ガーデンシクラメンの花びらが朝日を受けて目を覚ました。
ちょっと遅れて咲き始めた白いチューリップの花は小ぶりの様だ。
紫色のチューリップも同じように小ぶりの花を咲かせている。
未だつぼみの堅い一本はどんな色の花を咲かせるのか楽しみ。
3月の終わりに教会で見かけたつばめ。
今日は「清明」だという。
今朝のような明るくて爽やかな晴れにはふさわしいネーミング。
中国では清明節で、多くの人が先祖の墓参りを行う日本でのお彼岸のようなものらしい。
しかし例のごとく、大勢が墓参りをするのは規制されたようだ。
行きつけのカフェでテイクアウトの珈琲を入れてもらったなぎぃ。
「お土産を貰った」と渡されたのは、フィルターペーパーで作ったマスク。
マスターもなかなか面白い人物の様だ。
外出を自粛された地域が多い日本。
マスコミは何故わざわざ繁華街に出かけ、「こんなに人通りが少ないですね!」などと報道するのだろう。そして、歩いている人を咎めるように「どうしてここにいるのか」と尋ねるのも傲慢に感じる。その報道の意味は何だろう。
ネットニュースによると、コロナビールが生産を中止するという。
メキシコで、生活必需品ではないので生産を止めるというが、ネーミングからネットでいじられたり、アメリカでの需要が低迷しているのが理由だという。
コロナと聞いたとき、私にはトヨタのカローラとコロナが浮かんだ。
もともとコロナというのは、ギリシャが語源で冠という意味らしい。
冠の形から太陽の周囲にある光冠を指す言葉に転じ、太陽そのものも指すようになったらしい。コロナウィルスは、その形が球の表面にトゲが生えた形だからその名が付けられたということ。
もともと人間に恩恵を与える太陽をさした言葉だったのに、今や人類を脅かすウイルスとして名を馳せているのは皮肉だ。
さて、いい陽気につられて散歩に出も行こうか。