トップの写真は今朝の空。
雲が切れて日が差し始めたが、南には分厚い雲が見える。
午後にはザーザーと音を立てて雨が降り始めた。
この雨を境に冬の大気に包まれると言う。
昨日が24度で、春のような暖かさに騙されたような気分だったが、だんだんと気温が下がって、最高気温が明日は15度、明後日は9度と言われてもキツネにつままれている様だ。
きっと「こんなに寒くなるなんて!」と狼狽することだろう。
25日の朝。下の写真のように見た目はもっとオレンジ色だった。
雲はないのに空がオレンジ色に染まりながら夜が明けていく。
雲がないとなかなか空が染まるのを見られないのだが、霧が出て湿度が高かったためか、夕焼けのようなきれいなグラデーションが見られた。
干し柿始めました。これも25日。
ぷりぷりと固かった柿の実も少しづつ柔らかくなっている。
トラブルはドミノ倒しのようにやってくる。
ドミノと言っても岸田内閣の話ではなく、私の身に起こったトラブルだ。
思えばなぎぃが腰痛を発症する前の週からトラブルは始まっていた。
夫が義父から相続した山の、「県行造林」の契約更新のために、鹿児島から県の職員がやって来るので、お茶菓子を準備したいと夫が言った。
「世界遺産で宗像神社が有名になったから、鎮国饅頭がいい」と夫が言う。
「鎮国寺と宗像大社は違うし、鎮国饅頭は確かに有名だが、わが家の市のお菓子ではないし…」と色々頭の中を考えがぐるぐるしたが、ぐっとこらえて、「鎮国饅頭は宗像の鼓屋でしか買えないと思うけど…」と答える。
「鎮国饅頭に決めたわけではないが、話題性のあるお菓子がいい」と言うので、近くのショッピングモールで何か探してこようか?と言うと頷いた。
翌日、近くのショッピングモールに車で向かうといつになく車が多い。
雨のせいかと思いながら駐車場に入ると、どこもいっぱいで車が停められない。
諦めて駐車場を出て、「そうだ!竹尾緑地の駐車場に停めよう」と思い立ち、行ってみるとガラガラだったので、車を止めて傘をさしてショッピングモールに歩いて行った。
ショッピングモールも子ども連れが多く人がいっぱいだった。
考えてみたら土曜日で、しかもブラックフライデーが始まったばかり。
広い駐車場がいっぱいになるほどの人出に「恐るべしブラックフライデー!」と呟いていた。
ショッピングモールには、案の定鎮国饅頭はなかったが、宮地嶽神社で有名になった「光の道」と書かれたお菓子があったので、試食用に買って帰った。
その日帰ってきた夫に見せて食べさせるとなんだか納得してない様子。
光の道は美味しいフィナンシェだったが、「こんなどこにでもあるお菓子じゃない方がいい」と言う。
ネットで調べて、鼓屋はまだ開いていると言って、鎮国饅頭をわざわざ往復1時間かけて買いに行った。
私の苦労は徒労に終わった。
そして先週の22日に、なぎぃが腰痛を発症した。
23日は祭日で、24日は作業所に行って自分で事情を説明したいとなぎぃが言うので、車で送って行った。
帰りは迎えに行くから連絡するように言った。
掃除機のようなモーター音が苦手ななぎぃ。
なのでなぎぃがいない時に掃除機をかける。
家中に掃除機をかけるとけっこうな時間がかかる。
掃除機をかけている間になぎぃのラインが鳴ったらしく気づかなかった。
掃除機をかけていると、キッチンマットがぬれているのに気付いた。
実は朝、夫が「キッチンマットが濡れている。おじいちゃんがお茶碗を洗う時水をこぼしたのかな?濡れたままだと床が傷むから外した」と言うので、新しいキッチンマットを敷いたばかりだった。
驚いて詳しく見ると、シンクから水が漏れている!
父も呼んで手伝ってもらい、シンク下の引き出しを取り外して水をふき取った。
「どこから水が出てるのか?」とみているとラインが鳴った。
見るとなぎぃが「歩いて帰る」とラインが来ており、その10分ほど前に「作業が終わった」という連絡も来ていた。
急いで「迎えに行く!」と返信して車で作業所に向かった。
歩いて帰ると思われる道を通りながら作業所に向かったがすでに帰った後だった。
車を停めて行きつけのカフェを覗いてみたがいない。
諦めて帰ると、家の近くで帰ってきたなぎぃに会った。
腰が痛いのにゆっくり歩いて帰ってきたようだ。
これも私の徒労だった。
今週からなぎぃは作業所に行き始めたがしばらくは私が車で送り迎えをすることにした。
スマホの音量を最大にして、ラインの音を聞き逃さないように気を付けている。
教会の下駄箱の上のクリスマス飾り
教会ではクリスマス前のアドベントの期間に入り、4本のろうそくの1本にあかりが灯された。
夕焼けの北の空
ちなみに、シンク下の蛇腹水管の水漏れの修理は、夫の知り合いに頼んだとかで未だに治ってない。
シンク下の引き出しは外したまま、水漏れの下に金盥を置いて、ぽたぽたと落ちる雫を受けている。