香彩日記

一筆入魂!今の思いを『書』に込めて。

拓(ひらく)

2021年02月27日 18時42分49秒 | 本(紹介・レビュー感想)
      

どちらかというと読書好きではなかったのですが、コロナ禍のおうち時間で、すっかり小説にはまっています。
せっかくなので、一冊ごと、ブログにレビュー(感想)を書きたいのですが、内容に合った「書」を書いて載せると決めているので、言葉が浮かばないまま次の小説を読み始めてしまう次第です。

そんな中、先日、垣谷美雨の「農ガール、農ライフ」を読んで、「拓(ひらく)」という漢字が閃いたので書いてみました。
仕事も家も彼氏もなくしたどん底から、心機一転、農業で身を立てよう新たな人生を切り拓いていく主人公の姿にエールを送りたくなりました。

そして、その前後に読んだ 江川剛の「蕎麦食べていけ!」と湊かなえのブロードキャストも問題を解決しながら挑戦する内容で、それぞれカラーはちがいますが、「拓(ひらく)」がぴったりきました。

さらに、その少し前に読んだ本の中にも「拓」を連想させる小説がありました。思いがけず林業に携わるようになった三浦をしんの「神去なあなあ日常」と続編の「神去なあなあ夜話」、派遣社員から初の沖縄産ラム酒作りに挑戦して社長に転身する原田マハの「風のマジム」です。

他にもいっぱいあると思いますが、最近読んだ中からピックアップしました。

ドラマもいいけど、小説は自分のペースで読めるのがいいですね😊 
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奥多摩 サス沢山〜惣岳山〜御前山

2021年02月25日 14時38分55秒 | 山歩き
昨日は、1年8ヶ月ぶりに御前山(ごぜんやま)に行ってきました。
そして、山頂で山名を書いている折帖6冊目に突入です。

御前山は、過去4回行っていますが、1回目は奥多摩湖から境橋バス停に下り、2回目は奥多摩駅まで歩きました。3回目4回目は奥多摩湖からピストン。今回もピストンにしました。
が、登山口からの急登は、今までで一番手こずり、かなりのスローペースになりました。怖かったし。

経由するサス沢山に着いたのは、出発してから約1時間後。
奥多摩湖が見渡せる展望台も整備されています。


御前山まで約20分手前の惣岳山山頂は、眺望がないですが、よく見ると木々の後ろにわずかに富士山が見えました。写真ではわからないと思いますが。


山頂手前の最後の急登には、残雪が氷った道もあってビビりましたが、登り切ったビューポイントからは、ばっちり富士山が見えました。

御前山山頂から富士山側は木々が邪魔をして眺望が悪いですが、逆側は伐採してあるので、奥多摩の山々がよく見えます。

ロープの向こう側には雪が残っていました。

そして、いよいよ下り。
ピストンなので、上りで手こずった急斜面を下りなければなりません。
途中、滑落多し!注意!の立て札も!あって、本当に怖かった〜!
以前は、こんなに怖くなかったと思うのですが・・・

下っている最中、ヘリコプターが吊ったオレンジ色の袋に、奥多摩湖から水をくみ上げているのが見えました。ニュースで見た青梅市沢井周辺の山林火災の消火活動のためだと気が付きました。朝からずっとヘリコプターの音がしていたし。すぐ頭の上を水を運ぶヘリが通って行った時は驚きました。シャッターチャンスだったけど、下りるのに必死で余裕がなかった・・・
残念と思いながら、ゆっくりゆっくり、慎重に時間をかけて、なんとか下山。長かった〜!

