香彩日記

一筆入魂!今の思いを『書』に込めて。

傲慢と善良~最近読んだ小説から

2022年09月28日 09時12分54秒 | 本(紹介・レビュー感想)
     

辻村深月さんの小説「傲慢と善良」、対照的なタイトルは、人が誰しも持つ二面性のことなんだと読み始めて気づきました。

     

ある日突然姿を消した架(かける)の婚約者 真実(まみ)。婚約する前にストーカー被害に遭っていたことが関係していると思った架は、真実の過去を辿ります。

前半は推理しながら、真相がわかった後半はどんな結末になるのか思いを馳せながら読みました。

辻村深月さんの小説には、いつも面白い仕掛けがあるので、それも楽しみに読んでいたら、なんと他の小説にでてきた写真館が登場してビックリ!どの小説だっけ?と考えていたら、そこに出てくる親子が主人公になっている「青空と逃げる」でした。巻末の解説によると、「島は僕らと」という小説で別の登場人物と出会えるそうなので、いつか読んでみたいです。

500ページの長編ですが、辻村深月さんの小説はやっぱり面白いし、深いです。
 


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岩殿山&郷土料理 信玄

2022年09月26日 17時38分31秒 | 山歩き
     

本日の山歩きは、5度目の岩殿山。
岩殿山に行くときは、いつも晴天です!
行きの電車の中から、大月駅の手前で撮りました。

前回(2021年08月19日)と同じく、大月駅からピストンしました。
3年前の台風以降、唯一山頂まで通じる畑倉登山口までは、35分ほど道路歩きです。
今回も畑倉登山口を入ってすぐの大月桃太郎伝説の「鬼の岩屋」に寄りました。

登山道に戻って30分ほど登った開けたところが、スカイツリーと同じ634mの山頂です。
本丸跡だったようです。

山頂は木々に囲まれて、富士山も見えにくいので、ここから5分ほどの展望所へ移動。


こちらの方が山頂の雰囲気があります。
大月市街の先に、黒い富士山もばっちり見えました。
ススキ越しの富士山もパチリ!


同じ道を下りて大月駅前の郷土料理「信玄」に寄りました。
2人でいろいろいただきました。
たくさん食べたので、今が旬の皮も種も食べられる葡萄「甲州」を一皿ずつサービスしてくれました♪
さらに、お持ち帰りで栗おこわも買っちゃいました!
駅前の雑貨屋さんで、イチジクと駅中の売店で「月の雫」も購入!
「月の雫」は「甲州」を一粒ずつくるんだ砂糖菓子で今の季節限定です。
栗おこわも甘くて美味しかったです。

本日の歩行時間は、大月駅から往復約2時間半でした。
半分は道路歩きなので、山歩きは1時間15分くらいです。にしては、たくさん食べました😅 イチジクは明日食べます!

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槇寄山&数馬の湯

2022年09月21日 19時21分58秒 | 山歩き
     

本日の山歩きは、奥多摩の槇寄山。
武蔵五日市駅から路線バスで、仲の平停留所からピストンして、帰りに日帰り温泉「数馬の湯」に寄りました。

台風が通り過ぎた後も天候が不安定で、気温も下がり、木々に積もった雨粒を浴びながらの山歩きになりました。

急登は少ないですが、雨のせいか体力減退のせいか足取りは重く、苦手な細い道でさらにスピードダウンして、山頂到着は前回(2021.5.26)より7分遅れでした。
山頂標は、さらに古くなった気がします。

富士山が見えるはずの開けた部分は、霧と雲に覆われていました。
残念!

