ボッケニャンドリの思ったこと

思ったこと感じたことを書いているけど間違い、勘違い、思い込みも(^^;

皆が不幸になる交通システム

2011年10月22日 10時22分56秒 | 自転車
 自転車、オートバイ、乗用車、大型トラック、これらを満遍なく運転する人は少ない。自転車と車でさえ少ないだろう。だから自分の乗ってる乗り物の視点で物を言う傾向になる。すると車は自転車や歩行者を、自転車は車や歩行者を、歩行者は車や自転車を敵視する。場合によってはその考え方は同じ人でもその時の乗り物でコロコロ変る。そして混雑すればするほどその傾向が強くなる。

自転車走行:「歩道は禁止」厳格運用
震災後に事故急増 警視庁、安全対策策定へ
・・・・・略・・・・・
 また、警視庁は都と連携し、車道の左側を線で区切る自転車レーンのほか、路面を色分けして自転車と歩行者の通行部分を明示した歩道の整備を進める。現在は自転車レーンが13カ所9キロ、カラー舗装歩道が40カ所37キロにとどまるが、3年以内に計10カ所31キロを新設する方針を決めている。
毎日新聞 2011年10月19日 東京朝刊


 自転車に車道を走れと言っても車と並走出来るスペースが無い。それでも走ると車は思うように走れないから自転車を邪魔だと感じる。自転車に乗る俺としては 「 狭い道を大きな車でわざわざ貴重なガソリン使って車で走るな 」 って感じだ。

 最近テレビでよくやってるように都市部での自転車の運転は乱暴だ。5年くらい前、子供の頃に住んでた府中をヨメ散策した。街中を歩いてると狭い歩道を自転車が勢いよく走って来る。昔はそんなことはなかった。では今の人のマナーが悪くなったのかというと、そうではなくて数が多過ぎるのだ。昔も今も自転車の走り方にそう違いはない。





 この国の政策の中には何も考えてないというのが時々ある。違法駐車が多くなると取り締まりを強化する。問題は駐車場が少ない点だ。そもそも乗り物というのは止めて初めて役に立つ。遊覧船じゃないんだから何処にも止まらず戻ってくることなんてないのだ。なのに駐車する場所が少ない。道路を走っててもちょっと止めようにも田舎でさえ安全に止められるところが少ない。何処と比べてるかというとドイツ。たった1週間の滞在でもドイツの走り易さを痛感する。

 長野県の佐久では中部横断自動車道を作ってるのに何故か平行して走ってる国道141号を拡張した。でも幾ら道路が広くなっても自転車にとって走り易くなってない。当然車にとっても自転車が邪魔になる。こんな調子でこの国には誰も幸せにならない交通システムで溢れているのだ。

 政治家は欧州に視察に行く。自転車が多いオランダにだって行ってるはずだ。なのに一体何を見てきたんだと言いたい。前にも書いたけど、無料のアウトバーンを視察して 「 ドイツ人はバカだな、有料にすれば利権で潤うのに 」 という視点しか無いのだろう。
コメント (4)
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小諸橋

2011年10月22日 10時20分47秒 | 自転車

長さ100mくらいの小諸橋


 佐久には瀬戸大橋がある。全国的に有名なあの橋より先に造られた。また佐久橋とか小諸橋なんて名前の橋もあるが、何故かどれもあまり大きくない。何故そんな橋にそういう名前をつけるのか不思議だが地域で一番最初に出来たからなのかな。


小諸市街に向かって右側は高いフェンス


 小諸橋は数ある橋の中で一番嫌いな橋だ。二番目三番目が思いつかないくらい嫌いだ。その理由は自転車で渡ると怖いからだ。下の写真、一見普通の欄干だけど…


反対側は腰くらいの欄干


 この橋は離れた所から見るとこんなに高い。といって小諸市街に向かう時にフェンスのある右側通行するのも危険だ。50km/h以上で向かってくる車とのすれ違い速度は80km/hくらいになるからだ。でも左側走っててちょっと接触でもされたら20mくらい下に間違いなく転落する。


横から見たところ


 脇道は無いと思ってたけど地図を見たら橋の手前に細い道の分岐があった。今度はこっちを走ってみるかな。


脇道発見?
コメント (6)
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