久野康成公認会計士事務所/株式会社東京コンサルティングファーム(TCF)の 【国際化支援ブログ】

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専制型リーダーから調整型リーダーへ

2005年08月26日 | 所長と熱く語ろう!(久野康成)
事業の立ち上げ、一代で会社を大きくした経営者の8割は専制型リーダーと言われています。

私もまさに、これに該当します。1年半で6名のスタッフから150名のスタッフに組織を拡大するような経営者は、これ以外にありえません。

私のレジュメ『登山家の話』にもあるように、リーダーは、リーダーシップか強くなるほど、そのシャドーが色濃くなります。

そのシャドーとは、
①冷酷無情に思われる
②高慢に思われる
③朝礼暮改をし続ける・・・などなど


私も、まさに、このシャドーが色濃く出るようになりました。事業の立ち上げの時期には、このようなシャドーの存在を、表の部分であるリーダーシップの表れと容認してきました。

しかしながら、この先、専制型リーダーを続ければ、組織は必ず破滅に向かいます。

私自身、今後事業を自分で立ち上げていけるパワーのある人を育てることが役割と認識しています。つまり、私がいつまでもワンマン型・専制型リーダーでいてはいけないのです。

専制型リーダーには、シャドーがあるとはいえ、新しいものを作れるのはこのタイプしかいないと思っています。もちろん、専制型が強くなれば弊害が大きくなります。

しかしながら、最初に専制型を目指しても、最初のリーダーシップは強くないので、そのシャドーも色濃くはでません。

そして、色濃く現れた時には、既にその事業は、順調に伸びているときなのです。




その時、リーダーは専制型から調整型に転換し、専制型リーダーを育てる側にまわる必要があります。


私は、今、これを認識しました。



今後、調整型リーダーとして、さらにスタッフを育てる側に回りたいと思っております。