは」でも行くしかない。でも戻ってみるといろいろいいことが、新しい発見があった旅でした。

11時前新宿発 - 奈良井宿 - 天竜峡 - 宿チェックイン、夕飯 - 星空観賞 - 風呂、泊
10時宿発 - 元善光寺 - 飯田で昼食 - 山梨笛吹市でさくらんぼ狩り - 新宿解散

〇 晴れ女か雨男か

 僕は雨男を自認してる。娘は晴れ女を主張してる。梅雨入りしたばかり、しかも数日前から「金曜梅雨入り、土日は雨」の予報。梅雨入りは宣言通りだったのに、雨予報が曇りに、薄日模様に変ってきた。土曜の朝出掛ける前には「傘持っては行くけど、使わないで帰って来るんじゃ」の冗談が言える程に。結局傘使ったのは帰りの最寄り駅から家までの徒歩の時だけ。サクランボ狩りの時降り出して、そこからの帰路のバスは雨の中。
 こんなことにもなるんですね。娘の「晴れ力」には感服です。僕の雨力なんて小さい小さい。

〇 奈良井宿の漆器

 漆器祭をやってました。家で使ってる汁物用のお椀が古ぼけてることもあり、ここで記念に2つ調達しようとなった。それはそれで気に入ったものを買えました。 ところで、1個600円くらいでドサッと並べてるんですよ。木地氏さんがいて漆職人さんがいる。しかもこんなにたくさん商品化してる。量にしても単価にしてもどうも経済理論に合わないと感じたのでお店の主人に聞いてみた。安く売ってるのは中国産なんだそうです。そうか、100%とは言わないが納得できる線だな。中国人の人件費ってほんとに低いんだな。一方地場の本物を手にしたいんであれば、食事で普通に使うお椀でも2000円から上を選んでくださいと言われました。すごく納得。

〇 星空鑑賞

 チェックイン後慌ただしく食事して、19:45にまたバスで移動。宿から10kmほど南の治部坂高原スキー場へ。ここで星空観賞会。
 知らなかったことなんですが、阿智村は「日本で一番星が見える所」として認定されてるらしいです。だれが、どういう基準で決めたのかは不明です。「いやっ白州だって綺麗に見えるぞ」と言いたいが。
 1日ずっと曇りがちだったからバスの中もちょっと暗かったかな。「期待はすれど現実は・・・」ってやつですね。着くとそこに林さんという、たぶんその世界では有名人だと思われるおじさんが説明係として待っててくれた。「一番見える所なんですよ」と星のない空を見上げながら説明開始。結局見えそうにないので車内で「星空のロマン」を写真、クイズ入りで解説してくれた。だいたい話が済んだころ、月が出てるのを発見、外に出て先生が解説を始める。だんだん雲がはれて来る。「春の大三角」も確認できた。「今見えてるこの星の光は秀吉君が戦争してた頃の光なんですね」なんてユーモアを交えて説明してくれる。解りやすかったです。この人自身がどれだけ星空が好きかが解ります。
 空の1/3が晴れるほどにまでなったでしょうか。みんな大満足だったでしょう。解説がグゥでした。

〇 宿は 湯多利の里「尹那華」       

 りっぱな旅館でした。平成28年に今の上皇夫妻が近くにある「満蒙開拓団の資料館」を訪ねてこられた時に泊まられたらしいです。こういう話を聞くと俄然興味が湧いてくる僕でして、お泊りになった部屋は今どうなってるのかを聞いてみました。まだ高校生だった頃と記憶してますが、遠い親戚に福井市内で旅館をやってた方がいて、ここに昭和天皇夫妻が泊まられたんです。その後その部屋は「開かずの間」になって、デッドスペースになったのを知ってます。そこで最近のこの辺の事情はどうなってるかが興味あったんです。答えは同じでした。今も使用できず、改装できずの「開かずの間」なんだそうです。「泊まられた」という箔はつくけど・・・ なんでしょうね。
 もう一つ、平成24年で途切れてましたが、中日ドラゴンズが毎年11月に納会をやってたようですね。年毎の集合写真が廊下に貼られてました。外には落合選手がトレーニングに使ってたという道もあって、「落合ロード」と名付けられてました。
 プロ野球選手が納会やるくらいだからと天皇も泊まられたのか、天皇が泊まられたのでもう納会をやれなくなったのか 世の中勘ぐったら面白いことが想像できますね。

〇 元善光寺             

 長野の善光寺さんのほんとの「元」なんですね。こっちが「元」だと言ったって、あっちがこれほど有名になっちゃうと、もう名前に「元」を付けないと存在感無くなっちゃうで改名したんでしょうね。それと「善光」は「本多善光」という人の名前なんですね。勉強しちゃいました。
 「戒壇巡り」を初めて体験しました。こういうのがあるのは知ってましたが、経験は初めて。お寺の御本尊の真下に光の全くない通路が通っていて、ちょうど本尊の真下に何かの物体がある(このお寺の場合は「金属製の錠前」でした。見えてませんよ、触ってそうだなと思っただけ)。これに触れると極楽浄土に行けるという行いなんです。これもいいことをした感。

〇 最大の汚点は飯田のドライブイン

 結果的には全て満足できたツアーだったんですが、これが唯一の汚点でした。それだけにツアー業界の裏の裏を考え、こういう商売は淘汰されていかないと「不要悪」というものです。
 東京、名古屋方面からのバスツアーを企画する会社にしっかり営業してて、「こちら方面に来るのであれば是非うちでお昼をとってください。駐車場も広いですし、大人数の食事も可能です。」なんでしょう。確かに飯田あたりだとこれだけ収容できるドライブインはないのでしょう。それをいいことに、営業して契約を取ることまでが商売だと考えてる。来た客への思いやりなんて何も無い。金落とす道具ぐらいに考えてるのかな? 
 店内に一歩入っただけで「ここはいいは」気分になった。朝食を旅館でしっかり食べてたので、食欲がなかったのが良かった。それでいて周りを散策しても、コンビニもない。3人雑談して出発の時間を待ってた。ツアーの最後に「アンケートを」というのでしっかり「不要悪」を書かせてもらった。「ここで飯をというのなら、高速のサービスエリアの方がいいのでは」と書いておいたが。