下りは、濡れて滑りやすい道を気を付けながら仲の平バス停に戻り、隣の「温泉センター」停留所にある「数馬の湯」までは徒歩5分弱。

「温泉センター」バス停前より撮影。

入浴後は、食堂で地元 檜原食材を使った「もつ煮」や「舞茸丼」、「スパークリングリバーブ」(ノンアルコール)などいただきました。

舞茸丼とスパークリングルバーブは撮り忘れましたが、もつ煮は地酒「喜正」と一緒に夫が撮っていました。

食後に、「数馬の丸太コーヒーセット」もいただきました。
丸太を象ったスイーツが乗っているお皿には、トトロが隠れていました。

本日の歩行時間は、「仲の平」バス停から上り1時間半、「数馬の湯」までの下り約1時間10分、合計2時間40分でした。

山には栗やドングリがたくさん落ちていました。
熊鈴付けての山歩きですが、急に冷え込んで、クマも冬眠の準備が近づき、拾い集めているかもしれませんね。
下り途中、人里近くの道に、大きめの栗がたくさん落ちていたので、我々も拾って帰りました。
そして、茹でて山の恵みをいただきました。

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雅号印4種

2022年09月16日 15時20分30秒 | 篆刻
     

大きさや形を変えて、雅号印を4種類ご依頼いただき、お作りしました。
印面のサイズは、左側の一番大きいのが8分(2.4cm角)、右側の一番上が5分(1.5cm角)、真ん中が4分(1.2cm角)、一番下が3分(9mm角)です。
形や字形は、拙ブログの篆刻のカテゴリー()から気に入ったものをそれぞれ指定していただき、ご相談しながら制作しました。
一番大きい雅号印は、一緒にお作りした姓名印とセットで使っていただくので、印袴(印のキャップ)を連結しました。

それぞれ様々な書作品にお役立ていただけますように。

ありがとうございました。

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一橋桐子(76)の犯罪日記~最近読んだ小説から

2022年09月15日 09時49分08秒 | 本(紹介・レビュー感想)
     

「一橋桐子(76)の犯罪日記」、文庫本の帯の裏面にある著者の原田ひ香さんのコメントのとおり、はらはらしながら読みました。

     

     

老後の不安から「長く刑務所に入っていられる犯罪」を模索する76歳の一橋桐子。

目次に並ぶ犯罪の数々にドキドキしましたが、桐子さんの人柄もあり、喜劇のような要素もあって、どんな状況に陥ってもなんとかなると思わせてもらえる小説です。

本の帯によると、ドラマ化されるようです。
NHK総合で2022年10月から放送予定!もうすぐです!

 
原田ひ香さんの小説は、「三千円の使い方」に続き、2冊目。節約小説で、こちらも面白かったです。→三千円の使いかた~最近読んだ小説から

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笹子雁ヶ腹摺山&笹一酒造のスイーツ

2022年09月12日 18時21分18秒 | 山歩き
     

本日の山歩きは、5回目の笹子雁ヶ腹摺山。
今回も笹子駅からピストンして、帰りに笹一酒造に寄りました。

笹子駅から登山口までは片道30分くらい道路歩きです。

雁ヶ腹摺山(がんがはらすりやま)という名の山は、他にもありますが、低い山々の中に突き出ていて、飛んでいる雁がお腹を摺りそうな山容なので、その名がついたようです。
昨年、清八山に登った時、その山容が見えたので、撮ってその日のブログに載せました。→2021.7.21(この日も笹一酒造に寄っています!)

笹子駅の標高は600mなので、山頂までの標高差は758m。山容からもわかるように、急斜面がきついです。

笹子雁ヶ腹摺山は、秀麗富嶽十二景の四番山頂(滝子山も四番山頂です)ですが、今日は雲が多く、山頂に向かう道、富士山は雲の中でした😥



夏場の山頂は、木々が生い茂って、眺望はないです。



下り始めてすぐの眺望の良い反射板のあるところから、諦めていた富士山が顔を出してくれました♪


しばらくするとまた雲がかかり始めました。

ちょっとでも見られてラッキーでした

そして、山歩きの後は、今回のもう一つのお楽しみ、笹一酒造さんへ!



残念ながら、ご飯もののメニューはなくなっていたので、スイーツのみいただきました。

先ずはお気に入りの「酒粕かき氷」♪


そして、前回食べたかったパフェ!

正式名称は、「甘酒アイスパフェ」。
笹一 仕込み水コーヒーのセットにしました。
今回は、かき氷とパフェ、半分ずつ食べました。

軍配は、やっぱり、ふわふわのかき氷!

