香彩日記

一筆入魂!今の思いを『書』に込めて。

仮名用落款印

2022年04月29日 06時51分37秒 | 篆刻



お弟子さん用に半紙かなの一文字印をご依頼いただき、お作りしました。

7mm角がご希望でしたが、手持ちの印材(石)は6mm角と8mm角しかないため、8mm角の側面にヤスリをかけ、印面の辺縁も削って、7mm角に近づけました。

お役立ていただけますように。

ありがとうございました。
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新緑の高川山

2022年04月28日 19時28分43秒 | 山歩き
     

本日の山歩きは、秀麗富嶽十二景 11番山頂「高川山」。
JR初狩駅から高川山~むすび山を巡り、大月駅に下りました。

高川山は6回目で、初回は富士急行線「田野倉」駅に下りましたが、それ以降はこのルート。
高川山は比較的歩きやすく、好きな山です。

上り途中、男坂と女坂に分かれるコースがあり、いつもは回り道だけど緩やかな女坂にしますが、今回は急登だけど近道の男坂にしました。
岩場で少々てこずりましたが、恐怖心に襲われることはなく😄 、女坂と合流地点に到着。

天気は好転する予報でしたが、山は霧がかかり、登るにつれて雨になりました。雨具を装備するほどではなかったので、木々の葉のしずくが風で落ちていただけかもしれません。

山頂では頭の上に木々はないので、雨やしずくに降られませんでしたが、霧に囲まれ、残念ながら、富士山は見えず。
高川山で富士山が見られないのは、初回以来です。

むすび山に向かう下りは、いくつか山を越えるのでアップダウンがありますが、どれも低山なので、きつくはないです。 
手書きの山名が書かれた山もありました。


山つつじが見頃で、あちこちに咲き乱れ、新緑に映えて綺麗でした。

むすび山を下り、麓近くで、可愛い形の葉っぱ発見!
何の木だろう?

下山して、大月駅に向かう道から振り返って、高川山をパチリ!

そして、ゴールの大月駅前の「濱野屋」さんに寄りました。
私はほうとう!
夫は、富士の介丼!
富士の介は、キングサーモンとニジマスを掛け合わせた山梨のブランド魚だそうです。
どちらも美味しくいただきました😋 

本日の歩行時間は、上り約1時間20分、下り約2時間25分、合計約3時間45分でした。

下りは雨にも降られず、暑すぎずいい気候で、新緑と山つつじを眺めながら、気持ちの良い山歩きでした。

2回目3回目4回目5回目は、富士山が見えました。

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縁(ゆかり)~最近読んだ小説から

2022年04月27日 19時45分18秒 | 本(紹介・レビュー感想)
     

「縁もゆかりもない」っていうけど、「ゆかり」も「縁」って書くんだって、小野寺史宜さんの小説「縁(ゆかり)」を読んで知りました。

     

電子辞書で調べたら、「ゆかり」とは、たどって行けばその人になんらかの関係があること。
自分が気づかないところで、知り合い同士が繋がっていることがあったりする。
この小説は、そんなお話。
短編集かなと思って読み始めたら、実は全部繋がっていて、小野寺史宜さんならではの面白さと温かさがありました。

文庫本初版限定「著者コメント入り『縁結び』しおり」付きでした。
しおりの表と裏です↓

著者コメントは、「縁もゆかりもあれ!」でした。

 
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鎌倉〜八雲神社で筆遊び

2022年04月25日 22時22分36秒 | みんなで書道を楽しむ

本日は、鎌倉駅周辺を散策&八雲神社のテーブルをお借りして、筆遊びをしてきました。

「鎌倉殿の13人」は、紙匠 雅の吉田さんが揮毫↓


そして、みんなで順番に「八雲神社で筆遊び」を揮毫しました。


飛び入りで、途中で出会って名所案内してくれた元社会の先生の堀内さんにも参加してもらって、記念撮影!


