一ヶ月前の夕方、タロを散歩に連れてこうとして寝てるタロを呼んだ。すっと立ち上がった瞬間どてんと倒れ、その後全く立ち上がれない。横になってじっとしてる事も出来ない。寝返りをうって、というより暴れて壁などに頭などを酷く当てたりもした。
何しろまるで立てないのでこれはまた脳梗塞にでもなったのかと思ったがそういう時に限ってかかりつけの動物病院は休診。他の病院を当たったらどうだ、という考えもあったが翌朝まで待った。
医者に見せると眼振(がんしん)があると言う。そう言われて目を見ると黒目が左右にゆらゆら揺れている。目が回ってるような状態だという。で、治療する前に血液検査をさせられたが腎不全の傾向がある、と。結局入院だったけど、こりゃもうダメかと覚悟した。
二泊三日で退院したが症状は全く変らず。腎臓のデータも変らないので慢性なんだろうという話。取り敢えず引き取ることにしたが要介護度2弱ってところ。なかなか手間がかかる状態になった。
三半規管辺りの不調のようで老犬性特発性前庭症候群という病名。しかし原因不明で治療方法も対処療法的と心もとない。不思議なことに斜頚(しゃけい)といって首が片方に大きく傾いたまま。それが水平だと思ってるんだろうか。
色々と調べてみると自然に治る事が多いようだ。でも上の写真のように顔が傾いてるのが残ることもある。そんなこんなで丁度一ヶ月、支えが必要なのがなくなり、S字歩行も経て何とかよろけるものの真っ直ぐ歩けるようになった。食事も始めのうちはドライフードがダメだったけどそれも元に戻った。最近は飛び跳ねようとしてるので眩暈のようなものも無くなってきたのだろう。
タロの年齢は16歳と半年になろうとしてる。ここまで長い期間犬猫を飼ったことがなかったので突然の事に慌ててしまった。でもそんなに慌てるものでもないのかなぁ、と今になって思う。
動物植物永遠の命はありえないでしょう。
桜の老木を添え木やらコンクリート固めで生き長らえさせているのを見ると、それは殺生じゃないか?と思ってしまいます。枯れるように命が細くなっていくのでしょうね。私も一緒です。
あっと言う間に1年経ったね、なんてのを数十回繰り返したらおしまい。
> 桜の老木を添え木やらコンクリート固めで生き長らえさせているのを見ると、それは殺生じゃないか?
確かに人間の勝手を感じますねぇ。有り難がるのは今時のちょっとした間、そして花を見ない花見宴会。
ここ2年ほどで婆になった感じですが飼い主の意識がまだ犬の年齢に追いついていけないってのがチト問題。その辺りを変えてかないとと想う今日この頃です。
獣医さんのコメントでやはり動物の世界も高齢化という話出てましたね。今や室内犬比率も6割だそうですし、何より栄養事情が格段によくなったせいだと。
各国の犬の寿命はその国の人間の寿命と相関高いかも?
この田舎でも猫を外に出さないところがあるくらいだから6割という数字もなるほどって感じですね。
> 各国の犬の寿命はその国の人間の寿命と相関高いかも?
死んだパンダの年齢は人間にたとえると70歳くらいだというから至れり尽くせりの割には・・・
もうじき古月さんがやってきますがパンダお悔やみ外交だけで終って欲しくないですね。