コーヒーも美味しかったです。
パフェは、アイスや寒天、あずき、白玉入りで、黒蜜味です。

パフェと同じ材料と思われる「吟醸クリームあんみつ」もあったので、次回はそれも食べたいです

本日の歩行時間は、笹子駅から山頂まで上り2時間10分弱、山頂から笹一酒造まで下り約1時間40分、合計約3時間50分でした。滑りやすい落ち葉がなかったせいか、前回より10分早く下りられました。

先週に続き、今週も誰にも合わず、静かな山の中で、どんぐりの落ちる音があちこちで聞こえました。先週は頭に直撃して、痛くはなかったけど、ビックリしました
先週拾った緑色のどんぐりを見出し画像に載せましたが、1週間経って色が変わり、チョコボールのようになりました。
先週の山歩きブログはコチラ→2022.9.6

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縁結びカツサンド~最近読んだ小説から

2022年09月11日 10時05分23秒 | 本(紹介・レビュー感想)
     

今日読み終わった「縁結びカツサンド」は、ポプラ社第1回おいしい文学賞最終選考作品の短編『縁結びカツサンド』をもとに、著者の冬森灯さんが新らしく書き上げた長編だそうで、文庫本には、その応募作が『もうひとつの縁結びカツサンド』として、巻末に収録されています。

     

駒込のうらら商店街に佇む、昔ながらのパン屋さん「コテン」の三代目が、お店の未来を考え迷いながら、お客さんに寄り添い、商店街の人たちに助けられて、ヒット商品を生み出します。そして、祖父が名付けた「コテン」の意味にも気付く、あったかいお話。
『もうひとつの縁結びカツサンド』はその後の物語のようになっています。
どっちを先に読んでも面白いと思います。

そして、新たに生まれたどのパンも食べてみたくなりました。

 
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奥多摩 倉戸山&もえぎの湯

2022年09月06日 18時56分24秒 | 山歩き

本日の山歩きは、4回目の倉戸山。
前回は昨年、藤の花の季節でした(2021.5.6)。

今回も奥多摩湖畔の倉戸口バス停からピストンしました。


バス停からしばらくは奥多摩湖を眺めながら歩きました。

湖畔から離れて登り始めると、倉戸山の頭が見えます。


奥多摩駅のおトイレに、「奥多摩では、毎年、約45件の山の事故がおきています」と書いてありました。東京都内にある奥多摩は、気軽に登れて、低山も多いですが、侮れません。人に全然会わないこともあります。今日もそうでした。苦手な急登の細い道も多いです。

9月になり、風が涼しいですが、標高差は600mの急登に汗びっしょりになりました。

山頂は標高は約1,170m位あるので、肌寒かったです。


下りは、変わったキノコを撮りながら下山。たぶん毒キノコです。

オレンジの傘は、モフモフに見えました。


直径20cmくらいのバカでかい真っ白なキノコも見つけました。

前回と同じく、麓の温泉神社でお参り。


ゴールの倉戸口バス停は周りに何もなく、バスの待ち時間が1時間くらいあったので、3つ先の奥多摩バス停まで歩きました。


奥多摩湖のふれあい館で、バスの時間まで休憩。


奥多摩駅から、本日のもう一つの目的地「もえぎの湯」へ。


さっぱりした後、奥多摩駅に戻って、駅前のお食事処に寄りました。


奥多摩湖のふれあい館で購入した背負いかご形の楊子入れ、ツキノワグマくんに丁度良さそう。


背負わせて、お料理と撮ってみました。

刺身こんにゃく、ゆず味噌と相性抜群!


キノコご飯!


カレーうどん、人気と書いてあった通り美味しかったです!

本日の歩行時間は、倉戸口バス停から上り約1時間半、下り約1時間10分、合計約2時間40分。プラス奥多摩駅からもえぎの湯まで往復20分でした。

見出しの折帖の山名書は、拾ってきたドングリと一緒に撮りました。

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