manngetu

昨日は薄曇りでとうとう中秋の名月は見られなかった。
今夜は雲がたなびく中月があがってきた。



ん～一眼レフが欲しい！
月を撮るたびに同じセリフを吐くので、いい加減に買えばという声も聞こえてきそうだ。


ピンク色の彼岸花。

曼殊沙華はやっぱり真っ赤に燃えている方が好き。
だが、ピンク色の彼岸花もなかなか可愛い。





日曜日に、津屋崎協会で昇天者記念礼拝があった。
礼拝後は納骨堂の前で愛燦会。
毎年この日だけはと遠方からやってくる家族があり、マイクが回って挨拶が続く。

3年前に母がここの納骨堂に入ってから、昇天者記念礼拝と愛燦会には欠かさず出席している。
毎年やってくる家族の皆さんの顔も覚えてきた。

父は本当は皆さんのように家族そろって出席してほしいんだろうと思う。
だが、夫や息子は自由に生きているので、教会の礼拝に出るように強制することはできない。仕方がないと思う。



ゴーヤと人参と馬鈴薯。

季節外れにならないうちに、今日は取り急ぎ記す。

暑かったり寒かったり

日の入りが6時半くらいになって、帰り道に夕焼けを楽しむ季節になった。



ピンク色に染まった雲の下に、光が真っすぐ伸びていく。飛行機雲だ。
横切る飛行機雲と交差して空にバッテンが現れた。
ほんの少しの時差で、飛行機雲も霞んでしまうのでなかなかシャッターチャンスは難しい。
スマホではこれが精一杯というところ。







オレンジからサーモンピンクに色が変わって、やがて夕闇が訪れる。
黄昏時。
暑かった昼間の大気が、すうっと吹いてきた風に紛れて、夜の肌寒い空気に入れ替わる。
暑いのか寒いのか分からない数日だったが、今日明日の晴れ間が秋の涼しさを運んでくるようだ。





雲が踊っている。
こんな晴れ間は気分も晴れやかになる。


樹木希林さんが亡くなった。
思えば、最初に樹木希林さんが乳がんだと自然体で話している姿を見て、私も勇気をもらって病院に行くことができた。
そのままぐずぐずと思い悩んでいれば、手遅れになることもあったかもしれない。
背中を押してくれた樹木希林さんは、私にとっては勝手に感謝している相手だった。

乳がんは怖くないんだと、その時に教わったような気がした。
手術後も定期健診も、何にも怖くなかったのは彼女のおかげかもしれない。

だから、彼女が全身にがんが転移していると言った時は本当に驚いた。
それも、飄々と、いつ死を迎えても思い残すことはないと、見事な生き方だった。

数々の名作の中に彼女は生き続ける。

私はまた、いつ死を迎えても大丈夫だとは言えない。
父がまだ生きている。
長男は障害を抱えて生きにくそうに生きている。
何にもできることはないかもしれないが、生きている間はできることをしたい。
まだまだ、彼女の域には達しない。

同期の集まり

9月早々、久しぶりに大学の同級生が宮崎で集まった。

宮崎在住の同級生が病気をして、これまでのように福岡に出てくるのが難しくなったので、今度は宮崎に集まろうと相談したのが８月の始め。
福岡在住とは言っても、住んでいるのはバラバラなので、交通手段は自分で決めて宮崎に集合することになった。特急ニチリンで行く人、飛行機は嫌いだからと新幹線とバスを乗り継いでいく人、バイクで行くという男子。
私は二人で飛行機で行くことにした。


雨の福岡空港

出発は雨だったが、宮崎ではお天気に恵まれた。


大通りに立つ時計のオブジェ。針がなくなっているが、反対側にはちゃんと針があった。

大学のクラスは１２人。
今回集まったのは女子６人に男子１人。
宮崎在住の彼女の案内で宮崎の美味しいものをいただきながら、しゃべって笑って楽しい時間を過ごした。
トップの写真は高級フルーツ店のブルーベリーパフェ、１２００円！









翌日は宮崎神社を訪れ、近くの宮崎県立美術館で常設展を見て、名物チキン南蛮を食べ、お土産をたっぷり買い込んで、来年も会おうと約束して別れた。


空港は宮崎ブーゲンビリア空港。


ちょうど現代美術展があっており、５０点ほどの作品を鑑賞していると太鼓の音が聞こえてきた。
見上げると、時計の下の扉が開いて、高千穂夜神楽の人形が動いていた。





ちょうど時報に遭遇して見られたのはラッキーだった。

ラッキーだと言えば、８月は５個も台風が発生し、本当に宮崎に行けるのかと心配した。
台風に合いませんようにと祈ったら、台風どころが雨にも降られず本当にラッキーだった。

その後台風が大阪を襲い、今朝は地震が北海道を襲った。
自然が猛威を振るう昨今。
私たちが会えたのは、本当に奇跡だったと思える。