世界変動展望

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大規模改ざんをした服部良之、柏厚生総合病院で勤務、日本NO学会では評議員に!!

2012-08-06 23:00:27 | 社会

独協医大で大規模改ざんをして諭旨退職になった服部良之は現在千葉県の柏厚生総合病院で部長職の医師として働いている[1][2]。日本NO学会では評議員を務めているようだ[3]。服部は獨協医大をクビになった後、茨城県の友愛記念病院で部長待遇で働いていた。今は別な病院にいるのだから、その病院でも悪質な不正行為者とわかった上で服部を部長待遇で雇ったことになる。

最近紹介した川上明夫同様医師の世界は非常に甘くていい。医師免許さえもっていれば雇う病院があり、服部を雇った病院のように部長待遇で雇っているところさえある。思えば責任なんて犯した罪の部分だけとればいいわけで、新しい勤務先でがんばってもらえればいいが、患者にとってはこんな人物に診察してもらうのは嫌だろうな。前もいったが、弁護士や税理士なら除名や資格停止の処分があるが医師はそういう処分はないのだろうか。

しかも日本NO学会はこのような人物を評議員にしている。なんだかなー。

医学系では捏造や改ざんをやった方がいいと思う人もいるかもしれませんね。捏造してでも重要な研究成果をあげてセル、ネイチャー、サイエンスに論文を発表。万が一捏造がばれても病院で雇ってもらえる。場合よっては服部のように部長職等の高ポストで雇ってもらえる。

「昇進のためには捏造した方がいい。万が一ばれても医師としての厚遇は保障されてる。」

そんなふうに考えている人がいるのかもしれない。医学系の研究で捏造や改ざんが多い理由はもしかしてこのような事情もあるのかもしれない。

参考
[1]服部良之の不正調査の概要 2012.2.3
[2]柏厚生総合病院の紹介
[3]日本NO学会の役員紹介