将来はAIが判定するかな

2022年01月29日 10時11分05秒 | つれづれなるままに
またまた痛ましい、おぞましい、そして残念な殺人事件が起きてしまった。66歳の息子が高齢で弱った母を介護していた。訪問医療も受けていたようだが、遺漏施術を許可してくれなかった事に不満を持ち、その母が亡くなった翌日、犯行に及び、44歳の医師を散弾銃で殺害したという事件。一方でこの医師が実に素晴らしい方で、ともかく献身的に訪問医療に当たって来た方らしい。昨年コロナ下の医師として報道され、「僕は救いたいんですよ」と涙ながらに話す彼の姿がまた映されている。   どう考えても 痛々しすぎます。

さて今日はもうちょっと軽い方。19歳の女子大学生が入試の共通テストで不正をやってしまったという話です。昨日のNHKラジオ番組で作家の高橋源一郎さんが「不正が起きにくい試験は実施できる」「しかし実施しずらいから、簡便な方法になっていて、それゆえに不正が入る余地のあるやり方なんです」「学校側がサボってるからだとも言えるんじゃないか」と語ってた。
どういう方法かと言うと「試験官の前で4,5時間かかる論文を書かせ、それを採点すればいい」というのです。それがいいかどうか、できるかできないかは別として、「これからの人」を評価するんであればこれくらい労のかかる方法じゃないと正しくない(不正の反語としても)のかもな と思うのです。
そしてここからは妄想です。今「人力ではできない」として上の方法が否定されても、将来はAIが代わりにやってくるんじゃないかと思うのですが、どうでしょう。「これこれについて4000字から5000字で論じなさい。」これが問題。3,4時間で終了。回答は電子データで返す。上がって来た何千人分の論文をAIが読んで、いろんな角度から採点する。まっ2、3日で序列付けてくれるんじゃないですか。「4つから正しい答えを選べ」よりいいでしょう。
源一郎さん 「不正をやったことはいけない。ただこれで貴女の人生が終ったわけじゃない。何がどう左右するか解らんのが人生。貴女も貴女らしく生き直すことに努力をしてください」としめていた。自分の試験経験を踏まえつつ。

この放送 2/3まで「聴き逃し」で聴けます。 開始から5分程のコメントです。 
   「高橋源一郎の飛ぶ教室
コメント (7)
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