ボッケニャンドリの思ったこと

思ったこと感じたことを書いているけど間違い、勘違い、思い込みも(^^;

印象、唐松ストーブ

2008年12月12日 08時03分31秒 | 薪ストーブ、木こり、チェーンソー

 地元のTV局でカラマツストーブというダックスフンドみたいなストーブを紹介してた。カラマツストーブ普及有限責任事業組合のストーブのようだ。上の表はこのサイトにあった表からペレットストーブの部分を除いたものなんだけど、こんな誇大広告のような書き方をしない方が良いのに、というのがサイト全体を眺めた印象だ。

 まず鋳物製薪ストーブというのは重量も100kgから200kgと色々。値段が高いのは50万円くらいするが、安いのなら10万円前後、ダルマストーブなら3万円くらいだ。煙突については触れてないが、カラマツストーブは特別製のようなのでホームセンーターで調達して安上がりにってのは無理そうだ。

 次に燃料。針葉樹の強い火力が心配なら空気を絞れば済む話なんだけど、うちでは焚き付けに良く乾燥させた針葉樹を使う。それとちょっと急ぎ目で暖かくなりたい時も針葉樹。簡単に着火するので重宝してる。だいたい普通の家で毎日2千円という燃料代でストーブを使う人なんて居ないだろう。

 ところでどんなストーブにせよ、この唐松というのは使いたくない木だ。以前1ヶ月分くらい貰ったんだけど、もう懲りた。その理由は樹皮のトゲ。当時はそんな事とは知らずに掴んだり鋸で切ってたら腕がチクチク痛くなったのだ。チェーンソーで威勢良く切ったら刺も舞い上がって体中痛くなったり痒くなりそうだ。で、このストーブで広葉樹を燃やしたらどうなるんだろ。偏食ストーブが謳ってる利点が全て裏目に出るような落とし穴がありそうだ、と思うのはこの怪しい比較表のせい。
コメント (9)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 楽しい職場 | トップ | ヨメを引っ掻こうとするメメ »
最新の画像もっと見る

9 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
勉強になりました (りでお)
2008-12-13 11:47:02
木ならなんでも良いってわけじゃないのね。
返信する
re:勉強になりました (りでお さん) (ボッケニャンドリ)
2008-12-13 19:35:31
> 木ならなんでも良いってわけじゃないのね。
樹皮を剥いたのならOKです、ってそんな事してくれる人は居ないか。

それにしても唐松のこういう特徴が書かれてないのは不誠実だなぁと思います。
返信する
Unknown (竹燃料 ペレットストーブD2縦型)
2009-01-01 22:30:26
20年前、「石炭ストーブ」として生まれた竹を燃やせるほど頑丈で、かなり安くて珍しいペレットストーブD2縦型(70,000円)を見つけました。
誰もがタダで、入手できそうな竹をギア式ガーデンシュレッダーで、簡単に自力で竹チップ燃料を製造できれば一番安い上に、全国で拡大している放置竹林の問題も解決しますね。
ダッチウエスト(FA225)だと30万以上するうえに、2~3年の使用でかなり高い消耗品の交換が必要になりますが、ペレットストーブD2縦型は7万円で二次燃焼室と三次燃焼用の空気取入れ口までついている上に、単純な構造なので消耗品の交換がなくても10年以上使用できるそうです。薪ストーブの購入を、検討されている方がいたら是非教えて上げて下さいね。

竹の生木チップも燃料に出来そうなペレットストーブD2縦型
http://blogs.yahoo.co.jp/itventurecapitalcoltd/21527934.html
おそるべし二次燃焼システム
http://plaza.rakuten.co.jp/shirotori/diary/?ctgy=2
返信する
カラマツストーブ (薪小僧)
2009-10-02 11:46:44
僕は小さな時から薪は生活に密着していた。先日とあるお店でカラマツストーブを拝見した。 単純明快な構造僕は気に入ったなあ 最近 薪ストーブの意見をよく見かけるけど なんか雑誌の影響か やたらうんちくが多い 外国製はいいだの 鋳物がは保温性がいいだの 火の調節機能だのはっきり言って 本来薪ストーブは ガンガン薪を燃やしてあったまるものであって …と僕もうんちくになってますか(笑)

ようは 皆さん 薪をどんどん集めて暖を取りましょう 針葉樹火持ちが悪いなら たくさん薪割りしてください 広葉樹でもススはでます
薪さえたくさんあれば 時計ストーブで十分です 年何回かの煙突掃除嫌なら薪ストーブはあきらめましょう
返信する
re:カラマツストーブ (薪小僧 さん) (ボッケニャンドリ)
2009-10-02 12:51:26
暖房が欲しい季節になってきましたね。昨日、近所の家の煙突から煙が出てました。


> …と僕もうんちくになってますか(笑)
なってそうですね
(^-^;


> 広葉樹でもススはでます
薪の樹種については気にする人は多いですね。
よく乾かせば松でも煤はあまり付かないです。うちでは去年は煙突掃除しないで済みました。


> 薪さえたくさんあれば 時計ストーブで十分です
時計ストーブだと日中留守にする事が多い家だと厳しいですが、薪が沢山あって薪をくべる人がいるならどんなストーブでもOKということはありますね。それとあっという間に燃えてしまうストーブの方が熱は沢山出そうです。


