春分の日だけど寒の戻りで寒い。
日差しもあって、空も青く、暖かいように見えてうっかり外に出ると冷たい北風に震えあがる。
わが家のチューリップもやっと咲き始めた。数年前に球根を買って来た父は、花が終わると球根を掘り上げて保存し、冬の初めころにプランターや植木鉢に植え込む。
少しづつ花が小ぶりになっているように思うが、春を告げるチューリップは可愛い。
中耳炎は一向に治らない。
夜中に何度もせき込んで目が覚めることもなくなったし、夕方微熱が出ることもなく、喉の痛みもなくなり、鼻水もほんの少しになった。
しかし、中耳炎は少しも良くなった気がしない。
土曜日に耳鼻科を受診したが、「中耳炎は長いと3週間かかる」と言われて、がっくりした。
がっくりして、我慢していたふろに入り髪を洗った。
抗生物質は真面目にちゃんと飲んでいる。
最低の家事以外はおとなしくしているから、早く治ってほしい。
風邪は治りつつあるが、何だかめまいがするような気がする。
中耳炎のせいかとも思うが、まさかメニエールが再発したのか?
鏡を見ると、ヘナで染めた髪の根元から白髪が目立ち始めた。
ヘナで染めた後、一度教会に行っただけで、後は血圧の薬をもらいにsクリニックと、耳鼻科医に行っただけだ。
遠方から来た友人とのランチとドライブにも行けなかった。
アンズの花を見ていてよかった。もう咲いているアンズの花は今年は見られないだろう。
大根の花
父が初めて大根の種をまいて大根を作った。
間引きをして大根菜を楽しむと言いながら、間引きをさぼったせいか、または土が硬かったのか、直径1センチ長さ15センチほどのチビ大根がたくさん採れた。まぁ、大根の栽培には失敗したということになる。
2本だけ収穫せずに残していある大根の花が咲いた。
「種を採るのか?」と聞いてみたが、花を眺めているだけだそうだ。
昨日突然日銀が「マイナス金利政策解除」を発表した。
株価が高値を示し、春闘では大手企業が軒並み満額回答を出した。
月額2~3万も上がると言う。
何を見せられているのだろうと思っていたら、マイナス金利政策解除だ。
「デフレを脱却して2%のインフレが見通せるから」という説明は庶民には全く実感がない。確かに物価は上がり、食品も何もかも値上げが続いていたが、給与が値上げに追い付いていないと聞いていた。
まして年金生活の私たちは、物価に追い付かないわずかな年金の上昇でごまかされている。
本当に日本は経済危機を脱したのか?
貯金の好きな日本人から金を経済に回すためにニーサができて、新ニーサの勧誘の電話が年金暮らしの私の所にまで来る。
今の株価の値上がりは、新ニーサが好評だかららしい。
眠っていた金が株に流れ経済が回りだしたからじゃないのか。
中小企業は大手のように給与をどんどん上げることはできない。
結局は庶民が物価高にあえいで、表向きの景気の良さを眺めていることしかできないのか。