〇 山梨でサクランボ狩り

 飯田からの帰路にさくらんぼ狩りという。泊まった旅館に「伊那のサクランボ」という宣伝がべたべた貼ってあったので、伊那なんだと思ったら、山梨だという。じゃ南アルプス市だなと連想したら、笛吹市だという。えっ笛吹市にサクランボ農園があるんだとびっくりした。テニスコートくらいの農地に10数本の木を植えてる。それをそっくりビニールハウスで覆っている。個人個人がこういう園を管理してて、農協経由でツアーを引き受け、迎えに来て、連れて行って、園内で「どうぞ」とやるスタイルのようです。サクランボのなる桜の木は初めてなので実の話より木の管理の話をおじさんから聞いてたような。古木でも30年ほどだそうです。だから30年以上前からサクランボ商売してたんですね。笛吹市はブドウと桃だとばかり考えてました。サクランボは南アルプス市が僕の常識でした。30個ほど食べたかな。お土産で売ってたのは30個ほどで1000円もしましたよ。高い物です。木の管理の大変さを聞くと当然なのかも。

〇 ここから帰路まっしぐら。でも渋滞が

 勝沼から中央高速に入って、一路新宿の予定だったんです。 が当然です、中央高速の渋滞情報が入って来ました。ここからの判断がさすがプロだなと思わせるもの。ちょっと横道。こういうツアーの場合、トイレタイムをどこで作るかは重要ポイント。渋滞にはまって、「ちょっと待ってください」はまずいわけです。予定通りならこのSAで休憩と決めてあるのは当然。でも渋滞、ルート変更となった場合、その時どこで休憩できるかを知ってるのと知らないのでは天国と地獄の差でしょう。今回のガイドさんは若い女性で1泊のガイドは初めてだったんですと後で聞かせてくれたお嬢さん。そんな子がとっさのルート変更までは対応できないですよね。運転手さんの判断だったとみました。
 結局、勝沼から都留(本選からはずれたルート選択に注意)まで高速。都留のリニア見学施設の近くに最近できた道の駅で休憩。ここにツアーバスが次々入って来るのにも感心。そこから20号をひた走る。上野原まで一般道を走って、また高速に。ここからは選択肢は無い。混んでても高速、首都高を行くしかないんですが。それでも、いやおかげさまでだと思うが、20時(予定より1時間遅れ)には新宿西口に帰り着きました。 ツアーバスの運転手さんという職業 とてつもなくプロですよね。不安を感じさせることなんて全くない素晴らしいドライバーさんでした。

〇 バスツアーは安上がりで便利かも

 バスツアー初めてではないけど、そんなに利用してきたわけでもない。今回利用してみて便利じゃんと思いました。これだけ観光させてもらって、これだけの金額。うんリーズナブルです。女性6人、恩師が1人入ったクラス会のグループがいました。こんなのもいいですね。乗り換えはいらない、移動に神経使わなくていい、移動中の飲み食い自由、宿もそれなりのを用意してくれる。老人向きとも言えるが。「こんなのもいいね」という気の合う仲間と温泉で一泊なんてツアーを計画してみっか という思いです。
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先生の想いを読み取る

2019年06月06日 13時40分41秒 | オペラに挑戦
久しぶりの「トスカ」話題。 
古川先生がオペラ「トスカ」に対する解釈、想い、夢をBLOGに連日つづってる。これだけでも「トスカ」への熱の入れ具合が解る。これだけ解説してくれてるのに、「読んでません」てなわけにはいかんでしょう。白州でこれをじっくり読んで、勉強させてもらった。
1800年頃のイタリア(当時はまだイタリアじゃない)はいくつかの「皇国」で治められてた。そこへナポレオンが侵攻してきて「共和制」への変革を押しつけてきた。どっちつかずの混沌とした世相に翻弄された民。そんな世相を背景にして、こんな事件もあったであろうと作られた「権力、欲、愛情」が入り乱れて殺し殺される悲劇作品だということがわかった。
今回のトスカを指導する先生、想いをBLOGでつづる先生 ちょっとこれまでと違うなと感じてはいたんです。それが解ったような気がします。
今までこんなに執拗に「発声法」を注意された事はありません。要するに「声色」を一つにしたいんですよ。民衆の「悲痛な想い」を表現し、それをバックに起きる悲惨な事件をより残酷なものに見せるために「荘厳さ、重さ」が必要なんです。それには統一された音色が必要で、「統一された音色」は正しい発声法でしか望めないんでしょう。
もうひとつ、前回の練習時に「詞はやめて。全部ア母音だけで歌って。」との指導がありました。「もっとメロディーを感じて。もっとメロディーを歌って。」「民衆が今どういう想いでいるかを思って。」 合唱にこめられた「精神性」をもっと理解し、内なる力で歌え と言ってるんでしょうね。
覚える量はこれまででもっとも少ない作品なんだけど、もっとも難しい作品のようです。練習時の合唱を聞き返してるのですが、理想になんとほど遠いことか。どこまで登っていけるやら。
こんなことも言えるかな。 「ラ・ボエーム」ではクリスマスイブのパリの雑踏を歌ったんだけど、あれと全く違う世界を歌うってこと。難しいけど、この幅に挑戦できるっていうのは嬉しいことと考えるべきなんだろうな。
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