帰りのバスを待つ間、奥多摩湖畔から、今回も御前山を撮りました。


本日の歩行時間は、上り約2時間40分、下り約2時間半で、合計約5時間10分。
上りはコースタイム通りでしたが、下りはなんと45分遅れでした。

以前は疲れて歩くのが遅くなりましたが、最近はそれ以上に恐怖で遅くなっています。
滑ったらどうしよう、足を踏み外したらどうしよう、と落ちるのが心配で、怖くなると足が止まってしまい、一歩踏み出すのに時間がかかり、踏み出せても歩幅が狭くなってしまいます。
困ったものです。
私が行く山は、だいたい初級コースなのに。
向いていないのかな~と思いますが、不思議なことに、また行きたくなります。
今度行く山は怖いところがありませんように、と祈りながら。

青梅の火事は、夕方のニュースで鎮火したことがわかりました。
栃木の足利市で起こった山火事は5日経った現在も延焼が続いています。
早く鎮火しますように。
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山名折帖5冊目

2021年02月17日 19時54分49秒 | 山歩き

山歩きのたびに、山頂で山名を揮毫している折帖の5冊目が、昨日の本仁田山で書き終わりました。
見出し画像の上段2列が表面、下段2列が裏面です。
富士山が見えた時は、山名の上に富士山の絵を書いています。

表面は、令和元年が始まった2019年5月から12月までの8ヶ月。

裏面は、令和2年1月から昨日令和3年2月16日までの1年1ヶ月半です。

昨年3月に行った本仁田山が同じ面にありました!

折帖は、2014年7月から書き始め、2018年の個展に展示するまでの4冊目前半までは、山名がかぶらないように違う山を巡りましたが、それ以降は同じ山の名が増えてきました。

5冊目は、昨年6月に左鎖骨骨折したため、半年のブランクがありました。
コロナ禍で、近場の山が多くなりましたが、ケガに気をつけて、無理せず慎重に、6冊目も頑張りたいと思います!
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本仁田山&もえぎの湯

2021年02月16日 19時37分01秒 | 山歩き
      

本日の山歩きは、今回5回目の本仁田山(ほにたやま)。
奥多摩駅から出発して、鳩ノ巣駅に下りました。

奥多摩三大急登の一つ「大休場尾根(おおやすんばおね)」を登らないとなりませんが、奥多摩駅~登山口の緩斜面で時間短縮できたので、山頂には予定より15分早く着けました(約2時間15分)。
天気は良かったのですが、風が強く、しなった木が鳴くのが怖かった😱 

山頂で見えた富士山も、湧きあがった雲が風に吹かれて見え隠れ。
見えた瞬間、慌ててパチリ!

前回、富士山をバックに立っていた山頂標の向きが変わっていたので、ツキノワグマ君と2ショットは山頂標の裏側から撮りました↓


下りはじめると、道に残った雪が部分的に残っていたので、無理そうなところだけアイゼンを装着しました。

途中経由する瘤高山(こぶたかやま)に、新たに山頂標が立っていました!

瘤高山を越えると、本仁田山が見えるポイントがあります。

下りは山頂付近の残雪にてこずったため、予定より30分オーバーの約2時間で、鳩ノ巣駅到着。

今回は、この後、電車で奥多摩駅に戻って、もえぎの湯へ♪

もえぎの湯の売店で、ヤマメ定食いただきました😋

ツキノワグマくんは、以前、逆回りで本仁田山に行った帰りに、ここで見つけました()。そして、今回は、ヤマメくん(山女のマスコット)をお迎えしました

本日の歩行時間は、約4時間15分+奥多摩駅から奥多摩温泉もえぎの湯までの往復20分でした。
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犬の顔のように書いた漢字の「犬」 その2

2021年02月13日 16時11分47秒 | 本(紹介・レビュー感想)
     

昨年、動物展に出品した「犬の顔のように書いた漢字の『犬』」の第2弾です。
今回は、自分で手作りした和紙を使用しています。
まず、犬の顔のように漢字の「犬」を書いてみたら(下左)、和紙の角が犬の耳になりそう!と気づき、そこを残して、犬の目(漢字の犬の点)の周りに彩煙墨で作った茶色で、ワンちゃんの柄を作りました。実は、この柄、小さな漢字の「犬」を塗りつぶすように、たくさん書いています。よく見るとわかりますよ(下右)。


