goo blog サービス終了のお知らせ 

ボッケニャンドリの思ったこと

思ったこと感じたことを書いているけど間違い、勘違い、思い込みも(^^;

それを登ろうと思っただけでも凄い

2013年06月04日 08時56分18秒 | 山とか壁を登る、その他運動
 フリークライミング用のルートには難易度が付いている。例えば 5.15 ってグレードは現在の最高グレードでそれを登れる人は世界中を探しても数えるほどだろう。

 ある大御所と雑談中「 ××さん、5.14 ってどんなルート? 」 と聞いた。当時はそれが最難のグレードだった。すると暫く考えて 「 登れるとは思わないから通り過ぎちゃうだろうな 」 とその人は答えた。全然具体的じゃないけど一番分かり易い説明のような気がした。

 クラックというのは岩の亀裂である。クラック登りとはその亀裂を利用して岩壁を登ることである。クラック初心者にとって写真-1の壁を見て凄いなぁと思った。でもグレードとしては 5.10c と初級クラス。実際トップロープとはいえ俺でも落ちずに登れてる。


写真-1 25mくらいの高さのバンパイヤ(5.10c)のクラック@湯川の岩場(矢印)


 ところでこの湯川の岩場には白髪鬼っていう物凄く難しいルートがある。ハクハツキって読むんだけど、何故か訓読みでシラガオニって読むと威厳もへったくれも無くなる。兎に角そんなルートは何処にあるんだろと思いつつ岩場を歩いてたんだけどそれらしきルートは分らなかった。そしたら写真-1に写っていたのである。家に帰ってたまたま分った。

 写真-1の矢印で示した一目で分かるクラックの右側、日向と日陰の境目辺りにもう1つクラックがあったのだ。それを拡大したのが写真-2なんだけど、写真-1の何処にあるか分かるかな。そしてこれが白髪鬼というルート。クラックというより岩の継ぎ目。指すら入りそうにない所もある。グレードは5.14に僅かに届かない 5.13d だ。正に登れるとは思えないので目に入らなかったルートだった。


写真-2 白髪鬼(5.13d)のクラック

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。