お世話になった八雲神社↓ 
この右側にあったテーブルを使わせていただきました。
ありがとうございました。

久々の鎌倉、雲一つない快晴で、皆さんと楽しいひと時でした。

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鬼子母神~最近読んだ小説(漫画)から

2022年04月22日 10時24分04秒 | 本(紹介・レビュー感想)
     

小説だと思って買ってきた山岸涼子さんの漫画「鬼子母神」は、本の装丁も内容も小説のようでした。

     

本の帯に書いてあるように、母子の関係がホラー漫画のように描かれ、奥の深い5つの短編集です。

解説も含め、考えさせられる内容でした。

 
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姑の遺品整理は、迷惑です~最近読んだ小説から

2022年04月21日 10時26分45秒 | 本(紹介・レビュー感想)
     

垣谷美雨さんの小説「姑の遺品整理は、迷惑です」を読んで、断捨離しなくちゃ!と思いました😅 

     

郊外の団地で一人暮らしの姑が突然亡くなり、主人公の嫁は、業者に頼むと高くつくからと自力で遺品整理を始めますが、予想以上の量に愕然とします。

私も、もったいながって捨てられないので、読みながら、思い切って片づけなければ!と焦ってしまいました😅 

垣谷美雨さんならではの軽快な文章には、落としどころや共感できるところ、くすっと笑えるところもあって、読み終わりも爽やかです。

 
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秩父 新緑の丸山

2022年04月19日 17時48分21秒 | 山歩き
     

本日の山歩きは、秩父の丸山。
西武秩父線「芦ヶ久保」駅から、時計回りで丸山を巡り駅に戻りました。
丸山は5回目ですが、いずれもこのコースです。

登山口に向かう途中、枝垂れ桜と武甲山のツーショットが撮れました。


武甲山がよく見える無人直売所で、切干大根を購入♪


この農家さんの番犬くん、近寄れないけど可愛かった!


登り始めて1時間ほどの平らに近い緩斜面で、ホッとひと息。
木漏れ日に癒されます。

駅から約1時間50分で山頂到着!

展望台から、ツキノワグマくんと武甲山のツーショット!


下りは、約1時間40分。
芦ヶ久保駅間近の道の駅「果樹公園あしがくぼ」で、休憩。
秩父名物「わらじカツ丼」と味噌ポテトいただきました。

わらじカツと豚味噌のミックス丼にすればよかった

高台の芦ヶ久保駅から撮影した道の駅です↓


本日の歩行時間は、約3時間半でした。

汗はかきましたが、暑過ぎず山歩き日和でした。

前回は昨年の6月→2021年06月01日 
この日は気温が高く、展望台は虫だらけだったなあ

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どんまい~最近読んだ小説から

2022年04月18日 18時30分33秒 | 本(紹介・レビュー感想)
     

重松清さんの小説「どんまい」は、年齢・性別不問の草野球チームの仲間たちの物語。

     

それぞれ事情を抱えたチームの面々は、意地っ張りもいれば、優柔不断や無愛想、生意気なヤツもいて、欠点だらけでぶつかることもあるけれど、とにかく野球が好きで、失敗した時には「どんまい」と励まし合います。

久々に550ページの長編でしたが、先が知りたくて、どんどんページが進みました。😄 

 
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スイート・ホーム~最近読んだ小説から

2022年04月14日 08時56分59秒 | 本(紹介・レビュー感想)
     

原田マハさんの小説「スイート・ホーム」は、関西の緑豊かなニュータウンを舞台にした連作短編集。

     
     
毎年秋になるとキンモクセイの花が咲きこぼれる自宅を改装したケーキ店「スイート・ホーム」の家族を中心に、ニュータウンに住む人々が織り成す心温まるストーリーが詰まっています。

各話の主人公「私」は、いったい誰なのだろうと思いながら読み進めるのも楽しみの一つでした。

 
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勿忘草の咲く町で〜最近読んだ小説から

2022年04月12日 16時30分55秒 | 本(紹介・レビュー感想)
     

現役医師 夏川草介さんの小説「勿忘草の咲く町で」は、高齢者医療のリアルが描かれています。

     

入院患者のほとんどが80歳以上の地方の病院を舞台に、1年目の研修医と3年目の看護師が悩みながら真摯に患者と向き合います。

元は、連作短編4作だったそうで、その前後にプロローグとエピローグを追加され、一年間の物語になっていて、「勿忘草の咲く町で」はエピローグの題でもあります。

人手不足の過酷な医療現場の中で、二人の関係は微笑ましく、読んでいてホッと一息つけます。
そしてラストは、さらに一年後の「勿忘草の咲く町で」の二人の姿が垣間見えました。