> 年何回かの煙突掃除嫌なら薪ストーブはあきらめましょう
確かにストーブは手間の塊ですね。暇か
好きでなきゃやってられないです。でも煙突掃除も手間賃払って人に任せる人もいるのでそれならそれで良さそうですね。
返信する
偏食ストーブ (K.K)
2014-03-23 16:13:04
はじめまして。
記事を読ませて頂きました。
当方、薪ストーブを持っていませんが
いつか、薪ストーブを使いたいと思い
ネットサーフィンに勤しんでます。
信州カラマツストーブの兄弟機に、フォレストホープの「Red Bear」と言う製品があります。
同社のHPに興味深い文を見ました。
何でも、広葉樹の薪はRed Bearにとって質の「悪い」薪になり、灰を掻き出す回数が多くなるそうです。
返信する
re: 偏食ストーブ (K.K さん) (ボッケニャンドリ)
2014-03-24 09:17:50
はじめまして

> いつか、薪ストーブを使いたいと思い
薪ストーブ使い出して9シーズン目かな?
クッキングストーブだったら色々と便利かなと思いました。


> 広葉樹の薪はRed Bearにとって質の「悪い」薪になり、灰を掻き出す回数が多くなるそうです。

出てくる灰に関して重さや体積などを正確に測ったことはないですが、
針葉樹の方がモフモフとした灰の量が多いって印象ですね。
ストーブによって灰の量が針葉樹と広葉樹で違うってのはどういうことでしょうね。


「薪ストーブ(広葉樹薪)とカラマツストーブの違い」表は以前と変りましたね。
これについて再び書きたくなりました(^^;
返信する
カラマツストーブの実力 (キャプテンノブ)
2014-06-08 15:07:59
長野県の標高1500mに住んで30年。
冬季はマイナス25度は珍しくない場所におります。
ストーブは年間7~8か月必要な寒冷地です。

灯油のクリーンヒーター、大型ブルーヒーター(寒冷地の方しかわからないか・・)、蓄熱式電気暖房など、あらゆる暖房機器を使用してきました。
欧米製の薪ストーブも30年使用し、年間の薪使用量も相当なものです。

今年の冬が終わってから、施設のメイン暖房をカラマツストーブに変更するための大掛かりな改装を行っております。たまたま、このサイトを見掛けましたので、カラマツストーブについてその真実をお伝えしようと思いました。

導入にあたっては、カラマツストーブ開発者にもお会いし、原理・能力・開発経緯などを把握し、実際に使用している施設も(大型公共施設、民家など)視察し、管理者からの意見も参考にしております。
このストーブは、開発者により世界中のストーブの研究の上に、日本の様々な燃焼炉の原理を導入して特許申請されています。

端的に言って、欧米製のストーブとは比べられない性能を持っています。最近スウェーデン大使館からも本国に輸入する引き合いがあったとのことです。

ちなみに私は販売者でも製造者でもありません。ホテルの経営者です。
海外で薪ストーブを仕入れると、国内で50万円程度のストーブであれば15・6万円程度、20万はしません。100万のストーブでも、30万程度で購入できます。輸入販売元がどれだけ儲けているかがわかるでしょう。
海外製とはその程度の価値の製品なのです。

このストーブは同程度の価格ですが、日本の職人の技術の高さ、高度な研究の成果が集約されています。
営業目的で制作しているのではなく、日本の林業の再生とCo2の削減、油の消費量の削減を主目的に制作されております。この秋には、大学の研究者と完成させた、夢のスターリンエンジンをストーブに載せての発電も可能になります。
環境に根付いた再生可能エネルギーの活用がこのストーブ導入の動機です。

年間の膨大な灯油使用料および電気暖房用の電気料金を半減させるためのプロジェクトです。いい加減なストーブにその命運を握らせるわけにはいきません。

ホテルの周囲はカラマツの山です。樹皮にトゲはありません。樹皮を剥ぐと微細なトゲに出会えます。したがって樹皮ごと燃やすカラマツストーブにトゲは関連しません。切り方次第です。

広葉樹の燃焼温度は400度程度。カラマツは1000度にもなり、同量の薪であれば熱量が倍です。さらに800度以上の燃焼であれば灰はほとんど出ないのです。
もちろん煙突掃除もほとんど不要。視察した大型宿泊施設では3年間煙突掃除はしていないと管理者は言っていました。ここが広葉樹しか燃やせない通常のストーブとの大きな違いです。鋳物製のストーブで針葉樹を燃やすとストーブは割れます。
また、鋳物製のストーブでは遠赤外線はあまり出ないのです。

それぞれ自宅の薪ストーブには思い入れがあり、愛着もありますが、カラマツストーブにはかなわない。これが結論です。

返信する
re:カラマツストーブの実力 (キャプテンノブ さん) (ボッケニャンドリ)
2014-06-09 09:06:23
唐松ストーブはそんなに良い物でしたか。

私の文章がまずいせいか「誇大広告のような書き方」について書いたつもりが唐松ストーブはダメだみたいに伝わったのは残念でした。
返信する

コメントを投稿

薪ストーブ、木こり、チェーンソー」カテゴリの最新記事