これを書こうと思ったきっかけは、昨年(2020年)、「少年と犬」で直木賞を受賞した馳星周さんの犬を題材にした小説です。
はじめに読んだのは「雨降る森の犬」、次に様々な犬種の短編集「ソウルメイト」と「陽だまりの天使たち ソウルメイト2」、そして受賞作の「少年と犬」、最後に作者の飼い犬への深い愛が溢れる「走ろうぜ、マージ」。
犬を飼うということの責任の重さと犬の持つ不思議な力を感じ、面白くて5冊続けて読みました。

「犬の顔のように書いた漢字の『犬』」第2弾は、馳さんの愛犬たち「バーニーズ・マウンテン・ドック」を書きたかったのですが、難しいので架空の犬にしました犬😄 

 
 
 
 
 
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蠟梅(ロウバイ)

2021年02月11日 19時43分08秒 | その他いろいろ
ロウバイの花の絵を描くように、彩煙墨で漢字の「蠟梅」を書いてみました。

並べた写真は、昨日の山歩きで、満開に咲いていたのを見つけて撮ったものです。


蠟梅の名前の由来は、光沢のある花びらが蠟細工のようで、梅に似た花だからのようです。ほんと、そんな感じです。


蠟梅の蠟を書く時、なんで虫偏(むしへん)?と思ったら、蠟の右側の部分は「狩り」の意味で、蠟はミツバチが狩りをして集めた「みつろう」の意味をあらわしているそうです。
蝋という書き方もあるので迷いましたが、これは蠟の簡易慣用字体だったので、難しい方で書きました😊 

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高水三山ハイキングコース&河辺温泉 梅の湯

2021年02月10日 18時49分41秒 | 山歩き
     

本日の山歩きは、青梅線 軍畑(いくさばた)駅から、高水三山(高水山・岩茸石山・惣岳山)を巡って御嶽駅に下りる、高水三山ハイキングコース。

見出しの折帖の山名は、それぞれの山頂で書きました。
ツキノワグマ君もそれぞれの山頂で記念撮影!

岩茸石山は、三山の中で唯一眺望がいいです。ツキノワグマ君も気持ちよさそうです😄 
晴天の空の下、奥多摩の山々が映えます。

↑左端は本仁田山。その右奥に雲取山も見えます。

高水山の後ろにスカイツリーが見えました↓ かすかですが、わかるかなあ~


惣岳山に向かう途中、岩茸石山と惣岳山が見えるポイントがありました。

↑左が岩茸石山、右が惣岳山。

このコースは、今回で4回目。
初心者向けですが、山歩きを始めたばかりの初回は、きつくて足ガクガクになりました 慣れてきた2回目3回目はブログによる楽々だったようですが、今回はそこまで楽ではなく、惣岳山手前の岩場では疲れよりも恐怖で足ガクガクになりました
で、今回の歩行時間は約4時間。3回目より10分オーバーでした。

帰りに河辺駅で下車して、河辺温泉 梅の湯に寄りました

↑河辺駅前のビルの5階エレベーター前の看板です。
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浅間嶺〜数馬の湯

2021年02月03日 17時46分37秒 | 山歩き
     

本日の山歩きは、先週に続き温泉付き♨️
武蔵五日市駅からバスを利用して、払沢の滝入口バス停から浅間嶺を登り、浅間尾根登山口バス停に下りて、数馬の湯まで道路歩きしました。

立春の今日は良いお天気
山頂から真っ白な富士山が笹尾根越しに見えました。

枯れススキと富士山↓


山頂から浅間尾根を下り始めると、ガビガビに氷った細い雪道があったので、そこだけアイゼンを付けました。

このコースは、急登も岩場もなく、比較的歩きやすいのですが、斜面の細い道は足を踏み外しそうで、やっぱり苦手一歩一歩慎重に歩きました。

そして数馬の湯へ♪


本日の歩行時間は、約4時間5分。
今回は、予定より早く着けました😊 
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