 
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扇山(秀麗富嶽12景 6番山頂)

2022年04月11日 17時08分13秒 | 山歩き
     

本日の山歩きは、鳥沢駅から扇山をピストンしました。(鳥沢は、大月桃太郎伝説では鳥(キジ)を家来にした場所だそうです。)


扇山は、その名の通り、扇を広げたような山容です。

晴天で気温が高いので、山頂に向かう途中に見える富士山は少し霞がかかって見えましたが、山頂からの富士山はやはり美しかったです。



さすが、秀麗富嶽十二景の六番山頂です!



扇山は比較的歩きやすく、怖がりの私でも難所はありませんでした。

下山後は、鳥沢駅近くの食堂「たかちゃん」に寄りました。
煮カツ(山梨ではカツ煮とは言わないようです)とチャーハン、美味しかったです😋 

さらに、駅前の和菓子屋さん「いろはや」で、おやつを購入!

名物のかりんとうまんじゅう、美味しかったです!柏餅が売り切れで残念でした。

本日の歩行時間は、鳥沢駅から扇山山頂まで、上り約2時間15分、下り1時間40分で、合計3時間55分でした。

前回(昨年)は、クリアな富士山が見えました→2021年03月03日
現在使っているリュックとトレッキングポールと靴は、この時新調しました。それまでの靴は、底がすり減って滑りやすくて怖かったな~😅 

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景信山~相模湖

2022年04月06日 17時19分02秒 | 山歩き
     

本日の山歩きは、小仏バス停から景信山を登り、相模湖駅まで。
小仏バス停までは、高尾駅からバスを利用しました。

小仏バス停から景信山山頂までは、約1時間。

雲が多かったですが、天気が快方に向かっているので、なんと富士山の辺りは雲がなく、バッチリ見えました!
雪の裾野辺りは、雲の影ができていました。
景信山から富士山が見えるのは、この東屋がある一角だけです。
ここで休憩して、折帖の「景信山」を書きました。

景信山山頂から相模湖に向かう途中の明王峠までは、アップダウンの少ない巻き道を通って、約1時間10分。
ここでも富士山が見えました♪
富士山撮影用の踏み台がありました。

明王峠から相模湖までは、約1時間35分。
3年前の台風19号の影響で何箇所か崖崩れで細くなった道があり、ちょっと緊張しました。

与瀬神社を下りた相模湖が見える辺りの桜が、丁度、満開でした。

相模湖駅では、夫のお気に入りの「濱陣」さんと「かどや食堂」さんをはしご😄 

先ずは、「濱陣」さんでカツ煮。


そして、駅前の「かどや食堂」さんでわかさぎフライ。

ごちそうさまでした😋 

本日の歩行時間は、約3時間45分でした。

暖かい日で、富士山も桜もきれいでした。
でも、下りで、くしゃみ鼻水が止まらなくなりました。
花粉症、始まっちゃったかな😅 

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朱文落款印2種

2022年04月05日 06時52分41秒 | 篆刻


お弟子さんの落款印をご依頼いただき、お作りしました。

2cm角の漢字条幅用と1.5cm角の仮名条幅用です。



漢字条幅用は、以前お作りした姓名印の下に押印されると聞いて、姓名印の印影を確認しながら、雰囲気が合うように制作させていただきました。

漢字、仮名、それぞれの作品作りのお役に立てたら嬉しいです。

ありがとうございました

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残り物には、過去がある〜最近読んだ小説から

2022年04月04日 10時42分54秒 | 本(紹介・レビュー感想)
     

中江有里さんの小説「残り物には、過去がある」は、6つの連作短篇集。

     

47歳の清掃会社の2代目社長と29歳の契約社員の披露宴を舞台に、出席者や当事者たち6人がそれまでの過去を振り返ります。

そして、読み終わった後、一本の線に繋がり、明るい未来が見えました。

コメンテーターとしても活躍されている作者の中江有里さんは、アイドルだったイメージが強かったですが、素敵な小説を書かれる方なんだなと思いました。

 

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