香彩日記

一筆入魂!今の思いを『書』に込めて。

本が紡いだ五つの奇跡~最近読んだ小説から

2024年03月31日 13時48分00秒 | 本(紹介・レビュー感想)
     

森沢明夫さんの小説「本が紡いだ五つの奇跡」は、一つの小説を巡る編集者、作家、装丁家、書店員、読者の連作短編集のようでつながっている5つの奇跡の物語。

     

編集者 津山奈緒の「一人を救える力を秘めた本は、たくさんの人を救えることだってある」という言葉に背中を押され、新作を書いた作家 凉元マサミ、その本を読んで仕事を受ける気になった装丁家 青山哲也、POPを書いた書店員 白川心美、POPを読んで買った人からプレゼントされた読者 唐田一成へと、語り手がバトンタッチするように、その小説に救われていきます。

森沢明夫さんの小説は読みやすいので、この本もすいすい進めました。

小説の表紙を拙い絵や書で真似したりしていますが、表紙は装丁家によって手がけられていて、それも含めて作品が出来上がっているのだと知り、恐れ多いと思う反面、素晴らしいからこそ真似したくなるのかも、と都合の良い考えも浮かびました😊 

感動作!おすすめです!


 
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2024春季二紀展 観覧

2024年03月30日 17時03分24秒 | 展覧会ご案内・訪問

二紀展の選抜制の春季展に初参加した娘の作品です。
サイズと題名は、S50号「マリオネットのねがい」。
本日、娘一家と展示している上野の東京都美術館に行って来ました。
開催は明日3月31日15時(入場は閉会の30分前まで)までです。

娘の作品には小さな子供たちが登場しますが、今回もマリオネットの周りに6人の子供たちが描かれています。


昨日、東京でソメイヨシノがようやく開花宣言しましたが、上野の桜はまだまだ。

まだまだですが、さくらフェスが開催されていて、ものすごい人出でした。
さくらフェスは明日までのようです。
桜が咲いてないのが残念。

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高水三山〜河辺温泉「梅の湯」

2024年03月27日 18時28分28秒 | 山歩き
     

本日の山歩きは、1年ぶり7回目の高水三山。
前回(2023.3.15)と同じく、JR青梅線「軍畑(いくさばた)」駅から出発してた高水山(たかみずさん)〜岩茸石山(いわだけいしやま)~惣岳山(そうがくさん)を巡り、「沢井」駅に下りました。

高水三山は初心者コースですが、岩場や急登もあり、私には結構きついです😅 
高水山の登山口までのはじめの坂道からきつかったですが、登山口からの急な階段もきつかった~😓 
高水山山頂には、前回より5分遅れで到着!
高水山山頂は眺望がないです。
岩茸石山から高水山がよく見えます↓

岩茸石山は三山の中で一番標高が高く、眺望が良いです。

惣岳山に向かう途中、岩茸石山と惣岳山が見える所があります。
振り返ると岩茸石山↑
正面には、惣岳山↓
左手の柵の向こうには、山々に木の苗が植えられていました。

惣岳山には青渭(あおい)神社の上社があります。
下社は沢井駅方面の登山口に建っています。

今回は、沢井駅から青梅線で途中下車して、河辺駅前のビルの最上階の河辺温泉「梅の湯」に寄りました。

一昨日、急に右手が痛くて握れなくなり、焦りましたが、お風呂に入って湿布して寝たら、翌朝、痛みは残っているものの動かせるようになっていて、無事サークルで筆が持ててホッとしました。今日は痛みもほとんどなくなりましたが、温泉は有難い😊 

本日の歩行時間は、軍畑駅から高水山まで約1時間35分、岩茸石山まで約25分、惣岳山まで約40分、沢井駅まで約1時間10分、合計約3時間50分でした。

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白文落款印いろいろ

2024年03月25日 08時47分42秒 | 篆刻
     

書道教室「佑昌書院」を主催する田中香翠さんのご依頼で、お弟子さんたちの落款印をお作りしました。
     
8分(2.4cm角)と3分(1.5cm角)の白文印です。

皆様の益々のご活躍をお祈りいたします。

作品作りにご活用いただけますように!
ありがとうございました😊 

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2023年度シニア講座発表展示交流会&ワークショップ

2024年03月24日 23時30分08秒 | 講師のお仕事
本日は、書道講師をしているシニア講座の作品発表会が、国分寺のリオンホールでありました。
書道講座の受講生の皆様の作品は、絵画や折り紙など様々な講座の作品と共に展示ブースに飾られ、ステージではハーモニカや朗読、太極拳やヨガなど運動系の講座などの発表会があり、体験コーナーでは水彩画の先生と一緒に書道のワークショップを担当させていただきました。
講師の作品も展示していただけるので、自宅にいつも飾っている「嶽」を持参しました。出品してくださった35名の皆様の力作、壮観でした😊 
左手前にちょっと見えるのが、書道の体験コーナーです。
今回のテーマは、はがきに「花」を好きな色で書いてみよう!にしました。
ってことで、見出しの3点は、参考見本の「絵のように書いたオリジナルの『花』」です。
その他「花」の楷行草書体の基本形などを載せたプリントも参考に、彩液を使って書いていただいたのが、こちら↓


たくさんの皆様、ご参加ありがとうございました!どれも可愛い!!

