働き手不足と無駄な仕事

2024年04月04日 08時17分05秒 | 国を憂う
今朝ラジオの社会評論コーナーで経営アナリストが 少子化ー働き手不足ー人の取り合い これは間違ってる。 いまの日本企業は 少人数で今と同じアウトプットを産む体制を模索すべきで、その第一歩は無駄な作業を洗い出し、排除することだ と言ってた。 これは的を得た指摘と思う。自分も長年業務のシステム化、IT化をやって来た中で、「このままシステム化してもいいんですか? これってあれとだぶってますよね? これはあの部長の私的業務じゃないですか? このアウトプットはこの先活用されてないですね。」そんな分析、指摘を多くやってきたから、その実態がよ〜くわかる。 ついでですが、「仕事のやり方」をインプット、アウトプット、判断基準を要素としてまとめ、見える化する技術も勉強しましたよ。
じゃ今はさぞかし・・・・と思いきや、あの会社でもまだまだ「無駄な仕事」を作ってると思いますよ。まっこれが日本的経営であって、「変わらんのだな」を実感させられたのも事実です。
その経験からですが、日本企業の場合、1/3程が無駄か、機械化できる仕事ですよ。人力が半分になっても同じ量のアウトプットは作れると見てるのですがどうでしょう。

さて「無駄な仕事」を考え直してて気づいたのですが、国会 3日4日丸々かけて「政倫審」をやりましたね。 今になってみると丸々無駄な仕事でしたね。 そう思いませんか?
政倫審終わった段階では何処にも悪人はいなくて、このまま「悪」は消されていくと諦めてた。それがどうです、大量のしかも驚くような(やりすぎて組織本体までぐらつきそうな)処分者が発表されそうじゃないですか。
あの政倫審は全く無駄だったですね。その前に自民党、岸田さんがもっと主体的に、現状ほどにやる気になってれば無駄は生まれなかった。この無駄の責任は誰がとるんでしょうかね。
当然ですが、行政立法がこんな風に堂々と無駄やってはばからないのであれば、企業の無駄(日本の企業文化)はなくならんですよ。

補足  上で「仕事の見える化」について書きましたが、この分析、マニュアル化があって初めて 労働における男女平等化、同一労働同一賃金、正規非正規の格差解消が可能と考えてます。日本の経営者はやりたがら無いかもな。
コメント
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