今年のノーベル物理学賞はアメリカの工学者ら3人に贈られることが決まった。光ファイバーでの業績に日本の西澤氏はノーベル賞を贈られなかった。これでまた受賞から遠のいてしまった。西澤氏のノーベル賞受賞というのはあるのだろうか。 光通信の分野だとPINフォートダイオードとか西澤氏の業績が基礎技術になっているものがたくさんある。
西澤氏はノーベル賞を受賞してもおかしくないし、ノーベル賞の業績はとっくに超える評価を受けている。今後はLEDの方で受賞する可能性はあるが、工学分野のノーベル物理学賞は10年に1度でもよくある方といえるからまたしばらく西澤氏のノーベル賞はないだろう。 不思議なのは、ノーベル賞はいつも根源的な発想や発明・発見に対して贈られるのだが、毎日新聞の記事によると「アカデミーはカオ博士に先立つ基礎研究の一つとして、西澤潤一・元東北大学長(83)の業績にも触れた。」とある。
つまり、西澤氏の業績はカオ氏の業績よりもより根源的な業績といえる。しかし、受賞はカオ氏というのはどういう理由なのだろう。私は西澤氏が同時受賞でもおかしくないと思う。 ノーベル賞の選考過程はよくわからん。


人物評価も含まれているのかもしれません。
しかし、西澤氏がノーベル賞クラス、あるいはそれ以上に非常に高い業績をあげたのは間違いないと思います。
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でググればわかるやも知れない。
ノーベル科学賞100年超えの歴史に泥が塗られたのかも知れない。
北里に至っては考案した血清療法を丸パクリしたドイツ人が受賞するという有様である。
鈴木も同じ物質をビタミンと名付けた欧米人がノーベル賞を貰っている。
西澤博士の場合御年83歳だと言う事を考えると受賞は難しいかも知れない。(受賞の対象に故人は含まれないから。)
もっとも、IEEEでは博士の名を冠した賞がノーベル賞並の権威を持っているけどね。
JYUNNICHINISHIZAWA MEDAL