ワークショップ終了後、ステージ発表の太極拳やヨガなど体験させていただきました😊 

また、アンケートに答えてくれた方のプレゼント用に、水彩画の先生と私目の書をコラボしたクリアファイルを作っていただきました。
水彩画の先生の可愛い桜とネズミさんの作品に、以前書いた「桜」をワンポイントに入れていただきました。

来月から、新年度の1期が始まります。2クラス40名の皆様と書道を楽しみたいと思います😊 

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山に抱かれた家~最近読んだ小説から

2024年03月22日 15時49分46秒 | 本(紹介・レビュー感想)
     

はらだみずきさんの小説「海が見える家」シリーズ4冊の完結編「海が見える家 旅立ち」に続く物語、新たな題名で読みたいな~と思っていたら、出ました!「山に抱かれた家」という題名で!!

     

「海が見える家」の主人公 文哉が、自給自足を目指して、さらに田舎で山に近い畑付きの空き家を購入し、片付けながら暮らし始めます。限界集落で文哉の夢は叶うのか、「海の見える家」で付き合い始めた凪子と今後どうなっていくのか・・・

帯に「シリーズ新章開幕!」って書いてあるので、まだまだ続きが読めそう!
楽しみです😊 

 
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景信山から富士山

2024年03月21日 17時17分08秒 | 山歩き
     

本日の山歩きは、1年ぶり10回目の景信山。

山歩きを始めた頃は景信山単独で登ることはなく、陣馬山から高尾山に向かう通過地点がだったこともありましたが、最近は軽めに小仏バス停から登り相模湖に下りることが多くなりました。前回もそのルートでした→2023.3.30
が、今回はさらに軽めに、小仏バス停からピストンしました
(小仏バス停へは、高尾駅から乗車)

山頂までは約1時間

山頂付近は霜が降りて、山頂標の辺りは滑りやすくなっていました。

そして~晴天で気温も低かったので、富士山がバッチリ見えました!

午前8:58撮影

景信山山頂で唯一富士山が見える東屋で、山頂ラーメン♪

次回の山歩きは暖かくなりそうなので、山頂ラーメンは今シーズン最後かな?

小仏バス停に下り、高尾駅に戻って、南口駅前のそば処「たまの里」に寄っていろいろいただきました😋 
特に、本日のおすすめの「ホタルイカと菜の花酢味噌」と「ホタルイカ天ぷら」が美味しかったです!その他、大粒カキフライ、つぶ貝刺し、鴨南蛮、鶏天と温かいそばをいただきました。

本日の歩行時間は、小仏バス停から景信山山頂まで上り約1時間、下り約50分、合計約1時間50分でした。

帰りに見た自宅近くの富士山ビューポイントからは、富士山はすっかり雲に隠れていました。今日一番の富士山を山頂で見られてラッキーでした😊 

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青い孤島~最近読んだ小説から

2024年03月16日 18時38分56秒 | 本(紹介・レビュー感想)
     

久々に森沢明夫さんの小説読みました!
「青い孤島」面白かったです!

     

「無能」呼ばわりされている、しがないサラリーマンが、僻地の小島で勇者になれる?
500ページくらいの長編ですが、どんどんページが進み、あっという間に読めました!
森沢明夫さんの小説、やっぱり面白いです😊 

 
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戸倉城山〜瀬音の湯

2024年03月11日 17時21分40秒 | 山歩き
     

本日の山歩きは、低山+日帰り温泉♨️

低山は、一年ぶり2回目、標高約400mの戸倉城山。
前回は、麓にある戸倉しろやまテラスで給食ランチをいただきました→2023.2.6

今回も武蔵五日市駅から出発。途中から見える戸倉城山を撮りながら歩きました。
その中の1枚↓
麓に見える建物が戸倉しろやまテラス。廃校になった小学校を利用しています。

登山口の案内板。2枚のうち1枚↓

前回は、もう一枚を載せています。

そして、前回も載せましたが、登山口からしばらく両側が石垣の道です↓


山頂にも石垣が残っています↓

石垣の上が山頂です。

武蔵五日市駅から歩いてきた道路がよく見えます↓

地平線には高層ビルの中にスカイツリーも見えました。

山歩きのたびに山頂で山名を書いている折帖も8冊目の表面が書き終わりました!
ベンチに広げてみた↓

昨年の9月末から6ヶ月弱で24座。そのうち富士山を描いたのは19座です!

下りは十里木バス停近くの登山口に下りて、橋を渡って「瀬音の湯」に向かいました。

橋の下は秋川です。
そして、もう一つの目的地「瀬音の湯」です!
入浴後は、お食事処へ♪

奮発して「秋川牛サーロインステーキの溶岩焼き」と「鮎ちょびみそじゃがバター」、デザートは期間限定の「自家製コーヒープリン」です!
ごちそうさまでした😋 

本日の歩行時間は、武蔵五日市駅から西戸倉の登山口まで約45分、山頂まで上り約25分、十里木の登山口まで22~23分、瀬音の湯まで7~8分、合計約1時間40分(山歩き約50分)でした。

帰りは瀬音の湯から丁度良いバスがないので、十里木バス停(徒歩10分弱)から武蔵五日市駅まで乗りました。

次回から、折帖8冊目の裏面です!無理なく続けたいと思います😊 

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お梅は呪いたい~最近読んだ小説から

2024年03月10日 13時44分42秒 | 本(紹介・レビュー感想)
     

元お笑い芸人の藤崎 翔さんの小説「お梅は呪いたい」は、500年ぶりに目覚めた呪いの人形「お梅」の物語!面白いです😄 

     

現代人を呪い殺したいお梅は、恐ろしい計画がすべて裏目に出て、結果的にターゲットを幸せにしてしまうというお話。
悲劇を演出したいお梅の喜劇ですが、登場人物たちの人間模様の感動物語でもあります。伏線回収も面白かったです。

お梅の頭が取れて慌ててはめに走ったり、野良猫や犬から逃げ回ったり、ドタバタ劇のようで、実写版が見たくなりました😄 やらないかな~

 
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標高約500mの聖武連山から富士山

2024年03月04日 17時53分48秒 | 山歩き
          
本日の山歩きは、1年ぶり4回目の聖武連山。
前回(2023.2.27)と同じく、「光電製作所前バス停」から出発!
気温が高いので、富士山が見えるか心配でしたが、バスを降りると早速見えました!富士山の頭が!
せっかくなので、光電製作所の入口と富士山のツーショット撮りました。

登山口は、東ルートと西ルートの2箇所。
今回も急登の東ルートを登り、つづら折りの西ルートを下りました。

先日降った雪の影響か、倒木や折れたりしなったりした木々が多く、登山道は荒れているところもあり、登り始めに迷ってしまいました😅 

東ルートの途中、急登が一瞬緩むビューポイントあって、「聖武連山 休憩所」と書かれた岩があります→前回参照!
ここからも富士山が見えます!頭だけですが!
ここから山頂まであと10分。
ロープが張ってある急登を登り切ると、鉄塔の立っている山頂到着!
標高542.4mですが、10分登っただけで裾野が見える富士山が眺められます!

真冬に比べると少し霞んでいますが、素晴らしい富士山です!


下りの西ルートも竹藪が倒れたり、しなったりで、荒れている所がありましたが、無事下山。
道路歩き中、振り返ったら、聖武連山の山頂の鉄塔が見えました。
真ん中の雲がある辺りに鉄塔があります。

帰りは、バスの便が多い「新井バス停」(光電製作所前より一つ先)まで歩きました。
光電製作所付近で帰りに見えた富士山は、すっかり雲をかぶっていました。
富士山は常に姿が変わります。山頂で姿が見られてラッキーでした😊 

バスで上野原駅に戻り、今回も駅前の一福食堂へ♪
最近、一福食堂に行くと同じものばかり食べてしまいます😅 
牡蠣のカレー焼き飯、カツカレー、餃子、煮カツ、ワッフルアイスのきな粉黒蜜!前回もこれだったし、今年の山始めの帰りもこれでした😄 

本日の歩行時間は、光電製作所前バス停から東ルート登山口まで約25分と山頂まで約40分で上りの合計約1時間5分、山頂から西ルート登山口まで約30分と新井バス停まで約30分で下りの合計約1時間、で、上り下りの合計約2時間5分でした。

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広重ぶるう〜最近読んだ小説から

2024年03月01日 16時49分47秒 | 本(紹介・レビュー感想)
     

梶よう子さんの歌川広重の生涯を描いた歴史小説「広重ぶるう」、面白かったです。

     

絵師を目指すものの鳴かず飛ばずだった広重が、舶来の顔料「ベロ藍」と出会い名所絵の第一人者となっていく過程がわかりやすく描かれています。
巻末の解説によると、明治時代以降、広重の本姓「安藤広重」と呼ばれていたそうで、歌川広重と表記されるようになったのは1980年代からだそうです。そういえば、私は安藤広重で覚えました😅 

テレビドラマ化され、2024年3月23日(土)にNHK BSプレミアム4Kで放送されるようです。我が家はBS見られないんだった!残念!😓 NHK総合で再放送されるのを待ちます~😅 長編なので、どの部分をピックアップするのかな~楽しみ~

 
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